| Home |
2008.05.26
青春の頂点【東京優駿】
6月1日(日)、東京競馬場で行われる第75回東京優駿。
牝馬同様、混戦の牡馬クラシック。本来核となるべき皐月賞馬キャプテントゥーレは故障で戦線離脱し、混戦ムードに拍車が掛かる。別路線のNHKマイル組も強力で、春シーズンのクライマックスはまた難解な馬券を我々に提供しそうな雰囲気だ。
平成以降の19回の主要プレップの優勝馬のダービーでの成績は次のとおり。
皐月賞(7-2-2-7)
平成以降、7頭の2冠馬が誕生したが、その一方で7頭が馬群に沈んでいるというデータが残る。今年は皐月賞馬キャプテントゥーレが戦線離脱したため、2001年以来の皐月賞馬不在のダービーとなる。ちなみに2001年は皐月3着→皐月2着と上位が入れ替わっただけだった。少し古い話になるが1987年のダービーも皐月賞馬不在だったが、その時は皐月賞7着(4番人気)→NHK杯8着(22番人気)での決着。1番人気マティリアルは24頭立て18着と歩いた記録が残っている。
青葉賞(0-5-2-11)
1993年までOP特別で1994年から重賞に昇格したが、未だに優勝馬を輩出していないプレップ。ダービーと同距離で行われるため、本番でも「新星」としてそこそこ人気を集めることが多いが、人気を豪快に裏切るケースも目立つ。取扱いの難しいプレップ。
プリンシパルS(0-1-0-10)
2003年まで芝2,200で行われ、2004年から芝2,000。レース設立以来、馬券の対象になったのは設立初年度のダンスインザダークのみ。彼は皐月賞を回避した弥生賞馬。実績馬ならいざ知らず、ここを勝ったからと言って即ダービー通用とは言えないようだ。
京都新聞杯(1-3-0-9)
データは前身の京都4歳特別を含む(1999年まで)。菊TRから姿を変えたのが2000年のこと。その初年度にアグネスフライトが河内洋の夢を叶えた。ハーツクライ、インティライミが2着をゲットしたが、年によってレベルにバラつきがあるため、まるで勝負にならない年もある(例:昨年とか)。レベルの見極めが最重要。
NHKマイルC(1-0-0-3)
まだ記憶に新しい変則2冠を達成したキングカメハメハが登場したのは2004年。2001年クロフネが5着、2006年ロジックが5着と2002年のテレグノシス11着を除けば、G1馬の威厳を保つようなレース振り。1番人気さえ予想されるディープスカイはどうなるか。
以下は参考までに皐月のプレップ。
シンザン記念(1-0-2-8)
優勝は2002年のタニノギムレットのみ。中距離に実績のあるタイプならそこそこ頑張れる。
京成杯(0-0-0-12)
1998年まで1,600で行われ、それ以降は2,000で行われている。皐月賞との関連性はよく知られているレースだが、話がダービーになると全く別でオースミブライト、ボーンキング、そして昨年のサンツェッペリンの4着が最高と冴えない。果たしてマイネルチャールズは?
共同通信杯(3-0-2-9)
アイネスフウジン、ナリタブライアン、ジャングルポケットの3頭が優勝も近年は苦戦続き。皐月大敗のショウナンアルバの巻き返しは?
きさらぎ賞(2-2-1-6)
優勝はスペシャルウィーク、ネオユニヴァース。昨年2着のアサクサキングスもきさらぎ賞の優勝馬。近年、優勝馬は安定して上位を争っているレース。
アーリントンC(1-1-0-1)
タニノギムレットが優勝した他、ダンツフレームが2着となっている。いずれも皐月賞で既に世代屈指の実力を見せていた。
弥生賞(3-3-1-6)
“全国大会準決勝”弥生賞。さすがに出走馬のレベルが高いからか、皐月賞で負けても巻き返してくるケースは以前から多い。ウイニングチケット、スペシャルウィーク、ディープインパクトが優勝。マイネルチャールズは巻き返せるか?
スプリングS(5-0-0-8)
ミホノブルボン、ナリタブライアン、タニノギムレット、ネオユニヴァース、メイショウサムソンがダービー馬に。タニノギムレットを除けば、全て皐月賞馬。「スプリング→皐月を連勝できる馬は春を制す」である。
毎日杯(1-1-1-11)
優勝はキングカメハメハのみ。2着はアドマイヤメインで3着はテイエムオペラオーだから、これ以外のレースで力を示していれば通用する。
平成以降の19頭のダービー馬の前走は次のとおり。
1989年ウィナーズサークル(皐月賞7番人気2着)
1990年アイネスフウジン(皐月賞1番人気2着)
1991年トウカイテイオー(皐月賞1番人気1着)
1992年ミホノブルボン(皐月賞1番人気1着)
1993年ウイニングチケット(皐月賞1番人気4着)
1994年ナリタブライアン(皐月賞1番人気1着)
1995年タヤスツヨシ(皐月賞4番人気2着)
1996年フサイチコンコルド(すみれS1番人気1着)
1997年サニーブライアン(皐月賞11番人気1着)
1998年スペシャルウィーク(皐月賞1番人気3着)
1999年アドマイヤベガ(皐月賞1番人気6着)
2000年アグネスフライト(京都新聞杯2番人気1着)
2001年ジャングルポケット(皐月賞2番人気3着)
2002年タニノギムレット(NHKマイルC1番人気3着)
2003年ネオユニヴァース(皐月賞1番人気1着)
2004年キングカメハメハ(NHKマイルC1番人気1着)
2005年ディープインパクト(皐月賞1番人気1着)
2006年メイショウサムソン(皐月賞6番人気1着)
2007年ウオッカ(桜花賞1番人気2着)
ウイニングチケット、アドマイヤベガを除けば、全て前走1〜3着と好調な馬が優勝。前記2頭はいずれも弥生賞で連対という共通点あり。
タケミカヅチは皐月賞2着。年頭から一貫して崩れず上位を争ってきた堅実型。勝ち星は新馬戦以来見放されているが府中コースの適性は共同通信杯で証明済。今度こそ先頭でゴールできるか。
マイネルチャールズは皐月賞3着。皐月賞のために中山2,000を徹底的に使うという戦略は誤っていなかったようだが、さすがに同コース5連発はやり過ぎの感があった。東京コースは未勝利戦を勝ち上がった舞台。松岡が萎縮しなければ岡田オーナーの悲願達成も。
レインボーペガサスは皐月賞4着。メンバー中最速の上がりを繰り出して上位に迫った。中山であれくらいの競馬が出来れば府中の坂で止まることはあるまい。左回りは全日本2歳優駿で経験済。
アドマイヤコマンドは青葉賞1着。先行抜出しであっさりとダービーの出走権を得た。まだキャリアが浅く上積みもありそうだが、青葉賞当時が大幅馬体減。再度の関東輸送が鍵となる。
クリスタルウイングは青葉賞2着。トゥザヴィクトリー、ビーポジティブ、サイレントディールら重賞ウイナーを兄姉に持つ超良血馬。府中2,400も悪くなく、ステイブルメイトの米3冠最終戦に弾みをつけたい。
モンテクリスエスは青葉賞3着。2,400での勝利がある他、すみれSの好走もあり、半兄キララとは異なり適性距離は少々長めに出ているようだ。府中の長丁場で福島が思い切った騎乗が出来れば。
ベンチャーナインはプリンシパルS1着。追い込みづらい馬場を後方から鋭く差して波乱の要因を作り出した。上がりの速い競馬では手も足も出ないが、上がりが掛かると届くという馬。同じ競馬が本番で出来るかどうか。
アグネススターチはプリンシパルS2着。追い込みづらい馬場を内ぴったりにすいすいと逃げて大波乱の要因を作り出した。最近、積極策で大穴を提供し続けている赤木Jが連続騎乗。
メイショウクオリアは京都新聞杯1着。デビュー2戦目でラジオNIKKEI杯3着など性能の高さを見せていたが、父マンハッタンカフェらしく距離が延びて予定通り(?)台頭してきた。NIKKEI杯1、2着の3歳戦が著しく不振であることからレースレベルに疑問があるが、彼は順調に成長してきているようだ。
ディープスカイはNHKマイルC優勝。アーリントンC以来の充実は素晴らしく、毎日杯で子供扱いにしたアドマイヤコマンドがその後、青葉賞を優勝、前走破ったブラックシェルが今年の牡馬の中では上位にランクされる馬ということで改めてその性能の高さが証明されることとなった。ポイントは2,000のレースで見せ場なく敗れていることか。鞍上はダービー2年連続制覇の期待がかかる。
スマイルジャックは皐月賞9着。着差は0.9秒差でギリギリセーフの範囲内。皐月賞前まで堅実な馬だったため、着順を大きく落としたのは気になるところだが。東京コースは悪くない。急激に人気を落とすようなら。
ブラックシェルはNHKマイル2着。早め進出で勝ち馬に迫った見所のあるレース。距離延長と使い詰めローテーションがどう影響するか。
ショウナンアルバは皐月賞14着。それまでと異なり後方から徐々に進出するレース振りだったが、直線では余力がなかった。近年、全く関連性がなくなりつつある共同通信杯勝ち馬。どこまで巻き返せるか。
エーシンフォワードはNHKマイル10着。アーリントンCではディープスカイに先着した経験もあるが、こちらは距離に限界がありそうな感じ。上積みどうか。
サクセスブロッケンは端午S圧勝。今年のダービーでもしかしたら一番馬券的に悩む1頭になるのかも知れない。ダートでの強さは破格で端午Sの勝ち時計もカネヒキリ、ゴールドアリュールにこそ及ばないものの、昨年のロングプライドを大きく上回る優秀なもので、このままダート路線を歩めば、かなりの活躍が望める1頭だろうが、更なる強敵を求めての今回の挑戦は大歓迎だろう。母サクセスビューティーは距離に限界があったタイプ。初芝でどこまでやれるかお手並み拝見。
サブジェクトは皐月賞10着。じんわり良化しているようだが、現状では出世レース・ラジオNIKKEI杯勝ち馬としては物足りない戦績。トレンドのフジキセキ産駒だが。
フローテーションは皐月賞11着。後方から何も出来ずにレースを終えた。戦歴から少々大物感に欠く印象。
レッツゴーキリシマはNHKマイル9着。積極的に前々を攻めたが直線で脚が上がってしまった。皐月賞5着など持てる力はさほど劣っている印象はないが、本番ではペースが鍵となる。
牝馬同様、混戦の牡馬クラシック。本来核となるべき皐月賞馬キャプテントゥーレは故障で戦線離脱し、混戦ムードに拍車が掛かる。別路線のNHKマイル組も強力で、春シーズンのクライマックスはまた難解な馬券を我々に提供しそうな雰囲気だ。
平成以降の19回の主要プレップの優勝馬のダービーでの成績は次のとおり。
皐月賞(7-2-2-7)
平成以降、7頭の2冠馬が誕生したが、その一方で7頭が馬群に沈んでいるというデータが残る。今年は皐月賞馬キャプテントゥーレが戦線離脱したため、2001年以来の皐月賞馬不在のダービーとなる。ちなみに2001年は皐月3着→皐月2着と上位が入れ替わっただけだった。少し古い話になるが1987年のダービーも皐月賞馬不在だったが、その時は皐月賞7着(4番人気)→NHK杯8着(22番人気)での決着。1番人気マティリアルは24頭立て18着と歩いた記録が残っている。
青葉賞(0-5-2-11)
1993年までOP特別で1994年から重賞に昇格したが、未だに優勝馬を輩出していないプレップ。ダービーと同距離で行われるため、本番でも「新星」としてそこそこ人気を集めることが多いが、人気を豪快に裏切るケースも目立つ。取扱いの難しいプレップ。
プリンシパルS(0-1-0-10)
2003年まで芝2,200で行われ、2004年から芝2,000。レース設立以来、馬券の対象になったのは設立初年度のダンスインザダークのみ。彼は皐月賞を回避した弥生賞馬。実績馬ならいざ知らず、ここを勝ったからと言って即ダービー通用とは言えないようだ。
京都新聞杯(1-3-0-9)
データは前身の京都4歳特別を含む(1999年まで)。菊TRから姿を変えたのが2000年のこと。その初年度にアグネスフライトが河内洋の夢を叶えた。ハーツクライ、インティライミが2着をゲットしたが、年によってレベルにバラつきがあるため、まるで勝負にならない年もある(例:昨年とか)。レベルの見極めが最重要。
NHKマイルC(1-0-0-3)
まだ記憶に新しい変則2冠を達成したキングカメハメハが登場したのは2004年。2001年クロフネが5着、2006年ロジックが5着と2002年のテレグノシス11着を除けば、G1馬の威厳を保つようなレース振り。1番人気さえ予想されるディープスカイはどうなるか。
以下は参考までに皐月のプレップ。
シンザン記念(1-0-2-8)
優勝は2002年のタニノギムレットのみ。中距離に実績のあるタイプならそこそこ頑張れる。
京成杯(0-0-0-12)
1998年まで1,600で行われ、それ以降は2,000で行われている。皐月賞との関連性はよく知られているレースだが、話がダービーになると全く別でオースミブライト、ボーンキング、そして昨年のサンツェッペリンの4着が最高と冴えない。果たしてマイネルチャールズは?
共同通信杯(3-0-2-9)
アイネスフウジン、ナリタブライアン、ジャングルポケットの3頭が優勝も近年は苦戦続き。皐月大敗のショウナンアルバの巻き返しは?
きさらぎ賞(2-2-1-6)
優勝はスペシャルウィーク、ネオユニヴァース。昨年2着のアサクサキングスもきさらぎ賞の優勝馬。近年、優勝馬は安定して上位を争っているレース。
アーリントンC(1-1-0-1)
タニノギムレットが優勝した他、ダンツフレームが2着となっている。いずれも皐月賞で既に世代屈指の実力を見せていた。
弥生賞(3-3-1-6)
“全国大会準決勝”弥生賞。さすがに出走馬のレベルが高いからか、皐月賞で負けても巻き返してくるケースは以前から多い。ウイニングチケット、スペシャルウィーク、ディープインパクトが優勝。マイネルチャールズは巻き返せるか?
