【近走成績】
1997年
1着グリーンサンダー:プロキオンS(阪神ダ1,400)2着→アンタレスS(京都ダ1,800)9着
2着アドマイヤコール:アンタレスS(京都ダ1,800)7着→武蔵野S(東京ダ2,100)3着
3着アメージングレイス:名古屋大賞典(名古屋ダ1,900)2着→オグリキャップ記念(笠松ダ2,500)3着

1998年
1着コンメンダトーレ:関ヶ原S(中京芝2,000)12着→安芸S(阪神ダ1,400)1着
2着メイショウアムール:かしわ記念(船橋ダ1,600)5着→東海S(中京ダ1,700)2着
3着マルブツホープ:東海桜花賞(名古屋ダ1,900)4着→パールOP(名古屋ダ1,800)1着

1999年
1着スノーエンデバー:かしわ記念(船橋ダ1,600)5着→帝王賞(大井ダ2,000)6着
2着ハカタビッグワン:かきつばた記念(名古屋ダ1,400)3着→東海クラウン(笠松ダ1,800)1着
3着メイショウモトナリ:かしわ記念(船橋ダ1,600)7着→東海S(中京ダ1,700)3着

2001年
1着ミツアキサイレンス:中日新聞杯(中京芝2,000)3着→東海GC(笠松ダ2,500)1着
2着ハギノハイグレイド:雅S(京都ダ1,800)2着→平安S(京都ダ1,800)2着
3着トーホウダイオー:元町S(阪神ダ1,800)1着→平安S(京都ダ1,800)3着

2002年
1着ミツアキサイレンス:JCD(東京ダ2,100)12着→名古屋GP(名古屋ダ2,500)1着
2着マンボツイスト:ベテルギウスS(阪神ダ1,800)3着→平安S(京都ダ1,800)3着
3着イエロードリーム:浦和記念(浦和ダ2,000)5着→川崎記念(川崎ダ2,100)9着

2003年
1着エアピエール:師走S(中山ダ1,800)6着→平安S(京都ダ1,800)9着
2着クーリンガー:名古屋GP(名古屋ダ2,500)12着→平安S(京都ダ1,800)2着
3着ミツアキサイレンス:白山大賞典(金沢ダ2,100)2着→名古屋GP(名古屋ダ2,500)3着

2004年
1着クーリンガー:エニフS(京都ダ1,800)4着→平安S(京都ダ1,800)2着
2着オペラキッス:中島記念(佐賀ダ2,000)1着→A2平場(佐賀ダ1,400)2着
3着ミツアキサイレンス:白山大賞典(金沢ダ2,100)7着→名古屋GP(名古屋ダ2,500)10着

2005年
1着マルブツトップ:フェアウェルS(中山ダ1,800)1着→平安S(京都ダ1,800)13着
2着クーリンガー:東京大賞典(大井ダ2,000)3着→平安S(京都ダ1,800)5着
3着ブラックコンドル:春待月S(中京ダ2,300)1着→平安S(京都ダ1,800)2着

2006年
1着マイネルボウノット:春待月S(中京ダ2,300)1着→平安S(京都ダ1,800)8着
2着ドンクール:武蔵野S(東京ダ1,600)10着→平安S(京都ダ1,800)13着
3着オンユアマーク:中島記念(佐賀ダ2,000)8着→由布岳特別(佐賀ダ2,000)1着

2007年
1着サイレントディール:名古屋GP(名古屋ダ2,500)6着→日経新春杯(京都芝2,400)11着
2着クーリンガー:東京大賞典(大井ダ2,000)2着→平安S(京都ダ1,800)11着
3着キングスゾーン:名古屋GP(名古屋ダ2,500)10着→報知AC(川崎ダ2,100)5着

2月に施行時期が移った2001年以降、3着以内好走馬のうち最低1頭は平安Sをステップにしてきた馬であり、平安Sの敗者復活戦の趣が色濃い。今年はマコトスパルビエロ(3着)だけが平安Sをステップにしてきた馬。

【リピータ】
複数年に亘って馬券の対象になった馬は次のとおり。

グリーンサンダー:1996年2着(※)、1997年1着
ミツアキサイレンス:2001年1着、2002年1着、2003年3着、2004年3着
クーリンガー:2003年2着、2004年1着、2005年2着、2007年2着

