2月17日(日)、高知競馬場で行われる第5回黒潮スプリンターズC

2001年以来、実に久しぶりに開催される重賞競走。これは例年3月に行われていたJpn3黒船賞の開催を今年は、諸事情(主に高知の経営状態)により、中止したことに伴うものである。

交流戦である黒船賞では、正直、土俵に上がれる馬が5頭くらいであり、馬券的妙味はないことが多かったが、地元馬だけのこのレースなら波乱の目も十分に考えられ、馬券の面白さは逆に増したとも言えるだろう。

ポートカンパーニュはJRA未勝利のまま高知に転入。転入4戦目の前走で、彼女のキャリア中初めての勝利を挙げた。前々走は大きく崩れたが、距離が多少長かったと考えれば情状酌量の余地アリ。枠順も良く。

バッドフォーチュンは南関B級から高知に転入。高知転入後は先手を取れれば好走、後手を踏むとどこにもいないというレースぶり。ここもとにかく前へ。

ノボエンペラーは疾病のため出走取消。

サンエムウルフは一昨年の高知県知事賞の覇者。前走はJpn1川崎記念に果敢に挑戦。結果、後方を付いて回っただけのレースだったが、ここは相手が格段に落ちるのでこれまでの実績を考えれば好勝負可能。ただ、距離は少し短い。

ゲイリーファングは一昨年の黒船賞で5着入着の実績(勝者はブルーコンコルド)がある。前走は大きく崩れたが、短距離戦では存在感のある走りが出来る馬。先行が好走の条件。

ストロングボスは昨年の二十四万石賞の覇者。近走も大崩れはせず、前へ行くと年齢を感じさせないしぶとさがある。前に行きたい。

トサローランは昨夏の建依別賞、昨秋の珊瑚冠賞を制している重賞ウイナー。距離の長い高知県知事賞では5着と敗退したが、前走はすかさず巻き返している。能力上位。

マリスブラッシュは高知競馬ではオープンの安定勢力として知られ、重賞では距離の長短を問わず確実に上位に顔を出す馬。距離面もこれくらいの距離が実はベスト。好勝負可能。

マルタカシャインは高知転入後未勝利。掲示板を確保することが多く、相手なりの馬だが、これまでの成績からは重賞で勝ち切るまでのシーンを想像するのは困難か。

コスモジャイブはJRA1000万下から南関を経て、昨秋高知へ転入。高知転入後は2勝を挙げたが、先手を取れないと脆さがある。同型揃って。

キセキテーストは前走最低人気1着。3複、3単ともに的中者ゼロという凄まじさだった。前がつぶれるのが好走への最低条件。

ホウヨウゴンタは安定して好走することが多い馬だが、勝ち星自体には昨夏以来見放されている。ローテーションも他馬に比べて厳しく。