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2008.04.30
第20回かしわ記念(Jpn1)データ集(2)
【ダートグレード実績】
1997年
1着バトルライン(1-0-0-0)プロキオンS
2着キクノウイン(0-0-0-0)
3着コンサートボーイ(0-0-0-0)
1998年
1着アブクマポーロ(3-1-1-0)川崎記念など
2着パーソナリティワン(0-0-0-4)
3着タイキシャーロック(1-2-0-1)南部杯
1999年
1着サプライズパワー(0-0-0-3)
2着オースミジェット(3-2-1-3)平安Sなど
3着タイキシャーロック(3-3-2-1)南部杯など
2000年
1着ビーマイナカヤマ(4-3-4-7)ガーネットSなど
2着レディブライティア(0-0-0-1)
3着ロイヤルスズカ(0-0-0-0)
2001年
1着タマモストロング(3-1-1-5)白山大賞典など
2着ノボトゥルー(2-0-0-0)フェブラリーSなど
3着ゴールドティアラ(5-1-1-4)南部杯など
2002年
1着トーシンブリザード(2-1-1-1)JDDなど
2着インテリパワー(3-3-3-6)川崎記念など
3着ノボトゥルー(2-2-2-5)フェブラリーSなど
2003年
1着スターリングローズ(4-1-1-4)JBCスプリントなど
2着ラヴァリーフリッグ(1-0-1-5)マリーンC
3着ノボトゥルー(4-4-3-10)フェブラリーSなど
2004年
1着ナイキアディライト(0-0-1-1)
2着トーシンブリザード(3-1-2-6)JDDなど
3着ノボトゥルー(5-7-5-14)フェブラリーSなど
2005年
1着ストロングブラッド(1-3-2-4)さくらんぼ記念
2着タイムパラドックス(6-2-2-5)JCDなど
3着ナイキアディライト(2-1-1-3)かしわ記念など
2006年
1着アジュディミツオー(3-2-1-4)東京大賞典など
2着ブルーコンコルド(4-1-0-6)JBCスプリントなど
3着サカラート(3-0-1-7)東海Sなど
2007年
1着ブルーコンコルド(7-2-1-7)東京大賞典など
2着アジュディミツオー(4-3-1-6)東京大賞典など
3着ディープサマー(0-0-0-0)
ダートグレード制施行は1997年4月からなので1997年の3着以内馬はダートグレード競走のキャリアが少なめに出ているのはご容赦。1着バトルラインはその年のフェブラリーS3着馬、キクノウインは前年のさきたま杯2着、コンサートボーイは前年の東京大賞典2着。各馬とも現在、ダートグレードと呼ばれてる中央・地方交流競走でそれなりの実績を示していた。
G2になったのは2002年から。それ以降、ダートグレードの優勝経験がなく、このレースを勝ったのは2004年のナイキアディライトのみ。彼は南関東3冠を1着→1着→3着(JDD)という地元を代表する実力馬。それなりの能力の裏付けプラス地の利があればJRA勢相手でも互角に戦えるということ。
2002年以降は、ダートグレード1勝以上が必須で、なおかつ既にダートグレードのG1を制していることが望ましい。例外(=G1ホースでなかった)は次の馬たち。
2003年2着ラヴァリーフリッグ
前走、同コースで行われるマリーンC勝ち。
2005年1着ストロングブラッド
インを突いた内田博幸絶妙の騎乗もあったが、前年の日本テレビ盃3着と船橋コースへの適性を見せていた。
2005年3着ナイキアディライト
前年、すなわちG2時代最後のこのレース覇者。
2006年3着サカラート
前年の日本テレビ盃優勝。船橋適性は言うまでもなし。
2007年3着ディープサマー
地方転厩初戦。JRA所属末期は尻すぼみ気味だったが、中間、川島厩舎渾身の立て直しがあったか。ダートグレード自体に挑戦するのが初めてという新鮮味もあった。
アジュディミツオー回避により、出走予定のダートグレードG1ホースはブルーコンコルドとボンネビルレコード、フジノウェーブ。前年も好走している前2者はプラス評価が必要。
南関勢はフリオーソ、アジュディミツオーの回避で正直寂しくなった。船橋で行われるダートグレードで好走歴のあるのはナイキアディライトのみ。近走陰りが見られるだけに信頼は置けないが。
【リピータ】
複数年に亘って好走しているのは次の馬たち。
タイキシャーロック:1998年3着、1999年3着
ノボトゥルー:2001年2着、2002〜2004年3着
トーシンブリザード:2002年1着、2004年2着
ナイキアディライト:2004年1着、2005年3着
アジュディミツオー:2006年1着、2006年2着
ブルーコンコルド:2006年2着、2007年1着
レース創設以来、2年連続連対はあるが、連覇はない。ブルーコンコルドは果たして。
1997年
1着バトルライン(1-0-0-0)プロキオンS
2着キクノウイン(0-0-0-0)
3着コンサートボーイ(0-0-0-0)
1998年
1着アブクマポーロ(3-1-1-0)川崎記念など
2着パーソナリティワン(0-0-0-4)
3着タイキシャーロック(1-2-0-1)南部杯
1999年
1着サプライズパワー(0-0-0-3)
2着オースミジェット(3-2-1-3)平安Sなど
3着タイキシャーロック(3-3-2-1)南部杯など
2000年
1着ビーマイナカヤマ(4-3-4-7)ガーネットSなど
2着レディブライティア(0-0-0-1)
3着ロイヤルスズカ(0-0-0-0)
2001年
1着タマモストロング(3-1-1-5)白山大賞典など
2着ノボトゥルー(2-0-0-0)フェブラリーSなど
3着ゴールドティアラ(5-1-1-4)南部杯など
2002年
1着トーシンブリザード(2-1-1-1)JDDなど
2着インテリパワー(3-3-3-6)川崎記念など
3着ノボトゥルー(2-2-2-5)フェブラリーSなど
2003年
1着スターリングローズ(4-1-1-4)JBCスプリントなど
2着ラヴァリーフリッグ(1-0-1-5)マリーンC
3着ノボトゥルー(4-4-3-10)フェブラリーSなど
2004年
1着ナイキアディライト(0-0-1-1)
2着トーシンブリザード(3-1-2-6)JDDなど
3着ノボトゥルー(5-7-5-14)フェブラリーSなど
2005年
1着ストロングブラッド(1-3-2-4)さくらんぼ記念
2着タイムパラドックス(6-2-2-5)JCDなど
3着ナイキアディライト(2-1-1-3)かしわ記念など
2006年
1着アジュディミツオー(3-2-1-4)東京大賞典など
2着ブルーコンコルド(4-1-0-6)JBCスプリントなど
3着サカラート(3-0-1-7)東海Sなど
2007年
1着ブルーコンコルド(7-2-1-7)東京大賞典など
2着アジュディミツオー(4-3-1-6)東京大賞典など
3着ディープサマー(0-0-0-0)
ダートグレード制施行は1997年4月からなので1997年の3着以内馬はダートグレード競走のキャリアが少なめに出ているのはご容赦。1着バトルラインはその年のフェブラリーS3着馬、キクノウインは前年のさきたま杯2着、コンサートボーイは前年の東京大賞典2着。各馬とも現在、ダートグレードと呼ばれてる中央・地方交流競走でそれなりの実績を示していた。
G2になったのは2002年から。それ以降、ダートグレードの優勝経験がなく、このレースを勝ったのは2004年のナイキアディライトのみ。彼は南関東3冠を1着→1着→3着(JDD)という地元を代表する実力馬。それなりの能力の裏付けプラス地の利があればJRA勢相手でも互角に戦えるということ。
2002年以降は、ダートグレード1勝以上が必須で、なおかつ既にダートグレードのG1を制していることが望ましい。例外(=G1ホースでなかった)は次の馬たち。
2003年2着ラヴァリーフリッグ
前走、同コースで行われるマリーンC勝ち。
2005年1着ストロングブラッド
インを突いた内田博幸絶妙の騎乗もあったが、前年の日本テレビ盃3着と船橋コースへの適性を見せていた。
2005年3着ナイキアディライト
前年、すなわちG2時代最後のこのレース覇者。
2006年3着サカラート
前年の日本テレビ盃優勝。船橋適性は言うまでもなし。
2007年3着ディープサマー
地方転厩初戦。JRA所属末期は尻すぼみ気味だったが、中間、川島厩舎渾身の立て直しがあったか。ダートグレード自体に挑戦するのが初めてという新鮮味もあった。
アジュディミツオー回避により、出走予定のダートグレードG1ホースはブルーコンコルドとボンネビルレコード、フジノウェーブ。前年も好走している前2者はプラス評価が必要。
南関勢はフリオーソ、アジュディミツオーの回避で正直寂しくなった。船橋で行われるダートグレードで好走歴のあるのはナイキアディライトのみ。近走陰りが見られるだけに信頼は置けないが。
【リピータ】
複数年に亘って好走しているのは次の馬たち。
タイキシャーロック:1998年3着、1999年3着
ノボトゥルー:2001年2着、2002〜2004年3着
トーシンブリザード:2002年1着、2004年2着
ナイキアディライト:2004年1着、2005年3着
アジュディミツオー:2006年1着、2006年2着
ブルーコンコルド:2006年2着、2007年1着
レース創設以来、2年連続連対はあるが、連覇はない。ブルーコンコルドは果たして。
2008.04.29
第20回かしわ記念(Jpn1)データ集(1)
※ダートグレード制施行以後の1997年からが対象。G1昇格は2005年から。
【所属】
1997年栗東→船橋→大井
1998年船橋→美浦→美浦
1999年船橋→栗東→美浦
2000年美浦→船橋→栗東
2001年栗東→栗東→栗東
2002年船橋→船橋→栗東
2003年栗東→船橋→栗東
2004年船橋→船橋→栗東
2005年美浦→栗東→船橋
2006年船橋→栗東→栗東
2007年栗東→船橋→船橋
過去11年、JRA6勝、地方5勝。G3時代から好メンバーが揃うことで知られるレースで他地区は出番なし。ほぼJRAと船橋の争い。
【近走成績】
1997年
1着バトルライン:フェブラリーS(東京ダ16)3着→プロキオンS(阪神ダ14)1着
2着キクノウィン:TV埼玉杯(浦和ダ19)2着→TV埼玉杯(浦和ダ19)2着
3着コンサートボーイ:金盃(大井ダ20)3着→マイルGP(大井ダ16)1着
1998年
1着アブクマポーロ:ダイオライト記念(船橋ダ24)1着→マイルGP(大井ダ16)1着
2着パーソナリティワン:オアシスS(東京ダ16)3着→群馬記念(高崎ダ15)9着
3着タイキシャーロック:浦和記念(浦和ダ20)2着→フェブラリーS(東京ダ16)5着
1999年
1着サプライズパワー:報知GC(船橋ダ18)3着→船橋記念(船橋ダ18)1着
2着オースミジェット:プロキオンS(阪神ダ14)2着→アンタレスS(京都ダ18)1着
3着タイキシャーロック:浦和記念(浦和ダ20)1着→フェブラリーS(東京ダ16)3着
2000年
1着ビーマイナカヤマ:黒船賞(高知ダ14)1着→群馬記念(高崎ダ15)1着
2着レディブライティア:マリーンC(船橋ダ16)8着→船橋記念(船橋ダ18)6着
3着ロイヤルスズカ:マイラーズC(阪神芝16)17着→オアシスS(東京ダ16)11着
2001年
1着タマモストロング:アンタレスS(京都ダ18)5着→群馬記念(高崎ダ15)3着
2着ノボトゥルー:フェブラリーS(東京ダ16)1着→ゴドルフィンマイル(ナドアルシバダ16)9着
3着ゴールドティアラ:高松宮記念(中京芝12)12着→京王杯SC(東京芝14)7着
2002年
1着トーシンブリザード:フェブラリーS(東京ダ16)2着→ダイオライト記念(船橋ダ24)5着
2着インテリパワー:金盃(大井ダ20)1着→ダイオライト記念(船橋ダ24)1着
3着ノボトゥルー:フェブラリーS(東京ダ16)3着→黒船賞(高知ダ14)7着
2003年
1着スターリングローズ:JBCスプリント(盛岡ダ12)1着→かきつばた記念(名古屋ダ14)2着
2着ラヴァリーフリッグ:フロンティアS盃(大井ダ11.9)2着→マリーンC(船橋ダ16)1着
3着ノボトゥルー:黒船賞(高知ダ14)2着→群馬記念(高崎ダ15)4着
2004年
1着ナイキアディライト:報知GC(船橋ダ18)3着→TV埼玉杯(浦和ダ19)3着
2着トーシンブリザード:マイルGP(大井ダ16)2着→群馬記念(高崎ダ15)6着
3着ノボトゥルー:黒船賞(高知ダ14)2着→かきつばた記念(名古屋ダ14)2着
2005年
1着ストロングブラッド:フェブラリーS(東京ダ16)7着→名古屋大賞典(名古屋ダ19)3着
2着タイムパラドックス:フェブラリーS(東京ダ16)4着→ダイオライト記念(船橋ダ24)2着
3着ナイキアディライト:JCD(東京ダ21)14着→マイルGP(大井ダ16)1着
2006年
1着アジュディミツオー:フェブラリーS(東京ダ16)7着→マイルGP(大井ダ16)1着
2着ブルーコンコルド:フェブラリーS(東京ダ16)4着→黒船賞(高知ダ14)1着
3着サカラート:フェブラリーS(東京ダ16)6着→アンタレスS(京都ダ18)3着
2007年
1着ブルーコンコルド:フェブラリーS(東京ダ16)2着→名古屋大賞典(名古屋ダ19)3着
2着アジュディミツオー:川崎記念(川崎ダ21)2着→フェブラリーS(東京ダ16)14着
3着ディープサマー:北九州短距離S(小倉芝12)5着→佐世保S(小倉芝12)4着
前走がダートグレード競走以外だった馬で3着以内となった馬は次のとおり。
1997年2着キクノウィン:TV埼玉杯2着
1997年3着コンサートボーイ:マイルGP1着
1998年1着アブクマポーロ:マイルGP1着
1999年1着サプライズパワー:船橋記念1着
2000年2着レディブライティア:船橋記念6着
2000年3着ロイヤルスズカ:オアシスS11着
2001年2着ノボトゥルー:ゴドルフィンマイル9着
2001年3着ゴールドティアラ:京王杯SC7着
2004年1着ナイキアディライト:TV埼玉杯3着
2005年3着ナイキアディライト:マイルGP1着
2006年1着アジュディミツオー:マイルGP1着
2007年3着ディープサマー:佐世保S4着
南関所属馬ならマイルGPで勝っていることが好走の条件。JRA所属馬は傾向がつかみづらいが、ロイヤルスズカはこのかしわ記念が生涯でダートが2戦目と変わり身が望めたこと、ゴールドティアラは同じ左回りのMCS南部杯をこのレース以前に制していたG1ホースだった。昨年、JRAからの転厩初戦でボンネビルレコード、サンライズバッカスを破って3着入線を果たしたディープサマーは例外中の例外。
同じ左回りのフェブラリーSを前走もしくは前々走に使っていた馬が好走するケースが目立つが、フェブラリーから直行というケースは昨年のサンライズバッカス(5着)のようにあまり良くなく2着まで。間隔が微妙に空くので、間に1レース挟んだ方が良い結果が出ている。
出走馬レベルはG1昇格で高くなっているためか、近年は連対の最低条件がダートグレードで1勝以上と言ってもいいだろう。
【人気薄好走馬】
単勝6番人気以下の3着以内好走馬は次のとおり。
2000年3着ロイヤルスズカ(6番人気、複勝270円)
2001年1着タマモストロング(6番人気、単勝2,180円、複勝360円)
2003年2着ラヴァリーフリッグ(8番人気、複勝450円)
2004年2着トーシンブリザード(6番人気、複勝380円)
2007年3着ディープサマー(7番人気、複勝540円)
ロイヤルスズカは前走OP特別・オアシスS11着。芝ではスワンS、ダービー卿CTを制していた重賞ウイナーだったが、ダートは前走が初めてだった。
タマモストロングは既にダートグレードを3勝していた実力馬だったが、近走が掲示板を確保するものの馬券の対象にはなっておらず、鞍上の小池隆生の地味さも相俟ってこの年出走したJRA所属馬の中で最も人気がなかった。
ラヴァリーフリッグは前走で同条件のマリーンCを制する等、南関の枠を超えた活躍を見せていた実力馬だったが、牝馬だったこともあり牡馬相手では苦しいと評価されたのか意外に人気がなかった。
トーシンブリザードは2001年の南関東4冠馬で2002年のフェブラリーSではアグネスデジタルに迫る2着を記録した高性能馬だが、度重なる休養でかつての輝きが失われていたのがこの時期。前走もダートグレードで掲示板を外しており、当日は6番人気まで人気を落としていた。実は前々年のこのレース覇者だったのだが。
ディープサマーはこのレースがJRAからの転厩初戦。血統的にダートをこなす余地は十分だったが、JRA所属時代は芝のスプリント戦を中心に使われ、やや尻すぼみ気味での地方転厩だった。中間の川島厩舎の調教が良かったのか、船橋の水が合ったのか直線では鋭く末脚を伸ばし、ボンネビルレコード、サンライズバッカスに先着。最近はまた休養に入ってしまったが、年頭の船橋記念ではJRA所属時のクリスタルC以来、久しぶりの重賞制覇を達成している。復帰が待たれる。
【所属】
1997年栗東→船橋→大井
1998年船橋→美浦→美浦
1999年船橋→栗東→美浦
2000年美浦→船橋→栗東
2001年栗東→栗東→栗東
2002年船橋→船橋→栗東
2003年栗東→船橋→栗東
2004年船橋→船橋→栗東
2005年美浦→栗東→船橋
2006年船橋→栗東→栗東
2007年栗東→船橋→船橋
過去11年、JRA6勝、地方5勝。G3時代から好メンバーが揃うことで知られるレースで他地区は出番なし。ほぼJRAと船橋の争い。
【近走成績】
1997年
1着バトルライン:フェブラリーS(東京ダ16)3着→プロキオンS(阪神ダ14)1着
2着キクノウィン:TV埼玉杯(浦和ダ19)2着→TV埼玉杯(浦和ダ19)2着
3着コンサートボーイ:金盃(大井ダ20)3着→マイルGP(大井ダ16)1着
1998年
1着アブクマポーロ:ダイオライト記念(船橋ダ24)1着→マイルGP(大井ダ16)1着
2着パーソナリティワン:オアシスS(東京ダ16)3着→群馬記念(高崎ダ15)9着
3着タイキシャーロック:浦和記念(浦和ダ20)2着→フェブラリーS(東京ダ16)5着
1999年
1着サプライズパワー:報知GC(船橋ダ18)3着→船橋記念(船橋ダ18)1着
2着オースミジェット:プロキオンS(阪神ダ14)2着→アンタレスS(京都ダ18)1着
3着タイキシャーロック:浦和記念(浦和ダ20)1着→フェブラリーS(東京ダ16)3着
2000年
1着ビーマイナカヤマ:黒船賞(高知ダ14)1着→群馬記念(高崎ダ15)1着
2着レディブライティア:マリーンC(船橋ダ16)8着→船橋記念(船橋ダ18)6着
3着ロイヤルスズカ:マイラーズC(阪神芝16)17着→オアシスS(東京ダ16)11着
2001年
1着タマモストロング:アンタレスS(京都ダ18)5着→群馬記念(高崎ダ15)3着
2着ノボトゥルー:フェブラリーS(東京ダ16)1着→ゴドルフィンマイル(ナドアルシバダ16)9着
3着ゴールドティアラ:高松宮記念(中京芝12)12着→京王杯SC(東京芝14)7着
2002年
1着トーシンブリザード:フェブラリーS(東京ダ16)2着→ダイオライト記念(船橋ダ24)5着
2着インテリパワー:金盃(大井ダ20)1着→ダイオライト記念(船橋ダ24)1着
