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2008.01.12
充実のシーズンを締め括るか【トウケイニセイ記念】
1月14日(月)、水沢競馬場で行われる第9回トウケイニセイ記念。
様々な苦難があった今シーズンの岩手競馬だが、この日の開催をもって3月下旬までしばしの冬休みとなる。
2008年度の開催は4月以降無事に行われるようだが、一部地元紙の継続的な廃止誘導論調などもあり、取り巻く環境は今後も厳しい状況が続くものと予想される。それでも今シーズン開始当初は一体いつまで続けられるのか、といった悲観的な見方がされていたこともあり、少しずつではあるが状況は好転していると考えることも出来る。
変わらなければ生き残れない時代である。不断の改革こそが岩手競馬の存続につながる。関係者はこのことを肝に銘じて努力を続けていただきたいと思う。
トウケイニセイ記念は伝説の名馬トウケイニセイの功績を称え、2000年に創設された。デビューから41戦連続連対という大記録を打ち立てたが、慢性の脚部不安により全国規模の交流戦に打って出れなかったという事情があり、神秘的なイメージに包まれていた名馬。1995年のMCS南部杯で当時のダート最強馬ライブリマウントの後塵を拝し、デビュー以来の連続連対記録は途絶えることとなった。通算43戦39勝。現役時代に主戦だった岩手の名手・菅原勲は同じく自身のお手馬として後年フェブラリーSを制したメイセイオペラとの比較ではっきりと「トウケイニセイの方が強かった」と語っている。
テンショウボスはグランプリ桐花賞を圧勝して重賞4勝目。今シーズンは地元馬相手ならほぼ完璧な成績であり、名実共に現役岩手最強馬の座に上り詰めた。初重賞制覇となったのが昨年のこのレース。連覇で充実のシーズンを締め括るか。
ナイキアヘッドはダートでは若干力の見劣りがあることは否めない。JRA時代と異なり、幅広く距離をこなせるようになった印象だが、あくまでそれはターフでの話。ダートでは馬場が速くなっても苦戦だろう。
ボスアミーゴは前走、JRAの芝OP挑戦で12着。芝ではJRAのクラスに置き換えるなら1000万下程度の力と思われるので妥当な結果。芝向きであることは確かだが、ダートもこなせなくはない。馬場が速くなれば上位食い込みも。
タイキリオンは明けて9歳になったがまだまだ元気。JRA時代には芝のG2を制したほどのスピード能力があるため、ダートでも速い馬場になれば実力を発揮できるようだ。テンショウボスには一目置くとしても他馬に劣っている所はない。
ダンディキングは前走のエクセレントで鮮やかな逃げ切り勝ち。今度は一線級相手でどうかだが、昨年のこのレースは3着。距離が長かった前々走の桐花賞のようにはなるまい。
ニシノグレイシャは秋にJRAから転じて既に2勝を挙げた。さすがにテンショウボス相手では分が悪いが、他馬との対戦成績では特に劣ったところもなく、前走も勝って好調キープ。
マンジュデンコウベはJRA準OPから転厩してこれが3戦目。転入初戦でいきなり勝ったのはさすがJRA準OPのなせる力か。前走の桐花賞は2番人気6着と不甲斐なかったが、十分巻き返し可能。
コスモダークは南関から転入後も大崩れなく着順をまとめているが、突き抜ける脚がなく、高評価は出来ない。
オリエントボスは一昨年の栗駒賞以来、勝ち星からは見放されている。そこそこ上位には来ているのだが、そこから先が意外に遠い。
メタモルキングは昨年4月以降、今シーズンは全てのレースで馬券対象になるという安定感を見せている。ここがデビュー以来初の重賞挑戦となるが、上位争いは可能だ。
ダイワフォーチュンは前走一変の圧勝だったが、もともとJRAで準OPクラスにいた馬でスピード能力は高い。脚質的にムラが出てしまうのは致し方ないが、再度嵌るようなら。
サイレントグリーンのベストは盛岡芝2,400であり、芝でもこれ以外の距離は甘いし、ダートでは尚更苦戦傾向。ここも厳しいか。
様々な苦難があった今シーズンの岩手競馬だが、この日の開催をもって3月下旬までしばしの冬休みとなる。
2008年度の開催は4月以降無事に行われるようだが、一部地元紙の継続的な廃止誘導論調などもあり、取り巻く環境は今後も厳しい状況が続くものと予想される。それでも今シーズン開始当初は一体いつまで続けられるのか、といった悲観的な見方がされていたこともあり、少しずつではあるが状況は好転していると考えることも出来る。
