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2008.07.02
第10回JDD(Jpn1)データ集(1)
※データはレース創設の1999年以降。施行条件は一貫して大井ダ2,000。
【所属】
1999年大井→船橋→大井
2000年美浦→大井→北海道
2001年船橋→大井→栗東
2002年栗東→栗東→大井
2003年栗東→栗東→船橋
2004年美浦→栗東→大井
2005年栗東→船橋→大井
2006年栗東→栗東→岩手
2007年船橋→川崎→栗東
レース創設以来、JRA6勝、地方3勝。ただし、馬券対象となったのはJRA12頭、地方15頭と地方優勢。他の南関で行われる交流Gでは船橋、川崎においしいところを持って行かれる傾向にある大井所属馬が地元の意地を見せているのが面白い。
【人気薄好走馬】
単勝10番人気以下で3着以内に好走した馬は2001年2着メイショウアーム(11番人気、複勝1,650円)のみ。単勝1〜3番人気で上位3頭が決まることもあり、基本的には大荒れなし。ただ、カネヒキリが勝った年のように他のJRA所属馬が全て圏外に去り、地方の実績馬が上位に食い込んでちょい荒れというケースもある。
メイショウアームは京浜盃、羽田盃、東京王冠賞(廃止)、東京ダービーと全て掲示板外に敗れ去っていたため、対JRAになるこのレースでまるで人気がなかったのは仕方なし。JDDでは無敵のトーシンブリザードから0.3秒差といきなり好走した。現在、南関東リーディングトップ、JRAに遠征してきた際にもプレゼンスのある所を見せている若き日(今も若いけど)の戸崎圭太が大舞台に強いところを見せてくれたレースだった。
【近走成績】
1999年
1着オリオンザサンクス:東京王冠賞(大井ダ18)3着→東京ダービー(大井ダ20)1着
2着オペラハット:東京王冠賞(大井ダ18)1着→東京ダービー(大井ダ20)3着
3着サマーシャドウ:東京王冠賞(大井ダ18)7着→東京ダービー(大井ダ20)6着
2000年
1着マイネルコンバット:たけのこ賞(福島ダ17)1着→名古屋優駿(名古屋ダ19)2着
2着イエローパワー:羽田盃(大井ダ16)1着→東京ダービー(大井ダ20)7着
3着タキノスペシャル:兵庫Ch(園田ダ18.7)2着→登別マリンパーク特別(札幌ダ17)1着
2001年
1着トーシンブリザード:東京王冠賞(大井ダ18)1着→東京ダービー(大井ダ20)1着
2着メイショウアーム:東京王冠賞(大井ダ18)8着→東京ダービー(大井ダ20)6着
3着カチドキリュウ:東京優駿(東京芝24)17着→プロキオンS(阪神ダ14)6着
2002年
1着ゴールドアリュール:端午S(京都ダ18)1着→東京優駿(東京芝24)5着
2着インタータイヨウ:兵庫Ch(園田ダ18.7)1着→ユニコーンS(東京ダ16)2着
3着プリンシパルリバー:羽田盃(大井ダ17.9)1着→東京ダービー(大井ダ20)3着
2003年
1着ビッグウルフ:ユニコーンS(東京ダ16)6着→名古屋優駿(名古屋ダ19)1着
2着ユートピア:NHKマイルC(東京芝16)4着→ユニコーンS(東京ダ16)1着
3着ナイキアディライト:羽田盃(大井ダ17.9)1着→東京ダービー(大井ダ20)1着
2004年
1着カフェオリンポス:ヒヤシンスS(東京ダ16)1着→ユニコーンS(東京ダ16)4着
2着アクイレジア:端午S(京都ダ18)1着→関東オークス(川崎ダ21)2着
3着キョウエイプライド:羽田盃(大井ダ18)2着→東京ダービー(大井ダ20)2着
2005年
1着カネヒキリ:端午S(京都ダ18)1着→ユニコーンS(東京ダ16)1着
2着メイプルエイト:羽田盃(大井ダ18)2着→東京ダービー(大井ダ20)2着
3着ボンネビルレコード:羽田盃(大井ダ18)5着→東京ダービー(大井ダ20)4着
2006年
1着フレンドシップ:伏竜S(中山ダ18)1着→兵庫Ch(園田ダ18.7)2着
2着バンブーエール:昇竜S(中京ダ17)1着→ユニコーンS(東京ダ16)5着
3着オウシュウクラウン:ダイヤモンドC(水沢ダ16)1着→サマーC(水沢ダ19)1着
2007年