3着ノボトゥルー:フェブラリーS(東京ダ16)3着→黒船賞(高知ダ14)7着
2003年
1着スターリングローズ:JBCスプリント(盛岡ダ12)1着→かきつばた記念(名古屋ダ14)2着
2着ラヴァリーフリッグ:フロンティアS盃(大井ダ11.9)2着→マリーンC(船橋ダ16)1着
3着ノボトゥルー:黒船賞(高知ダ14)2着→群馬記念(高崎ダ15)4着
2004年
1着ナイキアディライト:報知GC(船橋ダ18)3着→TV埼玉杯(浦和ダ19)3着
2着トーシンブリザード:マイルGP(大井ダ16)2着→群馬記念(高崎ダ15)6着
3着ノボトゥルー:黒船賞(高知ダ14)2着→かきつばた記念(名古屋ダ14)2着
2005年
1着ストロングブラッド:フェブラリーS(東京ダ16)7着→名古屋大賞典(名古屋ダ19)3着
2着タイムパラドックス:フェブラリーS(東京ダ16)4着→ダイオライト記念(船橋ダ24)2着
3着ナイキアディライト:JCD(東京ダ21)14着→マイルGP(大井ダ16)1着
2006年
1着アジュディミツオー:フェブラリーS(東京ダ16)7着→マイルGP(大井ダ16)1着
2着ブルーコンコルド:フェブラリーS(東京ダ16)4着→黒船賞(高知ダ14)1着
3着サカラート:フェブラリーS(東京ダ16)6着→アンタレスS(京都ダ18)3着
2007年
1着ブルーコンコルド:フェブラリーS(東京ダ16)2着→名古屋大賞典(名古屋ダ19)3着
2着アジュディミツオー:川崎記念(川崎ダ21)2着→フェブラリーS(東京ダ16)14着
3着ディープサマー:北九州短距離S(小倉芝12)5着→佐世保S(小倉芝12)4着
前走がダートグレード競走以外だった馬で3着以内となった馬は次のとおり。
1997年2着キクノウィン:TV埼玉杯2着
1997年3着コンサートボーイ:マイルGP1着
1998年1着アブクマポーロ:マイルGP1着
1999年1着サプライズパワー:船橋記念1着
2000年2着レディブライティア:船橋記念6着
2000年3着ロイヤルスズカ:オアシスS11着
2001年2着ノボトゥルー:ゴドルフィンマイル9着
2001年3着ゴールドティアラ:京王杯SC7着
2004年1着ナイキアディライト:TV埼玉杯3着
2005年3着ナイキアディライト:マイルGP1着
2006年1着アジュディミツオー:マイルGP1着
2007年3着ディープサマー:佐世保S4着
南関所属馬ならマイルGPで勝っていることが好走の条件。JRA所属馬は傾向がつかみづらいが、ロイヤルスズカはこのかしわ記念が生涯でダートが2戦目と変わり身が望めたこと、ゴールドティアラは同じ左回りのMCS南部杯をこのレース以前に制していたG1ホースだった。昨年、JRAからの転厩初戦でボンネビルレコード、サンライズバッカスを破って3着入線を果たしたディープサマーは例外中の例外。
同じ左回りのフェブラリーSを前走もしくは前々走に使っていた馬が好走するケースが目立つが、フェブラリーから直行というケースは昨年のサンライズバッカス(5着)のようにあまり良くなく2着まで。間隔が微妙に空くので、間に1レース挟んだ方が良い結果が出ている。
出走馬レベルはG1昇格で高くなっているためか、近年は連対の最低条件がダートグレードで1勝以上と言ってもいいだろう。
【人気薄好走馬】
単勝6番人気以下の3着以内好走馬は次のとおり。
2000年3着ロイヤルスズカ(6番人気、複勝270円)
2001年1着タマモストロング(6番人気、単勝2,180円、複勝360円)
2003年2着ラヴァリーフリッグ(8番人気、複勝450円)
2004年2着トーシンブリザード(6番人気、複勝380円)
2007年3着ディープサマー(7番人気、複勝540円)
ロイヤルスズカは前走OP特別・オアシスS11着。芝ではスワンS、ダービー卿CTを制していた重賞ウイナーだったが、ダートは前走が初めてだった。
タマモストロングは既にダートグレードを3勝していた実力馬だったが、近走が掲示板を確保するものの馬券の対象にはなっておらず、鞍上の小池隆生の地味さも相俟ってこの年出走したJRA所属馬の中で最も人気がなかった。
ラヴァリーフリッグは前走で同条件のマリーンCを制する等、南関の枠を超えた活躍を見せていた実力馬だったが、牝馬だったこともあり牡馬相手では苦しいと評価されたのか意外に人気がなかった。
トーシンブリザードは2001年の南関東4冠馬で2002年のフェブラリーSではアグネスデジタルに迫る2着を記録した高性能馬だが、度重なる休養でかつての輝きが失われていたのがこの時期。前走もダートグレードで掲示板を外しており、当日は6番人気まで人気を落としていた。実は前々年のこのレース覇者だったのだが。
ディープサマーはこのレースがJRAからの転厩初戦。血統的にダートをこなす余地は十分だったが、JRA所属時代は芝のスプリント戦を中心に使われ、やや尻すぼみ気味での地方転厩だった。中間の川島厩舎の調教が良かったのか、船橋の水が合ったのか直線では鋭く末脚を伸ばし、ボンネビルレコード、サンライズバッカスに先着。最近はまた休養に入ってしまったが、年頭の船橋記念ではJRA所属時のクリスタルC以来、久しぶりの重賞制覇を達成している。復帰が待たれる。
2008.04.29
道営開幕など今日の競馬の見所
今日4月29日は各地で注目レースが目白押し。
既に記事にした兵庫チャンピオンシップ(園田、Jpn2)、しらさぎ賞(浦和、S3)の他、水沢競馬場で留守杯日高賞、名古屋競馬場で尾張名古屋杯が行われる。
留守杯日高賞は岩手競馬の3歳牝馬1冠目。勝ち馬がコロコロ変わる今年の3歳牝馬路線。難解な一戦となりそうだが、岩手競馬の両巨頭が騎乗するマサノパンダ、ピンクゴールドが人気面で一歩リードか。
尾張名古屋杯はA級からC級まで全て出走できるいわば“オールカマー”の重賞。クラスごとに斤量差もあり、各馬の比較が難しい。過去3回は全て3単万馬券と名古屋銀行にしては荒れ気味のレース。個人的には馬券的に難解なレースは大好きなのでこのようなレースがあると思わず参戦してしまう。
そして、今日より2008年の道営競馬がスタート。ということは他場に先駆けて2歳戦がスタートするということを意味する。今年一番最初に勝ち名乗りを挙げる馬は誰か?新種牡馬の活躍は?道営は2歳戦に重きを置いた番組となっており、他場とは違った楽しみ方が出来る。
既に記事にした兵庫チャンピオンシップ(園田、Jpn2)、しらさぎ賞(浦和、S3)の他、水沢競馬場で留守杯日高賞、名古屋競馬場で尾張名古屋杯が行われる。
留守杯日高賞は岩手競馬の3歳牝馬1冠目。勝ち馬がコロコロ変わる今年の3歳牝馬路線。難解な一戦となりそうだが、岩手競馬の両巨頭が騎乗するマサノパンダ、ピンクゴールドが人気面で一歩リードか。
尾張名古屋杯はA級からC級まで全て出走できるいわば“オールカマー”の重賞。クラスごとに斤量差もあり、各馬の比較が難しい。過去3回は全て3単万馬券と名古屋銀行にしては荒れ気味のレース。個人的には馬券的に難解なレースは大好きなのでこのようなレースがあると思わず参戦してしまう。
そして、今日より2008年の道営競馬がスタート。ということは他場に先駆けて2歳戦がスタートするということを意味する。今年一番最初に勝ち名乗りを挙げる馬は誰か?新種牡馬の活躍は?道営は2歳戦に重きを置いた番組となっており、他場とは違った楽しみ方が出来る。
2008.04.29
G1ホース4頭参戦 春の頂点へ向けて【かしわ記念】
5月5日(月)、船橋競馬場で行われる第20回かしわ記念(Jpn1)。
6月末の帝王賞へ向けてプレップレースが目白押しだが、このレースは特に帝王賞につながるレースとされている。
1997年にダートグレード制が施行されて以後、このレースの優勝馬の帝王賞成績は次のようになる。
1997年バトルライン:3着
1998年アブクマポーロ:1着
1999年サプライズパワー:2着
2000年ビーマイナカヤマ:出走せず
2001年タマモストロング:9着
2002年トーシンブリザード:8着
2003年スターリングローズ:出走せず
2004年ナイキアディライト:2着
2005年ストロングブラッド:2着
2006年アジュディミツオー:1着
2007年ブルーコンコルド:2着
G1になったのは2005年からだが、G2、G3時代から出走さえしてくれば帝王賞では確実に上位を争っており、その成績は(2-4-1-2)。距離的によほど短距離寄りでない限り、優勝馬は帝王賞で好勝負確実という記録が残っている。
今年はG1ホースが4頭参戦。フリオーソの参戦がなかったのは残念だが、中央勢、地方勢ともに好メンバーが集結した。
【JRA所属馬】
シャドウゲイト(美浦)はダイオライト記念9着。フリオーソからは4.1秒もちぎられてしまったが、距離が長かった模様。ベストは1,800であり、マイルは微妙に短そうだが、前走のようにバテるリスクは少なそうだ。積極策で。
ブルーコンコルド(栗東)はこのレース昨年の覇者。一昨年も2着を確保しており、船橋コースへの適性は抜群。前走はフェブラリーS2着で衰えは全くなし。G1級7勝目を目指す。
ボンネビルレコード(美浦)は前々走のダイオライト記念こそ2着確保だったが、前走はマーチS12着と全くお話にならず。この馬は的場文男が乗らないとタダの馬のようだ。その的場文男騎乗なら今回は好勝負可能ということ。賞金加算をしておきたい。
ワイルドワンダー(美浦)はフェブラリーS3着。昨年からの充実振りは素晴らしく、左回りマイルは南部杯で連対経験あり。マイルで2回負かされているブルーコンコルドが強敵だが、今回は初G1制覇の大チャンス。
【他地区所属馬】
ケイエスゴーウェイ(高知)は前走の二十四万石賞で嬉しい重賞初制覇。積極的に外に遠征を繰り返しているので、知らず知らずのうちに力をつけているのだろう。オグリキャップ記念を先日勝ったスペシャリストとともに高知競馬を代表するOP馬に成長しそうだが、力をつけたとは言え、交流の舞台では敷居が高いのは変わりなく、ここは厳しい戦いになりそう。
リスポンスフウジン(愛知)はここが交流G初挑戦。地元では堅実に着順をまとめてくるが、交流では厳しい戦いになるのは必至。追走一杯。
ケイアイダンシング(愛知)は積極的に遠征しているものの結果が伴わない。最近は地元でも取りこぼしが多くなり。
オグリホット(笠松)は29日の尾張名古屋杯(SP2)に出走予定。
ヒロショウグン(笠松)は道営から転厩以来、長めの距離を使われているが、ベストは1,000。まして交流では。
ケイアイフウジン(愛知)はかつて小倉2歳S2着の記録があるが、前走は地元でも2桁着順を記録してしまい、調子が伴わない。ベストは1,200。
【南関東所属馬】
フジノウェーブ(大井)はマイルGP2着。一旦先頭に立ったが、そこで気が抜けたのか内からデスモゾームの差し返しを食らってしまった。ここは仕切り直しの一戦。マイルは微妙に長いような気もしないではないが、地元でやる以上、格好をつけて欲しいところ。
シーチャリオット(船橋)は南関再転入初戦のマイルGP7着。かつての力は望むまでもないが、一叩きでどこまで変わってくるか。きっかけが欲しい。
トップサバトン(大井)はマイルGP4着。まずまずの競馬が続いているが、絶好調とは言えないようだ。時折見せるゲート難含め、成長力に欠いている印象もある。
ナイキアディライト(船橋)はマイルGP8着。かつてアドマイヤドンを苦しめた快速馬もさすがに衰えが見え隠れしている。8歳となり、交流Gでどうかだが、大得意の船橋コースに変わるのはプラス。
6月末の帝王賞へ向けてプレップレースが目白押しだが、このレースは特に帝王賞につながるレースとされている。
1997年にダートグレード制が施行されて以後、このレースの優勝馬の帝王賞成績は次のようになる。
1997年バトルライン:3着
1998年アブクマポーロ:1着
1999年サプライズパワー:2着
2000年ビーマイナカヤマ:出走せず
2001年タマモストロング:9着
2002年トーシンブリザード:8着
2003年スターリングローズ:出走せず
2004年ナイキアディライト:2着
2005年ストロングブラッド:2着
2006年アジュディミツオー:1着
2007年ブルーコンコルド:2着
G1になったのは2005年からだが、G2、G3時代から出走さえしてくれば帝王賞では確実に上位を争っており、その成績は(2-4-1-2)。距離的によほど短距離寄りでない限り、優勝馬は帝王賞で好勝負確実という記録が残っている。
今年はG1ホースが4頭参戦。フリオーソの参戦がなかったのは残念だが、中央勢、地方勢ともに好メンバーが集結した。
【JRA所属馬】
シャドウゲイト(美浦)はダイオライト記念9着。フリオーソからは4.1秒もちぎられてしまったが、距離が長かった模様。ベストは1,800であり、マイルは微妙に短そうだが、前走のようにバテるリスクは少なそうだ。積極策で。
ブルーコンコルド(栗東)はこのレース昨年の覇者。一昨年も2着を確保しており、船橋コースへの適性は抜群。前走はフェブラリーS2着で衰えは全くなし。G1級7勝目を目指す。
ボンネビルレコード(美浦)は前々走のダイオライト記念こそ2着確保だったが、前走はマーチS12着と全くお話にならず。この馬は的場文男が乗らないとタダの馬のようだ。その的場文男騎乗なら今回は好勝負可能ということ。賞金加算をしておきたい。
ワイルドワンダー(美浦)はフェブラリーS3着。昨年からの充実振りは素晴らしく、左回りマイルは南部杯で連対経験あり。マイルで2回負かされているブルーコンコルドが強敵だが、今回は初G1制覇の大チャンス。
【他地区所属馬】
ケイエスゴーウェイ(高知)は前走の二十四万石賞で嬉しい重賞初制覇。積極的に外に遠征を繰り返しているので、知らず知らずのうちに力をつけているのだろう。オグリキャップ記念を先日勝ったスペシャリストとともに高知競馬を代表するOP馬に成長しそうだが、力をつけたとは言え、交流の舞台では敷居が高いのは変わりなく、ここは厳しい戦いになりそう。
リスポンスフウジン(愛知)はここが交流G初挑戦。地元では堅実に着順をまとめてくるが、交流では厳しい戦いになるのは必至。追走一杯。
ケイアイダンシング(愛知)は積極的に遠征しているものの結果が伴わない。最近は地元でも取りこぼしが多くなり。
オグリホット(笠松)は29日の尾張名古屋杯(SP2)に出走予定。
ヒロショウグン(笠松)は道営から転厩以来、長めの距離を使われているが、ベストは1,000。まして交流では。
ケイアイフウジン(愛知)はかつて小倉2歳S2着の記録があるが、前走は地元でも2桁着順を記録してしまい、調子が伴わない。ベストは1,200。
【南関東所属馬】
フジノウェーブ(大井)はマイルGP2着。一旦先頭に立ったが、そこで気が抜けたのか内からデスモゾームの差し返しを食らってしまった。ここは仕切り直しの一戦。マイルは微妙に長いような気もしないではないが、地元でやる以上、格好をつけて欲しいところ。
シーチャリオット(船橋)は南関再転入初戦のマイルGP7着。かつての力は望むまでもないが、一叩きでどこまで変わってくるか。きっかけが欲しい。
トップサバトン(大井)はマイルGP4着。まずまずの競馬が続いているが、絶好調とは言えないようだ。時折見せるゲート難含め、成長力に欠いている印象もある。
ナイキアディライト(船橋)はマイルGP8着。かつてアドマイヤドンを苦しめた快速馬もさすがに衰えが見え隠れしている。8歳となり、交流Gでどうかだが、大得意の船橋コースに変わるのはプラス。
2008.04.29
復活なるかそれとも世代交代か【天皇賞(春)】
5月4日(日)、京都競馬場で行われる第137回天皇賞(春)。
一昔前は人気通りの決着が多かった春の天皇賞も近年はその傾向が激変。21世紀に入り、馬連は4度の万馬券が飛び出し、2005年は3連単193万馬券が飛び出した。
平成以降の主要プレップ優勝馬の春天成績は次のとおり。
AJCC(2-0-0-6)
日経新春杯(0-2-2-3)
ダイヤモンドS(0-0-2-11)
京都記念(2-0-2-5)
阪神大賞典(7-1-5-5)
日経賞(1-2-2-13)
大阪杯(2-1-1-6)
AJCCは昔は大物の参戦が目立つレースだったが、近年は前年の有馬記念上位馬の参戦が少なくなったせいもあり、セカンドクラスの馬のレースという印象。平成以降、メジロブライトとスペシャルウィークのみが優勝。
日経新春杯は参戦してくれば比較的安定した着順を記録しているが、平成以降、優勝馬が春天を勝った例はない。
ダイヤモンドSはハンデ戦で行われることもあり、メンバーレベルは春天よりもかなり低いのが通常。優勝馬は本番で連対さえない。この組は2着に来ている馬の方が穴になる傾向。
京都記念の近年の印象はドバイ諸競走へのステップレース。平成以降、ビワハヤヒデとテイエムオペラオーが本番で優勝。
阪神大賞典優勝馬は本番で7頭が優勝しているが、そのうち6頭までは2000年以前の話。21世紀以降は2006年のディープインパクト以外、連対さえ果たせていない。近年は明らかにプレップとしての質が落ちており、今となっては本番では割引が必要なプレップか。
日経賞と本番の連勝を決めたのは1993年のライスシャワーのみ。本番ではそこそこ人気になるケースもあり、積極的に頭で狙うのはリスクも大きい。
大阪杯と本番を連勝したのは1990年スーパークリークと昨年のメイショウサムソンのみ。大幅延長のステップとなるため、大阪杯を試走→距離延長で本領発揮というタイプが良い(例:ヒシミラクル)。当然のことながら、2,000がベストという馬は厳しい。
平成以降、優勝馬の前走は阪神大賞典8頭、大阪杯4頭、日経賞3頭、京都記念、中山記念、ダイオライト記念、大阪ハンブルクC各1頭。阪神大賞典は8頭中7頭が阪神大賞典でも勝利を収めており、敗戦から巻き返したのは1989年のイナリワンのみ。大阪杯は4頭中2頭が大阪杯でも勝利。テイエムオペラオー、ヒシミラクルは敗戦から巻き返したが、両馬とも既に3,000以上のG1勝ちがあった。日経賞と本番の連勝を決めたのは上でも書いたとおり、1993年のライスシャワーのみ。1995年のライスシャワー、2002年のマンハッタンカフェはどちらも日経賞6着からの巻き返し。両馬とも菊花賞馬だ。
前年の菊花賞馬の翌年の春天成績は平成以降(6-0-2-3)。メジロマックイーン、ライスシャワー、ビワハヤヒデ、マンハッタンカフェ、ヒシミラクル、ディープインパクトと出走できれば半数以上が優勝とやはり関連性の高さが感じられる。ただ、その一方で敗退した馬も5頭おり、およそ半分の確率で敗れると捉える事も可能。敗れた5頭は次のとおり。
マヤノトップガン(1996年5着)→前走の阪神大賞典でナリタブライアンと競馬史に燦然と輝く名勝負を展開。本番の段階では既に余力がなかったものと推察される。
セイウンスカイ(1999年3着)→菊花賞後、更に力を付けたスペシャルウィークの勢いに屈す。
ナリタトップロード(2000年3着)→同期のライバル・テイエムオペラオーとの差が開き始めた時期。時代が悪かったか。
エアシャカール(2001年8着)→近年ではレベルが低い方に入る世代の菊花賞馬。オペラオー、ドトウ、トップロードと強力な先輩諸氏が揃っていて歯が立たず。
ザッツザプレンティ(2004年16着)→着順の振幅の大きいタイプで安定感なし。阪神大賞典2着で力を見せるも本番ではイングランディーレの大逃げに何も出来ず。
さてアサクサキングスは?