(※)当時のレース名は開設記念。まだダートGではなかったが、JRAとの交流競走だった。

今年は昨年の1着サイレントディールと2着クーリンガーがともに出走予定。クーリンガーは休養中で不出走だった2006年を除き、佐賀記念出走機会4戦4連対であり、“ミスター佐賀記念”ぶりを見せ付けている。今年はどうか。
※データはダートグレード制が施行された1997年以降。なお、1999年までは初夏(6、7月)の開催、2000年は施行されず、2001年から2月の開催となっている。

【所属】
1997年栗東→栗東→笠松
1998年栗東→栗東→愛知
1999年栗東→笠松→栗東
2001年笠松→栗東→栗東
2002年笠松→栗東→新潟
2003年美浦→栗東→笠松
2004年栗東→佐賀笠松
2005年栗東→栗東→栗東
2006年美浦→栗東→佐賀
2007年栗東→栗東→愛知

ダートグレード制施行以後、JRA8勝、地方2勝だが、JRA勢がワンツースリーを決めた2005年以外は地方所属馬が必ず1頭は馬券に絡むのが大きな傾向。2月開催になってからは川崎記念とフェブラリーSに挟まれ、なおかつJRAで平安S、根岸SといったフェブラリーSのプレップがあるため、有力馬が分散しやすく、JRAのビッグネームの参戦が少ないことがその理由か。ミツアキサイレンスが4年連続で馬券になっていることもあるが、特に東海公営勢が毎年のように上位を賑わす。地元佐賀勢は2004年2着のオペラキッスが今のところベストリザルト。

【ダートG実績】
1997年
1着グリーンサンダー(0-1-0-1)
2着アドマイヤコール(0-0-1-1)
3着アメージングレイス(0-0-1-0)

1998年
1着コンメンダトーレ(0-0-0-0)
2着メイショウアムール(0-2-0-7)
3着マルブツホープ(0-0-0-1)

1999年
1着スノーエンデバー(1-0-0-2):群馬記念
2着ハカタビッグワン(0-0-1-2)
3着メイショウモトナリ(4-2-2-8):スーパーダートダービー

2001年
1着ミツアキサイレンス(1-2-0-2):兵庫チャンピオンシップ
2着ハギノハイグレイド(0-1-0-0)
3着トーホウダイオー(0-0-1-0)

2002年
1着ミツアキサイレンス(3-4-0-4):名古屋GPなど
2着マンボツイスト(2-1-1-1):平安Sなど
3着イエロードリーム(0-0-0-4)

2003年
1着エアピエール(0-0-1-4)
2着クーリンガー(1-1-1-2):サラブレッドチャレンジC
3着ミツアキサイレンス(4-6-1-6):名古屋GPなど

2004年
1着クーリンガー(1-3-2-5):サラブレッドチャレンジC
2着オペラキッス(0-0-0-0)
3着ミツアキサイレンス(4-6-2-11):名古屋GPなど

2005年
1着マルブツトップ(0-0-0-2)
2着クーリンガー(3-4-3-9):佐賀記念など
3着ブラックコンドル(0-1-0-0)

2006年
1着マイネルボウノット(0-0-0-1)
2着ドンクール(1-0-2-4):兵庫チャンピオンシップ
3着オンユアマーク(0-0-0-8)

2007年
1着サイレントディール(1-1-1-9):武蔵野S
2着クーリンガー(6-6-3-17):佐賀記念など
3着キングスゾーン(0-1-0-2)

ここがダートG初挑戦だったのは1998年1着のコンメンダトーレ、2004年2着のオペラキッスのみ。両馬とも前走は連対を確保しており好調だった。1999年以降、最低1頭は既にダートGを制覇している馬が連対を果たしている。今年の出走予定馬中、ダートG制覇の経験があるのはクーリンガー(サラブレッドCC、名古屋大賞典2回、佐賀記念、マーチS、マーキュリーC)、サイレントディール(武蔵野S、佐賀記念)、キクノアロー(ダイオライト記念)、ミツアキタービン(ダイオライト記念、オグリキャップ記念)。例年の傾向なら、これらの馬の中から最低1頭の連対馬が出るはず。

【人気薄好走馬】
単勝6番人気以下の人気薄3着以内好走馬は次のとおり。

1998年3着マルブツホープ(7番人気):前走地元戦勝利
2002年3着イエロードリーム(11番人気):前々走ダートG掲示板
2004年3着ミツアキサイレンス(7番人気):過去佐賀記念2勝3着1回
2005年3着キングスゾーン(6番人気):3走前ダートG連対

連対馬は単勝5番人気以内の馬から出る堅い傾向。人気薄での3着以内好走馬は全て地方所属馬である。

今年は地方勢もなかなかのメンバーが揃いそうだが、JRA勢が上位人気は独占であろう。したがって、地方勢の中で上記の人気薄好走パターンに嵌りそうな馬をピックアップしてみる。

