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2008.04.29
第20回かしわ記念(Jpn1)データ集(1)
※ダートグレード制施行以後の1997年からが対象。G1昇格は2005年から。
【所属】
1997年栗東→船橋→大井
1998年船橋→美浦→美浦
1999年船橋→栗東→美浦
2000年美浦→船橋→栗東
2001年栗東→栗東→栗東
2002年船橋→船橋→栗東
2003年栗東→船橋→栗東
2004年船橋→船橋→栗東
2005年美浦→栗東→船橋
2006年船橋→栗東→栗東
2007年栗東→船橋→船橋
過去11年、JRA6勝、地方5勝。G3時代から好メンバーが揃うことで知られるレースで他地区は出番なし。ほぼJRAと船橋の争い。
【近走成績】
1997年
1着バトルライン:フェブラリーS(東京ダ16)3着→プロキオンS(阪神ダ14)1着
2着キクノウィン:TV埼玉杯(浦和ダ19)2着→TV埼玉杯(浦和ダ19)2着
3着コンサートボーイ:金盃(大井ダ20)3着→マイルGP(大井ダ16)1着
1998年
1着アブクマポーロ:ダイオライト記念(船橋ダ24)1着→マイルGP(大井ダ16)1着
2着パーソナリティワン:オアシスS(東京ダ16)3着→群馬記念(高崎ダ15)9着
3着タイキシャーロック:浦和記念(浦和ダ20)2着→フェブラリーS(東京ダ16)5着
1999年
1着サプライズパワー:報知GC(船橋ダ18)3着→船橋記念(船橋ダ18)1着
2着オースミジェット:プロキオンS(阪神ダ14)2着→アンタレスS(京都ダ18)1着
3着タイキシャーロック:浦和記念(浦和ダ20)1着→フェブラリーS(東京ダ16)3着
2000年
1着ビーマイナカヤマ:黒船賞(高知ダ14)1着→群馬記念(高崎ダ15)1着
2着レディブライティア:マリーンC(船橋ダ16)8着→船橋記念(船橋ダ18)6着
3着ロイヤルスズカ:マイラーズC(阪神芝16)17着→オアシスS(東京ダ16)11着
2001年
1着タマモストロング:アンタレスS(京都ダ18)5着→群馬記念(高崎ダ15)3着
2着ノボトゥルー:フェブラリーS(東京ダ16)1着→ゴドルフィンマイル(ナドアルシバダ16)9着
3着ゴールドティアラ:高松宮記念(中京芝12)12着→京王杯SC(東京芝14)7着
2002年
1着トーシンブリザード:フェブラリーS(東京ダ16)2着→ダイオライト記念(船橋ダ24)5着
2着インテリパワー:金盃(大井ダ20)1着→ダイオライト記念(船橋ダ24)1着
3着ノボトゥルー:フェブラリーS(東京ダ16)3着→黒船賞(高知ダ14)7着
2003年
1着スターリングローズ:JBCスプリント(盛岡ダ12)1着→かきつばた記念(名古屋ダ14)2着
2着ラヴァリーフリッグ:フロンティアS盃(大井ダ11.9)2着→マリーンC(船橋ダ16)1着
3着ノボトゥルー:黒船賞(高知ダ14)2着→群馬記念(高崎ダ15)4着
2004年
1着ナイキアディライト:報知GC(船橋ダ18)3着→TV埼玉杯(浦和ダ19)3着
2着トーシンブリザード:マイルGP(大井ダ16)2着→群馬記念(高崎ダ15)6着
3着ノボトゥルー:黒船賞(高知ダ14)2着→かきつばた記念(名古屋ダ14)2着
2005年
1着ストロングブラッド:フェブラリーS(東京ダ16)7着→名古屋大賞典(名古屋ダ19)3着
2着タイムパラドックス:フェブラリーS(東京ダ16)4着→ダイオライト記念(船橋ダ24)2着
3着ナイキアディライト:JCD(東京ダ21)14着→マイルGP(大井ダ16)1着
2006年
1着アジュディミツオー:フェブラリーS(東京ダ16)7着→マイルGP(大井ダ16)1着
2着ブルーコンコルド:フェブラリーS(東京ダ16)4着→黒船賞(高知ダ14)1着
3着サカラート:フェブラリーS(東京ダ16)6着→アンタレスS(京都ダ18)3着
2007年
1着ブルーコンコルド:フェブラリーS(東京ダ16)2着→名古屋大賞典(名古屋ダ19)3着
2着アジュディミツオー:川崎記念(川崎ダ21)2着→フェブラリーS(東京ダ16)14着
3着ディープサマー:北九州短距離S(小倉芝12)5着→佐世保S(小倉芝12)4着
前走がダートグレード競走以外だった馬で3着以内となった馬は次のとおり。
1997年2着キクノウィン:TV埼玉杯2着
1997年3着コンサートボーイ:マイルGP1着
1998年1着アブクマポーロ:マイルGP1着
1999年1着サプライズパワー:船橋記念1着
2000年2着レディブライティア:船橋記念6着
2000年3着ロイヤルスズカ:オアシスS11着
2001年2着ノボトゥルー:ゴドルフィンマイル9着
2001年3着ゴールドティアラ:京王杯SC7着
2004年1着ナイキアディライト:TV埼玉杯3着
2005年3着ナイキアディライト:マイルGP1着
2006年1着アジュディミツオー:マイルGP1着
2007年3着ディープサマー:佐世保S4着