前年覇者が連覇を目指して出走してきたケースは平成以降、次のような記録が残っている。
1989年イナリワン→1990年2着(スーパークリークに屈す)
1991年メジロマックイーン→1992年1着(トウカイテイオーを粉砕)
1992年メジロマックイーン→1993年2着(ライスシャワーに屈す)
1996年サクラローレル→1997年2着(マヤノトップガンの急襲に屈す)
1998年メジロブライト→1999年2着(スペシャルウィークを捕え切れず)
2000年テイエムオペラオー→2001年1着(メイショウドトウを押さえ込む)
見る影もなく惨敗という例はなく、確実に連対を確保しているのはさすが。連覇を阻むのは決まって年下のライバル(で菊花賞連対馬)。さてサムソンは?
アイポッパーは阪神大賞典2着。京都記念殿負けで時間が掛かると思われたが、得意の距離であっさり巻き返してきた。春天参戦は4年連続。過去3回は3、4、4着と崩れなし。8歳馬であり活力が残っていれば。
アサクサキングスは大阪杯3着。同期のスーパーレディを捕まえ切れなかったのは不満だが、休養明け初戦としては申し分のない競馬。昨年時折見せていた脆さが消えていれば、ここも好勝負可能。
アドマイヤジュピタは阪神大賞典を楽勝。芝で馬券対象外になったのは前々走の日経新春杯だけという堅実さがあり、初のG1挑戦で新鮮味もある。近年、頭には来ないケースが多い阪神大賞典優勝馬であるし、父フレンチデピュティも?だが、血統面はかつての“長距離の父”リアルシャダイが補って余りある。
アドマイヤフジは阪神大賞典2番人気6着。母が長距離で活躍した馬のため、長距離に使われることが多い馬だが、どうやらベストは2,000前後。2,500以上(0-0-1-4)。好走したのは先行して粘り込んだ目黒記念のみ。
アドマイヤメインは大阪杯8着。溜めても伸びる馬ではないが、控えてしまいスタートと同時に万事休すだった。一昨年の菊花賞以後、掲示板を確保したのが昨年のディセンバーSのみ。厳しい。
アドマイヤモナークは以前の脆さが消えてすっかり安定。頑健な血脈を持ち、7歳だが今が充実期だろう。春天挑戦は3年連続。過去2年の成績は案外だが、去年とは馬が違う印象。一発あるか。
サンバレンティンは最後方から黙々と差を詰めるだけの競馬になって久しいが、G2以上になると掲示板を確保することも難しい状況。最低人気候補の1頭か。
シルクネクサスは大阪ハンブルクC優勝。休みなく使われているためか、着順が安定せず、2走連続で好走することはOP入り後ない。秋天でもそれなりの着順に来ていたが、上位まで望めるかどうか。
トウカイエリートは阪神大賞典5着。デビュー以来、大負けがなく、着をまとめてくるタイプだが、別定G2レベルでは前走が一杯か。昨年のこのレースは6着。内容は悪くなかったが。
トウカイトリックは阪神大賞典4着。現役屈指の長距離砲。春天はこれが3年連続の挑戦で、過去2年は9、3着。昨年、ゴール前でサムソンを追い詰めた末脚は強烈だった。近走微妙だが、距離適性からは無視できない1頭。
トウショウナイトは日経賞2着。ベストは2,500という馬であり、マツリダゴッホには子供扱いにされたものの力は見せ付けた。春天はこれが3度目の挑戦で過去4、5着。2005年はあわやという場面があったし、昨年も4角先頭で見所たっぷりの競馬だった。武士沢騎乗で人気にはならないタイプだけに忘れないようにしたい。
ドリームパスポートは2走連続4着。調子は徐々に上がってきているのだろうが、相変わらず詰めが甘い。松岡がそろそろこの馬の脚の使い所を掴んでいるのだとすれば上位争いなのだが。
フォルテベリーニはオーストラリアT12着。大阪ハンブルクC3着で光明が見えかかったが、またトンネル入りとなるのか。連闘でもあり。
ホクトスルタンはサンシャインS圧勝で春天挑戦。菊花賞はハナを切り、よく粘っていたが、それよりもパワーアップしている模様だ。常識的には条件戦から春天参戦というのは非常に厳しいが、ノリの注文相撲に一縷の望みを託したい。今年の現地観戦は彼が参戦するということで決意した。
ポップロックは阪神大賞典3着と伸び切れず。ベストは2,500という馬であり、G1では善戦マンで終わることが多いタイプでもある。ウッチー騎乗で新味を出せるか。
メイショウサムソンは大阪杯6着。59キロを背負っていたとは言え、格下馬に大量に先着を許した。ここ2走の凡走を一過性のものと捉えるか、それともオペラハウスの下降期と捉えるかで馬券の組み立てはかなり違ってこよう。今年の馬券上のキーホース。
一昔前は人気通りの決着が多かった春の天皇賞も近年はその傾向が激変。21世紀に入り、馬連は4度の万馬券が飛び出し、2005年は3連単193万馬券が飛び出した。
平成以降の主要プレップ優勝馬の春天成績は次のとおり。
AJCC(2-0-0-6)
日経新春杯(0-2-2-3)
ダイヤモンドS(0-0-2-11)
京都記念(2-0-2-5)
阪神大賞典(7-1-5-5)
日経賞(1-2-2-13)
大阪杯(2-1-1-6)
AJCCは昔は大物の参戦が目立つレースだったが、近年は前年の有馬記念上位馬の参戦が少なくなったせいもあり、セカンドクラスの馬のレースという印象。平成以降、メジロブライトとスペシャルウィークのみが優勝。
日経新春杯は参戦してくれば比較的安定した着順を記録しているが、平成以降、優勝馬が春天を勝った例はない。
ダイヤモンドSはハンデ戦で行われることもあり、メンバーレベルは春天よりもかなり低いのが通常。優勝馬は本番で連対さえない。この組は2着に来ている馬の方が穴になる傾向。
京都記念の近年の印象はドバイ諸競走へのステップレース。平成以降、ビワハヤヒデとテイエムオペラオーが本番で優勝。
阪神大賞典優勝馬は本番で7頭が優勝しているが、そのうち6頭までは2000年以前の話。21世紀以降は2006年のディープインパクト以外、連対さえ果たせていない。近年は明らかにプレップとしての質が落ちており、今となっては本番では割引が必要なプレップか。
日経賞と本番の連勝を決めたのは1993年のライスシャワーのみ。本番ではそこそこ人気になるケースもあり、積極的に頭で狙うのはリスクも大きい。
大阪杯と本番を連勝したのは1990年スーパークリークと昨年のメイショウサムソンのみ。大幅延長のステップとなるため、大阪杯を試走→距離延長で本領発揮というタイプが良い(例:ヒシミラクル)。当然のことながら、2,000がベストという馬は厳しい。
平成以降、優勝馬の前走は阪神大賞典8頭、大阪杯4頭、日経賞3頭、京都記念、中山記念、ダイオライト記念、大阪ハンブルクC各1頭。阪神大賞典は8頭中7頭が阪神大賞典でも勝利を収めており、敗戦から巻き返したのは1989年のイナリワンのみ。大阪杯は4頭中2頭が大阪杯でも勝利。テイエムオペラオー、ヒシミラクルは敗戦から巻き返したが、両馬とも既に3,000以上のG1勝ちがあった。日経賞と本番の連勝を決めたのは上でも書いたとおり、1993年のライスシャワーのみ。1995年のライスシャワー、2002年のマンハッタンカフェはどちらも日経賞6着からの巻き返し。両馬とも菊花賞馬だ。
前年の菊花賞馬の翌年の春天成績は平成以降(6-0-2-3)。メジロマックイーン、ライスシャワー、ビワハヤヒデ、マンハッタンカフェ、ヒシミラクル、ディープインパクトと出走できれば半数以上が優勝とやはり関連性の高さが感じられる。ただ、その一方で敗退した馬も5頭おり、およそ半分の確率で敗れると捉える事も可能。敗れた5頭は次のとおり。
マヤノトップガン(1996年5着)→前走の阪神大賞典でナリタブライアンと競馬史に燦然と輝く名勝負を展開。本番の段階では既に余力がなかったものと推察される。
セイウンスカイ(1999年3着)→菊花賞後、更に力を付けたスペシャルウィークの勢いに屈す。
ナリタトップロード(2000年3着)→同期のライバル・テイエムオペラオーとの差が開き始めた時期。時代が悪かったか。
エアシャカール(2001年8着)→近年ではレベルが低い方に入る世代の菊花賞馬。オペラオー、ドトウ、トップロードと強力な先輩諸氏が揃っていて歯が立たず。
ザッツザプレンティ(2004年16着)→着順の振幅の大きいタイプで安定感なし。阪神大賞典2着で力を見せるも本番ではイングランディーレの大逃げに何も出来ず。
さてアサクサキングスは?
前年覇者が連覇を目指して出走してきたケースは平成以降、次のような記録が残っている。
1989年イナリワン→1990年2着(スーパークリークに屈す)
1991年メジロマックイーン→1992年1着(トウカイテイオーを粉砕)
1992年メジロマックイーン→1993年2着(ライスシャワーに屈す)
1996年サクラローレル→1997年2着(マヤノトップガンの急襲に屈す)
1998年メジロブライト→1999年2着(スペシャルウィークを捕え切れず)
2000年テイエムオペラオー→2001年1着(メイショウドトウを押さえ込む)
見る影もなく惨敗という例はなく、確実に連対を確保しているのはさすが。連覇を阻むのは決まって年下のライバル(で菊花賞連対馬)。さてサムソンは?