人気薄好走パターンを場合分けすると、
1.前走地元戦を勝っているダートG経験の浅い馬
2.近走でダートG好走(5着以内)歴あり
3.過去に佐賀記念で好走実績あり

1.に該当しそうな馬は地元九州勢のエランセワンパクメロナリタキセキボーイだが、ナリタキセキボーイは昨夏のJpn3北海道SCで14頭立て13着。ここではどうか。エランセはダートG初挑戦だが、JRA在籍時は500万下入着程度の実績。荒尾の水は合った印象だが。ワンパクメロは9連勝中で地元では底を見せていないが、相手がまるで違うだけに勢いだけで突破とは言えず。

2.に該当しそうなのはチャンストウライか。過去ダートG(0-0-1-2)で全て掲示板を確保している。地元でも圧勝はしないが、気がつけば勝っているという並んで強い馬。前走はフィールドルージュに0.5秒差なら、今回のJRA勢なら互角以上とも言える。

3.に該当しそうなのはサイレントディールとクーリンガーだが、どちらもJRA所属ということでそこそこ上位人気になるだろう。
2月11日(月)、佐賀競馬場で行われる第35回佐賀記念(Jpn3)

ダートグレード制が施行された1997年以降、JRA8勝、地方2勝(2000年は施行時期変更に伴い施行されず)。地方勢の2勝はいずれも笠松の怪物・ミツアキサイレンスが挙げたものである(2001、2002年連覇)。JRAとの交流競走になった1995年以降、地元佐賀勢が優勝したのは1996年のリンデンニシキのみ。

今年は地方勢も強力メンバーが揃い、なかなか白熱した戦いになりそう。

【JRA所属馬】
クーリンガー(栗東)は昨年のこのレース2着。先行力があるため、地方の馬場では大崩れすることはないが、ここ3走の内容がイマイチ。すんなり先行が好走の条件だが、たまにゲート難を見せることも。

サイレントディール(栗東)は昨年のこのレース覇者。芝2桁着順から佐賀記念に駒を進める臨戦過程は昨年と一緒だが、昨年よりも着順が崩れ気味。今年はどこまで。

キクノアロー(栗東)は昨夏以来の競馬。昨年の今頃は出来が良く、重賞初挑戦だったJpn2ダイオライト記念を楽勝した。状態が戻っていれば当然好勝負だが。

マコトスパルビエロ(栗東)は平安Sでしぶとい競馬を見せて3着。豊かな先行力はかえって地方の馬場向きとも思える。現在の勢いなら重賞初制覇のシーンも十分。

【他地区所属馬】
テンショウボス(岩手)は5連勝中。ここ3走は重賞3連勝中であり、名実共に岩手最強馬の座を欲しいままにしている。相手は格段に上がるが、既に交流Gでの掲示板実績もあり、好勝負可能。

ミツアキタービン(笠松)は川崎の報知オールスターC5着。さすがにダートGを連勝した当時の能力を求めることは出来ず、緩やかに衰えが見られる。昔の実績により斤量面も不利。

チャンストウライ(兵庫)はJpn2名古屋GPでフィールドルージュの3着。昨夏、帝王賞4着など地方所属馬では全国トップクラスの実力を示している。同馬の最大のセールスポイントを生かすために、直線で混戦になるのが望ましいが。

スペシャリスト(高知)は前々走の高知県知事賞で待望の重賞初制覇。前走はトサローランに返り討ちにされたが、高知最強馬の1頭であることは疑いようのないところ。佐賀コースは昨年のJpn3サマーチャンピオンで経験済。

【九州地区所属馬】
エランセ(荒尾)は前々走の肥後の国GPで重賞初制覇。荒尾転厩後は安定感のある走りを見せているが、もともとはJRA500万下で掲示板くらいが定位置だった馬。交流Gでどこまで。

ワンパクメロ(佐賀)は9連勝中。前走のグランプリ中島記念も他馬を子供扱いにする強さで、現役佐賀最強馬の座を不動のものにしたと言える。ここは相手が格段に上がるが、勢いならナンバーワン。地元勢ならこの馬。

ザオリンポスマン(佐賀)はここ4走が勝ち切れない競馬。もともと2,000以上で少し甘くなる馬であり、昨年のこのレースは11番人気9着だった。

ナリタキセキボーイ(佐賀)はJRA準OPで頭打ちになり、道営を経て前走から佐賀所属に。前走は展開が嵌った感もあり、本質的に2,000の距離は微妙。