南関所属馬ならマイルGPで勝っていることが好走の条件。JRA所属馬は傾向がつかみづらいが、ロイヤルスズカはこのかしわ記念が生涯でダートが2戦目と変わり身が望めたこと、ゴールドティアラは同じ左回りのMCS南部杯をこのレース以前に制していたG1ホースだった。昨年、JRAからの転厩初戦でボンネビルレコード、サンライズバッカスを破って3着入線を果たしたディープサマーは例外中の例外。
同じ左回りのフェブラリーSを前走もしくは前々走に使っていた馬が好走するケースが目立つが、フェブラリーから直行というケースは昨年のサンライズバッカス(5着)のようにあまり良くなく2着まで。間隔が微妙に空くので、間に1レース挟んだ方が良い結果が出ている。
出走馬レベルはG1昇格で高くなっているためか、近年は連対の最低条件がダートグレードで1勝以上と言ってもいいだろう。
【人気薄好走馬】
単勝6番人気以下の3着以内好走馬は次のとおり。
2000年3着ロイヤルスズカ(6番人気、複勝270円)
2001年1着タマモストロング(6番人気、単勝2,180円、複勝360円)
2003年2着ラヴァリーフリッグ(8番人気、複勝450円)
2004年2着トーシンブリザード(6番人気、複勝380円)
2007年3着ディープサマー(7番人気、複勝540円)
ロイヤルスズカは前走OP特別・オアシスS11着。芝ではスワンS、ダービー卿CTを制していた重賞ウイナーだったが、ダートは前走が初めてだった。
タマモストロングは既にダートグレードを3勝していた実力馬だったが、近走が掲示板を確保するものの馬券の対象にはなっておらず、鞍上の小池隆生の地味さも相俟ってこの年出走したJRA所属馬の中で最も人気がなかった。
ラヴァリーフリッグは前走で同条件のマリーンCを制する等、南関の枠を超えた活躍を見せていた実力馬だったが、牝馬だったこともあり牡馬相手では苦しいと評価されたのか意外に人気がなかった。
トーシンブリザードは2001年の南関東4冠馬で2002年のフェブラリーSではアグネスデジタルに迫る2着を記録した高性能馬だが、度重なる休養でかつての輝きが失われていたのがこの時期。前走もダートグレードで掲示板を外しており、当日は6番人気まで人気を落としていた。実は前々年のこのレース覇者だったのだが。
ディープサマーはこのレースがJRAからの転厩初戦。血統的にダートをこなす余地は十分だったが、JRA所属時代は芝のスプリント戦を中心に使われ、やや尻すぼみ気味での地方転厩だった。中間の川島厩舎の調教が良かったのか、船橋の水が合ったのか直線では鋭く末脚を伸ばし、ボンネビルレコード、サンライズバッカスに先着。最近はまた休養に入ってしまったが、年頭の船橋記念ではJRA所属時のクリスタルC以来、久しぶりの重賞制覇を達成している。復帰が待たれる。
【所属】
1997年栗東→船橋→大井
1998年船橋→美浦→美浦
1999年船橋→栗東→美浦
2000年美浦→船橋→栗東
2001年栗東→栗東→栗東
2002年船橋→船橋→栗東
2003年栗東→船橋→栗東
2004年船橋→船橋→栗東
2005年美浦→栗東→船橋
2006年船橋→栗東→栗東
2007年栗東→船橋→船橋
過去11年、JRA6勝、地方5勝。G3時代から好メンバーが揃うことで知られるレースで他地区は出番なし。ほぼJRAと船橋の争い。
【近走成績】
1997年
1着バトルライン:フェブラリーS(東京ダ16)3着→プロキオンS(阪神ダ14)1着
2着キクノウィン:TV埼玉杯(浦和ダ19)2着→TV埼玉杯(浦和ダ19)2着
3着コンサートボーイ:金盃(大井ダ20)3着→マイルGP(大井ダ16)1着
1998年
1着アブクマポーロ:ダイオライト記念(船橋ダ24)1着→マイルGP(大井ダ16)1着
2着パーソナリティワン:オアシスS(東京ダ16)3着→群馬記念(高崎ダ15)9着
3着タイキシャーロック:浦和記念(浦和ダ20)2着→フェブラリーS(東京ダ16)5着
1999年
1着サプライズパワー:報知GC(船橋ダ18)3着→船橋記念(船橋ダ18)1着
2着オースミジェット:プロキオンS(阪神ダ14)2着→アンタレスS(京都ダ18)1着
3着タイキシャーロック:浦和記念(浦和ダ20)1着→フェブラリーS(東京ダ16)3着
2000年
1着ビーマイナカヤマ:黒船賞(高知ダ14)1着→群馬記念(高崎ダ15)1着
2着レディブライティア:マリーンC(船橋ダ16)8着→船橋記念(船橋ダ18)6着
3着ロイヤルスズカ:マイラーズC(阪神芝16)17着→オアシスS(東京ダ16)11着
2001年
1着タマモストロング:アンタレスS(京都ダ18)5着→群馬記念(高崎ダ15)3着
2着ノボトゥルー:フェブラリーS(東京ダ16)1着→ゴドルフィンマイル(ナドアルシバダ16)9着
3着ゴールドティアラ:高松宮記念(中京芝12)12着→京王杯SC(東京芝14)7着
2002年
1着トーシンブリザード:フェブラリーS(東京ダ16)2着→ダイオライト記念(船橋ダ24)5着
2着インテリパワー:金盃(大井ダ20)1着→ダイオライト記念(船橋ダ24)1着