アイポッパーは阪神大賞典2着。京都記念殿負けで時間が掛かると思われたが、得意の距離であっさり巻き返してきた。春天参戦は4年連続。過去3回は3、4、4着と崩れなし。8歳馬であり活力が残っていれば。
アサクサキングスは大阪杯3着。同期のスーパーレディを捕まえ切れなかったのは不満だが、休養明け初戦としては申し分のない競馬。昨年時折見せていた脆さが消えていれば、ここも好勝負可能。
アドマイヤジュピタは阪神大賞典を楽勝。芝で馬券対象外になったのは前々走の日経新春杯だけという堅実さがあり、初のG1挑戦で新鮮味もある。近年、頭には来ないケースが多い阪神大賞典優勝馬であるし、父フレンチデピュティも?だが、血統面はかつての“長距離の父”リアルシャダイが補って余りある。
アドマイヤフジは阪神大賞典2番人気6着。母が長距離で活躍した馬のため、長距離に使われることが多い馬だが、どうやらベストは2,000前後。2,500以上(0-0-1-4)。好走したのは先行して粘り込んだ目黒記念のみ。
アドマイヤメインは大阪杯8着。溜めても伸びる馬ではないが、控えてしまいスタートと同時に万事休すだった。一昨年の菊花賞以後、掲示板を確保したのが昨年のディセンバーSのみ。厳しい。
アドマイヤモナークは以前の脆さが消えてすっかり安定。頑健な血脈を持ち、7歳だが今が充実期だろう。春天挑戦は3年連続。過去2年の成績は案外だが、去年とは馬が違う印象。一発あるか。
サンバレンティンは最後方から黙々と差を詰めるだけの競馬になって久しいが、G2以上になると掲示板を確保することも難しい状況。最低人気候補の1頭か。
シルクネクサスは大阪ハンブルクC優勝。休みなく使われているためか、着順が安定せず、2走連続で好走することはOP入り後ない。秋天でもそれなりの着順に来ていたが、上位まで望めるかどうか。
トウカイエリートは阪神大賞典5着。デビュー以来、大負けがなく、着をまとめてくるタイプだが、別定G2レベルでは前走が一杯か。昨年のこのレースは6着。内容は悪くなかったが。
トウカイトリックは阪神大賞典4着。現役屈指の長距離砲。春天はこれが3年連続の挑戦で、過去2年は9、3着。昨年、ゴール前でサムソンを追い詰めた末脚は強烈だった。近走微妙だが、距離適性からは無視できない1頭。
トウショウナイトは日経賞2着。ベストは2,500という馬であり、マツリダゴッホには子供扱いにされたものの力は見せ付けた。春天はこれが3度目の挑戦で過去4、5着。2005年はあわやという場面があったし、昨年も4角先頭で見所たっぷりの競馬だった。武士沢騎乗で人気にはならないタイプだけに忘れないようにしたい。
ドリームパスポートは2走連続4着。調子は徐々に上がってきているのだろうが、相変わらず詰めが甘い。松岡がそろそろこの馬の脚の使い所を掴んでいるのだとすれば上位争いなのだが。
フォルテベリーニはオーストラリアT12着。大阪ハンブルクC3着で光明が見えかかったが、またトンネル入りとなるのか。連闘でもあり。
ホクトスルタンはサンシャインS圧勝で春天挑戦。菊花賞はハナを切り、よく粘っていたが、それよりもパワーアップしている模様だ。常識的には条件戦から春天参戦というのは非常に厳しいが、ノリの注文相撲に一縷の望みを託したい。今年の現地観戦は彼が参戦するということで決意した。
ポップロックは阪神大賞典3着と伸び切れず。ベストは2,500という馬であり、G1では善戦マンで終わることが多いタイプでもある。ウッチー騎乗で新味を出せるか。
メイショウサムソンは大阪杯6着。59キロを背負っていたとは言え、格下馬に大量に先着を許した。ここ2走の凡走を一過性のものと捉えるか、それともオペラハウスの下降期と捉えるかで馬券の組み立てはかなり違ってこよう。今年の馬券上のキーホース。
2008.04.26
連覇なるか 浦和女【しらさぎ賞】
4月29日(火)、浦和競馬場で行われる第46回しらさぎ賞(S3)。
このレースは昨年から古馬牝馬の重賞競走に衣替えした。昨年覇者のベルモントノーヴァが連覇を目指して今年も参戦予定。今年に入ってから牝馬の交流G戦線はJRA勢に蹂躙されている状況だが、そろそろ新星の登場を期待したいところ。
パフィオペディラム(船橋)はマリーンC4着。同じ交流Gでの4着でも2秒以上離されたクイーン賞よりは内容が良くなった。昨年のこのレースは9着。浦和コースも良いとは言えないが、実力はこのメンバーなら上位。
オルビア(船橋)はエンプレス杯殿負け。交流ではさすがに相手が強過ぎた。昨年のロジータ記念で2着があり、地元馬同士なら。
ミスジョーカー(船橋)は尻上がりに調子を上げて、前走がおよそ1年半ぶりの勝利。昨年末に挑戦した東京シンデレラマイルは12番人気6着も前とは離された。上積みが必要。
スマートフォルム(浦和)はJRA、南関を通じて未勝利が続いている。近走も大きくは負けないが、馬券に絡むとはとても思えない状況。浦和6戦全敗。
シーホアン(船橋)は昨年末の東京シンデレラマイル13着以来の休養明け初戦。昨年は東京プリンセス賞2着などこの世代では上位の牝馬だが、昨年の牝馬クラシック自体のレベルが相当低かったようだ。成長力に欠けている印象で。
ティーケーニケ(川崎)はデビュー以来2回しか掲示板を外したことがない超堅実派。浦和コースの経験は少ないがヒモなら面白い。
ブラックホール(船橋)はJRAから転じて3戦目の前走がミスジョーカーの2着とまずまずの内容。さらに調子が上がっていれば。
ベルモントノーヴァ(船橋)は昨年のこのレース覇者。交流では頭から1秒強遅れるのが通常だが、地元馬相手なら常に上位争いという存在。浦和5戦5勝という現役屈指の“浦和女”。
セレブサンディ(大井)は近走好調。年末には離されたものの超新星デスモゾームの2着を記録している。前走はJRAとの交流戦で1番人気に応えられなかったが、地元馬相手なら。
アストリッド(船橋)は昨年のこのレース3着。前走から少々間隔が空いたが、デビュー以来、馬券の対象にならなかったのが3歳時の黒潮盃のみという高性能馬。対ベルモントノーヴァで斤量差がさらに1キロ開いた今年は着順を上げて来るか。
メジャーロマンス(船橋)はここが重賞初挑戦。すんなり先手ならしぶとさがあるが、揉まれると非常に脆い。相手が上がってどうか。
スペシャルアタック(川崎)はかつて準重賞で連対がある実績馬だが、最近の好走パターンはハンデ戦で軽量を生かせた時に限られている。近走は秒単位の敗退を繰り返しており、強調材料に欠く。
このレースは昨年から古馬牝馬の重賞競走に衣替えした。昨年覇者のベルモントノーヴァが連覇を目指して今年も参戦予定。今年に入ってから牝馬の交流G戦線はJRA勢に蹂躙されている状況だが、そろそろ新星の登場を期待したいところ。
パフィオペディラム(船橋)はマリーンC4着。同じ交流Gでの4着でも2秒以上離されたクイーン賞よりは内容が良くなった。昨年のこのレースは9着。浦和コースも良いとは言えないが、実力はこのメンバーなら上位。
オルビア(船橋)はエンプレス杯殿負け。交流ではさすがに相手が強過ぎた。昨年のロジータ記念で2着があり、地元馬同士なら。
ミスジョーカー(船橋)は尻上がりに調子を上げて、前走がおよそ1年半ぶりの勝利。昨年末に挑戦した東京シンデレラマイルは12番人気6着も前とは離された。上積みが必要。
スマートフォルム(浦和)はJRA、南関を通じて未勝利が続いている。近走も大きくは負けないが、馬券に絡むとはとても思えない状況。浦和6戦全敗。
シーホアン(船橋)は昨年末の東京シンデレラマイル13着以来の休養明け初戦。昨年は東京プリンセス賞2着などこの世代では上位の牝馬だが、昨年の牝馬クラシック自体のレベルが相当低かったようだ。成長力に欠けている印象で。
ティーケーニケ(川崎)はデビュー以来2回しか掲示板を外したことがない超堅実派。浦和コースの経験は少ないがヒモなら面白い。
ブラックホール(船橋)はJRAから転じて3戦目の前走がミスジョーカーの2着とまずまずの内容。さらに調子が上がっていれば。
ベルモントノーヴァ(船橋)は昨年のこのレース覇者。交流では頭から1秒強遅れるのが通常だが、地元馬相手なら常に上位争いという存在。浦和5戦5勝という現役屈指の“浦和女”。
セレブサンディ(大井)は近走好調。年末には離されたものの超新星デスモゾームの2着を記録している。前走はJRAとの交流戦で1番人気に応えられなかったが、地元馬相手なら。
アストリッド(船橋)は昨年のこのレース3着。前走から少々間隔が空いたが、デビュー以来、馬券の対象にならなかったのが3歳時の黒潮盃のみという高性能馬。対ベルモントノーヴァで斤量差がさらに1キロ開いた今年は着順を上げて来るか。
メジャーロマンス(船橋)はここが重賞初挑戦。すんなり先手ならしぶとさがあるが、揉まれると非常に脆い。相手が上がってどうか。
スペシャルアタック(川崎)はかつて準重賞で連対がある実績馬だが、最近の好走パターンはハンデ戦で軽量を生かせた時に限られている。近走は秒単位の敗退を繰り返しており、強調材料に欠く。
2008.04.25
第9回兵庫チャンピオンシップデータ集
※データは2000年以降の8回。施行条件は一貫して園田ダ1,870。
【所属】
2000年笠松→北海道→栗東
2001年兵庫→栗東→美浦
2002年栗東→栗東→栗東
2003年栗東→美浦→栗東
2004年美浦→愛知→美浦
2005年栗東→栗東→栗東
2006年美浦→栗東→兵庫
2007年栗東→栗東→兵庫
JRA勢が6連勝中。地元兵庫勢は2001年に“3冠馬”ロードバクシンが第2回を勝ったのが最後で、ここ2年は3着が定位置。
【近走成績】
2000年
1着ミツアキサイレンス:若葉S(阪神芝20)5着→新緑賞(笠松ダ16)1着
2着タキノスペシャル:北海道3歳優駿(門別ダ18)1着→全日本3歳優駿(川崎ダ16)5着
3着マイマスターピース:毎日杯(阪神芝20)6着→500万下(阪神ダ18)1着
2001年
1着ロードバクシン:デイリースポーツ社賞(園田ダ18.7)1着→園田ダービー(園田ダ18.7)1着
2着スキャンボーイ:毎日杯(阪神芝20)8着→皐月賞(中山芝20)7着
3着マイネルエーレ:ヒヤシンスS(東京ダ16)4着→伏竜S(中山ダ18)2着
2002年
1着インタータイヨウ:バイオレットS(京都ダ14)1着→ヒヤシンスS(東京ダ16)6着
2着エストレーノ:ヒヤシンスS(東京ダ16)1着→NZT(中山芝16)12着
3着ミスイロンデル:チューリップ賞(阪神芝16)13着→桜花賞(阪神芝16)18着
2003年
1着ビッグウルフ:ヒヤシンスS(中山ダ18)1着→伏竜S(中山ダ18)1着
2着ジャズアップ:500万下(中山ダ12)2着→500万下(中山ダ18)1着
3着テイエムガルチオー:500万下(阪神ダ18)1着→伏竜S(中山ダ18)2着
2004年
1着メイショウムネノリ:伏竜S(中山ダ18)1着→皐月賞(中山芝20)15着
2着タカラアジュディ:500万下(阪神ダ18)4着→500万下(阪神ダ18)3着
3着メテオバースト:弥生賞(中山芝20)3着→皐月賞(中山芝20)6着
2005年
1着ドンクール:バイオレットS(京都ダ14)1着→ヒヤシンスS(東京ダ16)1着
2着アグネスジェダイ:スプリングS(中山芝18)8着→NZT(中山芝16)5着
3着プライドキム:全日本2歳優駿(川崎ダ16)1着→スプリングS(中山芝18)15着
2006年
1着グレイスティアラ:アネモネS(中山芝16)2着→桜花賞(阪神芝16)15着
2着フレンドシップ:500万下(阪神ダ18)1着→伏竜S(中山ダ18)1着
3着ジョイーレ:園田ジュニアC(園田ダ17)2着→T1(園田ダ17)1着
2007年
1着フェラーリピサ:スプリングS(中山芝18)9着→皐月賞(中山芝20)16着
2着ヤマカツブライアン:500万下(阪神ダ14)1着→NZT(中山芝16)15着
3着エンタノメガミ:園田ユースC(園田ダ14)2着→菊水賞(園田ダ17)4着
JRA所属馬の優勝馬は全てダートのOP特別もしくはダートグレード勝ちがあった。今年、該当するのは伏竜S勝ちのナンヨーリバーのみ。地方所属馬は前走で地元重賞を勝って勢いづいていることが優勝への第一歩。今年該当するのは菊水勝ちのディアースパークルのみ。
近走で目立つのは中山の伏竜Sを使っている馬。ただ、馬券の対象になったのは伏竜の連対馬のみ。
【人気薄好走馬】
単勝6番人気以下の伏兵が3着以内に飛び込んだケースは次のとおり。
2000年2着タキノスペシャル(6番人気、複勝410円)
2002年3着ミスイロンデル(6番人気、複勝280円)
2007年3着エンタノメガミ(7番人気、複勝710円)
基本的に波乱はなく平穏なレースで、上位人気馬のいずれかが順当に勝利を収めるケースが多い。
タキノスペシャルはこのレースが暮れ以来の休み明け初戦。ただ、前年既にダートグレード競走を制していたように実力は証明済。地方所属馬+休み明けで人気を落としたケース。
ミスイロンデルは2歳時に同じ園田のダートグレード競走・兵庫ジュニアGPを制していた実力馬だったが、3歳になり、桜花賞路線を歩んだため、大敗が続いていた。前走・桜花賞殿負けでさすがに人気を落としていた。
エンタノメガミは昨年当時、当地牝馬ナンバーワンの評価を得ていた馬。中央相手ではさすがに厳しいと思われたのか、人気を落としていたが、ホームの利を考えれば買えない馬ではなかった。
【所属】
2000年笠松→北海道→栗東
2001年兵庫→栗東→美浦
2002年栗東→栗東→栗東
2003年栗東→美浦→栗東
2004年美浦→愛知→美浦
2005年栗東→栗東→栗東
2006年美浦→栗東→兵庫
2007年栗東→栗東→兵庫
JRA勢が6連勝中。地元兵庫勢は2001年に“3冠馬”ロードバクシンが第2回を勝ったのが最後で、ここ2年は3着が定位置。
【近走成績】
2000年
1着ミツアキサイレンス:若葉S(阪神芝20)5着→新緑賞(笠松ダ16)1着
2着タキノスペシャル:北海道3歳優駿(門別ダ18)1着→全日本3歳優駿(川崎ダ16)5着
3着マイマスターピース:毎日杯(阪神芝20)6着→500万下(阪神ダ18)1着
2001年
1着ロードバクシン:デイリースポーツ社賞(園田ダ18.7)1着→園田ダービー(園田ダ18.7)1着
2着スキャンボーイ:毎日杯(阪神芝20)8着→皐月賞(中山芝20)7着
3着マイネルエーレ:ヒヤシンスS(東京ダ16)4着→伏竜S(中山ダ18)2着
2002年
1着インタータイヨウ:バイオレットS(京都ダ14)1着→ヒヤシンスS(東京ダ16)6着
2着エストレーノ:ヒヤシンスS(東京ダ16)1着→NZT(中山芝16)12着
3着ミスイロンデル:チューリップ賞(阪神芝16)13着→桜花賞(阪神芝16)18着
2003年
1着ビッグウルフ:ヒヤシンスS(中山ダ18)1着→伏竜S(中山ダ18)1着
2着ジャズアップ:500万下(中山ダ12)2着→500万下(中山ダ18)1着
3着テイエムガルチオー:500万下(阪神ダ18)1着→伏竜S(中山ダ18)2着
2004年
1着メイショウムネノリ:伏竜S(中山ダ18)1着→皐月賞(中山芝20)15着
2着タカラアジュディ:500万下(阪神ダ18)4着→500万下(阪神ダ18)3着
3着メテオバースト:弥生賞(中山芝20)3着→皐月賞(中山芝20)6着
2005年
1着ドンクール:バイオレットS(京都ダ14)1着→ヒヤシンスS(東京ダ16)1着
2着アグネスジェダイ:スプリングS(中山芝18)8着→NZT(中山芝16)5着
3着プライドキム:全日本2歳優駿(川崎ダ16)1着→スプリングS(中山芝18)15着
2006年
1着グレイスティアラ:アネモネS(中山芝16)2着→桜花賞(阪神芝16)15着
2着フレンドシップ:500万下(阪神ダ18)1着→伏竜S(中山ダ18)1着
3着ジョイーレ:園田ジュニアC(園田ダ17)2着→T1(園田ダ17)1着
2007年
1着フェラーリピサ:スプリングS(中山芝18)9着→皐月賞(中山芝20)16着
2着ヤマカツブライアン:500万下(阪神ダ14)1着→NZT(中山芝16)15着
3着エンタノメガミ:園田ユースC(園田ダ14)2着→菊水賞(園田ダ17)4着
JRA所属馬の優勝馬は全てダートのOP特別もしくはダートグレード勝ちがあった。今年、該当するのは伏竜S勝ちのナンヨーリバーのみ。地方所属馬は前走で地元重賞を勝って勢いづいていることが優勝への第一歩。今年該当するのは菊水勝ちのディアースパークルのみ。
近走で目立つのは中山の伏竜Sを使っている馬。ただ、馬券の対象になったのは伏竜の連対馬のみ。
【人気薄好走馬】
単勝6番人気以下の伏兵が3着以内に飛び込んだケースは次のとおり。
2000年2着タキノスペシャル(6番人気、複勝410円)
2002年3着ミスイロンデル(6番人気、複勝280円)
2007年3着エンタノメガミ(7番人気、複勝710円)
基本的に波乱はなく平穏なレースで、上位人気馬のいずれかが順当に勝利を収めるケースが多い。
タキノスペシャルはこのレースが暮れ以来の休み明け初戦。ただ、前年既にダートグレード競走を制していたように実力は証明済。地方所属馬+休み明けで人気を落としたケース。
ミスイロンデルは2歳時に同じ園田のダートグレード競走・兵庫ジュニアGPを制していた実力馬だったが、3歳になり、桜花賞路線を歩んだため、大敗が続いていた。前走・桜花賞殿負けでさすがに人気を落としていた。
エンタノメガミは昨年当時、当地牝馬ナンバーワンの評価を得ていた馬。中央相手ではさすがに厳しいと思われたのか、人気を落としていたが、ホームの利を考えれば買えない馬ではなかった。
2008.04.25
3歳ダートグレード開戦 飛び出すのは?【兵庫チャンピオンシップ】
4月29日(火)、園田競馬場で行われる第9回兵庫チャンピオンシップ(Jpn2)。
今年の3歳ダートグレード戦線がようやくスタート。年頭からこの時期までダートグレード競走がないことによる弊害は以前から指摘されているところ。例えば、ダートで頭角を現した馬が芝の重賞の枠を塞いでしまい物議を醸す(権利なのだから仕方ないが)、適鞍がなく、芝のレースに出走したことにより調子を崩してしまう等。地元重賞がある地方馬はともかくとして、ダート適性のJRA所属馬にとっては目標を設定し辛いことは深刻な問題である。JRAはよく意味の分からないカペラSを新設するよりももっと他にやること(3歳春のダート重賞の新設)があるのではないか、という感じはする。
ただ、3歳のダート重賞を新設したとして興行的にどうなのか、という問題はある。下記の画像はマーチS当日の中山競馬場のA指定エリア。当日売の3Fは空席が目立つというより全くのガラガラで、ダート重賞の人気のなさを物語っているかのようである。カード予約の4Fもほぼ毎開催日に顔を見かける常連を除けば、座席は閑散としていた(中山のA指定の人気が低いということももちろんある)。JRAファンのレースの嗜好は3歳クラシック>中・長距離>短・マイル>>>>>ダートと言ったところか。3歳春のダート重賞の新設、3歳クラシックのダート路線の整備等の声が出るのは至極全うな意見だとは思うが、興行的な観点から、当のJRAはダート重賞、それも(顧客が興味を示さないことが確実な)3歳のダート重賞を増やすなんて冗談じゃない、というのが本音ではないだろうか。

さて、今年のJBCは園田競馬場で行われる。特にクラシックはこのレースと同じ1,870mで争われる予定。トリッキーな園田コース。このレースで強いレースを見せる馬がいたら、11月へ向けての惑星として記憶しておくのが良いだろう。
【JRA所属馬】