スプリングS(5-0-0-8)
ミホノブルボン、ナリタブライアン、タニノギムレット、ネオユニヴァース、メイショウサムソンがダービー馬に。タニノギムレットを除けば、全て皐月賞馬。「スプリング→皐月を連勝できる馬は春を制す」である。
毎日杯(1-1-1-11)
優勝はキングカメハメハのみ。2着はアドマイヤメインで3着はテイエムオペラオーだから、これ以外のレースで力を示していれば通用する。
平成以降の19頭のダービー馬の前走は次のとおり。
1989年ウィナーズサークル(皐月賞7番人気2着)
1990年アイネスフウジン(皐月賞1番人気2着)
1991年トウカイテイオー(皐月賞1番人気1着)
1992年ミホノブルボン(皐月賞1番人気1着)
1993年ウイニングチケット(皐月賞1番人気4着)
1994年ナリタブライアン(皐月賞1番人気1着)
1995年タヤスツヨシ(皐月賞4番人気2着)
1996年フサイチコンコルド(すみれS1番人気1着)
1997年サニーブライアン(皐月賞11番人気1着)
1998年スペシャルウィーク(皐月賞1番人気3着)
1999年アドマイヤベガ(皐月賞1番人気6着)
2000年アグネスフライト(京都新聞杯2番人気1着)
2001年ジャングルポケット(皐月賞2番人気3着)
2002年タニノギムレット(NHKマイルC1番人気3着)
2003年ネオユニヴァース(皐月賞1番人気1着)
2004年キングカメハメハ(NHKマイルC1番人気1着)
2005年ディープインパクト(皐月賞1番人気1着)
2006年メイショウサムソン(皐月賞6番人気1着)
2007年ウオッカ(桜花賞1番人気2着)
ウイニングチケット、アドマイヤベガを除けば、全て前走1〜3着と好調な馬が優勝。前記2頭はいずれも弥生賞で連対という共通点あり。
タケミカヅチは皐月賞2着。年頭から一貫して崩れず上位を争ってきた堅実型。勝ち星は新馬戦以来見放されているが府中コースの適性は共同通信杯で証明済。今度こそ先頭でゴールできるか。
マイネルチャールズは皐月賞3着。皐月賞のために中山2,000を徹底的に使うという戦略は誤っていなかったようだが、さすがに同コース5連発はやり過ぎの感があった。東京コースは未勝利戦を勝ち上がった舞台。松岡が萎縮しなければ岡田オーナーの悲願達成も。
レインボーペガサスは皐月賞4着。メンバー中最速の上がりを繰り出して上位に迫った。中山であれくらいの競馬が出来れば府中の坂で止まることはあるまい。左回りは全日本2歳優駿で経験済。
アドマイヤコマンドは青葉賞1着。先行抜出しであっさりとダービーの出走権を得た。まだキャリアが浅く上積みもありそうだが、青葉賞当時が大幅馬体減。再度の関東輸送が鍵となる。
クリスタルウイングは青葉賞2着。トゥザヴィクトリー、ビーポジティブ、サイレントディールら重賞ウイナーを兄姉に持つ超良血馬。府中2,400も悪くなく、ステイブルメイトの米3冠最終戦に弾みをつけたい。
モンテクリスエスは青葉賞3着。2,400での勝利がある他、すみれSの好走もあり、半兄キララとは異なり適性距離は少々長めに出ているようだ。府中の長丁場で福島が思い切った騎乗が出来れば。
ベンチャーナインはプリンシパルS1着。追い込みづらい馬場を後方から鋭く差して波乱の要因を作り出した。上がりの速い競馬では手も足も出ないが、上がりが掛かると届くという馬。同じ競馬が本番で出来るかどうか。
アグネススターチはプリンシパルS2着。追い込みづらい馬場を内ぴったりにすいすいと逃げて大波乱の要因を作り出した。最近、積極策で大穴を提供し続けている赤木Jが連続騎乗。
メイショウクオリアは京都新聞杯1着。デビュー2戦目でラジオNIKKEI杯3着など性能の高さを見せていたが、父マンハッタンカフェらしく距離が延びて予定通り(?)台頭してきた。NIKKEI杯1、2着の3歳戦が著しく不振であることからレースレベルに疑問があるが、彼は順調に成長してきているようだ。
ディープスカイはNHKマイルC優勝。アーリントンC以来の充実は素晴らしく、毎日杯で子供扱いにしたアドマイヤコマンドがその後、青葉賞を優勝、前走破ったブラックシェルが今年の牡馬の中では上位にランクされる馬ということで改めてその性能の高さが証明されることとなった。ポイントは2,000のレースで見せ場なく敗れていることか。鞍上はダービー2年連続制覇の期待がかかる。
スマイルジャックは皐月賞9着。着差は0.9秒差でギリギリセーフの範囲内。皐月賞前まで堅実な馬だったため、着順を大きく落としたのは気になるところだが。東京コースは悪くない。急激に人気を落とすようなら。
ブラックシェルはNHKマイル2着。早め進出で勝ち馬に迫った見所のあるレース。距離延長と使い詰めローテーションがどう影響するか。
ショウナンアルバは皐月賞14着。それまでと異なり後方から徐々に進出するレース振りだったが、直線では余力がなかった。近年、全く関連性がなくなりつつある共同通信杯勝ち馬。どこまで巻き返せるか。
エーシンフォワードはNHKマイル10着。アーリントンCではディープスカイに先着した経験もあるが、こちらは距離に限界がありそうな感じ。上積みどうか。
サクセスブロッケンは端午S圧勝。今年のダービーでもしかしたら一番馬券的に悩む1頭になるのかも知れない。ダートでの強さは破格で端午Sの勝ち時計もカネヒキリ、ゴールドアリュールにこそ及ばないものの、昨年のロングプライドを大きく上回る優秀なもので、このままダート路線を歩めば、かなりの活躍が望める1頭だろうが、更なる強敵を求めての今回の挑戦は大歓迎だろう。母サクセスビューティーは距離に限界があったタイプ。初芝でどこまでやれるかお手並み拝見。
サブジェクトは皐月賞10着。じんわり良化しているようだが、現状では出世レース・ラジオNIKKEI杯勝ち馬としては物足りない戦績。トレンドのフジキセキ産駒だが。
フローテーションは皐月賞11着。後方から何も出来ずにレースを終えた。戦歴から少々大物感に欠く印象。
レッツゴーキリシマはNHKマイル9着。積極的に前々を攻めたが直線で脚が上がってしまった。皐月賞5着など持てる力はさほど劣っている印象はないが、本番ではペースが鍵となる。
2008.05.25
第12回さきたま杯(Jpn3)データ集
※データは1997年以降の11回。2004年までは9月の開催。現在の開催時期になったのは2005年から。
【所属】
1997年栗東→船橋→栗東
1998年美浦→美浦→栗東
1999年美浦→美浦→栗東
2000年美浦→美浦→栗東
2001年栗東→大井→船橋
2002年美浦→愛知→愛知
2003年栗東→美浦→兵庫
2004年川崎→美浦→栗東
2005年栗東→川崎→船橋
2006年栗東→栗東→美浦
2007年栗東→愛知→栗東
レース設立以来、地方所属馬の勝利は2004年のロッキーアピールのみ。ただし、ヒモにはちょこちょこ南関勢、愛知勢が顔を出しているのが特徴。
【人気薄好走馬】
単勝6番人気以下の3着以内好走馬は次のとおり。
2001年2着アインアイン(10番人気、複勝2,020円)
2002年2着ゴールドプルーフ(6番人気、複勝250円)
2003年3着ツルマルザムライ(7番人気、複勝290円)
2004年1着ロッキーアピール(6番人気、単勝10,080円、複勝1,340円)
2005年3着トーシンブリザード(8番人気、複勝510円)
2006年3着ストロングブラッド(6番人気、複勝260円)
2007年2着キングスゾーン(7番人気、複勝790円)
11回中7回までに単勝6番人気以下の伏兵が飛び込んでいる。2006年3着のストロングブラッドを除けば、他は地方所属馬。
アインアインはエンプレス杯以来の休養明け。そのエンプレス杯が7着大敗で交流では敷居が高いと判断されたもの。彼女の成績を見ると、1,800の東京プリンセス賞を制していたもののマイル前後を得意としていた模様。エンプレス杯は距離が長すぎたようだ。後年、彼女は東京盃を12番人気で制することになる。さきたま杯の快走を見ていた人には取れた馬券ではなかっただろうか。
ゴールドプルーフはかきつばた記念6着以来の休み明け。それまでに全日本サラブレッドC優勝や川崎記念3着など交流Gで度々馬券の対象となる全国区の競走馬だったが、ここは休養明けが嫌われて人気を落としていた。
ツルマルザムライは前走地元戦で1番人気を裏切り2着に敗れていたのが人気を落とした要因か。前々走でサマーチャンピオン3着という実績があったのだが。
ロッキーアピールは前走のスパーキングサマーCを1番人気9着と完敗。これが嫌われ、6番人気ながら単勝万馬券という人気薄となっていた。南関転厩後は長めの距離も走っていたが、中央在籍時から得意なのはマイル前後という馬。地方に転じた後も金子真人オーナーがずっと所有し続けていた。
トーシンブリザードは川崎記念以来の休養明けが嫌われ、8番人気に。南関クラシック4冠を制した超高性能馬も度重なる故障には勝てず、精彩を欠いていた。若い時は能力の違いで距離をこなしていたが、加齢とともに本領発揮はマイル以下になっていた印象。個人的にはこの時、自信の3着固定馬券だったので大きく儲けさせてもらったのを思い出す。
ストロングブラッドは前年の帝王賞以来、ほぼ1年ぶりの競馬ということもあり、G1ホースでありながら6番人気に甘んじていた。地方交流ならまず崩れないという個性を持った馬であり、浦和コースにも実績があった。
キングスゾーンは地元で行われたかきつばた記念で6着完敗。交流での好走歴はこの時点で既にあったものの、JRAの強豪、当時連勝中だった超新星フジノウェーブといった面々に隠れて人気を落としていた。レースでは4角先頭の積極的な競馬。この型に持ち込むと極度に粘り強い馬。ゴール寸前でメイショウバトラーの強襲を受けたが、勝ちに等しい内容だった。今年もかきつばた負け→さきたまというローテを取るがどうなるか。
【リピーター】
複数年に亘って3着以内好走歴があるのは次の馬たち。
セタノキング:1998年2着、1999年1着
レイズスズラン:2000年1着、2002年1着
ノボトゥルー:2003年1着、2004年3着
ストロングブラッド:2004年2着、2006年3着
アグネスジェダイ:2006年1着、2007年3着
今年は昨年の1〜3着馬まで全て参戦予定だが果たして。
【所属】
1997年栗東→船橋→栗東
1998年美浦→美浦→栗東
1999年美浦→美浦→栗東
2000年美浦→美浦→栗東
2001年栗東→大井→船橋
2002年美浦→愛知→愛知
2003年栗東→美浦→兵庫
2004年川崎→美浦→栗東
2005年栗東→川崎→船橋
2006年栗東→栗東→美浦
2007年栗東→愛知→栗東
レース設立以来、地方所属馬の勝利は2004年のロッキーアピールのみ。ただし、ヒモにはちょこちょこ南関勢、愛知勢が顔を出しているのが特徴。
【人気薄好走馬】
単勝6番人気以下の3着以内好走馬は次のとおり。
2001年2着アインアイン(10番人気、複勝2,020円)
2002年2着ゴールドプルーフ(6番人気、複勝250円)
2003年3着ツルマルザムライ(7番人気、複勝290円)
2004年1着ロッキーアピール(6番人気、単勝10,080円、複勝1,340円)
2005年3着トーシンブリザード(8番人気、複勝510円)
2006年3着ストロングブラッド(6番人気、複勝260円)
2007年2着キングスゾーン(7番人気、複勝790円)
11回中7回までに単勝6番人気以下の伏兵が飛び込んでいる。2006年3着のストロングブラッドを除けば、他は地方所属馬。
アインアインはエンプレス杯以来の休養明け。そのエンプレス杯が7着大敗で交流では敷居が高いと判断されたもの。彼女の成績を見ると、1,800の東京プリンセス賞を制していたもののマイル前後を得意としていた模様。エンプレス杯は距離が長すぎたようだ。後年、彼女は東京盃を12番人気で制することになる。さきたま杯の快走を見ていた人には取れた馬券ではなかっただろうか。
ゴールドプルーフはかきつばた記念6着以来の休み明け。それまでに全日本サラブレッドC優勝や川崎記念3着など交流Gで度々馬券の対象となる全国区の競走馬だったが、ここは休養明けが嫌われて人気を落としていた。
ツルマルザムライは前走地元戦で1番人気を裏切り2着に敗れていたのが人気を落とした要因か。前々走でサマーチャンピオン3着という実績があったのだが。
ロッキーアピールは前走のスパーキングサマーCを1番人気9着と完敗。これが嫌われ、6番人気ながら単勝万馬券という人気薄となっていた。南関転厩後は長めの距離も走っていたが、中央在籍時から得意なのはマイル前後という馬。地方に転じた後も金子真人オーナーがずっと所有し続けていた。
トーシンブリザードは川崎記念以来の休養明けが嫌われ、8番人気に。南関クラシック4冠を制した超高性能馬も度重なる故障には勝てず、精彩を欠いていた。若い時は能力の違いで距離をこなしていたが、加齢とともに本領発揮はマイル以下になっていた印象。個人的にはこの時、自信の3着固定馬券だったので大きく儲けさせてもらったのを思い出す。
ストロングブラッドは前年の帝王賞以来、ほぼ1年ぶりの競馬ということもあり、G1ホースでありながら6番人気に甘んじていた。地方交流ならまず崩れないという個性を持った馬であり、浦和コースにも実績があった。
キングスゾーンは地元で行われたかきつばた記念で6着完敗。交流での好走歴はこの時点で既にあったものの、JRAの強豪、当時連勝中だった超新星フジノウェーブといった面々に隠れて人気を落としていた。レースでは4角先頭の積極的な競馬。この型に持ち込むと極度に粘り強い馬。ゴール寸前でメイショウバトラーの強襲を受けたが、勝ちに等しい内容だった。今年もかきつばた負け→さきたまというローテを取るがどうなるか。
【リピーター】
複数年に亘って3着以内好走歴があるのは次の馬たち。
セタノキング:1998年2着、1999年1着
レイズスズラン:2000年1着、2002年1着
ノボトゥルー:2003年1着、2004年3着
ストロングブラッド:2004年2着、2006年3着
アグネスジェダイ:2006年1着、2007年3着
今年は昨年の1〜3着馬まで全て参戦予定だが果たして。
2008.05.25
路線転換は吉?重賞連勝なるか【さきたま杯】
5月28日(水)、浦和競馬場で行われる第12回さきたま杯(Jpn3)。
春のマイル路線は先日のかしわ記念をもって一段落。このレースはこの後、夏にかけて行われる短距離交流戦線の開始を告げるものである。
ここ数年、ダート短距離路線はリミットレスビッド、メイショウバトラー、アグネスジェダイがほぼどのレースにも出走し、着順を微妙に変えながら推移している。ここで彼らの着順をおさらいしてみると次のようになる(2頭以上が顔を揃えたレースを全て抜粋)。
2006年1月根岸S:リミットレスビッド1着、アグネスジェダイ13着
2006年7月プロキオンS:メイショウバトラー1着、リミットレスビッド6着
2006年10月東京盃:リミットレスビッド1着、アグネスジェダイ7着