3着ノボトゥルー:フェブラリーS(東京ダ16)3着→黒船賞(高知ダ14)7着
2003年
1着スターリングローズ:JBCスプリント(盛岡ダ12)1着→かきつばた記念(名古屋ダ14)2着
2着ラヴァリーフリッグ:フロンティアS盃(大井ダ11.9)2着→マリーンC(船橋ダ16)1着
3着ノボトゥルー:黒船賞(高知ダ14)2着→群馬記念(高崎ダ15)4着
2004年
1着ナイキアディライト:報知GC(船橋ダ18)3着→TV埼玉杯(浦和ダ19)3着
2着トーシンブリザード:マイルGP(大井ダ16)2着→群馬記念(高崎ダ15)6着
3着ノボトゥルー:黒船賞(高知ダ14)2着→かきつばた記念(名古屋ダ14)2着
2005年
1着ストロングブラッド:フェブラリーS(東京ダ16)7着→名古屋大賞典(名古屋ダ19)3着
2着タイムパラドックス:フェブラリーS(東京ダ16)4着→ダイオライト記念(船橋ダ24)2着
3着ナイキアディライト:JCD(東京ダ21)14着→マイルGP(大井ダ16)1着
2006年
1着アジュディミツオー:フェブラリーS(東京ダ16)7着→マイルGP(大井ダ16)1着
2着ブルーコンコルド:フェブラリーS(東京ダ16)4着→黒船賞(高知ダ14)1着
3着サカラート:フェブラリーS(東京ダ16)6着→アンタレスS(京都ダ18)3着
2007年
1着ブルーコンコルド:フェブラリーS(東京ダ16)2着→名古屋大賞典(名古屋ダ19)3着
2着アジュディミツオー:川崎記念(川崎ダ21)2着→フェブラリーS(東京ダ16)14着
3着ディープサマー:北九州短距離S(小倉芝12)5着→佐世保S(小倉芝12)4着
前走がダートグレード競走以外だった馬で3着以内となった馬は次のとおり。
1997年2着キクノウィン:TV埼玉杯2着
1997年3着コンサートボーイ:マイルGP1着
1998年1着アブクマポーロ:マイルGP1着
1999年1着サプライズパワー:船橋記念1着
2000年2着レディブライティア:船橋記念6着
2000年3着ロイヤルスズカ:オアシスS11着
2001年2着ノボトゥルー:ゴドルフィンマイル9着
2001年3着ゴールドティアラ:京王杯SC7着
2004年1着ナイキアディライト:TV埼玉杯3着
2005年3着ナイキアディライト:マイルGP1着
2006年1着アジュディミツオー:マイルGP1着
2007年3着ディープサマー:佐世保S4着
南関所属馬ならマイルGPで勝っていることが好走の条件。JRA所属馬は傾向がつかみづらいが、ロイヤルスズカはこのかしわ記念が生涯でダートが2戦目と変わり身が望めたこと、ゴールドティアラは同じ左回りのMCS南部杯をこのレース以前に制していたG1ホースだった。昨年、JRAからの転厩初戦でボンネビルレコード、サンライズバッカスを破って3着入線を果たしたディープサマーは例外中の例外。
同じ左回りのフェブラリーSを前走もしくは前々走に使っていた馬が好走するケースが目立つが、フェブラリーから直行というケースは昨年のサンライズバッカス(5着)のようにあまり良くなく2着まで。間隔が微妙に空くので、間に1レース挟んだ方が良い結果が出ている。
出走馬レベルはG1昇格で高くなっているためか、近年は連対の最低条件がダートグレードで1勝以上と言ってもいいだろう。
【人気薄好走馬】
単勝6番人気以下の3着以内好走馬は次のとおり。
2000年3着ロイヤルスズカ(6番人気、複勝270円)
2001年1着タマモストロング(6番人気、単勝2,180円、複勝360円)
2003年2着ラヴァリーフリッグ(8番人気、複勝450円)
2004年2着トーシンブリザード(6番人気、複勝380円)
2007年3着ディープサマー(7番人気、複勝540円)
ロイヤルスズカは前走OP特別・オアシスS11着。芝ではスワンS、ダービー卿CTを制していた重賞ウイナーだったが、ダートは前走が初めてだった。
タマモストロングは既にダートグレードを3勝していた実力馬だったが、近走が掲示板を確保するものの馬券の対象にはなっておらず、鞍上の小池隆生の地味さも相俟ってこの年出走したJRA所属馬の中で最も人気がなかった。
ラヴァリーフリッグは前走で同条件のマリーンCを制する等、南関の枠を超えた活躍を見せていた実力馬だったが、牝馬だったこともあり牡馬相手では苦しいと評価されたのか意外に人気がなかった。
トーシンブリザードは2001年の南関東4冠馬で2002年のフェブラリーSではアグネスデジタルに迫る2着を記録した高性能馬だが、度重なる休養でかつての輝きが失われていたのがこの時期。前走もダートグレードで掲示板を外しており、当日は6番人気まで人気を落としていた。実は前々年のこのレース覇者だったのだが。
ディープサマーはこのレースがJRAからの転厩初戦。血統的にダートをこなす余地は十分だったが、JRA所属時代は芝のスプリント戦を中心に使われ、やや尻すぼみ気味での地方転厩だった。中間の川島厩舎の調教が良かったのか、船橋の水が合ったのか直線では鋭く末脚を伸ばし、ボンネビルレコード、サンライズバッカスに先着。最近はまた休養に入ってしまったが、年頭の船橋記念ではJRA所属時のクリスタルC以来、久しぶりの重賞制覇を達成している。復帰が待たれる。