1着フリオーソ:羽田盃(大井ダ18)3着→東京ダービー(大井ダ20)2着
2着アンパサンド:羽田盃(大井ダ18)2着→東京ダービー(大井ダ20)1着
3着ロングプライド:端午S(京都ダ18)1着→ユニコーンS(東京ダ16)1着
(JRA所属馬)
ダートのOP勝ちもしくは重賞連対が好走の条件。今年の出走予定馬中、スマートファルコン以外は条件を満たしている。
(他地区所属馬)
地元戦を圧勝していることが条件。それでも3着までというのはレベル差か。
(南関所属馬)
羽田盃、東京ダービーのいずれかで連対していることが勝利の最低条件。ただし、南関クラシックで馬券対象となっていなかったメイショウアーム(羽8→王8→ダ6)、ボンネビルレコード(羽5→ダ4)がJDDで馬券対象となっており侮れない。両馬の共通点と言えば、ダービーがクラシックでベストリザルトとなっていること。クラシックを使いつつ尻上がりに調子を地味に上げてきているタイプには注意を払いたい。
【所属】
1999年大井→船橋→大井
2000年美浦→大井→北海道
2001年船橋→大井→栗東
2002年栗東→栗東→大井
2003年栗東→栗東→船橋
2004年美浦→栗東→大井
2005年栗東→船橋→大井
2006年栗東→栗東→岩手
2007年船橋→川崎→栗東
レース創設以来、JRA6勝、地方3勝。ただし、馬券対象となったのはJRA12頭、地方15頭と地方優勢。他の南関で行われる交流Gでは船橋、川崎においしいところを持って行かれる傾向にある大井所属馬が地元の意地を見せているのが面白い。
【人気薄好走馬】
単勝10番人気以下で3着以内に好走した馬は2001年2着メイショウアーム(11番人気、複勝1,650円)のみ。単勝1〜3番人気で上位3頭が決まることもあり、基本的には大荒れなし。ただ、カネヒキリが勝った年のように他のJRA所属馬が全て圏外に去り、地方の実績馬が上位に食い込んでちょい荒れというケースもある。
メイショウアームは京浜盃、羽田盃、東京王冠賞(廃止)、東京ダービーと全て掲示板外に敗れ去っていたため、対JRAになるこのレースでまるで人気がなかったのは仕方なし。JDDでは無敵のトーシンブリザードから0.3秒差といきなり好走した。現在、南関東リーディングトップ、JRAに遠征してきた際にもプレゼンスのある所を見せている若き日(今も若いけど)の戸崎圭太が大舞台に強いところを見せてくれたレースだった。
【近走成績】
1999年
1着オリオンザサンクス:東京王冠賞(大井ダ18)3着→東京ダービー(大井ダ20)1着
2着オペラハット:東京王冠賞(大井ダ18)1着→東京ダービー(大井ダ20)3着
3着サマーシャドウ:東京王冠賞(大井ダ18)7着→東京ダービー(大井ダ20)6着
2000年
1着マイネルコンバット:たけのこ賞(福島ダ17)1着→名古屋優駿(名古屋ダ19)2着
2着イエローパワー:羽田盃(大井ダ16)1着→東京ダービー(大井ダ20)7着
3着タキノスペシャル:兵庫Ch(園田ダ18.7)2着→登別マリンパーク特別(札幌ダ17)1着
2001年
1着トーシンブリザード:東京王冠賞(大井ダ18)1着→東京ダービー(大井ダ20)1着
2着メイショウアーム:東京王冠賞(大井ダ18)8着→東京ダービー(大井ダ20)6着
3着カチドキリュウ:東京優駿(東京芝24)17着→プロキオンS(阪神ダ14)6着
2002年
1着ゴールドアリュール:端午S(京都ダ18)1着→東京優駿(東京芝24)5着
2着インタータイヨウ:兵庫Ch(園田ダ18.7)1着→ユニコーンS(東京ダ16)2着
3着プリンシパルリバー:羽田盃(大井ダ17.9)1着→東京ダービー(大井ダ20)3着
2003年
1着ビッグウルフ:ユニコーンS(東京ダ16)6着→名古屋優駿(名古屋ダ19)1着
2着ユートピア:NHKマイルC(東京芝16)4着→ユニコーンS(東京ダ16)1着
3着ナイキアディライト:羽田盃(大井ダ17.9)1着→東京ダービー(大井ダ20)1着
2004年
1着カフェオリンポス:ヒヤシンスS(東京ダ16)1着→ユニコーンS(東京ダ16)4着
2着アクイレジア:端午S(京都ダ18)1着→関東オークス(川崎ダ21)2着
3着キョウエイプライド:羽田盃(大井ダ18)2着→東京ダービー(大井ダ20)2着