2006年11月JBCマイル:メイショウバトラー2着、リミットレスビッド3着、アグネスジェダイ7着
2006年12月兵庫GT:リミットレスビッド1着、メイショウバトラー5着
2007年1月ガーネットS:リミットレスビッド2着、アグネスジェダイ9着
2007年2月フェブラリーS:リミットレスビッド8着、メイショウバトラー10着
2007年3月黒船賞:リミットレスビッド1着、メイショウバトラー5着
2007年5月かきつばた記念:メイショウバトラー1着、リミットレスビッド3着
2007年5月さきたま杯:メイショウバトラー1着、アグネスジェダイ3着、リミットレスビッド5着
2007年8月クラスターC:メイショウバトラー1着、アグネスジェダイ2着
2007年10月東京盃:リミットレスビッド1着、メイショウバトラー2着、アグネスジェダイ4着
2007年11月JBCスプリント:アグネスジェダイ3着、リミットレスビッド4着、メイショウバトラー8着
2007年12月兵庫GT:リミットレスビッド1着、メイショウバトラー3着、アグネスジェダイ5着
2008年2月根岸S:メイショウバトラー6着、リミットレスビッド13着
2008年5月かきつばた記念:リミットレスビッド2着、メイショウバトラー3着、アグネスジェダイ5着
リミットレスビッドとメイショウバトラーのどちらかが優勝するケースが非常に多く、アグネスジェダイが最先着したのは昨年のJBCスプリントのみ。3頭が揃った際、誰かが馬券の対象になるのもずっと続いている。
先日のかきつばた記念からコンゴウリキシオーが新たな“仲間”としてこの路線に加わってきた。これまで芝で築いて来た実績にモノを言わせてまずは上々の船出となったが、今度も同じ競馬が出来るかどうか。
コアレスタイム(船橋)はかきつばた記念10着。昨秋は東京盃、JBCスプリントで好走し、衰えのないところを見せていたが、さすがにここ3走は年齢を感じさせる内容となっている。好調の御大騎乗で復調なるか。
リミットレスビッド(栗東)はかきつばた記念2着。今年に入ってからもフェブラリーS14番人気5着など衰えのないところを見せている。さすがに着順の振幅が大きくなってきた感はあるが、このあたりのメンバーならまだまだ。
ケイエスゴーウェイ(高知)はかしわ記念6着。地元・高知でも重賞制覇を果たすなど交流のペースにも慣れ、掲示板近辺までならいつでも来れる実力を兼ね備えてきた。ここも相手はきついが、地元の水野が騎乗するのはプラス。
キングスゾーン(愛知)は地元の期待を集めたかきつばた記念4着。少々ズブくなっているようで現状ではもしかしたら1,400が短い可能性はある。浦和は水が合っているようでさきたま杯、浦和記念とも出れば好走の記録を残してきた。今年も大物食いなるか。
ウルフボーイ(川崎)はJRAからの転入初戦。準OPでも展開が嵌れば好走することもあり、今後の南関での活躍が楽しみだが、殿一気の脚質がいかにも不安。
ビッググラス(大井)はかつて根岸Sを制した大物だが、大井に転じてからは掲示板にも乗らない大敗続き。中央時より劣化したのは確実でここは様子見が妥当か。
コンゴウリキシオー(栗東)はダート転向初戦のかきつばた記念を快勝。芝のマイルを32秒台で走る絶対的なスピード能力があるため、ダートさえこなせるようなら今後もこの路線で活躍が望めよう。反動がなければ。
フジノウェーブ(大井)はかしわ記念4着。直線では勝ったボンネビルレコードとともに一瞬勝ったかと思わせたほどの伸びを見せ、Jpn1ホースの貫禄を十分に見せてくれた。ここは距離短縮で前進を期待したいが、59キロの斤量が当面の敵となる。
マルカカイゼル(浦和)は冨田厩舎の名物OP馬だが、さすがにここは距離が短い。殿一気でバテた馬を何頭交わせるかだが、その前に追走している自分がバテる可能性が高く。
メイショウバトラー(栗東)はかきつばた記念3着。牝馬同士では敵なしの彼女だが、牡馬相手では1着と3着を繰り返している印象。暖かくなるにつれて調子を上げてくる夏女。また、彼女の季節がここから始まるか。
プライドキム(船橋)は東京シティ盃2番人気9着以来の競馬。南関転入以来、初めて大きく崩れたが着差は0.6秒差で巻き返せる範囲内。左回りに替わって上積みがあれば。
アグネスジェダイ(栗東)はかきつばた記念5着。暮れの兵庫GT以来の競馬だったため、上積みがあれば馬券対象には。
春のマイル路線は先日のかしわ記念をもって一段落。このレースはこの後、夏にかけて行われる短距離交流戦線の開始を告げるものである。
ここ数年、ダート短距離路線はリミットレスビッド、メイショウバトラー、アグネスジェダイがほぼどのレースにも出走し、着順を微妙に変えながら推移している。ここで彼らの着順をおさらいしてみると次のようになる(2頭以上が顔を揃えたレースを全て抜粋)。
2006年1月根岸S:リミットレスビッド1着、アグネスジェダイ13着
2006年7月プロキオンS:メイショウバトラー1着、リミットレスビッド6着
2006年10月東京盃:リミットレスビッド1着、アグネスジェダイ7着
2006年11月JBCマイル:メイショウバトラー2着、リミットレスビッド3着、アグネスジェダイ7着
2006年12月兵庫GT:リミットレスビッド1着、メイショウバトラー5着
2007年1月ガーネットS:リミットレスビッド2着、アグネスジェダイ9着
2007年2月フェブラリーS:リミットレスビッド8着、メイショウバトラー10着
2007年3月黒船賞:リミットレスビッド1着、メイショウバトラー5着
2007年5月かきつばた記念:メイショウバトラー1着、リミットレスビッド3着
2007年5月さきたま杯:メイショウバトラー1着、アグネスジェダイ3着、リミットレスビッド5着
2007年8月クラスターC:メイショウバトラー1着、アグネスジェダイ2着
2007年10月東京盃:リミットレスビッド1着、メイショウバトラー2着、アグネスジェダイ4着
2007年11月JBCスプリント:アグネスジェダイ3着、リミットレスビッド4着、メイショウバトラー8着
2007年12月兵庫GT:リミットレスビッド1着、メイショウバトラー3着、アグネスジェダイ5着
2008年2月根岸S:メイショウバトラー6着、リミットレスビッド13着
2008年5月かきつばた記念:リミットレスビッド2着、メイショウバトラー3着、アグネスジェダイ5着
リミットレスビッドとメイショウバトラーのどちらかが優勝するケースが非常に多く、アグネスジェダイが最先着したのは昨年のJBCスプリントのみ。3頭が揃った際、誰かが馬券の対象になるのもずっと続いている。
先日のかきつばた記念からコンゴウリキシオーが新たな“仲間”としてこの路線に加わってきた。これまで芝で築いて来た実績にモノを言わせてまずは上々の船出となったが、今度も同じ競馬が出来るかどうか。
コアレスタイム(船橋)はかきつばた記念10着。昨秋は東京盃、JBCスプリントで好走し、衰えのないところを見せていたが、さすがにここ3走は年齢を感じさせる内容となっている。好調の御大騎乗で復調なるか。
リミットレスビッド(栗東)はかきつばた記念2着。今年に入ってからもフェブラリーS14番人気5着など衰えのないところを見せている。さすがに着順の振幅が大きくなってきた感はあるが、このあたりのメンバーならまだまだ。
ケイエスゴーウェイ(高知)はかしわ記念6着。地元・高知でも重賞制覇を果たすなど交流のペースにも慣れ、掲示板近辺までならいつでも来れる実力を兼ね備えてきた。ここも相手はきついが、地元の水野が騎乗するのはプラス。
キングスゾーン(愛知)は地元の期待を集めたかきつばた記念4着。少々ズブくなっているようで現状ではもしかしたら1,400が短い可能性はある。浦和は水が合っているようでさきたま杯、浦和記念とも出れば好走の記録を残してきた。今年も大物食いなるか。
ウルフボーイ(川崎)はJRAからの転入初戦。準OPでも展開が嵌れば好走することもあり、今後の南関での活躍が楽しみだが、殿一気の脚質がいかにも不安。
ビッググラス(大井)はかつて根岸Sを制した大物だが、大井に転じてからは掲示板にも乗らない大敗続き。中央時より劣化したのは確実でここは様子見が妥当か。
コンゴウリキシオー(栗東)はダート転向初戦のかきつばた記念を快勝。芝のマイルを32秒台で走る絶対的なスピード能力があるため、ダートさえこなせるようなら今後もこの路線で活躍が望めよう。反動がなければ。
フジノウェーブ(大井)はかしわ記念4着。直線では勝ったボンネビルレコードとともに一瞬勝ったかと思わせたほどの伸びを見せ、Jpn1ホースの貫禄を十分に見せてくれた。ここは距離短縮で前進を期待したいが、59キロの斤量が当面の敵となる。
マルカカイゼル(浦和)は冨田厩舎の名物OP馬だが、さすがにここは距離が短い。殿一気でバテた馬を何頭交わせるかだが、その前に追走している自分がバテる可能性が高く。
メイショウバトラー(栗東)はかきつばた記念3着。牝馬同士では敵なしの彼女だが、牡馬相手では1着と3着を繰り返している印象。暖かくなるにつれて調子を上げてくる夏女。また、彼女の季節がここから始まるか。
プライドキム(船橋)は東京シティ盃2番人気9着以来の競馬。南関転入以来、初めて大きく崩れたが着差は0.6秒差で巻き返せる範囲内。左回りに替わって上積みがあれば。
アグネスジェダイ(栗東)はかきつばた記念5着。暮れの兵庫GT以来の競馬だったため、上積みがあれば馬券対象には。
2008.05.18
春シーズン最大の難問?牝馬クラシック2冠目【優駿牝馬】
5月25日(日)、東京競馬場で行われる第69回優駿牝馬。
1冠目の桜花賞は3連単700万馬券の大波乱。ただ、12着まで着差が1秒以内という大混戦であり、オークスでも展開一つで桜花賞とはまるで異なる着順が現出する可能性が高い。トライアル組か?桜組か?恐らく春シーズンのG1の中で最も難解な予想しがいのあるレースになりそうだ。
桜トライアルを含めた主要プレップの優勝馬のオークス成績は次のとおり(1989年以降)。
桜花賞(2-5-4-5)
2冠達成は1993ベガ、2003スティルインラブの2頭。ニシノフラワー、キョウエイマーチのように(両馬とも出走当時は1番人気だったが)よほどの短距離型ではない限り、格好は付けている。
忘れな草賞(2-0-3-11)
1994チョウカイキャロル、1998エリモエクセルが優勝。ここ数年は鳴りを潜めているが。
フローラS(0-2-3-12)
トライアル→本番の連勝は1987マックスビューティが最後。昨年のベッラレイアは1994ゴールデンジャック以来の本番連対だった。
エルフィンS(1-4-1-6)
優勝は1991イソノルーブルのみ。近年では2005エアメサイアが2着となっている。
スイートピーS(1-0-0-14)
「出走してきたら即切り」が定着していたこの組からついに優勝馬が出たのは一昨年のこと。カワカミプリンセスは無敗だった点で過去のスイートピーS馬とは一線を画していた。
クイーンC(2-2-0-8)
1999ウメノファイバー、2004ダイワエルシエーロが優勝した他、1992サンエイサンキュー、2003チューニーが2着。東京マイルで試される底力が1マイル半のオークスでも役立つというような推論が示されていたこともあったが、中山変則開催のクイーンC馬チューニーがオークス2着となったことでこの推論も土台が崩壊。単にクイーンと桜の間が微妙に空くので、叩かれて一変という馬がオークスで活躍しているのだろうと推測できる。
フィリーズレビュー(2-2-1-8)
1990エイシンサニー、1991イソノルーブルが優勝。近年では2001ローズバドが2着となった。近年はオークス参戦を諦めてさっさと短・マイル路線へ矛先を向ける馬も多い。
チューリップ賞(3-4-3-7)
3頭のオークス馬が誕生しているがこれは全て2000年以前の話。2001年以降は2001テイエムオーシャン(3着)、2004スイープトウショウ(2着)が馬券対象に。桜トライアルの中で最も好メンバーが揃うため、その時点である程度の「選別」は済んでいるのかも知れない。桜が不本意な結果に終わっていてもチューリップで示した総合力が上ならオークスで上位を争える。
アネモネS(0-0-1-11)
馬券の対象になったのは一昨年のアサヒライジングのみ。阪神14から中山16になってもあまり傾向に変化はないようだ。
フラワーC(2-0-0-7)
2002スマイルトゥモロー、2005シーザリオが優勝。いずれも桜花賞に出走しており、シングル着順。このレースは桜前に中距離適性を見るのには格好のレースという評価があるが、桜未経由だと穴人気を集めて馬群に沈むのがデフォか。
平成以降の優勝馬の前走は次のとおり(レース名は現在のものに統一)。
1989ライトカラー(フローラS2番人気5着)
1990エイシンサニー(桜花賞5番人気4着)
1991イソノルーブル(桜花賞1番人気5着)
1992アドラーブル(桜花賞6番人気2着)
1993ベガ(桜花賞1番人気1着)
1994チョウカイキャロル(忘れな草賞1番人気1着)
1995ダンスパートナー(桜花賞3番人気2着)
1996エアグルーヴ(チューリップ賞2番人気1着)
1997メジロドーベル(桜花賞2番人気2着)
1998エリモエクセル(忘れな草賞5番人気1着)
1999ウメノファイバー(桜花賞8番人気6着)
2000シルクプリマドンナ(桜花賞3番人気3着)
2001レディパステル(フローラS1番人気2着)
2002スマイルトゥモロー(桜花賞4番人気6着)
2003スティルインラブ(桜花賞2番人気1着)
2004ダイワエルシエーロ(桜花賞5番人気7着)
2005シーザリオ(桜花賞1番人気2着)
2006カワカミプリンセス(スイートピーS1番人気1着)
2007ローブデコルテ(桜花賞9番人気4着)
過去19回、桜花賞からの直行組が13頭優勝と圧倒的。桜花賞ちょい負けくらいの馬が単穴になりやすく、別路線組はよほどの実力を示していないと厳しい。
桜花賞1番人気敗退馬は樫で巻き返せるか?(平成以降)
1991年イソノルーブル:桜5着→樫1着(4番人気)
1995年ライデンリーダー:桜4着→樫13着(1番人気)
1996年リトルオードリー:桜9着→樫3着(8番人気)
1999年スティンガー:桜12着→樫4着(2番人気)
2000年サイコーキララ:桜4着→樫6着(4番人気)
2002年シャイニンルビー:桜3着→樫5着(1番人気)
2003年アドマイヤグルーヴ:桜3着→樫7着(1番人気)
2005年シーザリオ:桜2着→樫1着(1番人気)
2006年アドマイヤキッス:桜2着→樫4着(1番人気)
平成以降で桜1番人気敗退の雪辱を樫で達成したのは1991イソノルーブルと2005シーザリオのみ。桜に続き樫でも1番人気に支持されながら人気を再度裏切った馬はライデンリーダー、シャイニンルビー、アドマイヤグルーヴ、アドマイヤキッスがおり、巻き返した馬よりも多い。さて、トールポピーは?