2008.04.29
道営開幕など今日の競馬の見所
今日4月29日は各地で注目レースが目白押し。
既に記事にした兵庫チャンピオンシップ(園田、Jpn2)、しらさぎ賞(浦和、S3)の他、水沢競馬場で留守杯日高賞、名古屋競馬場で尾張名古屋杯が行われる。
留守杯日高賞は岩手競馬の3歳牝馬1冠目。勝ち馬がコロコロ変わる今年の3歳牝馬路線。難解な一戦となりそうだが、岩手競馬の両巨頭が騎乗するマサノパンダ、ピンクゴールドが人気面で一歩リードか。
尾張名古屋杯はA級からC級まで全て出走できるいわば“オールカマー”の重賞。クラスごとに斤量差もあり、各馬の比較が難しい。過去3回は全て3単万馬券と名古屋銀行にしては荒れ気味のレース。個人的には馬券的に難解なレースは大好きなのでこのようなレースがあると思わず参戦してしまう。
そして、今日より2008年の道営競馬がスタート。ということは他場に先駆けて2歳戦がスタートするということを意味する。今年一番最初に勝ち名乗りを挙げる馬は誰か?新種牡馬の活躍は?道営は2歳戦に重きを置いた番組となっており、他場とは違った楽しみ方が出来る。
既に記事にした兵庫チャンピオンシップ(園田、Jpn2)、しらさぎ賞(浦和、S3)の他、水沢競馬場で留守杯日高賞、名古屋競馬場で尾張名古屋杯が行われる。
留守杯日高賞は岩手競馬の3歳牝馬1冠目。勝ち馬がコロコロ変わる今年の3歳牝馬路線。難解な一戦となりそうだが、岩手競馬の両巨頭が騎乗するマサノパンダ、ピンクゴールドが人気面で一歩リードか。
尾張名古屋杯はA級からC級まで全て出走できるいわば“オールカマー”の重賞。クラスごとに斤量差もあり、各馬の比較が難しい。過去3回は全て3単万馬券と名古屋銀行にしては荒れ気味のレース。個人的には馬券的に難解なレースは大好きなのでこのようなレースがあると思わず参戦してしまう。
そして、今日より2008年の道営競馬がスタート。ということは他場に先駆けて2歳戦がスタートするということを意味する。今年一番最初に勝ち名乗りを挙げる馬は誰か?新種牡馬の活躍は?道営は2歳戦に重きを置いた番組となっており、他場とは違った楽しみ方が出来る。
2008.04.29
G1ホース4頭参戦 春の頂点へ向けて【かしわ記念】
5月5日(月)、船橋競馬場で行われる第20回かしわ記念(Jpn1)。
6月末の帝王賞へ向けてプレップレースが目白押しだが、このレースは特に帝王賞につながるレースとされている。
1997年にダートグレード制が施行されて以後、このレースの優勝馬の帝王賞成績は次のようになる。
1997年バトルライン:3着
1998年アブクマポーロ:1着
1999年サプライズパワー:2着
2000年ビーマイナカヤマ:出走せず
2001年タマモストロング:9着
2002年トーシンブリザード:8着
2003年スターリングローズ:出走せず
2004年ナイキアディライト:2着
2005年ストロングブラッド:2着
2006年アジュディミツオー:1着
2007年ブルーコンコルド:2着
G1になったのは2005年からだが、G2、G3時代から出走さえしてくれば帝王賞では確実に上位を争っており、その成績は(2-4-1-2)。距離的によほど短距離寄りでない限り、優勝馬は帝王賞で好勝負確実という記録が残っている。
今年はG1ホースが4頭参戦。フリオーソの参戦がなかったのは残念だが、中央勢、地方勢ともに好メンバーが集結した。
【JRA所属馬】
シャドウゲイト(美浦)はダイオライト記念9着。フリオーソからは4.1秒もちぎられてしまったが、距離が長かった模様。ベストは1,800であり、マイルは微妙に短そうだが、前走のようにバテるリスクは少なそうだ。積極策で。
ブルーコンコルド(栗東)はこのレース昨年の覇者。一昨年も2着を確保しており、船橋コースへの適性は抜群。前走はフェブラリーS2着で衰えは全くなし。G1級7勝目を目指す。
ボンネビルレコード(美浦)は前々走のダイオライト記念こそ2着確保だったが、前走はマーチS12着と全くお話にならず。この馬は的場文男が乗らないとタダの馬のようだ。その的場文男騎乗なら今回は好勝負可能ということ。賞金加算をしておきたい。
ワイルドワンダー(美浦)はフェブラリーS3着。昨年からの充実振りは素晴らしく、左回りマイルは南部杯で連対経験あり。マイルで2回負かされているブルーコンコルドが強敵だが、今回は初G1制覇の大チャンス。
【他地区所属馬】
ケイエスゴーウェイ(高知)は前走の二十四万石賞で嬉しい重賞初制覇。積極的に外に遠征を繰り返しているので、知らず知らずのうちに力をつけているのだろう。オグリキャップ記念を先日勝ったスペシャリストとともに高知競馬を代表するOP馬に成長しそうだが、力をつけたとは言え、交流の舞台では敷居が高いのは変わりなく、ここは厳しい戦いになりそう。
リスポンスフウジン(愛知)はここが交流G初挑戦。地元では堅実に着順をまとめてくるが、交流では厳しい戦いになるのは必至。追走一杯。