変わらなければ生き残れない時代である。不断の改革こそが岩手競馬の存続につながる。関係者はこのことを肝に銘じて努力を続けていただきたいと思う。
トウケイニセイ記念は伝説の名馬トウケイニセイの功績を称え、2000年に創設された。デビューから41戦連続連対という大記録を打ち立てたが、慢性の脚部不安により全国規模の交流戦に打って出れなかったという事情があり、神秘的なイメージに包まれていた名馬。1995年のMCS南部杯で当時のダート最強馬ライブリマウントの後塵を拝し、デビュー以来の連続連対記録は途絶えることとなった。通算43戦39勝。現役時代に主戦だった岩手の名手・菅原勲は同じく自身のお手馬として後年フェブラリーSを制したメイセイオペラとの比較ではっきりと「トウケイニセイの方が強かった」と語っている。
テンショウボスはグランプリ桐花賞を圧勝して重賞4勝目。今シーズンは地元馬相手ならほぼ完璧な成績であり、名実共に現役岩手最強馬の座に上り詰めた。初重賞制覇となったのが昨年のこのレース。連覇で充実のシーズンを締め括るか。
ナイキアヘッドはダートでは若干力の見劣りがあることは否めない。JRA時代と異なり、幅広く距離をこなせるようになった印象だが、あくまでそれはターフでの話。ダートでは馬場が速くなっても苦戦だろう。
ボスアミーゴは前走、JRAの芝OP挑戦で12着。芝ではJRAのクラスに置き換えるなら1000万下程度の力と思われるので妥当な結果。芝向きであることは確かだが、ダートもこなせなくはない。馬場が速くなれば上位食い込みも。
タイキリオンは明けて9歳になったがまだまだ元気。JRA時代には芝のG2を制したほどのスピード能力があるため、ダートでも速い馬場になれば実力を発揮できるようだ。テンショウボスには一目置くとしても他馬に劣っている所はない。
ダンディキングは前走のエクセレントで鮮やかな逃げ切り勝ち。今度は一線級相手でどうかだが、昨年のこのレースは3着。距離が長かった前々走の桐花賞のようにはなるまい。
ニシノグレイシャは秋にJRAから転じて既に2勝を挙げた。さすがにテンショウボス相手では分が悪いが、他馬との対戦成績では特に劣ったところもなく、前走も勝って好調キープ。
マンジュデンコウベはJRA準OPから転厩してこれが3戦目。転入初戦でいきなり勝ったのはさすがJRA準OPのなせる力か。前走の桐花賞は2番人気6着と不甲斐なかったが、十分巻き返し可能。
コスモダークは南関から転入後も大崩れなく着順をまとめているが、突き抜ける脚がなく、高評価は出来ない。
オリエントボスは一昨年の栗駒賞以来、勝ち星からは見放されている。そこそこ上位には来ているのだが、そこから先が意外に遠い。
メタモルキングは昨年4月以降、今シーズンは全てのレースで馬券対象になるという安定感を見せている。ここがデビュー以来初の重賞挑戦となるが、上位争いは可能だ。
ダイワフォーチュンは前走一変の圧勝だったが、もともとJRAで準OPクラスにいた馬でスピード能力は高い。脚質的にムラが出てしまうのは致し方ないが、再度嵌るようなら。
サイレントグリーンのベストは盛岡芝2,400であり、芝でもこれ以外の距離は甘いし、ダートでは尚更苦戦傾向。ここも厳しいか。
2008.01.01
今年一番最初の金杯【金杯】
1月2日(水)、水沢競馬場で行われる第34回金杯。
「金杯」というレース名は多くの主催者がレース名として用いている。
中山金杯(中山)
京都金杯(京都)
金杯(水沢)
金盃(大井)
園田金盃(園田)
金杯(福山)
この他、現在は休止もしくは廃止されているものとして金杯(道営)、佐賀金盃、荒尾金盃(重賞ではなくなった)があるし、金杯ではなく「ゴールドカップ」という名称になるとさらにレース数は増えるだろう。今年から浦和で復活する重賞もまさに「ゴールドカップ」という名称だ。
数ある金杯の中でもこのレースは1年で一番最初に行われる「金杯」である。
サチノマオは7戦1勝だが、2着が4回もあり詰めの甘いタイプ。ただし、大崩れがないという捉え方も可能で、振り向けばそこにいるタイプか。軽視禁物。
リュウノラムタラは15戦3勝。道営ではなかなか勝てなかったが、岩手に来て2連勝。豊富なキャリアがようやく競走成績に結びつくようになったようだ。道営では結局1勝だけだったが、その1勝は昨日、大井で南関2歳牝馬チャンピオンの座に上り詰めたマダムルコントを破ったものだったりする。