アロマキャンドルはスイートピーS優勝。2歳時にいちょうS勝ちがあるように東京コースは本当に向いているようだ。阪神JF13着、フラワーC10着、NZT13着など重賞になると大きく崩れているのは気になるが。
エアパスカルはチューリップ賞勝ちから臨んだ桜花賞7番人気9着。オークスには相性が良いチューリップ勝ち馬だが、当時はいかにも展開に恵まれた感が否めず。すんなり先行が好走条件になるウォーエンブレム産駒。
エフティマイアは桜花賞15番人気2着。桜花賞当時、「既に終わった馬」との評価もあったが、クイーンCの着差などから徐々に盛り返してきていたようだ。今年のトレンドの一つであるフジキセキ産駒。もう一発あるか。
オディールは桜花賞3番人気12着。淡白なクロフネ産駒であり、やはりG1級の厳しいレースになるとレースを投げ出してしまうようだ。母キュンティアもマイル前後で能力を示していた馬。距離延長どうか。
カレイジャスミンはフローラS2着で本番への出走権を獲得。前走はハナを切ってうまく立ち回ったのが最大の好走要因。同じ手がG1で通用するかどうか。
シャランジュは桜花賞10番人気13着。脚質が脚質だけに着順が乱れるのは致し方ないところ。直線の長い府中に替わって上積みがあるかどうか。
ジョイフルスマイルは3歳になってからの4戦が着差はそれほどでもないが成長力に欠く内容。相手もかなり強化され。
スペルバインドはフラワーCこそ崩れたが、スイートピーSですかさず巻き返してきたのは力のなせる業か。チューリップ賞のレース内容はまずまずだった。
ソーマジックは桜花賞5番人気3着。初重賞挑戦が桜花賞だったが、3連勝中の調子の良さを生かして、最後は鋭く末脚を伸ばした。徐々に距離を延ばし充実してきたシンボリクリスエス産駒。父にクラシックタイトルを贈ることが出来るかどうか。
トールポピーは桜花賞1番人気8着。それまで連対を外していなかった馬としては着順こそ大きく崩れたが、着差はわずかに0.4秒差。2歳女王でもあり、人気はそれほど落ちないだろうから妙味はないが。兄ホウオーを見る限り、距離延長微妙。
ハートオブクィーンは桜花賞16番人気4着。直線ではあわやという場面を見せるなど驚きの激走だった。中央入りしてから不振が続いていたが、それが精神的なものか肉体的なものなのか分からないが、ようやく復調を感じる内容。血統的には距離延長はプラスではないだろうが。
ブラックエンブレムは桜花賞4番人気10着。いつもより後方の位置取りになってしまい、あっさりと土俵を割った。マイネルチャールズと僅差の競馬をした経験もあるように能力は秘めているが、緩やかな流れになって巻き返しがあるかどうか。
マイネレーツェルは桜花賞9番人気6着。フィリーズレビュー追込勝ちの反動があった割にはそれなりに着を取ったのは好感が持てる。小柄で人気になりにくい馬。距離延長は大丈夫そうだが。
ムードインディゴは忘れな草賞を勝利して本番へ。チューリップ、フラワーともそこそこの着順に来ていたが、ここに来て成長を感じる内容。姉は2002年2着のチャペルコンサート。血統的な裏付けもある。
ライムキャンディはスイートピーS2番人気12着と大きく期待を裏切った。デビュー2戦目でリトルアマポーラと僅差の競馬を経験した性能は認めるが、前走があまりにも負けすぎ。
リトルアマポーラは桜花賞2番人気5着。人気どころでは上位に食い込んだ方だが、休み明けのせいか正直反応が鈍かった。一叩きされて上積みあれば、相性の良いクイーンC馬。上位人気必至で旨みはないが。
レジネッタは桜花賞12番人気1着。エルフィン、フィリーズレビューと桜花賞の主要プレップをどちらも3着、しかも両レースでレース戦略が異なるという味なものだったが、それがまるで評価されず人気の盲点となっていたのが前走。父フレンチデピュティで距離延長どうかというのはあるが、春天をフレンチデピュティの産駒が勝つように時代は推移している。同馬の全兄アエローザはクラシックディスタンスを得意とする変なフレンチだったし、距離延長はこなしそうだ。
レッドアゲートはフローラS優勝。距離が延びて頭角を現してきたマンハッタンカフェ産駒。コースはマゼランと走った3走前で経験済。一気に戴冠なるか。
1冠目の桜花賞は3連単700万馬券の大波乱。ただ、12着まで着差が1秒以内という大混戦であり、オークスでも展開一つで桜花賞とはまるで異なる着順が現出する可能性が高い。トライアル組か?桜組か?恐らく春シーズンのG1の中で最も難解な予想しがいのあるレースになりそうだ。
桜トライアルを含めた主要プレップの優勝馬のオークス成績は次のとおり(1989年以降)。
桜花賞(2-5-4-5)
2冠達成は1993ベガ、2003スティルインラブの2頭。ニシノフラワー、キョウエイマーチのように(両馬とも出走当時は1番人気だったが)よほどの短距離型ではない限り、格好は付けている。
忘れな草賞(2-0-3-11)
1994チョウカイキャロル、1998エリモエクセルが優勝。ここ数年は鳴りを潜めているが。
フローラS(0-2-3-12)
トライアル→本番の連勝は1987マックスビューティが最後。昨年のベッラレイアは1994ゴールデンジャック以来の本番連対だった。
エルフィンS(1-4-1-6)
優勝は1991イソノルーブルのみ。近年では2005エアメサイアが2着となっている。
スイートピーS(1-0-0-14)
「出走してきたら即切り」が定着していたこの組からついに優勝馬が出たのは一昨年のこと。カワカミプリンセスは無敗だった点で過去のスイートピーS馬とは一線を画していた。
クイーンC(2-2-0-8)
1999ウメノファイバー、2004ダイワエルシエーロが優勝した他、1992サンエイサンキュー、2003チューニーが2着。東京マイルで試される底力が1マイル半のオークスでも役立つというような推論が示されていたこともあったが、中山変則開催のクイーンC馬チューニーがオークス2着となったことでこの推論も土台が崩壊。単にクイーンと桜の間が微妙に空くので、叩かれて一変という馬がオークスで活躍しているのだろうと推測できる。
フィリーズレビュー(2-2-1-8)
1990エイシンサニー、1991イソノルーブルが優勝。近年では2001ローズバドが2着となった。近年はオークス参戦を諦めてさっさと短・マイル路線へ矛先を向ける馬も多い。
チューリップ賞(3-4-3-7)
3頭のオークス馬が誕生しているがこれは全て2000年以前の話。2001年以降は2001テイエムオーシャン(3着)、2004スイープトウショウ(2着)が馬券対象に。桜トライアルの中で最も好メンバーが揃うため、その時点である程度の「選別」は済んでいるのかも知れない。桜が不本意な結果に終わっていてもチューリップで示した総合力が上ならオークスで上位を争える。
アネモネS(0-0-1-11)
馬券の対象になったのは一昨年のアサヒライジングのみ。阪神14から中山16になってもあまり傾向に変化はないようだ。
フラワーC(2-0-0-7)
2002スマイルトゥモロー、2005シーザリオが優勝。いずれも桜花賞に出走しており、シングル着順。このレースは桜前に中距離適性を見るのには格好のレースという評価があるが、桜未経由だと穴人気を集めて馬群に沈むのがデフォか。
平成以降の優勝馬の前走は次のとおり(レース名は現在のものに統一)。
1989ライトカラー(フローラS2番人気5着)
1990エイシンサニー(桜花賞5番人気4着)
1991イソノルーブル(桜花賞1番人気5着)
1992アドラーブル(桜花賞6番人気2着)
1993ベガ(桜花賞1番人気1着)
1994チョウカイキャロル(忘れな草賞1番人気1着)
1995ダンスパートナー(桜花賞3番人気2着)
1996エアグルーヴ(チューリップ賞2番人気1着)
1997メジロドーベル(桜花賞2番人気2着)
1998エリモエクセル(忘れな草賞5番人気1着)
1999ウメノファイバー(桜花賞8番人気6着)
2000シルクプリマドンナ(桜花賞3番人気3着)
2001レディパステル(フローラS1番人気2着)
2002スマイルトゥモロー(桜花賞4番人気6着)
2003スティルインラブ(桜花賞2番人気1着)
2004ダイワエルシエーロ(桜花賞5番人気7着)
2005シーザリオ(桜花賞1番人気2着)
2006カワカミプリンセス(スイートピーS1番人気1着)
2007ローブデコルテ(桜花賞9番人気4着)
過去19回、桜花賞からの直行組が13頭優勝と圧倒的。桜花賞ちょい負けくらいの馬が単穴になりやすく、別路線組はよほどの実力を示していないと厳しい。
桜花賞1番人気敗退馬は樫で巻き返せるか?(平成以降)
1991年イソノルーブル:桜5着→樫1着(4番人気)
1995年ライデンリーダー:桜4着→樫13着(1番人気)
1996年リトルオードリー:桜9着→樫3着(8番人気)
1999年スティンガー:桜12着→樫4着(2番人気)
2000年サイコーキララ:桜4着→樫6着(4番人気)
2002年シャイニンルビー:桜3着→樫5着(1番人気)
2003年アドマイヤグルーヴ:桜3着→樫7着(1番人気)
2005年シーザリオ:桜2着→樫1着(1番人気)
2006年アドマイヤキッス:桜2着→樫4着(1番人気)
平成以降で桜1番人気敗退の雪辱を樫で達成したのは1991イソノルーブルと2005シーザリオのみ。桜に続き樫でも1番人気に支持されながら人気を再度裏切った馬はライデンリーダー、シャイニンルビー、アドマイヤグルーヴ、アドマイヤキッスがおり、巻き返した馬よりも多い。さて、トールポピーは?
アロマキャンドルはスイートピーS優勝。2歳時にいちょうS勝ちがあるように東京コースは本当に向いているようだ。阪神JF13着、フラワーC10着、NZT13着など重賞になると大きく崩れているのは気になるが。
エアパスカルはチューリップ賞勝ちから臨んだ桜花賞7番人気9着。オークスには相性が良いチューリップ勝ち馬だが、当時はいかにも展開に恵まれた感が否めず。すんなり先行が好走条件になるウォーエンブレム産駒。
エフティマイアは桜花賞15番人気2着。桜花賞当時、「既に終わった馬」との評価もあったが、クイーンCの着差などから徐々に盛り返してきていたようだ。今年のトレンドの一つであるフジキセキ産駒。もう一発あるか。
オディールは桜花賞3番人気12着。淡白なクロフネ産駒であり、やはりG1級の厳しいレースになるとレースを投げ出してしまうようだ。母キュンティアもマイル前後で能力を示していた馬。距離延長どうか。
カレイジャスミンはフローラS2着で本番への出走権を獲得。前走はハナを切ってうまく立ち回ったのが最大の好走要因。同じ手がG1で通用するかどうか。
シャランジュは桜花賞10番人気13着。脚質が脚質だけに着順が乱れるのは致し方ないところ。直線の長い府中に替わって上積みがあるかどうか。
ジョイフルスマイルは3歳になってからの4戦が着差はそれほどでもないが成長力に欠く内容。相手もかなり強化され。
スペルバインドはフラワーCこそ崩れたが、スイートピーSですかさず巻き返してきたのは力のなせる業か。チューリップ賞のレース内容はまずまずだった。
ソーマジックは桜花賞5番人気3着。初重賞挑戦が桜花賞だったが、3連勝中の調子の良さを生かして、最後は鋭く末脚を伸ばした。徐々に距離を延ばし充実してきたシンボリクリスエス産駒。父にクラシックタイトルを贈ることが出来るかどうか。
トールポピーは桜花賞1番人気8着。それまで連対を外していなかった馬としては着順こそ大きく崩れたが、着差はわずかに0.4秒差。2歳女王でもあり、人気はそれほど落ちないだろうから妙味はないが。兄ホウオーを見る限り、距離延長微妙。
ハートオブクィーンは桜花賞16番人気4着。直線ではあわやという場面を見せるなど驚きの激走だった。中央入りしてから不振が続いていたが、それが精神的なものか肉体的なものなのか分からないが、ようやく復調を感じる内容。血統的には距離延長はプラスではないだろうが。
ブラックエンブレムは桜花賞4番人気10着。いつもより後方の位置取りになってしまい、あっさりと土俵を割った。マイネルチャールズと僅差の競馬をした経験もあるように能力は秘めているが、緩やかな流れになって巻き返しがあるかどうか。
マイネレーツェルは桜花賞9番人気6着。フィリーズレビュー追込勝ちの反動があった割にはそれなりに着を取ったのは好感が持てる。小柄で人気になりにくい馬。距離延長は大丈夫そうだが。
ムードインディゴは忘れな草賞を勝利して本番へ。チューリップ、フラワーともそこそこの着順に来ていたが、ここに来て成長を感じる内容。姉は2002年2着のチャペルコンサート。血統的な裏付けもある。
ライムキャンディはスイートピーS2番人気12着と大きく期待を裏切った。デビュー2戦目でリトルアマポーラと僅差の競馬を経験した性能は認めるが、前走があまりにも負けすぎ。
リトルアマポーラは桜花賞2番人気5着。人気どころでは上位に食い込んだ方だが、休み明けのせいか正直反応が鈍かった。一叩きされて上積みあれば、相性の良いクイーンC馬。上位人気必至で旨みはないが。
レジネッタは桜花賞12番人気1着。エルフィン、フィリーズレビューと桜花賞の主要プレップをどちらも3着、しかも両レースでレース戦略が異なるという味なものだったが、それがまるで評価されず人気の盲点となっていたのが前走。父フレンチデピュティで距離延長どうかというのはあるが、春天をフレンチデピュティの産駒が勝つように時代は推移している。同馬の全兄アエローザはクラシックディスタンスを得意とする変なフレンチだったし、距離延長はこなしそうだ。
レッドアゲートはフローラS優勝。距離が延びて頭角を現してきたマンハッタンカフェ産駒。コースはマゼランと走った3走前で経験済。一気に戴冠なるか。
2008.05.18
ついにウマタセーヌまで府中に登場!【ダブルマドンナ】
JRAとTCKのコラボイベント2008年第1弾「ダブルマドンナ」。
TCKの新キャラ“ウマタセーヌ”が今回から加わり、賑やかな顔触れとなりました。
下の画像は東京プリンセス賞当日の大井競馬場での様子。3頭(?)とも特に子供連れのお客さんに囲まれ、記念撮影に大忙しでした。

こちらは今日の東京競馬場での様子。うまたせの“中の人”が小柄な方(というよりウマタセーヌの“中の人”がでかいのか(笑))でウマタセーヌの方が大きいのはご愛嬌。

コラボイベントもなかなか浸透してきたらしく、昨年はよく見られた大井競馬場でもらわなければならないイベントの参加券を持っていないという方が私が見た限りには少なかった模様。ネット投票が発達したとは言え、馬の匂いや息吹を直接感じ取れる本場への来場誘導系のイベントは続けた方が良いと思われる。
今年はJRAのダービーの方が日程的に先行するので次のコラボイベントは帝王賞→宝塚記念かな?
【おまけ】
JR府中本町駅改札口付近の一コマ。数年前から掲示してあるが、相変わらずここで放尿(馬券が外れた腹いせか?)する方が多いようだ。

TCKの新キャラ“ウマタセーヌ”が今回から加わり、賑やかな顔触れとなりました。
下の画像は東京プリンセス賞当日の大井競馬場での様子。3頭(?)とも特に子供連れのお客さんに囲まれ、記念撮影に大忙しでした。

こちらは今日の東京競馬場での様子。うまたせの“中の人”が小柄な方(というよりウマタセーヌの“中の人”がでかいのか(笑))でウマタセーヌの方が大きいのはご愛嬌。

コラボイベントもなかなか浸透してきたらしく、昨年はよく見られた大井競馬場でもらわなければならないイベントの参加券を持っていないという方が私が見た限りには少なかった模様。ネット投票が発達したとは言え、馬の匂いや息吹を直接感じ取れる本場への来場誘導系のイベントは続けた方が良いと思われる。
今年はJRAのダービーの方が日程的に先行するので次のコラボイベントは帝王賞→宝塚記念かな?