ケイアイダンシング(愛知)は積極的に遠征しているものの結果が伴わない。最近は地元でも取りこぼしが多くなり。
オグリホット(笠松)は29日の尾張名古屋杯(SP2)に出走予定。
ヒロショウグン(笠松)は道営から転厩以来、長めの距離を使われているが、ベストは1,000。まして交流では。
ケイアイフウジン(愛知)はかつて小倉2歳S2着の記録があるが、前走は地元でも2桁着順を記録してしまい、調子が伴わない。ベストは1,200。
【南関東所属馬】
フジノウェーブ(大井)はマイルGP2着。一旦先頭に立ったが、そこで気が抜けたのか内からデスモゾームの差し返しを食らってしまった。ここは仕切り直しの一戦。マイルは微妙に長いような気もしないではないが、地元でやる以上、格好をつけて欲しいところ。
シーチャリオット(船橋)は南関再転入初戦のマイルGP7着。かつての力は望むまでもないが、一叩きでどこまで変わってくるか。きっかけが欲しい。
トップサバトン(大井)はマイルGP4着。まずまずの競馬が続いているが、絶好調とは言えないようだ。時折見せるゲート難含め、成長力に欠いている印象もある。
ナイキアディライト(船橋)はマイルGP8着。かつてアドマイヤドンを苦しめた快速馬もさすがに衰えが見え隠れしている。8歳となり、交流Gでどうかだが、大得意の船橋コースに変わるのはプラス。
6月末の帝王賞へ向けてプレップレースが目白押しだが、このレースは特に帝王賞につながるレースとされている。
1997年にダートグレード制が施行されて以後、このレースの優勝馬の帝王賞成績は次のようになる。
1997年バトルライン:3着
1998年アブクマポーロ:1着
1999年サプライズパワー:2着
2000年ビーマイナカヤマ:出走せず
2001年タマモストロング:9着
2002年トーシンブリザード:8着
2003年スターリングローズ:出走せず
2004年ナイキアディライト:2着
2005年ストロングブラッド:2着
2006年アジュディミツオー:1着
2007年ブルーコンコルド:2着
G1になったのは2005年からだが、G2、G3時代から出走さえしてくれば帝王賞では確実に上位を争っており、その成績は(2-4-1-2)。距離的によほど短距離寄りでない限り、優勝馬は帝王賞で好勝負確実という記録が残っている。
今年はG1ホースが4頭参戦。フリオーソの参戦がなかったのは残念だが、中央勢、地方勢ともに好メンバーが集結した。
【JRA所属馬】
シャドウゲイト(美浦)はダイオライト記念9着。フリオーソからは4.1秒もちぎられてしまったが、距離が長かった模様。ベストは1,800であり、マイルは微妙に短そうだが、前走のようにバテるリスクは少なそうだ。積極策で。
ブルーコンコルド(栗東)はこのレース昨年の覇者。一昨年も2着を確保しており、船橋コースへの適性は抜群。前走はフェブラリーS2着で衰えは全くなし。G1級7勝目を目指す。
ボンネビルレコード(美浦)は前々走のダイオライト記念こそ2着確保だったが、前走はマーチS12着と全くお話にならず。この馬は的場文男が乗らないとタダの馬のようだ。その的場文男騎乗なら今回は好勝負可能ということ。賞金加算をしておきたい。
ワイルドワンダー(美浦)はフェブラリーS3着。昨年からの充実振りは素晴らしく、左回りマイルは南部杯で連対経験あり。マイルで2回負かされているブルーコンコルドが強敵だが、今回は初G1制覇の大チャンス。
【他地区所属馬】
ケイエスゴーウェイ(高知)は前走の二十四万石賞で嬉しい重賞初制覇。積極的に外に遠征を繰り返しているので、知らず知らずのうちに力をつけているのだろう。オグリキャップ記念を先日勝ったスペシャリストとともに高知競馬を代表するOP馬に成長しそうだが、力をつけたとは言え、交流の舞台では敷居が高いのは変わりなく、ここは厳しい戦いになりそう。
リスポンスフウジン(愛知)はここが交流G初挑戦。地元では堅実に着順をまとめてくるが、交流では厳しい戦いになるのは必至。追走一杯。
ケイアイダンシング(愛知)は積極的に遠征しているものの結果が伴わない。最近は地元でも取りこぼしが多くなり。
オグリホット(笠松)は29日の尾張名古屋杯(SP2)に出走予定。
ヒロショウグン(笠松)は道営から転厩以来、長めの距離を使われているが、ベストは1,000。まして交流では。
ケイアイフウジン(愛知)はかつて小倉2歳S2着の記録があるが、前走は地元でも2桁着順を記録してしまい、調子が伴わない。ベストは1,200。
【南関東所属馬】
フジノウェーブ(大井)はマイルGP2着。一旦先頭に立ったが、そこで気が抜けたのか内からデスモゾームの差し返しを食らってしまった。ここは仕切り直しの一戦。マイルは微妙に長いような気もしないではないが、地元でやる以上、格好をつけて欲しいところ。
シーチャリオット(船橋)は南関再転入初戦のマイルGP7着。かつての力は望むまでもないが、一叩きでどこまで変わってくるか。きっかけが欲しい。