ウイントリガー(栗東)は皐月賞馬キャプテントゥーレに0.3秒差で続いたデイリー杯2歳Sの内容が良いが、その後はトンネルに入り込んでいる。ダートも良いと思えないが。
ナンヨーリバー(美浦)はダート戦に転じて(2-0-0-1)。特に前走の伏竜Sは9番人気の低評価を覆しての好走で、破ったメンバーはともかくここでは胸を張れる存在。鞍上に武豊を確保して必勝態勢。
マヤノベンケイ(栗東)は師走S殿負け。デビュー2戦目から3連勝し、シンザン記念で3着となった実力馬だが、体調が伴わないか。トンネルに入り込んだ印象も。
ピエナエイム(栗東)はもちの木賞でレインボーペガサスと、ポインセチア賞ではインデケンシンと僅差の競馬で能力そのものはこの路線上位か。前走は位置取りが悪くナンヨーリバーの逃げ切りを許したが早めの競馬で。
【他地区所属馬】
トミノジョーンズ(笠松)は1勝馬だが、ゴールドジュニア、新緑賞で2着があり、笠松の3歳馬の中では上位の存在。相手がグンと上がるため、上積みを要する。
プリンセスアイリ(笠松)は前走の新緑賞6着で分かるように、交流云々とは言えないレベル。追走が厳しそうだが。
ヒカルヴィオーラ(高知)は高知転入後6戦6連対。対古馬を経験しているとは言え、レベル差が大きく、成績を額面通り受け取る訳にはいかない。赤岡修次の腕でどこまで。
ニシキパラダイス(愛知)は当地でも抜けた存在ではなく、初重賞挑戦が交流では苦戦必至。
【兵庫所属馬】
ディアースパークル(兵庫)は牝馬ながら1冠目の菊水賞を6番人気で完勝。ここは地元の期待を受けての出走となる。相手は更に厳しくなるが、2冠達成なるか。
バンバンバンク(兵庫)は1冠目菊水賞で1番人気を豪快に裏切る9着完敗。巻き返したいところだが、相手が上がり。
パセティックシーン(兵庫)は大事に使われ、ここまでの6戦は全て馬券の対象になっている堅実派。前走の菊水賞は休養明けだったことを考えれば、上積みはありそう。堅実さで中央勢に挑む。
ウタマロボーイ(兵庫)は菊水賞2番人気8着。着差はそれほどでもなかったが、それまで掲示板を外したことがない堅実さがあっただけに崩れ方が気掛かり。
今年の3歳ダートグレード戦線がようやくスタート。年頭からこの時期までダートグレード競走がないことによる弊害は以前から指摘されているところ。例えば、ダートで頭角を現した馬が芝の重賞の枠を塞いでしまい物議を醸す(権利なのだから仕方ないが)、適鞍がなく、芝のレースに出走したことにより調子を崩してしまう等。地元重賞がある地方馬はともかくとして、ダート適性のJRA所属馬にとっては目標を設定し辛いことは深刻な問題である。JRAはよく意味の分からないカペラSを新設するよりももっと他にやること(3歳春のダート重賞の新設)があるのではないか、という感じはする。
ただ、3歳のダート重賞を新設したとして興行的にどうなのか、という問題はある。下記の画像はマーチS当日の中山競馬場のA指定エリア。当日売の3Fは空席が目立つというより全くのガラガラで、ダート重賞の人気のなさを物語っているかのようである。カード予約の4Fもほぼ毎開催日に顔を見かける常連を除けば、座席は閑散としていた(中山のA指定の人気が低いということももちろんある)。JRAファンのレースの嗜好は3歳クラシック>中・長距離>短・マイル>>>>>ダートと言ったところか。3歳春のダート重賞の新設、3歳クラシックのダート路線の整備等の声が出るのは至極全うな意見だとは思うが、興行的な観点から、当のJRAはダート重賞、それも(顧客が興味を示さないことが確実な)3歳のダート重賞を増やすなんて冗談じゃない、というのが本音ではないだろうか。

さて、今年のJBCは園田競馬場で行われる。特にクラシックはこのレースと同じ1,870mで争われる予定。トリッキーな園田コース。このレースで強いレースを見せる馬がいたら、11月へ向けての惑星として記憶しておくのが良いだろう。
【JRA所属馬】
ウイントリガー(栗東)は皐月賞馬キャプテントゥーレに0.3秒差で続いたデイリー杯2歳Sの内容が良いが、その後はトンネルに入り込んでいる。ダートも良いと思えないが。
ナンヨーリバー(美浦)はダート戦に転じて(2-0-0-1)。特に前走の伏竜Sは9番人気の低評価を覆しての好走で、破ったメンバーはともかくここでは胸を張れる存在。鞍上に武豊を確保して必勝態勢。
マヤノベンケイ(栗東)は師走S殿負け。デビュー2戦目から3連勝し、シンザン記念で3着となった実力馬だが、体調が伴わないか。トンネルに入り込んだ印象も。
ピエナエイム(栗東)はもちの木賞でレインボーペガサスと、ポインセチア賞ではインデケンシンと僅差の競馬で能力そのものはこの路線上位か。前走は位置取りが悪くナンヨーリバーの逃げ切りを許したが早めの競馬で。
【他地区所属馬】
トミノジョーンズ(笠松)は1勝馬だが、ゴールドジュニア、新緑賞で2着があり、笠松の3歳馬の中では上位の存在。相手がグンと上がるため、上積みを要する。
プリンセスアイリ(笠松)は前走の新緑賞6着で分かるように、交流云々とは言えないレベル。追走が厳しそうだが。
ヒカルヴィオーラ(高知)は高知転入後6戦6連対。対古馬を経験しているとは言え、レベル差が大きく、成績を額面通り受け取る訳にはいかない。赤岡修次の腕でどこまで。
ニシキパラダイス(愛知)は当地でも抜けた存在ではなく、初重賞挑戦が交流では苦戦必至。
【兵庫所属馬】
ディアースパークル(兵庫)は牝馬ながら1冠目の菊水賞を6番人気で完勝。ここは地元の期待を受けての出走となる。相手は更に厳しくなるが、2冠達成なるか。
バンバンバンク(兵庫)は1冠目菊水賞で1番人気を豪快に裏切る9着完敗。巻き返したいところだが、相手が上がり。
パセティックシーン(兵庫)は大事に使われ、ここまでの6戦は全て馬券の対象になっている堅実派。前走の菊水賞は休養明けだったことを考えれば、上積みはありそう。堅実さで中央勢に挑む。
ウタマロボーイ(兵庫)は菊水賞2番人気8着。着差はそれほどでもなかったが、それまで掲示板を外したことがない堅実さがあっただけに崩れ方が気掛かり。
2008.04.21
第53回羽田盃(S1)データ集
※データは1998年以降の10回。なお、1999〜2001年は大井ダ1,600、2002〜2003年は大井ダ1,790で行われた。
【所属】
1998年大井→船橋→川崎
1999年大井→川崎→大井
2000年大井→船橋→大井
2001年船橋→大井→大井
2002年大井→大井→船橋
2003年船橋→大井→川崎
2004年川崎→大井→大井
2005年船橋→船橋→船橋
2006年船橋→船橋→川崎
2007年船橋→川崎→船橋
過去10年、船橋5勝、大井4勝、川崎1勝だが、21世紀以降は大井の勢いがなくなり、船橋、川崎勢の争いになっているのが大きな傾向。特にここ3年はそれが顕著。浦和所属馬が勝ったのは1995年のヒカリルーファスが最後。例年は出走してきたら即馬券圏外の評価で良い。
【人気薄好走馬】
単勝10番人気以下の好走馬は次のとおり。
2000年3着トップカイザー(11番人気、複勝2,030円)
2004年1着トキノコジロー(13番人気、単勝3,240円、複勝1,010円)
トップカイザーは京浜盃12着(2番人気)、雲取賞8着(5番人気)と完敗が続き、人気が急落したが3走前には同コースで2着に1.5秒差をつける圧勝経験があった。
トキノコジローは羽田盃が1月以来の休養明け。実はデビューから3戦無敗で鎌倉記念を制した素質馬。鎌倉記念後の2回の完敗で完璧に人気を落としていたが、休養前に出走していた準重賞では2番人気に支持されていた(5着)。
どちらも近走の着順が悪くて人気を落としていたが、巻き返す要素はあったと思われる。近走、人気に応えられず、人気が暴落しているような馬がいたら注意を払いたい。
【京浜盃優勝馬の羽田盃成績】
過去10年、京浜盃優勝馬の羽田盃成績は(6-0-1-2)。京浜盃の施行時期に変化があり、京浜盃→羽田盃というローテーションが確立されたのは近年のことだが、京浜と羽田は100mしか差がなく(京浜の方が長い距離だった年もある)、京浜盃で強い競馬を見せた馬はよほどのことがなければ崩れない。京浜盃の記事で書いたが、まさに「京浜盃優勝は充実の春を約束する」である。
京浜盃が3月下旬に移動したここ3年、シーチャリオット、トップサバトンは京浜盃→羽田盃の連勝に成功。どちらも京浜盃では4角好位から抜け出す横綱相撲だった。一方、サワライチバンは羽田7着と崩れたが、京浜が5番人気での注文相撲(逃げ)が嵌った感じ。本番ではハナを切れずに完敗した。ハイペースを豪快に捲り切って突き抜けたディラクエはどちらに評価出来る?
【3着以内馬の近走】
京浜盃の施行時期が3月末になった2005年以降の3着以内馬の近走は次のとおり。
2005年
1着シーチャリオット:雲取賞(大井ダ1,600)1着→京浜盃(大井ダ1,700)1着
2着メイプルエイト:サンライズC(川崎ダ1,600)1着→京浜盃(大井ダ1,700)3着
3着マズルブラスト:雲取賞(大井ダ1,600)2着→しらさぎ賞(浦和ダ1,600)2着
2006年
1着サンキューウィン:爽風S(船橋ダ1,000)1着→クラウンC(川崎ダ1,600)1着
2着グッドストーン:ヒヤシンスS(東京ダ1,600)10着→京浜盃(大井ダ1,700)2着
3着トキノシャンハイ:菜の花特別(川崎ダ1,600)3着→クラウンC(川崎ダ1,600)2着
2007年
1着トップサバトン:全日本2歳優駿(川崎ダ1,600)4着→京浜盃1着(大井ダ1,700)1着
2着アンパサンド:ニューイヤーC(浦和ダ1,600)3着→京浜盃2着(大井ダ1,700)2着
3着フリオーソ:共同通信杯(東京芝1,800)7着→スプリングS(中山芝1,800)11着
【京浜盃上位馬の本番成績】
ここ3年の京浜盃3着以内馬の羽田盃での着順は次のとおり。
2005年
シーチャリオット1着→1着
トウケイファイヤー2着→7着
メイプルエイト3着→2着
2006年
サワライチバン1着→7着
グッドストーン2着→2着
カネショウアトラス3着→6着
2007年
トップサバトン1着→1着
アンパサンド2着→2着
レッドドラゴン3着→4着
100mの距離延長でも着順が変わると見るか、あまり変化しないと見るか。ここ3年は京浜盃着外から本番で馬券圏内に巻き返した馬はまだいない。
【所属】
1998年大井→船橋→川崎
1999年大井→川崎→大井
2000年大井→船橋→大井
2001年船橋→大井→大井
2002年大井→大井→船橋
2003年船橋→大井→川崎
2004年川崎→大井→大井
2005年船橋→船橋→船橋
2006年船橋→船橋→川崎
2007年船橋→川崎→船橋
過去10年、船橋5勝、大井4勝、川崎1勝だが、21世紀以降は大井の勢いがなくなり、船橋、川崎勢の争いになっているのが大きな傾向。特にここ3年はそれが顕著。浦和所属馬が勝ったのは1995年のヒカリルーファスが最後。例年は出走してきたら即馬券圏外の評価で良い。
【人気薄好走馬】
単勝10番人気以下の好走馬は次のとおり。
2000年3着トップカイザー(11番人気、複勝2,030円)
2004年1着トキノコジロー(13番人気、単勝3,240円、複勝1,010円)
トップカイザーは京浜盃12着(2番人気)、雲取賞8着(5番人気)と完敗が続き、人気が急落したが3走前には同コースで2着に1.5秒差をつける圧勝経験があった。
トキノコジローは羽田盃が1月以来の休養明け。実はデビューから3戦無敗で鎌倉記念を制した素質馬。鎌倉記念後の2回の完敗で完璧に人気を落としていたが、休養前に出走していた準重賞では2番人気に支持されていた(5着)。
どちらも近走の着順が悪くて人気を落としていたが、巻き返す要素はあったと思われる。近走、人気に応えられず、人気が暴落しているような馬がいたら注意を払いたい。
【京浜盃優勝馬の羽田盃成績】
過去10年、京浜盃優勝馬の羽田盃成績は(6-0-1-2)。京浜盃の施行時期に変化があり、京浜盃→羽田盃というローテーションが確立されたのは近年のことだが、京浜と羽田は100mしか差がなく(京浜の方が長い距離だった年もある)、京浜盃で強い競馬を見せた馬はよほどのことがなければ崩れない。京浜盃の記事で書いたが、まさに「京浜盃優勝は充実の春を約束する」である。
京浜盃が3月下旬に移動したここ3年、シーチャリオット、トップサバトンは京浜盃→羽田盃の連勝に成功。どちらも京浜盃では4角好位から抜け出す横綱相撲だった。一方、サワライチバンは羽田7着と崩れたが、京浜が5番人気での注文相撲(逃げ)が嵌った感じ。本番ではハナを切れずに完敗した。ハイペースを豪快に捲り切って突き抜けたディラクエはどちらに評価出来る?
【3着以内馬の近走】
京浜盃の施行時期が3月末になった2005年以降の3着以内馬の近走は次のとおり。
2005年
1着シーチャリオット:雲取賞(大井ダ1,600)1着→京浜盃(大井ダ1,700)1着
2着メイプルエイト:サンライズC(川崎ダ1,600)1着→京浜盃(大井ダ1,700)3着
3着マズルブラスト:雲取賞(大井ダ1,600)2着→しらさぎ賞(浦和ダ1,600)2着
2006年
1着サンキューウィン:爽風S(船橋ダ1,000)1着→クラウンC(川崎ダ1,600)1着
2着グッドストーン:ヒヤシンスS(東京ダ1,600)10着→京浜盃(大井ダ1,700)2着
3着トキノシャンハイ:菜の花特別(川崎ダ1,600)3着→クラウンC(川崎ダ1,600)2着
2007年
1着トップサバトン:全日本2歳優駿(川崎ダ1,600)4着→京浜盃1着(大井ダ1,700)1着
2着アンパサンド:ニューイヤーC(浦和ダ1,600)3着→京浜盃2着(大井ダ1,700)2着
3着フリオーソ:共同通信杯(東京芝1,800)7着→スプリングS(中山芝1,800)11着
【京浜盃上位馬の本番成績】
ここ3年の京浜盃3着以内馬の羽田盃での着順は次のとおり。
2005年
シーチャリオット1着→1着
トウケイファイヤー2着→7着
メイプルエイト3着→2着
2006年
サワライチバン1着→7着
グッドストーン2着→2着
カネショウアトラス3着→6着
2007年
トップサバトン1着→1着
アンパサンド2着→2着
レッドドラゴン3着→4着
100mの距離延長でも着順が変わると見るか、あまり変化しないと見るか。ここ3年は京浜盃着外から本番で馬券圏内に巻き返した馬はまだいない。
2008.04.21
3冠目指して発進 ディラクエ登場【羽田盃】
4月23日(水)、大井競馬場で行われる第53回羽田盃(S1)。
南関の牡馬クラシック3冠レースがいよいよスタート。昨年はトップサバトン、アンパサンド、フリオーソの“3強”が火の出るような叩き合いを見せてトップサバトンが優勝。勝ち時計は大井で滅多に見ることが出来ない1分51秒台が記録され、「今年の3歳は強いぞ」とレース後に声が上がっていたのを思い出す。そのファンの感覚が間違いではなかったことは7月のジャパンダートダービーでJRA代表のロングプライドをフリオーソとアンパサンドが子供扱いにしたことで証明されることとなった。
今年は昨年とは打って変わって「1強」ムード。既に交流G実績を残しているディラクエが2001年のトーシンブリザード以来の3冠を目指して発進する。
タケノショウリュウ(大井)はデビュー以来大崩れなく着順をまとめている堅実派。ここ3走はJRAとの交流戦でも上位入線を果たしており、基本的な性能は高そう。ただ、ここが重賞級とは初対戦で試金石の評価が妥当。
ミヤサンスペクター(大井)はスプリント戦で抜群の安定感がある。1,600でも勝利があるが時計は平凡であり、一線級相手でどうか。
ミッシェルラブ(大井)は昨秋、準重賞ゴールドジュニアー3着となかなかの性能を見せていたが、休養明け初戦の前走を大敗。牡馬相手で一気の巻き返しは?
エバーブライト(船橋)はJRAの芝レースでも大崩れしなかった能力を持つ。ダート戦でどうかというのはあるが、昨秋のジュメイラビーチCでゲンキチホマレに僅差の2着がある。伏兵評価は可能。
ホウザン(船橋)は期待を集めた京浜盃を9着と大敗。昨秋、北海道2歳優駿でディラクエを最後まで苦しめた先行力は脅威だが、まだ状態が戻り切らないか。中間の良化次第。
ジルグリッター(船橋)は前走の競馬が案外だが、休養前は堅実に上位を争っていた。馬体が絞れれば。
コラボスフィーダ(船橋)は京浜盃がディラクエからは離された4着。昨秋の圧勝振りが鮮やかで人気になりやすいタイプとなってしまった。京浜盃で先着した馬には負けないだろうが、ディラクエとの差をどこまで詰めることが出来るかどうか。少々成長力を欠いている印象も。
ディラクエ(川崎)は京浜盃圧勝で2008年のキャンペーンをスタート。前がやり合ったこともあるが、勝負所での反応の鋭さはさすがに全日本2歳優駿他交流Gで実績を残して来た実績馬という印象だ。前走で今年の南関クラシックの主役候補は早々に確定。ここは過去の先達との戦い、いわば勝ちっぷりが求められる。今年は層が分厚いJRA勢との戦いまで負けられない。
ニックバニヤン(大井)は昨秋のゴールドジュニアーを制した実力馬だが、その後の成長が案外。前走の京浜盃も崩れ過ぎで。
ハタノギャラン(船橋)はJRA出身の牝馬。JRA未勝利から転入し、桜花賞を4番人気で4着。初距離を考えればそこそこの競馬。能力面は水準以上のものがありそうだ。牡馬相手で苦しい戦いになりそうだが、どこまでやれるか。
ディアヤマト(大井)はJRAからの転入初戦の前走・京浜盃が2着と好スタート。ディラクエには完敗続きだが、それ以外の馬には負けそうな気配はない。父テイエムサンデーで距離延長微妙だが、京浜盃からプラス100ならまだ大丈夫か。
ゲンキチホマレ(川崎)は中間一頓挫あってニューイヤーC以来の競馬。順調に使われていればかなりの能力馬であり、「打倒ディラクエ」を宣言してもいい所だが、今回は初コースでもあり、どう出るか。
ロイヤルマコトクン(大井)は京浜盃3着。かなり速いペースとなったが、逃げなければ好走出来なかった同馬としては進境の見られた一戦。スピードが勝ったタイプであり、距離延長微妙だが、ここも積極的に先手か。前走よりは前に行きやすい。
ミサトアンバード(浦和)は準重賞雲取賞と京浜盃の走りがイマイチで浦和専用っぽい戦績。大外枠を引いたこともあり、強くは推せないが。
南関の牡馬クラシック3冠レースがいよいよスタート。昨年はトップサバトン、アンパサンド、フリオーソの“3強”が火の出るような叩き合いを見せてトップサバトンが優勝。勝ち時計は大井で滅多に見ることが出来ない1分51秒台が記録され、「今年の3歳は強いぞ」とレース後に声が上がっていたのを思い出す。そのファンの感覚が間違いではなかったことは7月のジャパンダートダービーでJRA代表のロングプライドをフリオーソとアンパサンドが子供扱いにしたことで証明されることとなった。
今年は昨年とは打って変わって「1強」ムード。既に交流G実績を残しているディラクエが2001年のトーシンブリザード以来の3冠を目指して発進する。
タケノショウリュウ(大井)はデビュー以来大崩れなく着順をまとめている堅実派。ここ3走はJRAとの交流戦でも上位入線を果たしており、基本的な性能は高そう。ただ、ここが重賞級とは初対戦で試金石の評価が妥当。
ミヤサンスペクター(大井)はスプリント戦で抜群の安定感がある。1,600でも勝利があるが時計は平凡であり、一線級相手でどうか。
ミッシェルラブ(大井)は昨秋、準重賞ゴールドジュニアー3着となかなかの性能を見せていたが、休養明け初戦の前走を大敗。牡馬相手で一気の巻き返しは?