【おまけ】
JR府中本町駅改札口付近の一コマ。数年前から掲示してあるが、相変わらずここで放尿(馬券が外れた腹いせか?)する方が多いようだ。

2008.05.14
第22回東京プリンセス賞(S1)データ集
※データは1998年以降の10回。施行条件は2002年及び2003年が大井ダ1,790。他の年は大井ダ1,800。
【所属】
1998年船橋→大井→大井
1999年大井→大井→大井
2000年大井→大井→大井
2001年大井→船橋→大井
2002年川崎→川崎→川崎
2003年川崎→川崎→大井
2004年川崎→大井→大井
2005年川崎→大井→川崎
2006年船橋→大井→船橋
2007年川崎→船橋→川崎
川崎勢が優勢。地元大井所属馬で勝利を収めたのは2001年のナミが最後。浦和勢はここ10年は用無しの状況。
【桜花賞との関連】
南関牝馬クラシックが現在の順番になったのは2003年から。それ以降の桜花賞上位馬のプリンセス賞での成績は次のとおり。
2003年
1着(5番人気)メモリヒメ→8着(5番人気)
2着(4番人気)モエギノマズル→2着(6番人気)
3着(3番人気)ビューティープリマ→不出走
4着(1番人気)マルダイメグ→不出走
5着(2番人気)フジノタカネ→10着(2番人気)
2004年
1着(7番人気)カネマサヴィーナス→8着(2番人気)
2着(4番人気)ラヴリーズン→11着(3番人気)
3着(10番人気)クラメガミ→12着(9番人気)
4着(2番人気)クラマサライデン→15着(6番人気)
5着(5番人気)アイチャンルック→2着(4番人気)
2005年
1着(10番人気)ミライ→3着(3番人気)
2着(1番人気)ヨウヨウ→5着(1番人気)
3着(11番人気)テンセイフジ→1着(5番人気)
4着(2番人気)インフレッタ→不出走
5着(6番人気)シンデレラジョウ→9着(7番人気)
2006年
1着(1番人気)チャームアスリープ→1着(1番人気)
2着(6番人気)スターオブジェンヌ→10着(7番人気)
3着(2番人気)パフィオペディラム→12着(2番人気)
4着(5番人気)カミノヤマレンジャ→6着(4番人気)
5着(10番人気)ヒカリワーネリー→7着(12番人気)
2007年
1着(6番人気)マルノマンハッタン→11着(6番人気)
2着(5番人気)アグネスターフ→1着(3番人気)
3着(2番人気)パチョリ→5着(7番人気)
4着(8番人気)トミノクロカミ→6着(10番人気)
5着(11番人気)フェアリーローズ→不出走
桜花賞5着以内から1頭は連対馬が出ているが、上位人気を豪快に裏切る馬も目立ち、関連性は微妙。
【プリンセス賞好走馬の桜花賞成績】
牝馬3冠が現在の施行順になった2003年以降。
2003年
1着ディーエスメイドン:不出走
2着モエギノマズル:2着
3着ネイルアート:不出走
4着ムギワラボウシ:不出走
5着スナッグランナー:不出走
2004年
1着ブルーロバリー:10着
2着アイチャンルック:5着
3着キャニオンドリーム:不出走
4着ニューサイエンス:不出走
5着ゴールドファミリー:8着
2005年
1着テンセイフジ:3着
2着クリストサファイア:11着
3着ミライ:1着
4着アウスレーゼ:6着
5着ヨウヨウ:2着
2006年
1着チャームアスリープ:1着
2着ヨシノアルテミス:不出走
3着クリムゾンルージュ:不出走
4着オリビアフォンテン:6着
5着アヤパン:10着
2007年
1着アグネスターフ:2着
2着シーホアン:不出走
3着ピュアーフレーム:不出走
4着アゲヒバリ:不出走
5着パチョリ:3着
連対馬のどちらかは桜花賞に出走しているが、ここ2年は2、3着が別路線組。じわじわ力をつけてきた馬にも注意を払う必要がある。
【人気薄好走馬】
単勝10番人気以下の3着以内好走馬は次のとおり。
2000年2着ベルモントルビー(14番人気、複勝1,790円)
2003年3着ネイルアート(10番人気、複勝820円)
ベルモントルビーは前走1,600戦を中団から差して4番人気3着。的場直之騎乗もあり、本番では14番人気に支持されていた。
ネイルアートは前年の東京2歳優駿牝馬2着と世代上位を示していた馬。しかし、前走の準重賞桃花賞で2番人気5着と人気を裏切り、御神本から山田信大への乗り替わり及び休み明けで人気が急落していた。
【所属】
1998年船橋→大井→大井
1999年大井→大井→大井
2000年大井→大井→大井
2001年大井→船橋→大井
2002年川崎→川崎→川崎
2003年川崎→川崎→大井
2004年川崎→大井→大井
2005年川崎→大井→川崎
2006年船橋→大井→船橋
2007年川崎→船橋→川崎
川崎勢が優勢。地元大井所属馬で勝利を収めたのは2001年のナミが最後。浦和勢はここ10年は用無しの状況。
【桜花賞との関連】
南関牝馬クラシックが現在の順番になったのは2003年から。それ以降の桜花賞上位馬のプリンセス賞での成績は次のとおり。
2003年
1着(5番人気)メモリヒメ→8着(5番人気)
2着(4番人気)モエギノマズル→2着(6番人気)
3着(3番人気)ビューティープリマ→不出走
4着(1番人気)マルダイメグ→不出走
5着(2番人気)フジノタカネ→10着(2番人気)
2004年
1着(7番人気)カネマサヴィーナス→8着(2番人気)
2着(4番人気)ラヴリーズン→11着(3番人気)
3着(10番人気)クラメガミ→12着(9番人気)
4着(2番人気)クラマサライデン→15着(6番人気)
5着(5番人気)アイチャンルック→2着(4番人気)
2005年
1着(10番人気)ミライ→3着(3番人気)
2着(1番人気)ヨウヨウ→5着(1番人気)
3着(11番人気)テンセイフジ→1着(5番人気)
4着(2番人気)インフレッタ→不出走
5着(6番人気)シンデレラジョウ→9着(7番人気)
2006年
1着(1番人気)チャームアスリープ→1着(1番人気)
2着(6番人気)スターオブジェンヌ→10着(7番人気)
3着(2番人気)パフィオペディラム→12着(2番人気)
4着(5番人気)カミノヤマレンジャ→6着(4番人気)
5着(10番人気)ヒカリワーネリー→7着(12番人気)
2007年
1着(6番人気)マルノマンハッタン→11着(6番人気)
2着(5番人気)アグネスターフ→1着(3番人気)
3着(2番人気)パチョリ→5着(7番人気)
4着(8番人気)トミノクロカミ→6着(10番人気)
5着(11番人気)フェアリーローズ→不出走
桜花賞5着以内から1頭は連対馬が出ているが、上位人気を豪快に裏切る馬も目立ち、関連性は微妙。
【プリンセス賞好走馬の桜花賞成績】
牝馬3冠が現在の施行順になった2003年以降。
2003年
1着ディーエスメイドン:不出走
2着モエギノマズル:2着
3着ネイルアート:不出走
4着ムギワラボウシ:不出走
5着スナッグランナー:不出走
2004年
1着ブルーロバリー:10着
2着アイチャンルック:5着
3着キャニオンドリーム:不出走
4着ニューサイエンス:不出走
5着ゴールドファミリー:8着
2005年
1着テンセイフジ:3着
2着クリストサファイア:11着
3着ミライ:1着
4着アウスレーゼ:6着
5着ヨウヨウ:2着
2006年
1着チャームアスリープ:1着
2着ヨシノアルテミス:不出走
3着クリムゾンルージュ:不出走
4着オリビアフォンテン:6着
5着アヤパン:10着
2007年
1着アグネスターフ:2着
2着シーホアン:不出走
3着ピュアーフレーム:不出走
4着アゲヒバリ:不出走
5着パチョリ:3着
連対馬のどちらかは桜花賞に出走しているが、ここ2年は2、3着が別路線組。じわじわ力をつけてきた馬にも注意を払う必要がある。
【人気薄好走馬】
単勝10番人気以下の3着以内好走馬は次のとおり。
2000年2着ベルモントルビー(14番人気、複勝1,790円)
2003年3着ネイルアート(10番人気、複勝820円)
ベルモントルビーは前走1,600戦を中団から差して4番人気3着。的場直之騎乗もあり、本番では14番人気に支持されていた。
ネイルアートは前年の東京2歳優駿牝馬2着と世代上位を示していた馬。しかし、前走の準重賞桃花賞で2番人気5着と人気を裏切り、御神本から山田信大への乗り替わり及び休み明けで人気が急落していた。
2008.05.13
桜の成績は当てにならない? 混戦の牝馬クラシック2冠目【東京プリンセス賞】
今開催の大井は2重賞。2つ目は3歳牝馬クラシック第2弾の第22回東京プリンセス賞(S1)。
南関の牝馬クラシックは浦和→大井→川崎と転戦し、3冠目は交流Gの関東オークスとなっている。それぞれ癖のある南関の競馬場のコースであること、3冠目はJRAとの交流であることから3冠達成は至難とされており、一昨年、世代レベル全体の低さに助けられたこともあるが、チャームアスリープが唯一の牝馬3冠馬として記録されているのみ。桜の着順が豪快に入れ替わる、それが2冠目の東京プリンセス賞だ。
ニジノムコウ(大井)は3戦2勝。前走は交流戦で連勝が止まったが、内容はまずまず。相手は強化されるがまだ上積みが望めそう。
アートジャパン(大井)は9戦3勝。ここ2戦は1,400、1,200で連勝している。デビュー以来、4着以下がなく堅実な競馬を展開する馬。一気の距離延長、スローペースでの折り合いが鍵か。
フィリアレギス(川崎)は1冠目桜花賞を完勝。デビュー2戦目でゲンキチホマレを破っている実績が伊達ではないことを見事に証明して見せた。2冠へ向けてデビュー以来初となる大井コースが立ちはだかる(右回りも初)が、一気に克服して見せるか。
トミノプラネット(川崎)は前走、牡馬相手のクラウンCに挑戦して9着大敗。ローレル賞2着など実力の裏付けはあるが、ややリズムが低調。前々走の桜花賞5着に復調を感じたいが。
カクテルラウンジ(大井)は年明けはJRAの芝レースに挑戦して初戦は桜花賞3着のソーマジックから0.6秒差とまずまずの競馬。半兄にスクリーンヒーローがいるJRAで走っていてもおかしくない良血馬。大井実績十分だがここは休み明け。
シスターエレキング(船橋)は前走で3勝目をスコア。すんなり先行が今のところの好走条件だが、ここは同型でうるさいのがおり、展開が鍵。
インカローズ(大井)は今年に入り、桃花賞、ユングフラウ賞と準重賞を連勝。前走の桜花賞も2着と好調キープ。大井コースを経験している分、コース替わりはフィリアレギスよりプラス面が大きそうだが。
ブライズメイト(船橋)は桜花賞2番人気6着、ポピー特別2番人気5着と人気に応えることが出来ていない。昨年暮れの東京2歳優駿牝馬ではJRAに転じたマダムルコントと僅差の競馬。復調なれば。
リモーネフレイバー(大井)はデビュー以来大きく崩れたのが東京2歳優駿牝馬9着のみという堅実派。前走は一気の距離延長を克服し2着健闘。距離経験がプラスに出れば。
ハタノギャラン(船橋)は桜花賞4着から挑戦した羽田盃12着大敗。さすがに牡馬一線級相手では競馬をさせてもらえなかった。JRAではもうすぐ未勝利脱出という状況で南関に転入。そろそろ結果を出したい。
ガッツマンテン(大井)はリリーカップ2着、BGJC5着(ディラクエに先着)など道営でまずまずの実績を残して南関に転入。4走前にはロイヤルマコトクンの2着などそれなりの性能を見せている。前走の距離経験がプラスとなれば。
ミシェルラブ(大井)は前走、果敢に羽田盃に挑戦したがブービー13着。2歳時の準重賞ゴールドジュニアーでは羽田盃馬ニックバニヤンの3着を記録するなど性能は十分だが、ここ3走が成長力の欠く内容。上積み微妙。
ミスガイア(大井)は金沢4戦2勝の成績で南関に転入。ここ4走は戦っている相手自体も強いが、徐々に着順を落としてきている。前走に引き続き東川公則騎乗。
ブルーザミント(川崎)は桜花賞3着。すんなりハナなら相当しぶとく、このレースでもペース形成はこの馬か。初の右回りが鍵。
カミノミライ(大井)は桃花賞3着などそこそこだが一進一退。3走前にフィリアレギスを子供扱いにするなど意外性のある馬だが、展開は楽ではなさそうで。
アプストリーム(浦和)は3着5回が示すように詰めの甘さが目立っていたが、前走は中団から鋭く末脚を伸ばして完勝。ここに来て成長を感じるレース内容となっている。重賞ハンター町田J騎乗で一発あるか。
南関の牝馬クラシックは浦和→大井→川崎と転戦し、3冠目は交流Gの関東オークスとなっている。それぞれ癖のある南関の競馬場のコースであること、3冠目はJRAとの交流であることから3冠達成は至難とされており、一昨年、世代レベル全体の低さに助けられたこともあるが、チャームアスリープが唯一の牝馬3冠馬として記録されているのみ。桜の着順が豪快に入れ替わる、それが2冠目の東京プリンセス賞だ。
ニジノムコウ(大井)は3戦2勝。前走は交流戦で連勝が止まったが、内容はまずまず。相手は強化されるがまだ上積みが望めそう。
アートジャパン(大井)は9戦3勝。ここ2戦は1,400、1,200で連勝している。デビュー以来、4着以下がなく堅実な競馬を展開する馬。一気の距離延長、スローペースでの折り合いが鍵か。
フィリアレギス(川崎)は1冠目桜花賞を完勝。デビュー2戦目でゲンキチホマレを破っている実績が伊達ではないことを見事に証明して見せた。2冠へ向けてデビュー以来初となる大井コースが立ちはだかる(右回りも初)が、一気に克服して見せるか。
トミノプラネット(川崎)は前走、牡馬相手のクラウンCに挑戦して9着大敗。ローレル賞2着など実力の裏付けはあるが、ややリズムが低調。前々走の桜花賞5着に復調を感じたいが。
カクテルラウンジ(大井)は年明けはJRAの芝レースに挑戦して初戦は桜花賞3着のソーマジックから0.6秒差とまずまずの競馬。半兄にスクリーンヒーローがいるJRAで走っていてもおかしくない良血馬。大井実績十分だがここは休み明け。
シスターエレキング(船橋)は前走で3勝目をスコア。すんなり先行が今のところの好走条件だが、ここは同型でうるさいのがおり、展開が鍵。
インカローズ(大井)は今年に入り、桃花賞、ユングフラウ賞と準重賞を連勝。前走の桜花賞も2着と好調キープ。大井コースを経験している分、コース替わりはフィリアレギスよりプラス面が大きそうだが。
ブライズメイト(船橋)は桜花賞2番人気6着、ポピー特別2番人気5着と人気に応えることが出来ていない。昨年暮れの東京2歳優駿牝馬ではJRAに転じたマダムルコントと僅差の競馬。復調なれば。
リモーネフレイバー(大井)はデビュー以来大きく崩れたのが東京2歳優駿牝馬9着のみという堅実派。前走は一気の距離延長を克服し2着健闘。距離経験がプラスに出れば。
ハタノギャラン(船橋)は桜花賞4着から挑戦した羽田盃12着大敗。さすがに牡馬一線級相手では競馬をさせてもらえなかった。JRAではもうすぐ未勝利脱出という状況で南関に転入。そろそろ結果を出したい。