トップサバトン(大井)はマイルGP4着。まずまずの競馬が続いているが、絶好調とは言えないようだ。時折見せるゲート難含め、成長力に欠いている印象もある。
ナイキアディライト(船橋)はマイルGP8着。かつてアドマイヤドンを苦しめた快速馬もさすがに衰えが見え隠れしている。8歳となり、交流Gでどうかだが、大得意の船橋コースに変わるのはプラス。
2008.04.29
復活なるかそれとも世代交代か【天皇賞(春)】
5月4日(日)、京都競馬場で行われる第137回天皇賞(春)。
一昔前は人気通りの決着が多かった春の天皇賞も近年はその傾向が激変。21世紀に入り、馬連は4度の万馬券が飛び出し、2005年は3連単193万馬券が飛び出した。
平成以降の主要プレップ優勝馬の春天成績は次のとおり。
AJCC(2-0-0-6)
日経新春杯(0-2-2-3)
ダイヤモンドS(0-0-2-11)
京都記念(2-0-2-5)
阪神大賞典(7-1-5-5)
日経賞(1-2-2-13)
大阪杯(2-1-1-6)
AJCCは昔は大物の参戦が目立つレースだったが、近年は前年の有馬記念上位馬の参戦が少なくなったせいもあり、セカンドクラスの馬のレースという印象。平成以降、メジロブライトとスペシャルウィークのみが優勝。
日経新春杯は参戦してくれば比較的安定した着順を記録しているが、平成以降、優勝馬が春天を勝った例はない。
ダイヤモンドSはハンデ戦で行われることもあり、メンバーレベルは春天よりもかなり低いのが通常。優勝馬は本番で連対さえない。この組は2着に来ている馬の方が穴になる傾向。
京都記念の近年の印象はドバイ諸競走へのステップレース。平成以降、ビワハヤヒデとテイエムオペラオーが本番で優勝。
阪神大賞典優勝馬は本番で7頭が優勝しているが、そのうち6頭までは2000年以前の話。21世紀以降は2006年のディープインパクト以外、連対さえ果たせていない。近年は明らかにプレップとしての質が落ちており、今となっては本番では割引が必要なプレップか。
日経賞と本番の連勝を決めたのは1993年のライスシャワーのみ。本番ではそこそこ人気になるケースもあり、積極的に頭で狙うのはリスクも大きい。
大阪杯と本番を連勝したのは1990年スーパークリークと昨年のメイショウサムソンのみ。大幅延長のステップとなるため、大阪杯を試走→距離延長で本領発揮というタイプが良い(例:ヒシミラクル)。当然のことながら、2,000がベストという馬は厳しい。
平成以降、優勝馬の前走は阪神大賞典8頭、大阪杯4頭、日経賞3頭、京都記念、中山記念、ダイオライト記念、大阪ハンブルクC各1頭。阪神大賞典は8頭中7頭が阪神大賞典でも勝利を収めており、敗戦から巻き返したのは1989年のイナリワンのみ。大阪杯は4頭中2頭が大阪杯でも勝利。テイエムオペラオー、ヒシミラクルは敗戦から巻き返したが、両馬とも既に3,000以上のG1勝ちがあった。日経賞と本番の連勝を決めたのは上でも書いたとおり、1993年のライスシャワーのみ。1995年のライスシャワー、2002年のマンハッタンカフェはどちらも日経賞6着からの巻き返し。両馬とも菊花賞馬だ。
前年の菊花賞馬の翌年の春天成績は平成以降(6-0-2-3)。メジロマックイーン、ライスシャワー、ビワハヤヒデ、マンハッタンカフェ、ヒシミラクル、ディープインパクトと出走できれば半数以上が優勝とやはり関連性の高さが感じられる。ただ、その一方で敗退した馬も5頭おり、およそ半分の確率で敗れると捉える事も可能。敗れた5頭は次のとおり。
マヤノトップガン(1996年5着)→前走の阪神大賞典でナリタブライアンと競馬史に燦然と輝く名勝負を展開。本番の段階では既に余力がなかったものと推察される。
セイウンスカイ(1999年3着)→菊花賞後、更に力を付けたスペシャルウィークの勢いに屈す。
ナリタトップロード(2000年3着)→同期のライバル・テイエムオペラオーとの差が開き始めた時期。時代が悪かったか。
エアシャカール(2001年8着)→近年ではレベルが低い方に入る世代の菊花賞馬。オペラオー、ドトウ、トップロードと強力な先輩諸氏が揃っていて歯が立たず。
ザッツザプレンティ(2004年16着)→着順の振幅の大きいタイプで安定感なし。阪神大賞典2着で力を見せるも本番ではイングランディーレの大逃げに何も出来ず。
さてアサクサキングスは?
前年覇者が連覇を目指して出走してきたケースは平成以降、次のような記録が残っている。
1989年イナリワン→1990年2着(スーパークリークに屈す)
1991年メジロマックイーン→1992年1着(トウカイテイオーを粉砕)
1992年メジロマックイーン→1993年2着(ライスシャワーに屈す)
1996年サクラローレル→1997年2着(マヤノトップガンの急襲に屈す)
1998年メジロブライト→1999年2着(スペシャルウィークを捕え切れず)
2000年テイエムオペラオー→2001年1着(メイショウドトウを押さえ込む)
見る影もなく惨敗という例はなく、確実に連対を確保しているのはさすが。連覇を阻むのは決まって年下のライバル(で菊花賞連対馬)。さてサムソンは?