エバーブライト(船橋)はJRAの芝レースでも大崩れしなかった能力を持つ。ダート戦でどうかというのはあるが、昨秋のジュメイラビーチCでゲンキチホマレに僅差の2着がある。伏兵評価は可能。
ホウザン(船橋)は期待を集めた京浜盃を9着と大敗。昨秋、北海道2歳優駿でディラクエを最後まで苦しめた先行力は脅威だが、まだ状態が戻り切らないか。中間の良化次第。
ジルグリッター(船橋)は前走の競馬が案外だが、休養前は堅実に上位を争っていた。馬体が絞れれば。
コラボスフィーダ(船橋)は京浜盃がディラクエからは離された4着。昨秋の圧勝振りが鮮やかで人気になりやすいタイプとなってしまった。京浜盃で先着した馬には負けないだろうが、ディラクエとの差をどこまで詰めることが出来るかどうか。少々成長力を欠いている印象も。
ディラクエ(川崎)は京浜盃圧勝で2008年のキャンペーンをスタート。前がやり合ったこともあるが、勝負所での反応の鋭さはさすがに全日本2歳優駿他交流Gで実績を残して来た実績馬という印象だ。前走で今年の南関クラシックの主役候補は早々に確定。ここは過去の先達との戦い、いわば勝ちっぷりが求められる。今年は層が分厚いJRA勢との戦いまで負けられない。
ニックバニヤン(大井)は昨秋のゴールドジュニアーを制した実力馬だが、その後の成長が案外。前走の京浜盃も崩れ過ぎで。
ハタノギャラン(船橋)はJRA出身の牝馬。JRA未勝利から転入し、桜花賞を4番人気で4着。初距離を考えればそこそこの競馬。能力面は水準以上のものがありそうだ。牡馬相手で苦しい戦いになりそうだが、どこまでやれるか。
ディアヤマト(大井)はJRAからの転入初戦の前走・京浜盃が2着と好スタート。ディラクエには完敗続きだが、それ以外の馬には負けそうな気配はない。父テイエムサンデーで距離延長微妙だが、京浜盃からプラス100ならまだ大丈夫か。
ゲンキチホマレ(川崎)は中間一頓挫あってニューイヤーC以来の競馬。順調に使われていればかなりの能力馬であり、「打倒ディラクエ」を宣言してもいい所だが、今回は初コースでもあり、どう出るか。
ロイヤルマコトクン(大井)は京浜盃3着。かなり速いペースとなったが、逃げなければ好走出来なかった同馬としては進境の見られた一戦。スピードが勝ったタイプであり、距離延長微妙だが、ここも積極的に先手か。前走よりは前に行きやすい。
ミサトアンバード(浦和)は準重賞雲取賞と京浜盃の走りがイマイチで浦和専用っぽい戦績。大外枠を引いたこともあり、強くは推せないが。
2008.04.13
混戦の牡馬クラシック開幕【皐月賞】
4月20日(日)、中山競馬場で行われる第68回皐月賞。
牝馬クラシック第1弾・桜花賞は大波乱の結果となったが、牡馬も傑出した存在がいないという点では共通している。ただ、牝馬と異なるのは重賞2勝馬が1頭だけおり、一応の「核」となる馬は存在するということか。
1994年にブライアンズタイム産駒がクラシック年齢に到達して以降、この皐月賞というレースで勝ち馬の父となった種牡馬はわずかに4頭しか存在しないことはよく知られている。
1994ブライアンズタイム(ナリタブライアン)
1995サンデーサイレンス(ジェニュイン)
1996サンデーサイレンス(イシノサンデー)
1997ブライアンズタイム(サニーブライアン)
1998シェリフズスター(セイウンスカイ)
1999オペラハウス(テイエムオペラオー)
2000サンデーサイレンス(エアシャカール)
2001サンデーサイレンス(アグネスタキオン)
2002ブライアンズタイム(ノーリーズン)
2003サンデーサイレンス(ネオユニヴァース)
2004サンデーサイレンス(ダイワメジャー)
2005サンデーサイレンス(ディープインパクト)
2006オペラハウス(メイショウサムソン)
2007ブライアンズタイム(ヴィクトリー)
今年の登録馬中、ブライアンズタイム産駒はわずかに1頭。加齢とともに産駒のダート色が前よりも一層進行した感があるブライアンズタイムであるが、昨年は久しぶりの皐月賞馬を輩出した。2年連続の皐月賞制覇は過去にないが、マイネルチャールズで連覇に挑む。
主要プレップ優勝馬の皐月賞成績は次のとおり(若葉S以外は1989年以降。若葉Sはトライアルになった1991年以降)。なお、平成以降の皐月賞馬の前走は弥生賞6頭、スプリングS6頭、若葉S5頭、きさらぎ賞1頭、毎日杯1頭。トライアル3鞍がほぼ拮抗状態。
共同通信杯(1-1-3-8)
きさらぎ賞(2-2-2-7)
弥生賞(2-1-5-7)
スプリングS(4-1-1-9)
若葉S(3-2-1-8)
毎日杯(1-0-1-9)
共同通信杯勝ち馬で皐月賞を制したのは1994年のナリタブライアンのみ。このレース後、皐月賞に直行するケースもよくあるが、該当馬の皐月賞成績は(0-0-2-4)で3着はジャングルポケット、フサイチホウオー親仔だけ。間に皐月トライアルを挟んだ馬はそこそこ上位に来るのだが、勝ち切るまでには至らないステップ。
きさらぎ賞勝ち馬で皐月賞を制したのは1990年のハクタイセイと2003年のネオユニヴァース。前者はぶっつけ、後者はスプリングSを間に挟んだが、どちらも「連勝中だった」という共通点があった。通信杯に比べるとぶっつけを選択する陣営は少ないが、昨年のアサクサキングスを始めとしてハクタイセイ以外は結果が出ていない。
「平均着順3.8、平均人気2.0」。これが皐月賞における弥生賞馬の着順と人気である。すなわち「人気先行」が明らかであると言える。さすがに他のプレップの勝ち馬にはよくある2桁着順こそないものの、平成以降、着順が人気を上回ったケースは皆無である。平成以降で弥生賞→皐月賞を連勝したのはアグネスタキオン、ディープインパクトのみ。誰もが認める超名馬、いわば3冠も視野に入ってくるような馬以外はこの重圧に耐えられないということを歴史は証明している。
スプリングS勝ち馬は平成以降で4頭が本番で栄冠をつかんでいる。その4頭はミホノブルボン、ナリタブライアン、ネオユニヴァース、メイショウサムソン。「スプリング→皐月を連勝できる馬は春を制する2冠馬となる」ということを教えてくれている。スプリングS優勝馬を評価する際は、ダービーまで展望できる成長力や血統背景があるかどうかを検証することが重要。このレースは弥生賞と異なり、年によるレベルのばらつきが大きく、スプリング上位入線馬が本番ではどこにもいないということも度々見られる取扱いの難しいプレップではある。
若葉S勝ち馬は中山時代(1999年まで)にトウカイテイオー、ジェニュインが本番をも勝利し、直結度が高かったが、阪神に開催が移ってからはハーツクライ始め2桁着順に沈む馬が連続し、軽視されがちなプレップとなっていた。しかし、昨年、ヴィクトリーが若葉Sをステップに本番も優勝し、再び勢いを増しているプレップと言えるだろうか。
毎日杯勝ち馬が本番で勝利を収めたのは1999年のテイエムオペラオーのみ。キングカメハメハ、アドマイヤメインなど、近年は毎日杯→皐月をスキップ→ダービートライアルやマイルCへというステップを選択する馬もおり、皐月賞との関連性は薄れている。2001年以降、皐月賞に出走した毎日杯馬は3頭しかおらず、全て本番では見せ場なく敗退している。
アドマイヤコマンドは毎日杯2着。新馬戦を勝ったばかりの馬としては時計も大幅に詰めており、秘めた才能を十分に見せているが、キャリアの浅さが本番でどう出るか。相手も強化され。
オリエンタルロックは層の薄かった札幌2歳勝ち以降は全て11着と完全にトンネルに突入したようだ。父マンハッタンカフェなら先細りは考えにくいが、今の状態では手を出しにくい。
キャプテントゥーレは弥生賞4着。距離延長には無難に対応したが、上位には来るもののもう一押しがないという状況。中間どれだけパワーアップしているか。
サブジェクトは昨年の暮れ、出世レースのラジオNIKKEI杯を制したが、その後が案外な競馬。最近トレンドのフジキセキ産駒。もう少し成長力を見せて欲しい。
ショウナンアルバはスプリングS3着。道中かなり折り合いを欠いていてそれでも3着を確保したのだから、能力はかなり高いものがあるのだろう。ウォーエンブレム産駒はすんなり先行→押し切りが好走の要件のようだが、例年タフな競馬になることが多い皐月賞。どうなるか。
スズジュピターは前々走の朝日杯では1番人気に支持されたくらいだが、ここ2走がイマイチの内容。現状ではパンチ力に欠く印象で大望はどうか。
スマートファルコンはアーリントンC10着大敗。芝でもOPを勝ったが、現状ではダート向きの可能性もある。
スマイルジャックは勝ち切れない競馬を続けていたが、前走は鞍上の好判断でいつもより前に位置し、まんまと成功。本番で同じ競馬が出来るかどうか保証はないが、今年はやる気を見せている鞍上が2週連続でクラシック制覇なんてことも。
タケミカヅチは弥生賞3着。いつもより早めの位置取りで競馬を進めたが、着順にはさほど影響を与えなかった。安定感はあるが、勝ち切れるパンチ力があるかどうか。
ダンツウイニングは若葉S2着。過去に挑戦したNIKKEI杯、京成杯ともにそこそこの競馬で上位陣とはさほど差のない所に来ている。休みなく使われているのが気になるが。
ドリームシグナルはスプリングS6着。手応え良く4角を回ったものの伸び切れなかったのは距離か。中山2,000は距離適性をごまかせる小回りと思われがちだが、意外にスタミナも問われるだけに。
ノットアローンは絶妙のペース配分で若葉S勝ち。通信杯で大敗しているのが気になるが、ここに来て馬の成長を感じるレース内容ではあった。2着だったダンツウイニング同様、休みなく使われているのがどうか。
フサイチアソートは弥生賞4番人気12着。叩いての上積みに期待したいところだが、東スポ杯勝ち馬は後で振り返ってみるとマイラーであることが多いことが明らかになっているレース。同馬も短距離色の濃い父トワイニングだが。
フローテーションはスプリングSで中団から鋭く追い込み2着。デビューから2連勝した素質馬がようやく調子を取り戻したようだ。反動が出なければもう一丁と言いたいが、1,800以外で好走できていないのが気になるところ。
ブラックシェルは弥生賞2着。きさらぎ賞で大外をぶん回して届かずに人気を裏切ったが、中山コースはレースがしやすいようで安定して力を発揮している。底力に欠くクロフネ産駒だが、本番でどうか。
ベンチャーナインはスプリングS11着。どのレースも大きく負けていないが、あと一押しが必要。京成杯好走馬であり、一応の注意は必要。
マイネルチャールズは弥生賞勝ち。世代で唯一の重賞2勝馬となり、どうやら今年の皐月賞はこの馬を中心にレースが動くようだ。前目に付けられる先行力、後ろから来た馬には交わさせない勝負根性と中山2,000には確かにピッタリの馬。松岡が普段の競馬が出来れば結果はついてくるか。
レインボーペガサスはスプリングS7着。中団から伸び切れなかったが、きさらぎ賞好走の反動もあったのだろう。ダート馬と思っている人も多いと思うので人気が急落するようなら。
レッツゴーキリシマはスプリングS9着。外枠から流れに乗れず終いで不完全燃焼。内枠でも引いてすんなり先行できるようなら。
牝馬クラシック第1弾・桜花賞は大波乱の結果となったが、牡馬も傑出した存在がいないという点では共通している。ただ、牝馬と異なるのは重賞2勝馬が1頭だけおり、一応の「核」となる馬は存在するということか。
1994年にブライアンズタイム産駒がクラシック年齢に到達して以降、この皐月賞というレースで勝ち馬の父となった種牡馬はわずかに4頭しか存在しないことはよく知られている。
1994ブライアンズタイム(ナリタブライアン)
1995サンデーサイレンス(ジェニュイン)
1996サンデーサイレンス(イシノサンデー)
1997ブライアンズタイム(サニーブライアン)
1998シェリフズスター(セイウンスカイ)
1999オペラハウス(テイエムオペラオー)
2000サンデーサイレンス(エアシャカール)
2001サンデーサイレンス(アグネスタキオン)
2002ブライアンズタイム(ノーリーズン)
2003サンデーサイレンス(ネオユニヴァース)
2004サンデーサイレンス(ダイワメジャー)
2005サンデーサイレンス(ディープインパクト)
2006オペラハウス(メイショウサムソン)
2007ブライアンズタイム(ヴィクトリー)
今年の登録馬中、ブライアンズタイム産駒はわずかに1頭。加齢とともに産駒のダート色が前よりも一層進行した感があるブライアンズタイムであるが、昨年は久しぶりの皐月賞馬を輩出した。2年連続の皐月賞制覇は過去にないが、マイネルチャールズで連覇に挑む。
主要プレップ優勝馬の皐月賞成績は次のとおり(若葉S以外は1989年以降。若葉Sはトライアルになった1991年以降)。なお、平成以降の皐月賞馬の前走は弥生賞6頭、スプリングS6頭、若葉S5頭、きさらぎ賞1頭、毎日杯1頭。トライアル3鞍がほぼ拮抗状態。
共同通信杯(1-1-3-8)
きさらぎ賞(2-2-2-7)
弥生賞(2-1-5-7)
スプリングS(4-1-1-9)
若葉S(3-2-1-8)
毎日杯(1-0-1-9)
共同通信杯勝ち馬で皐月賞を制したのは1994年のナリタブライアンのみ。このレース後、皐月賞に直行するケースもよくあるが、該当馬の皐月賞成績は(0-0-2-4)で3着はジャングルポケット、フサイチホウオー親仔だけ。間に皐月トライアルを挟んだ馬はそこそこ上位に来るのだが、勝ち切るまでには至らないステップ。
きさらぎ賞勝ち馬で皐月賞を制したのは1990年のハクタイセイと2003年のネオユニヴァース。前者はぶっつけ、後者はスプリングSを間に挟んだが、どちらも「連勝中だった」という共通点があった。通信杯に比べるとぶっつけを選択する陣営は少ないが、昨年のアサクサキングスを始めとしてハクタイセイ以外は結果が出ていない。
「平均着順3.8、平均人気2.0」。これが皐月賞における弥生賞馬の着順と人気である。すなわち「人気先行」が明らかであると言える。さすがに他のプレップの勝ち馬にはよくある2桁着順こそないものの、平成以降、着順が人気を上回ったケースは皆無である。平成以降で弥生賞→皐月賞を連勝したのはアグネスタキオン、ディープインパクトのみ。誰もが認める超名馬、いわば3冠も視野に入ってくるような馬以外はこの重圧に耐えられないということを歴史は証明している。
スプリングS勝ち馬は平成以降で4頭が本番で栄冠をつかんでいる。その4頭はミホノブルボン、ナリタブライアン、ネオユニヴァース、メイショウサムソン。「スプリング→皐月を連勝できる馬は春を制する2冠馬となる」ということを教えてくれている。スプリングS優勝馬を評価する際は、ダービーまで展望できる成長力や血統背景があるかどうかを検証することが重要。このレースは弥生賞と異なり、年によるレベルのばらつきが大きく、スプリング上位入線馬が本番ではどこにもいないということも度々見られる取扱いの難しいプレップではある。
若葉S勝ち馬は中山時代(1999年まで)にトウカイテイオー、ジェニュインが本番をも勝利し、直結度が高かったが、阪神に開催が移ってからはハーツクライ始め2桁着順に沈む馬が連続し、軽視されがちなプレップとなっていた。しかし、昨年、ヴィクトリーが若葉Sをステップに本番も優勝し、再び勢いを増しているプレップと言えるだろうか。
毎日杯勝ち馬が本番で勝利を収めたのは1999年のテイエムオペラオーのみ。キングカメハメハ、アドマイヤメインなど、近年は毎日杯→皐月をスキップ→ダービートライアルやマイルCへというステップを選択する馬もおり、皐月賞との関連性は薄れている。2001年以降、皐月賞に出走した毎日杯馬は3頭しかおらず、全て本番では見せ場なく敗退している。
アドマイヤコマンドは毎日杯2着。新馬戦を勝ったばかりの馬としては時計も大幅に詰めており、秘めた才能を十分に見せているが、キャリアの浅さが本番でどう出るか。相手も強化され。