ガッツマンテン(大井)はリリーカップ2着、BGJC5着(ディラクエに先着)など道営でまずまずの実績を残して南関に転入。4走前にはロイヤルマコトクンの2着などそれなりの性能を見せている。前走の距離経験がプラスとなれば。
ミシェルラブ(大井)は前走、果敢に羽田盃に挑戦したがブービー13着。2歳時の準重賞ゴールドジュニアーでは羽田盃馬ニックバニヤンの3着を記録するなど性能は十分だが、ここ3走が成長力の欠く内容。上積み微妙。
ミスガイア(大井)は金沢4戦2勝の成績で南関に転入。ここ4走は戦っている相手自体も強いが、徐々に着順を落としてきている。前走に引き続き東川公則騎乗。
ブルーザミント(川崎)は桜花賞3着。すんなりハナなら相当しぶとく、このレースでもペース形成はこの馬か。初の右回りが鍵。
カミノミライ(大井)は桃花賞3着などそこそこだが一進一退。3走前にフィリアレギスを子供扱いにするなど意外性のある馬だが、展開は楽ではなさそうで。
アプストリーム(浦和)は3着5回が示すように詰めの甘さが目立っていたが、前走は中団から鋭く末脚を伸ばして完勝。ここに来て成長を感じるレース内容となっている。重賞ハンター町田J騎乗で一発あるか。
2008.05.12
ウオッカ 格の違いを見せるか【ヴィクトリアマイル】
5月18日(日)、東京競馬場で行われる第3回ヴィクトリアマイル。
昨年はカワカミプリンセス、スイープトウショウの“両巨頭”が馬券圏外に飛び、3連単200万馬券が炸裂。今年はウオッカが昨年のダービー以来の勝利を目指して登場する。
過去2回の傾向としては、優勝馬は「前走で牡馬混合のマイル重賞を連対していた」ことが共通点。今年の該当馬は前走マイラーズC2着のニシノマナムスメ。過去2回の3着以内馬はいずれもG1で3着以内の実績を持っており、なおかつ東京コースで行われた重賞での連対経験があった。今年の該当馬はウオッカ、ピンクカメオ、ベッラレイア、ローブデコルテ。
ウオッカはドバイデューティフリー4着。いつもより早めの競馬で直線ではあわやのシーンもあった。昨秋以来、やや調子を崩している感もあったが、前走の競馬を見る限り、復活の日は近いとの印象。近走戦ってきたメンバーに比べればかなり相手落ちが予想されるレースだけに、格の違いを見せたいところ。
ローブデコルテは阪神牝馬S6着だが、マイル以下を使われている今春は好調維持。昨春のオークスを制したが血統的にはマイル以下が向いているのは明らかだろう。一発あるか。
ベッラレイアは昨秋の秋華賞以来の休養明け初戦。力量だけを見れば現4歳牝馬の中でもトップクラスであることは明らかだが、休養明け初戦で普段着の競馬が出来るかどうか。中間の調整次第。
エイジアンウインズは重賞初挑戦だった阪神牝馬Sを逃げ切り勝ち。恵まれた面もあるが、デビュー以来、休養明けだった6走前以外は全て馬券の対象になっている堅実派。初G1挑戦でも侮れない所。
ニシノマナムスメはマイラーズC8番人気2着。休養明け初戦だった中山牝馬Sを叩かれて型通り良化してきたようだ。マイル戦は4戦4連対。まだ重賞勝ちもなく格下感はあるが、ここ2年の傾向(前走が対牡馬戦好走馬が勝利を収めている)からは外せない1頭か。
マイネカンナは福島牝馬Sで重賞初制覇。昨秋以来、少しずつ着順を上げて重賞に手が届いた。東京コースへの相性がイマイチであること、マイル戦に良績がないことがポイント。
ジョリーダンスは休養明けだった阪神牝馬S5着。東京マイルでは昨年の安田記念3着など相性の良さが目立つ。7歳となったがそれほど使い込まれておらず、まだフレッシュな状態を保っている模様。
ブルーメンブラットは阪神牝馬S1番人気2着。猛然と追い込んだが、エイジアンウインズの逃げ込みを捕え切れなかった。昨秋から充実が続いているが、実はマイル未勝利でベストは1,400。力量はここでも上位を争えるものがあるが。
アルコセニョーラは福島牝馬S13着。福島記念勝ちのあるコースでこれだけ崩れたのでは、まだ昨秋の調子にないということか。コース替わりもプラスではなく。
ピンクカメオは3走連続14着で完全にトンネル入り。昨年のマイルC勝ちは過去の栄光になりつつある。鞍上は思い出の鞍上に戻るがどこまで。
レインダンスはここ2走が2桁着順で良化途上か。昨年の秋華賞でウオッカを押さえ込んだ力は侮れないが。
ヤマニンメルベイユは中山牝馬Sで初重賞制覇も前走の福島牝馬では最後に差し込まれて4着。調子は安定しているようだが、ベストは右回り1,800。
パーフェクトジョイは阪神牝馬S9番人気3着。前々走はOP特別とは言え、牡馬相手に好走しているように力をつけているようだ。ただし、良績は1,800に集中。
タニノハイクレアは阪神牝馬S11着。更に相手がきつくなってどこまでやれるか。底力欠くクロフネ産駒。
ベルモントプロテアは薫風S優勝でOP入り。大外枠を引き、揉まれずに競馬を進めることが出来たのが最大の勝因。ダートの短いところなら今後もそこそこの活躍が望めるが、芝では全く強調出来ない。
トウカイオスカーは福島牝馬S6着。休養明け初戦としてはまずまずの内容。これまでの成績が示すように勝つか負けるかはっきりしている馬(父テイオー譲りか)。東京マイルはベストだが。
タイキマドレーヌは福島牝馬S5着。叩かれてまずまず調子を上げてきたようで、一時期のトンネルは抜けつつあるようだ。マイル戦は堅実で7戦4連対。
テンイムホウは福島牝馬S15番人気9着。短距離戦で鋭い末脚を武器にする馬だが、父ラムタラからそこそこのスタミナが伝わっているようだ。ただ重賞級云々は言えないレベルで。
昨年はカワカミプリンセス、スイープトウショウの“両巨頭”が馬券圏外に飛び、3連単200万馬券が炸裂。今年はウオッカが昨年のダービー以来の勝利を目指して登場する。
過去2回の傾向としては、優勝馬は「前走で牡馬混合のマイル重賞を連対していた」ことが共通点。今年の該当馬は前走マイラーズC2着のニシノマナムスメ。過去2回の3着以内馬はいずれもG1で3着以内の実績を持っており、なおかつ東京コースで行われた重賞での連対経験があった。今年の該当馬はウオッカ、ピンクカメオ、ベッラレイア、ローブデコルテ。
ウオッカはドバイデューティフリー4着。いつもより早めの競馬で直線ではあわやのシーンもあった。昨秋以来、やや調子を崩している感もあったが、前走の競馬を見る限り、復活の日は近いとの印象。近走戦ってきたメンバーに比べればかなり相手落ちが予想されるレースだけに、格の違いを見せたいところ。
ローブデコルテは阪神牝馬S6着だが、マイル以下を使われている今春は好調維持。昨春のオークスを制したが血統的にはマイル以下が向いているのは明らかだろう。一発あるか。
ベッラレイアは昨秋の秋華賞以来の休養明け初戦。力量だけを見れば現4歳牝馬の中でもトップクラスであることは明らかだが、休養明け初戦で普段着の競馬が出来るかどうか。中間の調整次第。
エイジアンウインズは重賞初挑戦だった阪神牝馬Sを逃げ切り勝ち。恵まれた面もあるが、デビュー以来、休養明けだった6走前以外は全て馬券の対象になっている堅実派。初G1挑戦でも侮れない所。
ニシノマナムスメはマイラーズC8番人気2着。休養明け初戦だった中山牝馬Sを叩かれて型通り良化してきたようだ。マイル戦は4戦4連対。まだ重賞勝ちもなく格下感はあるが、ここ2年の傾向(前走が対牡馬戦好走馬が勝利を収めている)からは外せない1頭か。
マイネカンナは福島牝馬Sで重賞初制覇。昨秋以来、少しずつ着順を上げて重賞に手が届いた。東京コースへの相性がイマイチであること、マイル戦に良績がないことがポイント。
ジョリーダンスは休養明けだった阪神牝馬S5着。東京マイルでは昨年の安田記念3着など相性の良さが目立つ。7歳となったがそれほど使い込まれておらず、まだフレッシュな状態を保っている模様。
ブルーメンブラットは阪神牝馬S1番人気2着。猛然と追い込んだが、エイジアンウインズの逃げ込みを捕え切れなかった。昨秋から充実が続いているが、実はマイル未勝利でベストは1,400。力量はここでも上位を争えるものがあるが。
アルコセニョーラは福島牝馬S13着。福島記念勝ちのあるコースでこれだけ崩れたのでは、まだ昨秋の調子にないということか。コース替わりもプラスではなく。
ピンクカメオは3走連続14着で完全にトンネル入り。昨年のマイルC勝ちは過去の栄光になりつつある。鞍上は思い出の鞍上に戻るがどこまで。
レインダンスはここ2走が2桁着順で良化途上か。昨年の秋華賞でウオッカを押さえ込んだ力は侮れないが。
ヤマニンメルベイユは中山牝馬Sで初重賞制覇も前走の福島牝馬では最後に差し込まれて4着。調子は安定しているようだが、ベストは右回り1,800。
パーフェクトジョイは阪神牝馬S9番人気3着。前々走はOP特別とは言え、牡馬相手に好走しているように力をつけているようだ。ただし、良績は1,800に集中。
タニノハイクレアは阪神牝馬S11着。更に相手がきつくなってどこまでやれるか。底力欠くクロフネ産駒。
ベルモントプロテアは薫風S優勝でOP入り。大外枠を引き、揉まれずに競馬を進めることが出来たのが最大の勝因。ダートの短いところなら今後もそこそこの活躍が望めるが、芝では全く強調出来ない。
トウカイオスカーは福島牝馬S6着。休養明け初戦としてはまずまずの内容。これまでの成績が示すように勝つか負けるかはっきりしている馬(父テイオー譲りか)。東京マイルはベストだが。
タイキマドレーヌは福島牝馬S5着。叩かれてまずまず調子を上げてきたようで、一時期のトンネルは抜けつつあるようだ。マイル戦は堅実で7戦4連対。
テンイムホウは福島牝馬S15番人気9着。短距離戦で鋭い末脚を武器にする馬だが、父ラムタラからそこそこのスタミナが伝わっているようだ。ただ重賞級云々は言えないレベルで。
2008.05.12
今開催は2重賞 まずは伝統の長距離戦【大井記念】
5月14日(水)、大井競馬場で行われる第53回大井記念(S2)。
来月の頂上決戦・帝王賞につながる南関オープン馬のプレップレース。
一昔前は東京大賞典が2,800や3,000で行われていた時代があったが、競馬界全体の流れには逆らえず、距離の短縮化が進み、2,000超の重賞としては大井ではこのレースと秋の東京記念(2,400)を残すのみとなった。「スローでグルグル回って最後に仕掛けてるだけぢゃねぇか」との心ない声もあるが、長距離戦は騎手の腕の巧拙がモロに出る舞台であり、個人的には特に気合を入れて馬券を買うレースの一つが長距離戦。大逃げのような極端な戦略が見られるのも長距離戦ならではだ。
コウエイノホシ(川崎)はJRA準OPからの転入。JRA所属末期も決して力不足だった訳ではなく、そのまま準OPで使われていればそのうちOPも望めた素材。年齢的にも下降線での転入ではないのは前走の準重賞の圧勝を見れば明らか。ここを勝てば一気に帝王賞の惑星となるが。
マズルブラスト(船橋)は南関きっての長距離砲で昨年のこのレース覇者。交流Gでは自分のペースでレースを進めることが出来ず、大敗が目立つが地元の長距離戦ならほぼ上位争い必至の馬。ここは休養明けだが、仕上がり次第ではいきなりも。
ナイキコランダム(船橋)は房の国OP1番人気2着。当時は突如復活を遂げたノムラリュウオーにしてやられたが、レース内容はまずまず。重賞で相手が上がってどこまで出来るか。
ルースリンド(船橋)は金盃楽勝から一息入った。昨秋はJBC、浦和記念、東京大賞典で全て掲示板を確保。地元でやる限り、交流Gでも目が離せない南関を代表する強豪へと成長を遂げた。帝王賞へ向けて負けられないところ。
ウエノマルクン(大井)はマイルGP11着。長距離では気がつけば上位に食い込んでいるという馬で、初重賞制覇となった昨年の東京記念の末脚は見事だった。ヒモに一考。
シーサーハーン(大井)はブリリアントC3着でようやく復調気配。レベルには問題があるとは言え、昨秋の東京記念4着とまずまずの長距離適性があるようだ。終いの切れる馬で3着穴なら。
レッドドラゴン(大井)は前走が日経賞10着。JRAの芝レースへの挑戦だったので度外視出来る内容。地元戦では勝ち切れないもどかしさはあるものの、昨年のクラシックから一貫して大崩れがない。長距離戦への適性はレース振りから高そうな印象。
ショーターザトッシ(大井)はマイルGP5着でようやく復調気配。終い一手の脚質で展開次第だが、重賞ハンター町田J騎乗は面白い。ヒモ穴候補。
トップサバトン(大井)はかしわ記念で攻めのレースを見せたが実らず、7着も高知のケイエスゴーウェイに先着を許した。昨年のダービー以来、足踏みが続くが突破口を見出したいところ。御大騎乗で新味が出るか。
ジークヴァルト(川崎)は自己条件なら追込みが決まることがあるとは言え、ここまでメンバーがきつくなると自分の競馬が出来るかどうか。格下。
コーワキング(大井)は勝ち切れないものの、準重賞では上位を争う性能の持ち主。ただ、ここでの力関係は4走前の金盃(11着)か。
セイワクリスタル(大井)はJRAから再転入初戦。中距離までこなしているが、ベストはマイル前後か。休み明けでもあり狙い辛い。
サンキョウチャイナ(大井)は近走は重賞どころか準重賞でも苦戦気味。昨年のこのレース時は好調だったが6着完敗。今年は昨年ほどの勢いなく。
チェレブラーレ(大井)は南関転入後、崩れたのが羽田盃と東京ダービーのみで非常に堅実。中距離以下なら南関重賞レベルには十分到達している。ポイントは父がブラックホークであるということ。地方では長距離戦を現実にこなしているブラックホーク産駒も存在するが、やはり気になるところ。
来月の頂上決戦・帝王賞につながる南関オープン馬のプレップレース。
一昔前は東京大賞典が2,800や3,000で行われていた時代があったが、競馬界全体の流れには逆らえず、距離の短縮化が進み、2,000超の重賞としては大井ではこのレースと秋の東京記念(2,400)を残すのみとなった。「スローでグルグル回って最後に仕掛けてるだけぢゃねぇか」との心ない声もあるが、長距離戦は騎手の腕の巧拙がモロに出る舞台であり、個人的には特に気合を入れて馬券を買うレースの一つが長距離戦。大逃げのような極端な戦略が見られるのも長距離戦ならではだ。
コウエイノホシ(川崎)はJRA準OPからの転入。JRA所属末期も決して力不足だった訳ではなく、そのまま準OPで使われていればそのうちOPも望めた素材。年齢的にも下降線での転入ではないのは前走の準重賞の圧勝を見れば明らか。ここを勝てば一気に帝王賞の惑星となるが。
マズルブラスト(船橋)は南関きっての長距離砲で昨年のこのレース覇者。交流Gでは自分のペースでレースを進めることが出来ず、大敗が目立つが地元の長距離戦ならほぼ上位争い必至の馬。ここは休養明けだが、仕上がり次第ではいきなりも。