アイポッパーは阪神大賞典2着。京都記念殿負けで時間が掛かると思われたが、得意の距離であっさり巻き返してきた。春天参戦は4年連続。過去3回は3、4、4着と崩れなし。8歳馬であり活力が残っていれば。
アサクサキングスは大阪杯3着。同期のスーパーレディを捕まえ切れなかったのは不満だが、休養明け初戦としては申し分のない競馬。昨年時折見せていた脆さが消えていれば、ここも好勝負可能。
アドマイヤジュピタは阪神大賞典を楽勝。芝で馬券対象外になったのは前々走の日経新春杯だけという堅実さがあり、初のG1挑戦で新鮮味もある。近年、頭には来ないケースが多い阪神大賞典優勝馬であるし、父フレンチデピュティも?だが、血統面はかつての“長距離の父”リアルシャダイが補って余りある。
アドマイヤフジは阪神大賞典2番人気6着。母が長距離で活躍した馬のため、長距離に使われることが多い馬だが、どうやらベストは2,000前後。2,500以上(0-0-1-4)。好走したのは先行して粘り込んだ目黒記念のみ。
アドマイヤメインは大阪杯8着。溜めても伸びる馬ではないが、控えてしまいスタートと同時に万事休すだった。一昨年の菊花賞以後、掲示板を確保したのが昨年のディセンバーSのみ。厳しい。
アドマイヤモナークは以前の脆さが消えてすっかり安定。頑健な血脈を持ち、7歳だが今が充実期だろう。春天挑戦は3年連続。過去2年の成績は案外だが、去年とは馬が違う印象。一発あるか。
サンバレンティンは最後方から黙々と差を詰めるだけの競馬になって久しいが、G2以上になると掲示板を確保することも難しい状況。最低人気候補の1頭か。
シルクネクサスは大阪ハンブルクC優勝。休みなく使われているためか、着順が安定せず、2走連続で好走することはOP入り後ない。秋天でもそれなりの着順に来ていたが、上位まで望めるかどうか。
トウカイエリートは阪神大賞典5着。デビュー以来、大負けがなく、着をまとめてくるタイプだが、別定G2レベルでは前走が一杯か。昨年のこのレースは6着。内容は悪くなかったが。
トウカイトリックは阪神大賞典4着。現役屈指の長距離砲。春天はこれが3年連続の挑戦で、過去2年は9、3着。昨年、ゴール前でサムソンを追い詰めた末脚は強烈だった。近走微妙だが、距離適性からは無視できない1頭。
トウショウナイトは日経賞2着。ベストは2,500という馬であり、マツリダゴッホには子供扱いにされたものの力は見せ付けた。春天はこれが3度目の挑戦で過去4、5着。2005年はあわやという場面があったし、昨年も4角先頭で見所たっぷりの競馬だった。武士沢騎乗で人気にはならないタイプだけに忘れないようにしたい。
ドリームパスポートは2走連続4着。調子は徐々に上がってきているのだろうが、相変わらず詰めが甘い。松岡がそろそろこの馬の脚の使い所を掴んでいるのだとすれば上位争いなのだが。
フォルテベリーニはオーストラリアT12着。大阪ハンブルクC3着で光明が見えかかったが、またトンネル入りとなるのか。連闘でもあり。
ホクトスルタンはサンシャインS圧勝で春天挑戦。菊花賞はハナを切り、よく粘っていたが、それよりもパワーアップしている模様だ。常識的には条件戦から春天参戦というのは非常に厳しいが、ノリの注文相撲に一縷の望みを託したい。今年の現地観戦は彼が参戦するということで決意した。
ポップロックは阪神大賞典3着と伸び切れず。ベストは2,500という馬であり、G1では善戦マンで終わることが多いタイプでもある。ウッチー騎乗で新味を出せるか。
メイショウサムソンは大阪杯6着。59キロを背負っていたとは言え、格下馬に大量に先着を許した。ここ2走の凡走を一過性のものと捉えるか、それともオペラハウスの下降期と捉えるかで馬券の組み立てはかなり違ってこよう。今年の馬券上のキーホース。
一昔前は人気通りの決着が多かった春の天皇賞も近年はその傾向が激変。21世紀に入り、馬連は4度の万馬券が飛び出し、2005年は3連単193万馬券が飛び出した。
平成以降の主要プレップ優勝馬の春天成績は次のとおり。
AJCC(2-0-0-6)
日経新春杯(0-2-2-3)
ダイヤモンドS(0-0-2-11)
京都記念(2-0-2-5)
阪神大賞典(7-1-5-5)
日経賞(1-2-2-13)
大阪杯(2-1-1-6)
AJCCは昔は大物の参戦が目立つレースだったが、近年は前年の有馬記念上位馬の参戦が少なくなったせいもあり、セカンドクラスの馬のレースという印象。平成以降、メジロブライトとスペシャルウィークのみが優勝。
日経新春杯は参戦してくれば比較的安定した着順を記録しているが、平成以降、優勝馬が春天を勝った例はない。
ダイヤモンドSはハンデ戦で行われることもあり、メンバーレベルは春天よりもかなり低いのが通常。優勝馬は本番で連対さえない。この組は2着に来ている馬の方が穴になる傾向。
京都記念の近年の印象はドバイ諸競走へのステップレース。平成以降、ビワハヤヒデとテイエムオペラオーが本番で優勝。
阪神大賞典優勝馬は本番で7頭が優勝しているが、そのうち6頭までは2000年以前の話。21世紀以降は2006年のディープインパクト以外、連対さえ果たせていない。近年は明らかにプレップとしての質が落ちており、今となっては本番では割引が必要なプレップか。
日経賞と本番の連勝を決めたのは1993年のライスシャワーのみ。本番ではそこそこ人気になるケースもあり、積極的に頭で狙うのはリスクも大きい。
大阪杯と本番を連勝したのは1990年スーパークリークと昨年のメイショウサムソンのみ。大幅延長のステップとなるため、大阪杯を試走→距離延長で本領発揮というタイプが良い(例:ヒシミラクル)。当然のことながら、2,000がベストという馬は厳しい。
平成以降、優勝馬の前走は阪神大賞典8頭、大阪杯4頭、日経賞3頭、京都記念、中山記念、ダイオライト記念、大阪ハンブルクC各1頭。阪神大賞典は8頭中7頭が阪神大賞典でも勝利を収めており、敗戦から巻き返したのは1989年のイナリワンのみ。大阪杯は4頭中2頭が大阪杯でも勝利。テイエムオペラオー、ヒシミラクルは敗戦から巻き返したが、両馬とも既に3,000以上のG1勝ちがあった。日経賞と本番の連勝を決めたのは上でも書いたとおり、1993年のライスシャワーのみ。1995年のライスシャワー、2002年のマンハッタンカフェはどちらも日経賞6着からの巻き返し。両馬とも菊花賞馬だ。
前年の菊花賞馬の翌年の春天成績は平成以降(6-0-2-3)。メジロマックイーン、ライスシャワー、ビワハヤヒデ、マンハッタンカフェ、ヒシミラクル、ディープインパクトと出走できれば半数以上が優勝とやはり関連性の高さが感じられる。ただ、その一方で敗退した馬も5頭おり、およそ半分の確率で敗れると捉える事も可能。敗れた5頭は次のとおり。
マヤノトップガン(1996年5着)→前走の阪神大賞典でナリタブライアンと競馬史に燦然と輝く名勝負を展開。本番の段階では既に余力がなかったものと推察される。
セイウンスカイ(1999年3着)→菊花賞後、更に力を付けたスペシャルウィークの勢いに屈す。
ナリタトップロード(2000年3着)→同期のライバル・テイエムオペラオーとの差が開き始めた時期。時代が悪かったか。
エアシャカール(2001年8着)→近年ではレベルが低い方に入る世代の菊花賞馬。オペラオー、ドトウ、トップロードと強力な先輩諸氏が揃っていて歯が立たず。
ザッツザプレンティ(2004年16着)→着順の振幅の大きいタイプで安定感なし。阪神大賞典2着で力を見せるも本番ではイングランディーレの大逃げに何も出来ず。
さてアサクサキングスは?
