3月30日(日)、中京競馬場で行われる第38回高松宮記念(G1)

前年秋のスプリンターズS馬(アストンマーチャン)不在で混戦ムードが漂うが、前年覇者のスズカフェニックスは今年も出走。前走、プレップ阪急杯を2着とまとめ好調キープ。2,000で行われていた時代にはハイセイコー、トウショウボーイ、オグリキャップら珠玉の名馬の名前が勝ち馬として記録されているが、不思議と連覇の記録はない。


スズカフェニックスは昨年のこのレース覇者。近走も休養明けだった昨秋のスプリンターズS以外は手堅くまとめており、自慢の末脚に陰りはない。主戦がドバイ遠征のため、福島騎乗が鍵。最内枠をうまく捌ければ。

プレミアムボックスはここ2走の内容が良く、前走で初重賞制覇。サンアディユ(合掌)のアクシデントもあったものの、それなりの評価は必要。めっきり力をつけた吉田隼人の初G1制覇なるか。

ブラックバースピンはオーシャンS11着も着差はわずか。純然たるスピード勝負になると時計面の限界がありそうだが、同コースのCBC賞での鮮やかな内捲りは記憶に新しい。馬場が渋って。

ファイングレインはスプリント戦に転じたここ2戦の内容が秀逸。エンジンのかかりが遅く、小回り中京がどう出るかだが、勢いはある。

マルカフェニックスは初重賞挑戦だった前走の阪急杯でお行儀悪く降着となってしまったが、内容はまずまず。自身のキャリアの全ての勝利を1,200であげている生粋のスプリンターで1,200への短縮はプラス。

キョウワロアリングは前走12着も着差はわずか。中京1,200は3戦して連対を外したことがなく、コース適性は抜群。

スーパーホーネットは昨秋好調で遂にG1で連対するまでの存在となった。ここは休養明けで厳しいが、最近のこのレースのトレンドは「1,200が初めてだった馬の好走」ではある。

リミットレスビッドはフェブラリーS5着。地方が主戦場のため、中央出走時は激しく人気がないが、もともとが堅実な馬で能力面はそれほど減退を感じない。久しぶりの芝のレースでどうかだが、内田博幸騎乗は魅力。

フサイチリシャールのベストは1,400。その1,400で力を出し切れなかった前走からもまだ本調子にはなさそう。京王杯あたりの穴で。

キンシャサノキセキはなかなか突き抜ける脚がない人気先行型。前走で差す競馬を試みた上積みがあれば。

ペールギュントは昨年のこのレースを13番人気で2着。当時は中距離ばかり使われていたため、まるで人気がなかったが初の1,200戦で馬がリフレッシュされたような感じだった。近走不調で取扱い微妙だが、コース相性は良く、巻き返せるかどうか。

プリサイスマシーンは中山記念8着。久しぶりの中距離戦だったが、内容はまずまず。昨年は2番人気に支持されるも、勝負所で武豊の巧妙な“割り込み”にブレーキがかかってしまい3着。年齢面での衰えはさほどなく、展開次第ではいつでも上位に食い込んでもおかしくない存在。

マイネルシーガルは昨年の阪神C以来の休養明け。休み明けは走る血統なので問題はなさそう。初の1,200でスピード能力がうまく生かせれば。

ナカヤマパラダイスはオーシャンS3着。叩かれて徐々に調子を上げてきたようだが、G1で勝ち負けできるスケール感に乏しい。中京1,200での好走歴があり、コース適性は高いが。

トーセンザオーは中京1,200でOP勝ち含む3勝を挙げているコース巧者。近走は芝・ダート問わずに堅実で好調さを生かせれば。

ローレルゲレイロは一時の不振を払拭するここ2走の内容。もともとが堅実な馬で好調期に入ると容易に崩れない印象がある。逃げ馬不振のG1だが、親仔2代制覇なるか。

エムオーウイナーは前走ハナを切って久しぶりにしぶとさを発揮した。スムーズに先行できれば再度。

タマモホットプレイのベストは京都芝1,200。近走は後方から差を詰めてくるだけの競馬で内容に乏しい。単勝人気よりは上の着順だろうが、馬券圏内には届かないだろう。