オリエンタルロックは層の薄かった札幌2歳勝ち以降は全て11着と完全にトンネルに突入したようだ。父マンハッタンカフェなら先細りは考えにくいが、今の状態では手を出しにくい。
キャプテントゥーレは弥生賞4着。距離延長には無難に対応したが、上位には来るもののもう一押しがないという状況。中間どれだけパワーアップしているか。
サブジェクトは昨年の暮れ、出世レースのラジオNIKKEI杯を制したが、その後が案外な競馬。最近トレンドのフジキセキ産駒。もう少し成長力を見せて欲しい。
ショウナンアルバはスプリングS3着。道中かなり折り合いを欠いていてそれでも3着を確保したのだから、能力はかなり高いものがあるのだろう。ウォーエンブレム産駒はすんなり先行→押し切りが好走の要件のようだが、例年タフな競馬になることが多い皐月賞。どうなるか。
スズジュピターは前々走の朝日杯では1番人気に支持されたくらいだが、ここ2走がイマイチの内容。現状ではパンチ力に欠く印象で大望はどうか。
スマートファルコンはアーリントンC10着大敗。芝でもOPを勝ったが、現状ではダート向きの可能性もある。
スマイルジャックは勝ち切れない競馬を続けていたが、前走は鞍上の好判断でいつもより前に位置し、まんまと成功。本番で同じ競馬が出来るかどうか保証はないが、今年はやる気を見せている鞍上が2週連続でクラシック制覇なんてことも。
タケミカヅチは弥生賞3着。いつもより早めの位置取りで競馬を進めたが、着順にはさほど影響を与えなかった。安定感はあるが、勝ち切れるパンチ力があるかどうか。
ダンツウイニングは若葉S2着。過去に挑戦したNIKKEI杯、京成杯ともにそこそこの競馬で上位陣とはさほど差のない所に来ている。休みなく使われているのが気になるが。
ドリームシグナルはスプリングS6着。手応え良く4角を回ったものの伸び切れなかったのは距離か。中山2,000は距離適性をごまかせる小回りと思われがちだが、意外にスタミナも問われるだけに。
ノットアローンは絶妙のペース配分で若葉S勝ち。通信杯で大敗しているのが気になるが、ここに来て馬の成長を感じるレース内容ではあった。2着だったダンツウイニング同様、休みなく使われているのがどうか。
フサイチアソートは弥生賞4番人気12着。叩いての上積みに期待したいところだが、東スポ杯勝ち馬は後で振り返ってみるとマイラーであることが多いことが明らかになっているレース。同馬も短距離色の濃い父トワイニングだが。
フローテーションはスプリングSで中団から鋭く追い込み2着。デビューから2連勝した素質馬がようやく調子を取り戻したようだ。反動が出なければもう一丁と言いたいが、1,800以外で好走できていないのが気になるところ。
ブラックシェルは弥生賞2着。きさらぎ賞で大外をぶん回して届かずに人気を裏切ったが、中山コースはレースがしやすいようで安定して力を発揮している。底力に欠くクロフネ産駒だが、本番でどうか。
ベンチャーナインはスプリングS11着。どのレースも大きく負けていないが、あと一押しが必要。京成杯好走馬であり、一応の注意は必要。
マイネルチャールズは弥生賞勝ち。世代で唯一の重賞2勝馬となり、どうやら今年の皐月賞はこの馬を中心にレースが動くようだ。前目に付けられる先行力、後ろから来た馬には交わさせない勝負根性と中山2,000には確かにピッタリの馬。松岡が普段の競馬が出来れば結果はついてくるか。
レインボーペガサスはスプリングS7着。中団から伸び切れなかったが、きさらぎ賞好走の反動もあったのだろう。ダート馬と思っている人も多いと思うので人気が急落するようなら。
レッツゴーキリシマはスプリングS9着。外枠から流れに乗れず終いで不完全燃焼。内枠でも引いてすんなり先行できるようなら。
2008.04.07
百花繚乱 1冠目の行方は?【桜花賞】
4月13日(日)、阪神競馬場で行われる第68回桜花賞。
ダイワスカーレット、ウオッカの2巨頭体制だった昨年とは打って変わって、今年のJRA牝馬クラシック戦線は混戦模様。安定した成績を残しているトールポピーがこの桜花賞では1番人気になりそうだが、安定しているというだけで頭になることが出来るかどうかは時の運。
主要プレップの優勝馬の桜花賞成績は次のようになっている。
チューリップ賞(1994年以降):(1-2-0-10)
フィリーズレビュー(1994年以降):(2-1-0-10)
アネモネS(2000年以降):(0-0-1-7)
フラワーC(1994年以降):(2-1-0-3)
クイーンC(1994年以降):(0-1-2-9)
OP特別時代にはマックスビューティ、アグネスフローラ、シスタートウショウ、ベガらを輩出したチューリップ賞優勝馬は本番でははっきりと不振。重賞格上げ以降勝ったのはテイエムオーシャンのみ。誰もが認めるスーパー牝馬でなければTR→本番連勝は無理だ。
フィリーズレビューは報知杯4歳牝馬特別時代を含めて対象期間でTR→本番の連勝を決めたのはキョウエイマーチ、ラインクラフトの2頭のみ。このレースは年によってレベルのばらつきが大きく、本番ではこのレースの上位入線馬がどこにもいないケースも多々ある。
アネモネS勝ち馬は開催が中山に移って以降、馬券の対象になったのは2001年のダイワルージュのみ。中山に変わってから、この組で馬券の対象になったのは2002年1着のアローキャリーが加わるだけで不振極まりない。馬券対象になった2頭の共通点は前年のJFで2着だったことで、既に阪神コースへの高い適性を示していたことにある。
フラワーC出走組は以前は即切りの対象だったが、勝ち馬から2頭の桜花賞馬が誕生。最近では本番に相性の良いステップ。
クイーンC優勝馬は以前から知られているように「頭はない」傾向。間隔が微妙に空くため調整が難しいというのも影響しているのだろう。クイーン勝ち→桜花賞敗退→オークス激走という一つの確立されたパターンは存在する。
チューリップ賞が重賞に格上げされた1994年以降の優勝馬の前走はチューリップ賞7頭、アネモネS3頭、フィリーズレビュー2頭、フラワーC2頭。チューリップ賞と本番を連勝したのがこの期間ではテイエムオーシャンしかいないのだから、6頭がチューリップ賞敗戦から本番で栄冠をつかんでいることになる。巻き返した6頭は全てチューリップ賞で3番人気以内に支持されていた共通点がある。チューリップ賞敗退組の取捨のポイントはこれか。なお、平成以降の桜花賞馬はこの4つのレースのいずれかから誕生しており、例外は平成元年のシャダイカグラがペガサスS(現:アーリントンC)をステップにして桜花賞を勝った例があるのみ。
エアパスカルはチューリップ賞1着。途中でハナを奪う積極的なレースでトールポピーとオディールの追撃を振り切った。特に人気薄で勝った場合は本番ではどこにもいないチューリップ賞勝ち馬。果たして今年は。
トールポピーはチューリップ賞2着。試走に徹したと思えば上々の船出。チューリップ賞でペースが遅かったとは言え、前付け出来たのは収穫。頭ではないかも知れないが上位争いは確実か。
オディールは休養明けのチューリップ賞3着。出遅れて後方から差を詰め、最後は接戦に持ち込んだのは世代上位の実力を発揮したものと思われる。底力に欠くクロフネ産駒で本番では反動が出る可能性が高いが。
マイネレーツェルはフィリーズレビュー11番人気1着。後方から鮮やかな末脚を披露して低評価を覆した。どのレースでも堅実に差を詰めてくるのは父ステイゴールドの血がなせる技か。反動がなければ。
ベストオブミーはそれまでに実績のなかった芝のフィリーズレビューで一旦先頭の2着。クラシックの時期にグンと成長するブライアンズタイム産駒らしくここに来て急成長している模様だ。こちらもマイネレーツェル同様、反動がなければ。
レジネッタはフィリーズレビュー3着。そこそこ来てもここ3走は勝ち切れていないが、レース内容はそれほど悪くない。本番では2桁人気だろうから気楽に行ければ。
ソーマジックはここ3走の内容が良く、前走のアネモネSで3連勝達成。叩かれて徐々に着順を上げて来る典型的なシンボリクリスエス産駒の特徴を示しており、相手強化もそれなりにこなしてしまう可能性はある。
シャランジュはクイーンC大敗で評価が揺れていたが、アネモネ2着で本番への出走権をゲット。本番では2桁人気だろうから気楽に差してくるだけ。
ブラックエンブレムはフラワーCで重賞初制覇。葉牡丹賞では皐月賞で人気確実のマイネルチャールズに僅差で続く3着と牡馬トップクラスと好勝負した経験もある。前走は最後に詰め寄られたのが不満だが、近年相性の良いステップであり警戒必要。
エフティマイアは成長力に欠いている模様で早くも過去の馬になりつつある。ここ2走の内容はそれほど悪くないが、良いわけでもない。
リトルアマポーラは3戦目の京成杯でマイネルチャールズと僅差の競馬。前走のクイーンCは横綱相撲で重賞初制覇。本番と微妙に間隔が空くため、あまり直結しないステップだが、今年の混戦ムードなら上位評価できるか。
ルルパンブルーはファルコンS3着。ベストは1,200であることは間違いなく、距離が延びるのは厳しそうだ。
ハートオブクィーンは中央入り後全て2桁着順で完全に過去の馬。もうしばらく2桁着順が続くだろう。
エイムアットビップはフィリーズレビュー1番人気10着。上位が後方から脚を伸ばした馬ばかりで占められたレースだったが、その中に加わることなく敗退した。巻き返し警戒と言いたいところだが、フィリーズレビュー大敗からの巻き返しは?
マダムルコントはこれが中央入り初戦。1番人気に支持された浦和桜花賞は8着に大敗。南関クラシック路線でならこの後のプリンセス賞で狙ってみたくなる負け方だったが、JRAの芝のG1では追走一杯が必至。厳しいだろう。
エーソングフォーはフィリーズレビュー14着大敗。一連のトライアルでこうも簡単に崩れてしまうようではクラシックを勝つのは無理。出世レースの紅梅S勝ち馬だが。
デヴェロッペはアネモネS10着大敗。外枠からハナを切れずにあっさりと土俵を割った。前々走、リトルアマポーラから0.3秒差もこの辺が一杯の感。
ポルトフィーノはアーリントンC1番人気8着。控える競馬を試みたがまるで伸び切れずだった。現状ではハナを切った方が良さそうだが、巻き返しなるかどうか。クロフネ産駒だけに底力の有無は気になるところ。
ダイワスカーレット、ウオッカの2巨頭体制だった昨年とは打って変わって、今年のJRA牝馬クラシック戦線は混戦模様。安定した成績を残しているトールポピーがこの桜花賞では1番人気になりそうだが、安定しているというだけで頭になることが出来るかどうかは時の運。
主要プレップの優勝馬の桜花賞成績は次のようになっている。
チューリップ賞(1994年以降):(1-2-0-10)
フィリーズレビュー(1994年以降):(2-1-0-10)
アネモネS(2000年以降):(0-0-1-7)
フラワーC(1994年以降):(2-1-0-3)
クイーンC(1994年以降):(0-1-2-9)
OP特別時代にはマックスビューティ、アグネスフローラ、シスタートウショウ、ベガらを輩出したチューリップ賞優勝馬は本番でははっきりと不振。重賞格上げ以降勝ったのはテイエムオーシャンのみ。誰もが認めるスーパー牝馬でなければTR→本番連勝は無理だ。
フィリーズレビューは報知杯4歳牝馬特別時代を含めて対象期間でTR→本番の連勝を決めたのはキョウエイマーチ、ラインクラフトの2頭のみ。このレースは年によってレベルのばらつきが大きく、本番ではこのレースの上位入線馬がどこにもいないケースも多々ある。
アネモネS勝ち馬は開催が中山に移って以降、馬券の対象になったのは2001年のダイワルージュのみ。中山に変わってから、この組で馬券の対象になったのは2002年1着のアローキャリーが加わるだけで不振極まりない。馬券対象になった2頭の共通点は前年のJFで2着だったことで、既に阪神コースへの高い適性を示していたことにある。
フラワーC出走組は以前は即切りの対象だったが、勝ち馬から2頭の桜花賞馬が誕生。最近では本番に相性の良いステップ。
クイーンC優勝馬は以前から知られているように「頭はない」傾向。間隔が微妙に空くため調整が難しいというのも影響しているのだろう。クイーン勝ち→桜花賞敗退→オークス激走という一つの確立されたパターンは存在する。
チューリップ賞が重賞に格上げされた1994年以降の優勝馬の前走はチューリップ賞7頭、アネモネS3頭、フィリーズレビュー2頭、フラワーC2頭。チューリップ賞と本番を連勝したのがこの期間ではテイエムオーシャンしかいないのだから、6頭がチューリップ賞敗戦から本番で栄冠をつかんでいることになる。巻き返した6頭は全てチューリップ賞で3番人気以内に支持されていた共通点がある。チューリップ賞敗退組の取捨のポイントはこれか。なお、平成以降の桜花賞馬はこの4つのレースのいずれかから誕生しており、例外は平成元年のシャダイカグラがペガサスS(現:アーリントンC)をステップにして桜花賞を勝った例があるのみ。
エアパスカルはチューリップ賞1着。途中でハナを奪う積極的なレースでトールポピーとオディールの追撃を振り切った。特に人気薄で勝った場合は本番ではどこにもいないチューリップ賞勝ち馬。果たして今年は。
トールポピーはチューリップ賞2着。試走に徹したと思えば上々の船出。チューリップ賞でペースが遅かったとは言え、前付け出来たのは収穫。頭ではないかも知れないが上位争いは確実か。
オディールは休養明けのチューリップ賞3着。出遅れて後方から差を詰め、最後は接戦に持ち込んだのは世代上位の実力を発揮したものと思われる。底力に欠くクロフネ産駒で本番では反動が出る可能性が高いが。
マイネレーツェルはフィリーズレビュー11番人気1着。後方から鮮やかな末脚を披露して低評価を覆した。どのレースでも堅実に差を詰めてくるのは父ステイゴールドの血がなせる技か。反動がなければ。
ベストオブミーはそれまでに実績のなかった芝のフィリーズレビューで一旦先頭の2着。クラシックの時期にグンと成長するブライアンズタイム産駒らしくここに来て急成長している模様だ。こちらもマイネレーツェル同様、反動がなければ。
レジネッタはフィリーズレビュー3着。そこそこ来てもここ3走は勝ち切れていないが、レース内容はそれほど悪くない。本番では2桁人気だろうから気楽に行ければ。
ソーマジックはここ3走の内容が良く、前走のアネモネSで3連勝達成。叩かれて徐々に着順を上げて来る典型的なシンボリクリスエス産駒の特徴を示しており、相手強化もそれなりにこなしてしまう可能性はある。
シャランジュはクイーンC大敗で評価が揺れていたが、アネモネ2着で本番への出走権をゲット。本番では2桁人気だろうから気楽に差してくるだけ。
ブラックエンブレムはフラワーCで重賞初制覇。葉牡丹賞では皐月賞で人気確実のマイネルチャールズに僅差で続く3着と牡馬トップクラスと好勝負した経験もある。前走は最後に詰め寄られたのが不満だが、近年相性の良いステップであり警戒必要。
エフティマイアは成長力に欠いている模様で早くも過去の馬になりつつある。ここ2走の内容はそれほど悪くないが、良いわけでもない。
リトルアマポーラは3戦目の京成杯でマイネルチャールズと僅差の競馬。前走のクイーンCは横綱相撲で重賞初制覇。本番と微妙に間隔が空くため、あまり直結しないステップだが、今年の混戦ムードなら上位評価できるか。
ルルパンブルーはファルコンS3着。ベストは1,200であることは間違いなく、距離が延びるのは厳しそうだ。
ハートオブクィーンは中央入り後全て2桁着順で完全に過去の馬。もうしばらく2桁着順が続くだろう。
エイムアットビップはフィリーズレビュー1番人気10着。上位が後方から脚を伸ばした馬ばかりで占められたレースだったが、その中に加わることなく敗退した。巻き返し警戒と言いたいところだが、フィリーズレビュー大敗からの巻き返しは?