前年覇者が連覇を目指して出走してきたケースは平成以降、次のような記録が残っている。
1989年イナリワン→1990年2着(スーパークリークに屈す)
1991年メジロマックイーン→1992年1着(トウカイテイオーを粉砕)
1992年メジロマックイーン→1993年2着(ライスシャワーに屈す)
1996年サクラローレル→1997年2着(マヤノトップガンの急襲に屈す)
1998年メジロブライト→1999年2着(スペシャルウィークを捕え切れず)
2000年テイエムオペラオー→2001年1着(メイショウドトウを押さえ込む)
見る影もなく惨敗という例はなく、確実に連対を確保しているのはさすが。連覇を阻むのは決まって年下のライバル(で菊花賞連対馬)。さてサムソンは?
アイポッパーは阪神大賞典2着。京都記念殿負けで時間が掛かると思われたが、得意の距離であっさり巻き返してきた。春天参戦は4年連続。過去3回は3、4、4着と崩れなし。8歳馬であり活力が残っていれば。
アサクサキングスは大阪杯3着。同期のスーパーレディを捕まえ切れなかったのは不満だが、休養明け初戦としては申し分のない競馬。昨年時折見せていた脆さが消えていれば、ここも好勝負可能。
アドマイヤジュピタは阪神大賞典を楽勝。芝で馬券対象外になったのは前々走の日経新春杯だけという堅実さがあり、初のG1挑戦で新鮮味もある。近年、頭には来ないケースが多い阪神大賞典優勝馬であるし、父フレンチデピュティも?だが、血統面はかつての“長距離の父”リアルシャダイが補って余りある。
アドマイヤフジは阪神大賞典2番人気6着。母が長距離で活躍した馬のため、長距離に使われることが多い馬だが、どうやらベストは2,000前後。2,500以上(0-0-1-4)。好走したのは先行して粘り込んだ目黒記念のみ。
アドマイヤメインは大阪杯8着。溜めても伸びる馬ではないが、控えてしまいスタートと同時に万事休すだった。一昨年の菊花賞以後、掲示板を確保したのが昨年のディセンバーSのみ。厳しい。
アドマイヤモナークは以前の脆さが消えてすっかり安定。頑健な血脈を持ち、7歳だが今が充実期だろう。春天挑戦は3年連続。過去2年の成績は案外だが、去年とは馬が違う印象。一発あるか。
サンバレンティンは最後方から黙々と差を詰めるだけの競馬になって久しいが、G2以上になると掲示板を確保することも難しい状況。最低人気候補の1頭か。
シルクネクサスは大阪ハンブルクC優勝。休みなく使われているためか、着順が安定せず、2走連続で好走することはOP入り後ない。秋天でもそれなりの着順に来ていたが、上位まで望めるかどうか。
トウカイエリートは阪神大賞典5着。デビュー以来、大負けがなく、着をまとめてくるタイプだが、別定G2レベルでは前走が一杯か。昨年のこのレースは6着。内容は悪くなかったが。
トウカイトリックは阪神大賞典4着。現役屈指の長距離砲。春天はこれが3年連続の挑戦で、過去2年は9、3着。昨年、ゴール前でサムソンを追い詰めた末脚は強烈だった。近走微妙だが、距離適性からは無視できない1頭。
トウショウナイトは日経賞2着。ベストは2,500という馬であり、マツリダゴッホには子供扱いにされたものの力は見せ付けた。春天はこれが3度目の挑戦で過去4、5着。2005年はあわやという場面があったし、昨年も4角先頭で見所たっぷりの競馬だった。武士沢騎乗で人気にはならないタイプだけに忘れないようにしたい。
ドリームパスポートは2走連続4着。調子は徐々に上がってきているのだろうが、相変わらず詰めが甘い。松岡がそろそろこの馬の脚の使い所を掴んでいるのだとすれば上位争いなのだが。
フォルテベリーニはオーストラリアT12着。大阪ハンブルクC3着で光明が見えかかったが、またトンネル入りとなるのか。連闘でもあり。
ホクトスルタンはサンシャインS圧勝で春天挑戦。菊花賞はハナを切り、よく粘っていたが、それよりもパワーアップしている模様だ。常識的には条件戦から春天参戦というのは非常に厳しいが、ノリの注文相撲に一縷の望みを託したい。今年の現地観戦は彼が参戦するということで決意した。
ポップロックは阪神大賞典3着と伸び切れず。ベストは2,500という馬であり、G1では善戦マンで終わることが多いタイプでもある。ウッチー騎乗で新味を出せるか。
メイショウサムソンは大阪杯6着。59キロを背負っていたとは言え、格下馬に大量に先着を許した。ここ2走の凡走を一過性のものと捉えるか、それともオペラハウスの下降期と捉えるかで馬券の組み立てはかなり違ってこよう。今年の馬券上のキーホース。
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