シュロは7戦3勝。前走はトライアル寒菊賞を完勝。デビュー以来5着以下がない安定感も良く、ここは上位争い可能。
コンバットキックは6戦2勝。前走はJRA挑戦だったため度外視できるものの、距離が延びてからは終い一手の脚質で展開にかなり左右される。
テンショウベストは7戦1勝だが、馬券の対象にならなかったのは前走だけという相手なりの馬。南部駒賞3着の実績もあり、この馬も振り向けばそこにいるタイプか。
リュウノフリーダムは4戦2勝。前走の寒菊賞の内容を見る限り、ここでは厳しそうだ。
モエレハナオーは7戦4勝。道営から岩手に転じ2連勝中だが、時計面は平凡。時計を詰めることがVへの条件になる。
エイプリルボーイは5戦2勝。前々走の寒菊賞でシュロの2着があり、ここでも十分上位を目指せる存在。現状はハナを切らないとダメなようであり展開が鍵。
トーホウノゾミは11戦2勝。1勝目を挙げるまでに9戦を要した遅咲きだが、前々走では連勝で重賞(南部駒賞)を制している。前走はJpn1競走で大幅なマイナス体重。メンバーを考えればよくやっている方だろう。巻き返し可能。
ジェベルロバーツは7戦4勝。前走の南部駒賞までは世代トップホースとしての評価を不動のものとしていたが、1番人気でブービー11着と大きく期待を裏切った。陣営も敗因は分かりかねているようで巻き返しなるかどうか微妙。
ゴールデンクリークは8戦1勝。デビュー2戦目以降、負けても1秒差以内の競馬をしており、相手なりの印象。水沢コースも悪くない。
ミラクルジョンコは10戦1勝。牡馬との戦いでは少々脆さが目立ち強調材料に欠く。
「金杯」というレース名は多くの主催者がレース名として用いている。
中山金杯(中山)
京都金杯(京都)
金杯(水沢)
金盃(大井)
園田金盃(園田)
金杯(福山)
この他、現在は休止もしくは廃止されているものとして金杯(道営)、佐賀金盃、荒尾金盃(重賞ではなくなった)があるし、金杯ではなく「ゴールドカップ」という名称になるとさらにレース数は増えるだろう。今年から浦和で復活する重賞もまさに「ゴールドカップ」という名称だ。
数ある金杯の中でもこのレースは1年で一番最初に行われる「金杯」である。
サチノマオは7戦1勝だが、2着が4回もあり詰めの甘いタイプ。ただし、大崩れがないという捉え方も可能で、振り向けばそこにいるタイプか。軽視禁物。
リュウノラムタラは15戦3勝。道営ではなかなか勝てなかったが、岩手に来て2連勝。豊富なキャリアがようやく競走成績に結びつくようになったようだ。道営では結局1勝だけだったが、その1勝は昨日、大井で南関2歳牝馬チャンピオンの座に上り詰めたマダムルコントを破ったものだったりする。
シュロは7戦3勝。前走はトライアル寒菊賞を完勝。デビュー以来5着以下がない安定感も良く、ここは上位争い可能。
コンバットキックは6戦2勝。前走はJRA挑戦だったため度外視できるものの、距離が延びてからは終い一手の脚質で展開にかなり左右される。
テンショウベストは7戦1勝だが、馬券の対象にならなかったのは前走だけという相手なりの馬。南部駒賞3着の実績もあり、この馬も振り向けばそこにいるタイプか。
リュウノフリーダムは4戦2勝。前走の寒菊賞の内容を見る限り、ここでは厳しそうだ。
モエレハナオーは7戦4勝。道営から岩手に転じ2連勝中だが、時計面は平凡。時計を詰めることがVへの条件になる。
エイプリルボーイは5戦2勝。前々走の寒菊賞でシュロの2着があり、ここでも十分上位を目指せる存在。現状はハナを切らないとダメなようであり展開が鍵。
トーホウノゾミは11戦2勝。1勝目を挙げるまでに9戦を要した遅咲きだが、前々走では連勝で重賞(南部駒賞)を制している。前走はJpn1競走で大幅なマイナス体重。メンバーを考えればよくやっている方だろう。巻き返し可能。
ジェベルロバーツは7戦4勝。前走の南部駒賞までは世代トップホースとしての評価を不動のものとしていたが、1番人気でブービー11着と大きく期待を裏切った。陣営も敗因は分かりかねているようで巻き返しなるかどうか微妙。
ゴールデンクリークは8戦1勝。デビュー2戦目以降、負けても1秒差以内の競馬をしており、相手なりの印象。水沢コースも悪くない。
ミラクルジョンコは10戦1勝。牡馬との戦いでは少々脆さが目立ち強調材料に欠く。
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