ナイキコランダム(船橋)は房の国OP1番人気2着。当時は突如復活を遂げたノムラリュウオーにしてやられたが、レース内容はまずまず。重賞で相手が上がってどこまで出来るか。
ルースリンド(船橋)は金盃楽勝から一息入った。昨秋はJBC、浦和記念、東京大賞典で全て掲示板を確保。地元でやる限り、交流Gでも目が離せない南関を代表する強豪へと成長を遂げた。帝王賞へ向けて負けられないところ。
ウエノマルクン(大井)はマイルGP11着。長距離では気がつけば上位に食い込んでいるという馬で、初重賞制覇となった昨年の東京記念の末脚は見事だった。ヒモに一考。
シーサーハーン(大井)はブリリアントC3着でようやく復調気配。レベルには問題があるとは言え、昨秋の東京記念4着とまずまずの長距離適性があるようだ。終いの切れる馬で3着穴なら。
レッドドラゴン(大井)は前走が日経賞10着。JRAの芝レースへの挑戦だったので度外視出来る内容。地元戦では勝ち切れないもどかしさはあるものの、昨年のクラシックから一貫して大崩れがない。長距離戦への適性はレース振りから高そうな印象。
ショーターザトッシ(大井)はマイルGP5着でようやく復調気配。終い一手の脚質で展開次第だが、重賞ハンター町田J騎乗は面白い。ヒモ穴候補。
トップサバトン(大井)はかしわ記念で攻めのレースを見せたが実らず、7着も高知のケイエスゴーウェイに先着を許した。昨年のダービー以来、足踏みが続くが突破口を見出したいところ。御大騎乗で新味が出るか。
ジークヴァルト(川崎)は自己条件なら追込みが決まることがあるとは言え、ここまでメンバーがきつくなると自分の競馬が出来るかどうか。格下。
コーワキング(大井)は勝ち切れないものの、準重賞では上位を争う性能の持ち主。ただ、ここでの力関係は4走前の金盃(11着)か。
セイワクリスタル(大井)はJRAから再転入初戦。中距離までこなしているが、ベストはマイル前後か。休み明けでもあり狙い辛い。
サンキョウチャイナ(大井)は近走は重賞どころか準重賞でも苦戦気味。昨年のこのレース時は好調だったが6着完敗。今年は昨年ほどの勢いなく。
チェレブラーレ(大井)は南関転入後、崩れたのが羽田盃と東京ダービーのみで非常に堅実。中距離以下なら南関重賞レベルには十分到達している。ポイントは父がブラックホークであるということ。地方では長距離戦を現実にこなしているブラックホーク産駒も存在するが、やはり気になるところ。
2008.05.06
今年も混戦 波乱含みの3歳マイル王決定戦【NHKマイルC】
5月11日(日)、東京競馬場で行われる第13回NHKマイルC。
SS後継種牡馬の活躍により、強い○外馬を探す方が難しくなってきた近年のJRA。このレースは1996年に当時クラシック出走権がなかった○外を救済するために設立されたということは広く知られている通り。その後、クラシックを段階的に外国産馬に開放したことにより、このレースの設立当初の意義は完全に失われている。昨年のこのレースに出走していた○外はわずかに3頭。レース黎明期の「出走馬はほとんど○外、上位は全部○外」という結果はもう二度と見ることはあるまい。
過去12回の優勝馬の前走とその着順は次のとおり。なお、カッコ内はマイルC後の成績、馬名太字はその後G1タイトルを上乗せした馬。
1996年タイキフォーチュン:毎日杯1着(0-0-0-8)
1997年シーキングザパール:NZT1着(2-2-2-7)
1998年エルコンドルパサー:NZT1着(3-3-0-0)
1999年シンボリインディ:マーガレットS1着(1-1-0-8)
2000年イーグルカフェ:NZT7着(2-2-3-32)
2001年クロフネ:毎日杯1着(2-0-1-1)
2002年テレグノシス:スプリングS2着(2-3-5-20)
2003年ウインクリューガー:毎日杯8着(1-0-2-23)(うち障害2戦1勝)
2004年キングカメハメハ:毎日杯1着(2-0-0-0)
2005年ラインクラフト:桜花賞1着(1-3-1-2)
2006年ロジック:NZT3着(0-0-0-12)
2007年ピンクカメオ:桜花賞14着(0-0-0-8)
ここ2年は特に酷く、優勝馬が2度と馬券に絡まない馬になってしまっている(まだ両馬とも現役なので今後大きく変わるかも知れないが)。間にキングカメハメハとラインクラフトを挟んでいるものの、2003年あたりからレースレベルが急激に落ちてきていることが明確になっている。
優勝馬の大きな傾向は「前走で1,600未満の距離を使っていないこと」。1,400時代のNZTから2頭の優勝馬が誕生しているが、両馬とも1,600以上の距離で優勝経験があった。
トライアル・NZTの上位馬の本番における成績は次のとおり。
NZT1着:東京1,400(2-1-0-1)、中山1,600(0-1-0-6)
NZT2着:東京1,400(0-1-1-2)、中山1,600(0-1-1-5)
NZT3着:東京1,400(0-0-0-4)、中山1,600(1-0-0-6)
東京1,400時代は上位馬、特に1着馬が堅実に本番でも上位に食い込んでいたのと打って変わり、中山1,600になってからは好走する方が珍しいという状況になっている。2001年2着グラスエイコウオーや2007年3着のムラマサノヨートーのようにNZT14着から豪快に巻き返してくる馬まで出現しており、NZTでは中途半端に好走するよりもすっきりと大敗していた方が穴馬としては良さそうだ。
サトノプログレスはNZT6番人気1着。若竹賞でショウナンアルバ相手に好走経験があり、力の片鱗を示していたが意外なほど人気薄だった。デビュー以来の最低着順がその若竹賞で4着。父タイキシャトル譲りの堅実さもあるようだ。東京コースも経験済。「NZT勝ち馬は本番で用無し」を覆せるか。
エーシンフォワードはNZT2着。後方から鋭く末脚を伸ばして、勝ち馬に迫った。デビュー以来、大きく崩れたのが朝日杯のみ。淡白なストームキャット系で本番がどうかだが。
アサクサダンディはNZT3着。同馬も若竹賞でショウナンアルバと僅差の競馬を経験しており、能力の一端を見せていた。東京コースでは3走前にブーケフレグランス、レッドシューターら素質馬を押さえ込んだ競馬が印象深い。好走可能。
ゴスホークケンはNZT1番人気12着。朝日杯の時は最内枠を引いて笑ったが、前走は逆に外枠に泣かされることとなったから皮肉だ。評価が揺れるものの、東京コースでは新馬戦の内容が非常に優秀。巻き返しなるか。
ドリームシグナルは皐月賞13番人気15着。先週、春天4着だったホクトスルタンの半弟だが、父アグネスデジタルの影響を受けて、同馬はマイラーのようだ。マイル以下での競馬は堅実であり、距離短縮に乗じて巻き返したいところだが。
ダノンゴーゴーはNZT7着。殿から末脚を伸ばす脚質ゆえに届かないことがあるのは仕方なし。デビュー以来、着外は前走だけで乗り替わりで人気を落とすようなら。
ダンツキッスイはNZT8着も0.4秒差でゴール前までよく粘っていた。叩かれてキャリアを積みながら上位を争うようになったシンボリクリスエス産駒。直線の長い東京競馬場ゆえ脚質的には楽ではないが、楽に先手を奪えるようなら。
ディープスカイは毎日杯を鋭い末脚で制し重賞初制覇。そこで子供扱いにしたのが、先週青葉賞を楽勝したアドマイヤコマンドだったのだから、彼の高性能を証明する結果となった。休みなくキャリアを積んでいるのがポイントになりそうだが、東京コースでの好走歴もあり、好勝負が可能。
アポロドルチェは京王杯勝ち後、3戦とも完敗で評価が微妙。東京コースに変わるのはプラスだが、一変あるか。
レッツゴーキリシマは皐月賞15番人気5着。朝日杯連対などこれまでに残している実績は十分なものがあるが、キリシマ冠馬の宿命?か決して人気にならない。東京コースでは京王杯3着があり、悪くない。種牡馬を引退した父ライアンに朗報を届けることが出来るか。
ブラックシェルは皐月賞6着。底力に欠く傾向が強いクロフネ産駒であり、活躍はトライアルまでなのだろう。能力面は弥生賞2着などがあり、申し分なし。武豊からの乗り替わりで必要以上に人気を落とすようなら穴に一考。
スプリングソングは3戦3勝。出遅れ癖があるなど荒削りだが、かなりの性能を秘めているようだ。ここが初の一線級との対決である上に、前々走のマイル戦の勝ちっぷりがあまり良くはなかったが、「連勝馬は止まるまで買え」か。
エイムアットビップは桜花賞7着からの参戦。桜花賞では2歳時の先行力が復活し、直線で失速したものの内容は悪くなかった。スピード能力はかなりのものを秘めており、あっと言わせてもおかしくはないが。
ファリダットは勝ち切れない競馬が続いていたが、マーガレットS優勝。母がビリーヴだけにやはりスプリントからマイルで力を発揮する馬のようだ。回り道をした分、新馬戦から休みなく使われている上、ヤネがヤネだけに本番では1番人気になりそうな気配。重賞初挑戦でG1制覇となるかどうか。マーガレットからの臨戦は悪くはないが、勝ち馬は近年はヒモまで。
サダムイダテンはスプリングS2番人気12着。新馬戦の勝ちっぷり、NIKKEI杯で見せた強烈な末脚からここまで人気になっているが、血統から推定するに恐らくはダートの方が適性が高そうで、私は前走で芝路線を見限り、てっきりJDD路線に進んでくれるものと思っていた。このレースも超人気薄になるならいざ知らず、鞍上に岩田を確保し、2桁人気は考え辛い状況となった。買いづらい1頭。
SS後継種牡馬の活躍により、強い○外馬を探す方が難しくなってきた近年のJRA。このレースは1996年に当時クラシック出走権がなかった○外を救済するために設立されたということは広く知られている通り。その後、クラシックを段階的に外国産馬に開放したことにより、このレースの設立当初の意義は完全に失われている。昨年のこのレースに出走していた○外はわずかに3頭。レース黎明期の「出走馬はほとんど○外、上位は全部○外」という結果はもう二度と見ることはあるまい。
過去12回の優勝馬の前走とその着順は次のとおり。なお、カッコ内はマイルC後の成績、馬名太字はその後G1タイトルを上乗せした馬。
1996年タイキフォーチュン:毎日杯1着(0-0-0-8)
1997年シーキングザパール:NZT1着(2-2-2-7)
1998年エルコンドルパサー:NZT1着(3-3-0-0)
1999年シンボリインディ:マーガレットS1着(1-1-0-8)
2000年イーグルカフェ:NZT7着(2-2-3-32)
2001年クロフネ:毎日杯1着(2-0-1-1)
2002年テレグノシス:スプリングS2着(2-3-5-20)
2003年ウインクリューガー:毎日杯8着(1-0-2-23)(うち障害2戦1勝)
2004年キングカメハメハ:毎日杯1着(2-0-0-0)
2005年ラインクラフト:桜花賞1着(1-3-1-2)
2006年ロジック:NZT3着(0-0-0-12)
2007年ピンクカメオ:桜花賞14着(0-0-0-8)
ここ2年は特に酷く、優勝馬が2度と馬券に絡まない馬になってしまっている(まだ両馬とも現役なので今後大きく変わるかも知れないが)。間にキングカメハメハとラインクラフトを挟んでいるものの、2003年あたりからレースレベルが急激に落ちてきていることが明確になっている。
優勝馬の大きな傾向は「前走で1,600未満の距離を使っていないこと」。1,400時代のNZTから2頭の優勝馬が誕生しているが、両馬とも1,600以上の距離で優勝経験があった。
トライアル・NZTの上位馬の本番における成績は次のとおり。
NZT1着:東京1,400(2-1-0-1)、中山1,600(0-1-0-6)
NZT2着:東京1,400(0-1-1-2)、中山1,600(0-1-1-5)
NZT3着:東京1,400(0-0-0-4)、中山1,600(1-0-0-6)
東京1,400時代は上位馬、特に1着馬が堅実に本番でも上位に食い込んでいたのと打って変わり、中山1,600になってからは好走する方が珍しいという状況になっている。2001年2着グラスエイコウオーや2007年3着のムラマサノヨートーのようにNZT14着から豪快に巻き返してくる馬まで出現しており、NZTでは中途半端に好走するよりもすっきりと大敗していた方が穴馬としては良さそうだ。
サトノプログレスはNZT6番人気1着。若竹賞でショウナンアルバ相手に好走経験があり、力の片鱗を示していたが意外なほど人気薄だった。デビュー以来の最低着順がその若竹賞で4着。父タイキシャトル譲りの堅実さもあるようだ。東京コースも経験済。「NZT勝ち馬は本番で用無し」を覆せるか。
エーシンフォワードはNZT2着。後方から鋭く末脚を伸ばして、勝ち馬に迫った。デビュー以来、大きく崩れたのが朝日杯のみ。淡白なストームキャット系で本番がどうかだが。
アサクサダンディはNZT3着。同馬も若竹賞でショウナンアルバと僅差の競馬を経験しており、能力の一端を見せていた。東京コースでは3走前にブーケフレグランス、レッドシューターら素質馬を押さえ込んだ競馬が印象深い。好走可能。
ゴスホークケンはNZT1番人気12着。朝日杯の時は最内枠を引いて笑ったが、前走は逆に外枠に泣かされることとなったから皮肉だ。評価が揺れるものの、東京コースでは新馬戦の内容が非常に優秀。巻き返しなるか。
ドリームシグナルは皐月賞13番人気15着。先週、春天4着だったホクトスルタンの半弟だが、父アグネスデジタルの影響を受けて、同馬はマイラーのようだ。マイル以下での競馬は堅実であり、距離短縮に乗じて巻き返したいところだが。
ダノンゴーゴーはNZT7着。殿から末脚を伸ばす脚質ゆえに届かないことがあるのは仕方なし。デビュー以来、着外は前走だけで乗り替わりで人気を落とすようなら。
ダンツキッスイはNZT8着も0.4秒差でゴール前までよく粘っていた。叩かれてキャリアを積みながら上位を争うようになったシンボリクリスエス産駒。直線の長い東京競馬場ゆえ脚質的には楽ではないが、楽に先手を奪えるようなら。
ディープスカイは毎日杯を鋭い末脚で制し重賞初制覇。そこで子供扱いにしたのが、先週青葉賞を楽勝したアドマイヤコマンドだったのだから、彼の高性能を証明する結果となった。休みなくキャリアを積んでいるのがポイントになりそうだが、東京コースでの好走歴もあり、好勝負が可能。
アポロドルチェは京王杯勝ち後、3戦とも完敗で評価が微妙。東京コースに変わるのはプラスだが、一変あるか。
レッツゴーキリシマは皐月賞15番人気5着。朝日杯連対などこれまでに残している実績は十分なものがあるが、キリシマ冠馬の宿命?か決して人気にならない。東京コースでは京王杯3着があり、悪くない。種牡馬を引退した父ライアンに朗報を届けることが出来るか。