マダムルコントはこれが中央入り初戦。1番人気に支持された浦和桜花賞は8着に大敗。南関クラシック路線でならこの後のプリンセス賞で狙ってみたくなる負け方だったが、JRAの芝のG1では追走一杯が必至。厳しいだろう。
エーソングフォーはフィリーズレビュー14着大敗。一連のトライアルでこうも簡単に崩れてしまうようではクラシックを勝つのは無理。出世レースの紅梅S勝ち馬だが。
デヴェロッペはアネモネS10着大敗。外枠からハナを切れずにあっさりと土俵を割った。前々走、リトルアマポーラから0.3秒差もこの辺が一杯の感。
ポルトフィーノはアーリントンC1番人気8着。控える競馬を試みたがまるで伸び切れずだった。現状ではハナを切った方が良さそうだが、巻き返しなるかどうか。クロフネ産駒だけに底力の有無は気になるところ。
2008.04.06
豪華メンバー集結 一年を占うマイル戦【マイルGP】
4月9日(水)、大井競馬場で行われる第14回マイルグランプリ(S2)。
過去の勝ち馬にはアブクマポーロ、コンサートボーイ、インテリパワーらその時代の南関を代表する名馬の名前が記録されている。ここ2年の勝ち馬は2006年アジュディミツオー、2007年フジノウェーブ。もうお分かりだと思うが、この2頭はその後、その年、ダートグレードの最高格レースを制することになる。
今年は出走予定の14頭中11頭までが重賞ウイナーでその総タイトル数は実に34。ここにフリオーソ、アジュディミツオー、ルースリンドあたりが入ればオールスター戦と言っても良いくらいの趣となった。果たしてここを勝ち、充実の年を約束するのは誰になるのか。
コアレスタイム(船橋)は明けて10歳となったが、未だに交流Gで掲示板を確保するなど衰え知らず。昨年のこのレース3着だが、ベストはもう少し短い距離か。
ナイキアディライト(船橋)は東京シティ盃3番人気5着。南関きっての快速馬で既に重賞を12勝している古豪だが、ベストはマイル前後。地元馬相手なら当然、巻き返しに注意。
シーチャリオット(船橋)が古巣復帰第1戦を迎える。結局、JRAには「所属していた」という事実だけで出走はオーナーのゴタゴタに巻き込まれて叶わなかった。ここは仕切り直しの一戦。3歳時の輝きを取り戻したい。
ロイヤルボス(大井)は金盃5着。交流G級のルースリンドから1.0秒差ならここでは胸を張れる着順。デビューから5連勝した当時の勢いよ、もう一度。
ビッググラス(大井)はマーチS最低人気13着。南関転厩以降、5戦(うち地元戦2戦)消化したが調子が上がってこない。このままでは「大井に来て劣化したな」と言われるのは確実。
フジノウェーブ(大井)はフェブラリーS11番人気12着。坂のあるJRAの競馬場ではやはり苦しい。ただ、地元に戻れば話は別でここは格の違いを見せ付ける可能性も大きい。連覇なるか。
ベルモントストーム(船橋)は東京シティ盃7番人気1着。当時、大接戦のゴール前だったが見事な末脚を見せてくれた。もともと2004年の東京ダービーで1番人気に支持されたほどの素質馬(勝ち馬は何とアジュディミツオーだった)。調子が上がってきた現在ならもう一丁の可能性も。
コアレスデジタル(船橋)は昨年の埼玉新聞杯以来の休養明け初戦。順調に使われている馬に比べれば不利は否めないが、どのレースでもしぶとく末脚を伸ばしてくる。仕上がり注意。
シルヴァーゼット(大井)は前走の東京シティ盃で大井転厩以来、初の連対となった。JRAに遠征した根岸S以外の地元戦では全て掲示板を確保している堅実味はさすがにJRAでOPを張った実力馬だ。ただし、J時代からベストは1,400以下でマイルの距離は微妙。
ショーターザトッシ(大井)は東京シティ盃7着。昨夏のサンタアニタTで念願の重賞初制覇を達成したが、休養から復帰後、不振が続いている。前走の末脚に復調気配を感じたいが。
アンパサンド(川崎)はフェブラリーS10着。4歳になって成長力を欠いている印象もあるが、昨春の活躍を考えれば、まだまだ見限ることは出来ない。南関リーディングを独走する戸崎圭太鞍上。
トップサバトン(大井)はダイオライト記念5着も接戦だった2〜4着争いには加われない5着。アンパサンド同様、成長力を欠いている印象があるのと、時折見せるゲート難がポイント。復活が待たれる。
デスモゾーム(大井)は真島大輔に鞍上が移ってから6連勝中と昇竜の勢い。当然、相手は比べようもないくらいに強くなるが、その分斤量が有利。一気に重賞ウイナーに駆け上がるか。
ウエノマルクン(大井)は金盃14着。「衰えたな〜」と馬券の対象から外すと急に飛んで来ることがあるので注意が必要な馬。イメージ以上にマイルは走る。
過去の勝ち馬にはアブクマポーロ、コンサートボーイ、インテリパワーらその時代の南関を代表する名馬の名前が記録されている。ここ2年の勝ち馬は2006年アジュディミツオー、2007年フジノウェーブ。もうお分かりだと思うが、この2頭はその後、その年、ダートグレードの最高格レースを制することになる。
今年は出走予定の14頭中11頭までが重賞ウイナーでその総タイトル数は実に34。ここにフリオーソ、アジュディミツオー、ルースリンドあたりが入ればオールスター戦と言っても良いくらいの趣となった。果たしてここを勝ち、充実の年を約束するのは誰になるのか。
コアレスタイム(船橋)は明けて10歳となったが、未だに交流Gで掲示板を確保するなど衰え知らず。昨年のこのレース3着だが、ベストはもう少し短い距離か。
ナイキアディライト(船橋)は東京シティ盃3番人気5着。南関きっての快速馬で既に重賞を12勝している古豪だが、ベストはマイル前後。地元馬相手なら当然、巻き返しに注意。
シーチャリオット(船橋)が古巣復帰第1戦を迎える。結局、JRAには「所属していた」という事実だけで出走はオーナーのゴタゴタに巻き込まれて叶わなかった。ここは仕切り直しの一戦。3歳時の輝きを取り戻したい。
ロイヤルボス(大井)は金盃5着。交流G級のルースリンドから1.0秒差ならここでは胸を張れる着順。デビューから5連勝した当時の勢いよ、もう一度。
ビッググラス(大井)はマーチS最低人気13着。南関転厩以降、5戦(うち地元戦2戦)消化したが調子が上がってこない。このままでは「大井に来て劣化したな」と言われるのは確実。
フジノウェーブ(大井)はフェブラリーS11番人気12着。坂のあるJRAの競馬場ではやはり苦しい。ただ、地元に戻れば話は別でここは格の違いを見せ付ける可能性も大きい。連覇なるか。
ベルモントストーム(船橋)は東京シティ盃7番人気1着。当時、大接戦のゴール前だったが見事な末脚を見せてくれた。もともと2004年の東京ダービーで1番人気に支持されたほどの素質馬(勝ち馬は何とアジュディミツオーだった)。調子が上がってきた現在ならもう一丁の可能性も。
コアレスデジタル(船橋)は昨年の埼玉新聞杯以来の休養明け初戦。順調に使われている馬に比べれば不利は否めないが、どのレースでもしぶとく末脚を伸ばしてくる。仕上がり注意。
シルヴァーゼット(大井)は前走の東京シティ盃で大井転厩以来、初の連対となった。JRAに遠征した根岸S以外の地元戦では全て掲示板を確保している堅実味はさすがにJRAでOPを張った実力馬だ。ただし、J時代からベストは1,400以下でマイルの距離は微妙。
ショーターザトッシ(大井)は東京シティ盃7着。昨夏のサンタアニタTで念願の重賞初制覇を達成したが、休養から復帰後、不振が続いている。前走の末脚に復調気配を感じたいが。
アンパサンド(川崎)はフェブラリーS10着。4歳になって成長力を欠いている印象もあるが、昨春の活躍を考えれば、まだまだ見限ることは出来ない。南関リーディングを独走する戸崎圭太鞍上。
トップサバトン(大井)はダイオライト記念5着も接戦だった2〜4着争いには加われない5着。アンパサンド同様、成長力を欠いている印象があるのと、時折見せるゲート難がポイント。復活が待たれる。
デスモゾーム(大井)は真島大輔に鞍上が移ってから6連勝中と昇竜の勢い。当然、相手は比べようもないくらいに強くなるが、その分斤量が有利。一気に重賞ウイナーに駆け上がるか。
ウエノマルクン(大井)は金盃14着。「衰えたな〜」と馬券の対象から外すと急に飛んで来ることがあるので注意が必要な馬。イメージ以上にマイルは走る。
2008.04.01
第12回マリーンC(Jpn3)データ集
※データは過去10回。なお、2005年のみ6月の開催であとは4月開催。施行条件は一貫して船橋ダ1,600。
【所属】
1998年浦和→栗東→船橋
1999年美浦→笠松→船橋
2000年船橋→美浦→川崎
2001年美浦→船橋→愛知
2002年美浦→船橋→美浦
2003年船橋→船橋→大井
2004年川崎→栗東→美浦
2005年美浦→美浦→栗東
2006年美浦→船橋→栗東
2007年船橋→船橋→栗東
10年でJRA5勝、地方5勝。意外だがJRA関西馬の優勝は第1回のファッションショーのみでここ10年はレマーズガールらの2着が最高。JRA、地方ともワンツースリーは1度ずつ。他の交流Gに比べて地方勢の健闘が目立つレース。
【ダートグレード実績】
1998年
1着エフテーサッチ(0-1-1-3)
2着メジロランバダ(0-0-1-0)
3着マキバサイレント(1-0-0-1)クイーン賞
1999年
1着ファストフレンド(0-0-0-0)
2着マジックリボン(0-0-0-1)
3着イシゲヒカリ(1-0-1-2)クイーン賞
2000年
1着ヤマノリアル(1-0-0-1)TCK女王盃
2着アブクマレディー(1-2-0-2)クラスターC
3着ダイアモンドコア(0-0-0-9)
2001年
1着プリエミネンス(2-1-2-3)クイーン賞など
2着トミケンブライト(0-0-0-0)
3着リンリンスキー(0-1-0-4)
2002年
1着プリエミネンス(4-1-3-7)クイーン賞など
2着カーディアンゴット(0-0-0-2)
3着オンワードセイント(1-2-0-3)エンプレス杯
2003年
1着ラヴァリーフリッグ(0-0-1-4)
2着ジーナフォンテン(2-1-1-1)エンプレス杯など
3着アオバコリン(0-0-1-1)
2004年
1着ベルモントビーチ(0-0-0-0)
2着レマーズガール(4-1-1-1)エンプレス杯など
3着グラッブユアハート(0-2-1-0)
2005年
1着トーセンジョウオー(1-0-0-4)関東オークス
2着グラッブユアハート(1-4-2-1)スパーキングLC
3着レマーズガール(6-4-2-4)エンプレス杯など
2006年
1着グラッブユアハート(4-5-3-2)白山大賞典など
2着ジーナフォンテン(2-2-4-7)エンプレス杯など
3着レマーズガール(6-6-3-6)エンプレス杯など
2007年
1着トーセンジョウオー(4-2-0-6)エンプレス杯など
2着クリムゾンルージュ(0-0-1-1)
3着ライラプス(0-0-0-2)
1度はダートグレードで馬券の対象になった実績が欲しいところ。馬券対象になったことがなかった馬はこのレースが初めてのダートグレード挑戦だった馬を除けば、
1999年2着マジックリボン:TCK女王盃0.4秒差7着。
2000年3着ダイアモンドコア:ダートGで4着が4回(うち1回は南部杯で記録したもの)。TCK女王盃0.2秒差4着の記録あり。
2002年2着カーディアンゴット:エーデルワイス賞0.8秒差4着。
2007年3着ライラプス:関東オークス0.5秒差4着。
交流Gで先頭から1秒以内に入線した記録を持っていた馬ばかりとなる。
今年の出走予定馬中、ダートグレードで馬券対象になった実績があるのはサヨウナラ(エンプレス杯)、ラピッドオレンジ(TCK女王盃)、メイショウバトラー(多数)でやはりJRA勢が有力な単勝候補。地方馬でダートグレードに挑戦経験がある馬のベストリザルトを調べてみると、
ベルモントノーヴァ(0-0-0-3):最高着順は昨年のスパーキングLC4着。最小着差は昨年のTCK女王盃1.1秒差(9着)。
イブキオトヒメ(0-0-0-1):昨年のクイーン賞3.8秒差10着。
グレースガール(0-0-0-3):最高着順は昨年の兵庫チャンピオンシップで9着。最小着差は昨年のマリーンC3.1秒差(13着)。
テーマミュージック(0-0-0-2):最高着順は2005年の白山大賞典5着。最小着差も同じレースで2.1秒差。
クィーンロマンス(0-0-0-3):最高着順は一昨年のクラスターCと昨年のJBCスプリントでの14着。最小着差は昨年のJBCスプリントで2.5秒差。
パフィオペディラム(0-0-0-1):昨年のクイーン賞2.3秒差4着。
マグマエンジェル(0-0-0-2):最高着順は昨年のマリーンCで10着。最小着差も同レースで2.6秒差。
スターオブジェンヌ(0-0-0-3):最高着順は昨年のサマーチャンピオン4着。最小着差も同レースで0.3秒差。
これまでの傾向からは地元南関期待のベルモントノーヴァ、パフィオペディラムともに微妙。条件的にはヒットしているスターオブジェンヌだが今回は別定戦と長距離輸送の壁が立ちはだかる。
ダートグレード初挑戦だった3頭はいずれも前走で1,600超の距離を走っており、このレースには距離短縮で臨んでいた共通点があった。ここがダートグレード初挑戦になるキーポケットとショウナンタレントはいずれもこのレースに距離短縮で臨むがどうなるか。
【人気薄好走馬】
単勝6番人気以下の低評価で馬券の対象になったのは次の馬たち。
1999年3着イシゲヒカリ(7番人気)
2000年2着アブクマレディー(6番人気)
2002年2着カーディアンゴット(10番人気)
2003年3着アオバコリン(7番人気)
2005年1着トーセンジョウオー(7番人気)
2006年2着ジーナフォンテン(7番人気)
2007年3着ライラプス(6番人気)
1着は2005年のトーセンジョウオーを除けば平穏な傾向だが、ヒモは荒れ気味でほぼ毎年のように3着以内には伏兵が飛び込んでいる。
イシゲヒカリは近走調子を崩していたが、前年のクイーン賞を制していた実績馬。
アブクマレディーは主戦が大塚栄三郎だったため、JRA所属馬ながら人気にならない馬だったが、前年のクラスターCを勝っていた実力馬。
カーディアンゴットは地元重賞のロジータ記念を制していた実績があり、TCK女王盃こそ7着だったが前走の地元戦は2着。JRAから転厩したばかりの時期で叩かれて南関の水に慣れていったのだろう。
アオバコリンは前走のエンプレス杯こそ10着と崩れていたが、前々走のTCK女王盃で3着と健闘していた。距離短縮で本来の実力を出せたのだろう。
トーセンジョウオーはその後の実績を考えると意外な人気薄だったが、当時は新潟大賞典15着からの臨戦だった。交流Gのみならず、芝2桁着順→ダート激走はJRAでも普段よく見るパターン。
ジーナフォンテンはそれまでにダートグレードを2勝している実力馬だったが、近走の着順にそれほど勢いがなく、当時人気を落としていた。
ライラプスは半弟のフサイチリシャールを見ても分かるとおり、ダートは不得手だが、昨年のこのレースは馬場が適度に湿っていたため、彼女本来の芝のスピード能力が引き出されたものと推察される。彼女も京都牝馬S11着と芝2桁着順からの臨戦過程だった。
【所属】
1998年浦和→栗東→船橋
1999年美浦→笠松→船橋
2000年船橋→美浦→川崎
2001年美浦→船橋→愛知
2002年美浦→船橋→美浦
2003年船橋→船橋→大井
2004年川崎→栗東→美浦
2005年美浦→美浦→栗東
2006年美浦→船橋→栗東
2007年船橋→船橋→栗東
10年でJRA5勝、地方5勝。意外だがJRA関西馬の優勝は第1回のファッションショーのみでここ10年はレマーズガールらの2着が最高。JRA、地方ともワンツースリーは1度ずつ。他の交流Gに比べて地方勢の健闘が目立つレース。
【ダートグレード実績】
1998年
1着エフテーサッチ(0-1-1-3)
2着メジロランバダ(0-0-1-0)
3着マキバサイレント(1-0-0-1)クイーン賞
1999年
1着ファストフレンド(0-0-0-0)
2着マジックリボン(0-0-0-1)
3着イシゲヒカリ(1-0-1-2)クイーン賞
2000年
1着ヤマノリアル(1-0-0-1)TCK女王盃
2着アブクマレディー(1-2-0-2)クラスターC
3着ダイアモンドコア(0-0-0-9)
2001年
1着プリエミネンス(2-1-2-3)クイーン賞など
2着トミケンブライト(0-0-0-0)
3着リンリンスキー(0-1-0-4)
2002年
1着プリエミネンス(4-1-3-7)クイーン賞など
2着カーディアンゴット(0-0-0-2)
3着オンワードセイント(1-2-0-3)エンプレス杯
2003年
1着ラヴァリーフリッグ(0-0-1-4)
2着ジーナフォンテン(2-1-1-1)エンプレス杯など
3着アオバコリン(0-0-1-1)
2004年
1着ベルモントビーチ(0-0-0-0)
2着レマーズガール(4-1-1-1)エンプレス杯など
3着グラッブユアハート(0-2-1-0)
2005年
1着トーセンジョウオー(1-0-0-4)関東オークス
2着グラッブユアハート(1-4-2-1)スパーキングLC
3着レマーズガール(6-4-2-4)エンプレス杯など
2006年
1着グラッブユアハート(4-5-3-2)白山大賞典など
2着ジーナフォンテン(2-2-4-7)エンプレス杯など
3着レマーズガール(6-6-3-6)エンプレス杯など
2007年
1着トーセンジョウオー(4-2-0-6)エンプレス杯など
2着クリムゾンルージュ(0-0-1-1)
3着ライラプス(0-0-0-2)
1度はダートグレードで馬券の対象になった実績が欲しいところ。馬券対象になったことがなかった馬はこのレースが初めてのダートグレード挑戦だった馬を除けば、
1999年2着マジックリボン:TCK女王盃0.4秒差7着。
2000年3着ダイアモンドコア:ダートGで4着が4回(うち1回は南部杯で記録したもの)。TCK女王盃0.2秒差4着の記録あり。
2002年2着カーディアンゴット:エーデルワイス賞0.8秒差4着。
2007年3着ライラプス:関東オークス0.5秒差4着。
交流Gで先頭から1秒以内に入線した記録を持っていた馬ばかりとなる。
今年の出走予定馬中、ダートグレードで馬券対象になった実績があるのはサヨウナラ(エンプレス杯)、ラピッドオレンジ(TCK女王盃)、メイショウバトラー(多数)でやはりJRA勢が有力な単勝候補。地方馬でダートグレードに挑戦経験がある馬のベストリザルトを調べてみると、
ベルモントノーヴァ(0-0-0-3):最高着順は昨年のスパーキングLC4着。最小着差は昨年のTCK女王盃1.1秒差(9着)。
イブキオトヒメ(0-0-0-1):昨年のクイーン賞3.8秒差10着。
グレースガール(0-0-0-3):最高着順は昨年の兵庫チャンピオンシップで9着。最小着差は昨年のマリーンC3.1秒差(13着)。
テーマミュージック(0-0-0-2):最高着順は2005年の白山大賞典5着。最小着差も同じレースで2.1秒差。
クィーンロマンス(0-0-0-3):最高着順は一昨年のクラスターCと昨年のJBCスプリントでの14着。最小着差は昨年のJBCスプリントで2.5秒差。
パフィオペディラム(0-0-0-1):昨年のクイーン賞2.3秒差4着。
マグマエンジェル(0-0-0-2):最高着順は昨年のマリーンCで10着。最小着差も同レースで2.6秒差。
スターオブジェンヌ(0-0-0-3):最高着順は昨年のサマーチャンピオン4着。最小着差も同レースで0.3秒差。
これまでの傾向からは地元南関期待のベルモントノーヴァ、パフィオペディラムともに微妙。条件的にはヒットしているスターオブジェンヌだが今回は別定戦と長距離輸送の壁が立ちはだかる。
ダートグレード初挑戦だった3頭はいずれも前走で1,600超の距離を走っており、このレースには距離短縮で臨んでいた共通点があった。ここがダートグレード初挑戦になるキーポケットとショウナンタレントはいずれもこのレースに距離短縮で臨むがどうなるか。
【人気薄好走馬】
単勝6番人気以下の低評価で馬券の対象になったのは次の馬たち。
1999年3着イシゲヒカリ(7番人気)
2000年2着アブクマレディー(6番人気)
2002年2着カーディアンゴット(10番人気)
2003年3着アオバコリン(7番人気)
2005年1着トーセンジョウオー(7番人気)
2006年2着ジーナフォンテン(7番人気)
2007年3着ライラプス(6番人気)
1着は2005年のトーセンジョウオーを除けば平穏な傾向だが、ヒモは荒れ気味でほぼ毎年のように3着以内には伏兵が飛び込んでいる。
イシゲヒカリは近走調子を崩していたが、前年のクイーン賞を制していた実績馬。
アブクマレディーは主戦が大塚栄三郎だったため、JRA所属馬ながら人気にならない馬だったが、前年のクラスターCを勝っていた実力馬。
カーディアンゴットは地元重賞のロジータ記念を制していた実績があり、TCK女王盃こそ7着だったが前走の地元戦は2着。JRAから転厩したばかりの時期で叩かれて南関の水に慣れていったのだろう。
アオバコリンは前走のエンプレス杯こそ10着と崩れていたが、前々走のTCK女王盃で3着と健闘していた。距離短縮で本来の実力を出せたのだろう。
トーセンジョウオーはその後の実績を考えると意外な人気薄だったが、当時は新潟大賞典15着からの臨戦だった。交流Gのみならず、芝2桁着順→ダート激走はJRAでも普段よく見るパターン。
ジーナフォンテンはそれまでにダートグレードを2勝している実力馬だったが、近走の着順にそれほど勢いがなく、当時人気を落としていた。
ライラプスは半弟のフサイチリシャールを見ても分かるとおり、ダートは不得手だが、昨年のこのレースは馬場が適度に湿っていたため、彼女本来の芝のスピード能力が引き出されたものと推察される。彼女も京都牝馬S11着と芝2桁着順からの臨戦過程だった。
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