ブラックシェルは皐月賞6着。底力に欠く傾向が強いクロフネ産駒であり、活躍はトライアルまでなのだろう。能力面は弥生賞2着などがあり、申し分なし。武豊からの乗り替わりで必要以上に人気を落とすようなら穴に一考。
スプリングソングは3戦3勝。出遅れ癖があるなど荒削りだが、かなりの性能を秘めているようだ。ここが初の一線級との対決である上に、前々走のマイル戦の勝ちっぷりがあまり良くはなかったが、「連勝馬は止まるまで買え」か。
エイムアットビップは桜花賞7着からの参戦。桜花賞では2歳時の先行力が復活し、直線で失速したものの内容は悪くなかった。スピード能力はかなりのものを秘めており、あっと言わせてもおかしくはないが。
ファリダットは勝ち切れない競馬が続いていたが、マーガレットS優勝。母がビリーヴだけにやはりスプリントからマイルで力を発揮する馬のようだ。回り道をした分、新馬戦から休みなく使われている上、ヤネがヤネだけに本番では1番人気になりそうな気配。重賞初挑戦でG1制覇となるかどうか。マーガレットからの臨戦は悪くはないが、勝ち馬は近年はヒモまで。
サダムイダテンはスプリングS2番人気12着。新馬戦の勝ちっぷり、NIKKEI杯で見せた強烈な末脚からここまで人気になっているが、血統から推定するに恐らくはダートの方が適性が高そうで、私は前走で芝路線を見限り、てっきりJDD路線に進んでくれるものと思っていた。このレースも超人気薄になるならいざ知らず、鞍上に岩田を確保し、2桁人気は考え辛い状況となった。買いづらい1頭。
2008.05.05
第10回かきつばた記念(Jpn3)データ集
【所属】
1999年栗東→大井→笠松
2000年栗東→栗東→愛知
2001年栗東→栗東→笠松
2002年美浦→栗東→愛知
2003年栗東→栗東→愛知
2004年愛知→栗東→栗東
2005年愛知→栗東→大井
2006年川崎→美浦→船橋
2007年栗東→美浦→栗東
過去9回、JRA6勝、地方3勝。昨年はJRAのワンツースリーだったが、地元東海公営勢中心に南関勢も健闘している重賞。地方馬即消しは非常に危険。
【人気薄好走馬】
単勝6番人気以下の3着以内好走馬は次のとおり。
1999年2着サントス(7番人気、複勝500円)
1999年3着ハカタビッグワン(6番人気、複勝420円)
2003年3着ブラウンシャトレー(6番人気、複勝340円)
2005年3着ハタノアドニス(8番人気、複勝660円)
2006年3着コアレスタイム(6番人気、複勝370円)
サントスはこのレース前に挑戦した交流G3戦とも2桁着順と非常に買いづらかった馬。前々走の地元重賞フロンティアスプリント盃で0.3秒差4着と一応の好走はあったが。
ハカタビッグワンは前走、同コースの東海桜花賞で2着。それまでに挑戦した交流Gは2戦とも馬券圏外だったが、3歳限定のG1ダービーGPではナリタホマレから0.5秒差の5着。実力の片鱗は示していた。
ブラウンシャトレーはJRAの芝重賞でも馬券対象になった経験があり、交流G優勝経験もある実力馬で前年の3着馬。近走、JRAへの遠征で着順が崩れていたため、本来の調子にはないと判断されて人気薄になっていた。
ハタノアドニスは前々年の東京盃優勝、JBCスプリント4着(1番人気)など実績十分だったが、前走の地元戦で敗れていたためか、「衰えた」と判断されて人気を落としていた。前走は休養明け初戦。叩き一変の好走。
コアレスタイムは前走のマイルGPが13番人気2着。これがフロック視されたようで、このレースも6番人気に過ぎなかった。交流Gはこのレースが初挑戦。
【リピータ】
複数年に亘って馬券圏内に好走した馬は次のとおり。
メイショウモトナリ:1999年1着、2000年2着
スターリングローズ:2002年2着、2003年2着
ブラウンシャトレー:2002年3着、2003年3着
ビワシンセイキ:2003年1着、2004年3着
ノボトゥルー:2004年2着、2005年2着
歴史の浅い重賞だが、上記5頭が該当。今年は昨年優勝のメイショウバトラーと同3着のリミットレスビッドが参戦。過去9回は連覇の記録がないが、メイショウバトラーは果たして。
1999年栗東→大井→笠松
2000年栗東→栗東→愛知
2001年栗東→栗東→笠松
2002年美浦→栗東→愛知
2003年栗東→栗東→愛知
2004年愛知→栗東→栗東
2005年愛知→栗東→大井
2006年川崎→美浦→船橋
2007年栗東→美浦→栗東
過去9回、JRA6勝、地方3勝。昨年はJRAのワンツースリーだったが、地元東海公営勢中心に南関勢も健闘している重賞。地方馬即消しは非常に危険。
【人気薄好走馬】
単勝6番人気以下の3着以内好走馬は次のとおり。
1999年2着サントス(7番人気、複勝500円)
1999年3着ハカタビッグワン(6番人気、複勝420円)
2003年3着ブラウンシャトレー(6番人気、複勝340円)
2005年3着ハタノアドニス(8番人気、複勝660円)
2006年3着コアレスタイム(6番人気、複勝370円)
サントスはこのレース前に挑戦した交流G3戦とも2桁着順と非常に買いづらかった馬。前々走の地元重賞フロンティアスプリント盃で0.3秒差4着と一応の好走はあったが。
ハカタビッグワンは前走、同コースの東海桜花賞で2着。それまでに挑戦した交流Gは2戦とも馬券圏外だったが、3歳限定のG1ダービーGPではナリタホマレから0.5秒差の5着。実力の片鱗は示していた。
ブラウンシャトレーはJRAの芝重賞でも馬券対象になった経験があり、交流G優勝経験もある実力馬で前年の3着馬。近走、JRAへの遠征で着順が崩れていたため、本来の調子にはないと判断されて人気薄になっていた。
ハタノアドニスは前々年の東京盃優勝、JBCスプリント4着(1番人気)など実績十分だったが、前走の地元戦で敗れていたためか、「衰えた」と判断されて人気を落としていた。前走は休養明け初戦。叩き一変の好走。
コアレスタイムは前走のマイルGPが13番人気2着。これがフロック視されたようで、このレースも6番人気に過ぎなかった。交流Gはこのレースが初挑戦。
【リピータ】
複数年に亘って馬券圏内に好走した馬は次のとおり。
メイショウモトナリ:1999年1着、2000年2着
スターリングローズ:2002年2着、2003年2着
ブラウンシャトレー:2002年3着、2003年3着
ビワシンセイキ:2003年1着、2004年3着
ノボトゥルー:2004年2着、2005年2着
歴史の浅い重賞だが、上記5頭が該当。今年は昨年優勝のメイショウバトラーと同3着のリミットレスビッドが参戦。過去9回は連覇の記録がないが、メイショウバトラーは果たして。
2008.05.05
GWの掉尾を飾る名物レース【かきつばた記念】
5月6日(火)、名古屋競馬場で行われる第10回かきつばた記念(Jpn3)。
本日Jpn1かしわ記念が行われた船橋競馬場には14千人の来場があったとか。私は早朝にリニューアルされた特観席に入りたいがために競馬場に並びに行ったが、整理券を配り始めてからしばらく経った9時過ぎには特観席が満席に。やむを得ず一般席の列に並んでいた方も目に付いた。
私は土曜、日曜と京都に行っており、今日は船橋と競馬三昧の毎日。明日はさすがに自宅にいようと思っているが、ネットで全国各地の競馬に参加しようと思っている。そんなこんなで例年よりも短い(?)連休も明日で終了。連休の最後を飾るのが、名古屋競馬場で行われる名物重賞・かきつばた記念である。
マヤノグレイシー(愛知)は3月にJRAから転入。4走前には軽ハンデだったとは言え、中日新聞杯0.3秒差6着があり、長期休養があったためキャリアも年齢の割には浅く、馬の傷みも少ないようだ。ただ、JRA所属時の実績の大半は芝。現在はダートのレースに慣れている段階か。距離も幾分忙しい。
コアレスタイム(船橋)はマイルGP13着。過去に挑戦したダートグレード競走で複数回の掲示板確保の実績があり、一昨年のこのレースは3着と高齢とは言え、侮れない実力を持つ。ただ、前走が負け過ぎの感もあり、ここで狙えるかどうかは当日の良化次第。
コンゴウリキシオー(栗東)はマイラーズC7着。一叩きされて多少粘りが出てきたようだが、往時の状態にはまだ戻っていない模様。血統の字面から想像できる距離適性よりやや長めの距離を好むこと、ダート戦が3年前のダービーGP(勝者カネヒキリ)以来であることから積極的には狙いづらいか。
シルヴァーゼット(大井)はマイルGP9着。JRA所属時よりベストは1,200から1,400であり、前走は度外視出来そう。距離短縮で粘りが増せば上位争いも。地方転厩後もJRAへの遠征を除けば、崩れたのは前走くらいと安定している。
リワードパットン(兵庫)は前走地元戦完敗。JRA1,000万からの兵庫転出だが、地元戦で苦戦しているようでは交流Gは敷居が高い。
サンキンスピーチ(愛知)は近16走で13勝を挙げており、近3走は連勝中。前々走の梅見月杯で重賞初制覇を達成しており、地元では最も勢いのある1頭。ここは相手がまるで異なり、厳しい戦いになりそうだが、今後に光が見えるレースになれば。
キングスゾーン(愛知)は地元の総大将。昨夏、Jpn3サマーチャンピオンでダートグレード初勝利を飾った後も、各地に積極的に遠征し、南部杯4着、浦和記念3着など上級条件でもすんなり先行なら侮れない渋とさを見せている。前走の東海桜花賞勝ちの勢いそのままにここも上位を争いたいところだが、加齢とともにやや1,400が忙しくなってきた気もしないではない。
リミットレスビッド(栗東)は高松宮記念11着。前々走のフェブラリーSで5着に食い込んでいるように、着順の振幅がやや大きくなってきた感はあるが、9歳となった今年も極端な衰えはなさそうだ。昨年のこのレースは2着。交流Gならまだ大崩れはないだろう。
コスモスパーブ(愛知)は愛知再転入後も好調キープ。地元では重賞で上位を争っている。ただ、交流Gとなると厳しい力関係か。交流G挑戦歴は浅いが。
メイショウバトラー(栗東)はマリーンCで久しぶりの重賞制覇。8歳になったが能力面の陰りはないようだ。例年、寒い時期はやや調子を落とす傾向にあるようだが、暑くなるにしたがって調子を上げてくる典型的な「夏女」。連覇なるか。
アグネスジェダイ(栗東)は昨年の兵庫ゴールドトロフィー5着以来の休養明け初戦。地方交流のJpn3に限れば、ほぼ崩れを知らず、毎レースのように顔を合わせているリミットレス、メイショウよりも人気がないケースが多いのでJRA所属馬としては妙味のある存在。仕上がり次第ではここも好走十分。
フーバーダム(大井)は東京シティ盃8番人気3着。大混戦の中、ゴール前でグイっと伸びた末脚は印象的だった。ここはそのレース以来の休養明け初戦。それが交流Gでは厳しい臨戦過程と言わざるを得ないが、どこまで。
本日Jpn1かしわ記念が行われた船橋競馬場には14千人の来場があったとか。私は早朝にリニューアルされた特観席に入りたいがために競馬場に並びに行ったが、整理券を配り始めてからしばらく経った9時過ぎには特観席が満席に。やむを得ず一般席の列に並んでいた方も目に付いた。
私は土曜、日曜と京都に行っており、今日は船橋と競馬三昧の毎日。明日はさすがに自宅にいようと思っているが、ネットで全国各地の競馬に参加しようと思っている。そんなこんなで例年よりも短い(?)連休も明日で終了。連休の最後を飾るのが、名古屋競馬場で行われる名物重賞・かきつばた記念である。
マヤノグレイシー(愛知)は3月にJRAから転入。4走前には軽ハンデだったとは言え、中日新聞杯0.3秒差6着があり、長期休養があったためキャリアも年齢の割には浅く、馬の傷みも少ないようだ。ただ、JRA所属時の実績の大半は芝。現在はダートのレースに慣れている段階か。距離も幾分忙しい。
コアレスタイム(船橋)はマイルGP13着。過去に挑戦したダートグレード競走で複数回の掲示板確保の実績があり、一昨年のこのレースは3着と高齢とは言え、侮れない実力を持つ。ただ、前走が負け過ぎの感もあり、ここで狙えるかどうかは当日の良化次第。
コンゴウリキシオー(栗東)はマイラーズC7着。一叩きされて多少粘りが出てきたようだが、往時の状態にはまだ戻っていない模様。血統の字面から想像できる距離適性よりやや長めの距離を好むこと、ダート戦が3年前のダービーGP(勝者カネヒキリ)以来であることから積極的には狙いづらいか。
シルヴァーゼット(大井)はマイルGP9着。JRA所属時よりベストは1,200から1,400であり、前走は度外視出来そう。距離短縮で粘りが増せば上位争いも。地方転厩後もJRAへの遠征を除けば、崩れたのは前走くらいと安定している。
リワードパットン(兵庫)は前走地元戦完敗。JRA1,000万からの兵庫転出だが、地元戦で苦戦しているようでは交流Gは敷居が高い。
サンキンスピーチ(愛知)は近16走で13勝を挙げており、近3走は連勝中。前々走の梅見月杯で重賞初制覇を達成しており、地元では最も勢いのある1頭。ここは相手がまるで異なり、厳しい戦いになりそうだが、今後に光が見えるレースになれば。
キングスゾーン(愛知)は地元の総大将。昨夏、Jpn3サマーチャンピオンでダートグレード初勝利を飾った後も、各地に積極的に遠征し、南部杯4着、浦和記念3着など上級条件でもすんなり先行なら侮れない渋とさを見せている。前走の東海桜花賞勝ちの勢いそのままにここも上位を争いたいところだが、加齢とともにやや1,400が忙しくなってきた気もしないではない。
リミットレスビッド(栗東)は高松宮記念11着。前々走のフェブラリーSで5着に食い込んでいるように、着順の振幅がやや大きくなってきた感はあるが、9歳となった今年も極端な衰えはなさそうだ。昨年のこのレースは2着。交流Gならまだ大崩れはないだろう。
コスモスパーブ(愛知)は愛知再転入後も好調キープ。地元では重賞で上位を争っている。ただ、交流Gとなると厳しい力関係か。交流G挑戦歴は浅いが。
メイショウバトラー(栗東)はマリーンCで久しぶりの重賞制覇。8歳になったが能力面の陰りはないようだ。例年、寒い時期はやや調子を落とす傾向にあるようだが、暑くなるにしたがって調子を上げてくる典型的な「夏女」。連覇なるか。
アグネスジェダイ(栗東)は昨年の兵庫ゴールドトロフィー5着以来の休養明け初戦。地方交流のJpn3に限れば、ほぼ崩れを知らず、毎レースのように顔を合わせているリミットレス、メイショウよりも人気がないケースが多いのでJRA所属馬としては妙味のある存在。仕上がり次第ではここも好走十分。
フーバーダム(大井)は東京シティ盃8番人気3着。大混戦の中、ゴール前でグイっと伸びた末脚は印象的だった。ここはそのレース以来の休養明け初戦。それが交流Gでは厳しい臨戦過程と言わざるを得ないが、どこまで。
| Home |