2005年
1着カネヒキリ:端午S(京都ダ18)1着→ユニコーンS(東京ダ16)1着
2着メイプルエイト:羽田盃(大井ダ18)2着→東京ダービー(大井ダ20)2着
3着ボンネビルレコード:羽田盃(大井ダ18)5着→東京ダービー(大井ダ20)4着
2006年
1着フレンドシップ:伏竜S(中山ダ18)1着→兵庫Ch(園田ダ18.7)2着
2着バンブーエール:昇竜S(中京ダ17)1着→ユニコーンS(東京ダ16)5着
3着オウシュウクラウン:ダイヤモンドC(水沢ダ16)1着→サマーC(水沢ダ19)1着
2007年
1着フリオーソ:羽田盃(大井ダ18)3着→東京ダービー(大井ダ20)2着
2着アンパサンド:羽田盃(大井ダ18)2着→東京ダービー(大井ダ20)1着
3着ロングプライド:端午S(京都ダ18)1着→ユニコーンS(東京ダ16)1着
(JRA所属馬)
ダートのOP勝ちもしくは重賞連対が好走の条件。今年の出走予定馬中、スマートファルコン以外は条件を満たしている。
(他地区所属馬)
地元戦を圧勝していることが条件。それでも3着までというのはレベル差か。
(南関所属馬)
羽田盃、東京ダービーのいずれかで連対していることが勝利の最低条件。ただし、南関クラシックで馬券対象となっていなかったメイショウアーム(羽8→王8→ダ6)、ボンネビルレコード(羽5→ダ4)がJDDで馬券対象となっており侮れない。両馬の共通点と言えば、ダービーがクラシックでベストリザルトとなっていること。クラシックを使いつつ尻上がりに調子を地味に上げてきているタイプには注意を払いたい。
2008.07.02
大井に季節外れの雪景色?【ジャパンダートダービー】
7月9日(水)、大井競馬場で行われる第10回ジャパンダートダービー(Jpn1)。
芝のG1・Jpn1シリーズは日曜の宝塚記念で上半期は終了。ダートのG1・Jpn1路線を締め括るのが今年から3歳限定戦としては唯一のJpn1競走となったこのレースだ。
ダービーGPというレースがなくなってしまったことについては色々な意見があるだろうし、私も複雑な思いはあるが、秋競馬は古馬と3歳馬の激突というのが1つの大きな柱であることに異論はあるまい。JDDが設立されて以来、位置づけが微妙になっていたダービーGPはその歴史的役割を終えたのだと考えるのがここは妥当な所だろう。
今年のJRA3歳クラシック路線。芝路線はこの時点で判断するのはどうかと思うが、昨年に負けず劣らずの低レベルというのが一連のレースを見た感想。ただ、ダート路線は豊作と見て良く、米遠征を果たしたカジノドライヴ、ユニコーンSを圧勝したユビキタス不在もそのユビキタスを子供扱いにした経験があるサクセスブロッケンに加え、父クロフネの血が騒ぎ始めたユキチャンがこのレースには参戦予定。過去9回、なかなか健闘している地方勢は今年ばかりは頼みの綱の南関勢がレベルが低く、厳しい戦いが予想される。
【JRA所属馬】
ダービーにも駒を進めた怪物サクセスブロッケン、ドバイ帰りの2歳チャンプ・イイデケンシン、白毛馬の重賞初制覇を達成した話題のユキチャン、ダート3連勝中のナンヨーリバーなどタレントが揃った。今年のレベルなら上位独占もあり得る。
イイデケンシン(栗東)は昨年の2歳ダートチャンピオン。ここはドバイ遠征以来の競馬で仕上がりが鍵だが、素軽い先行力は地方の馬場向き。昨年の全日本2歳優駿ではディラクエ、レインボーペガサスを問題にしなかった。
サクセスブロッケン(栗東)はダービー18着。ダート4戦4勝からの挑戦は実らなかったが、今後の糧となれば良いと言ったところか。少々リズムが狂ったが、ここは仕切り直しの一戦。ダートでの強さは半端ではなく、今後はじっくりダート路線を歩んでいけば必ずや頂点を目指せる1頭だろう。端午Sの時計は偉大なる先達ゴールドアリュール、カネヒキリにこそ及ばないものの、かなりの好時計。まともなら圧勝まである。
ナンヨーリバー(美浦)はダートに路線を転換してから4戦3勝。血統的に人気になりづらく、2走前の伏竜Sは9番人気に過ぎなかったが、後にユニコーンSを圧勝するユビキタスを全く問題にしていない。ここも人気はサクセスブロッケン、ユキチャンらが上に行きそうだが、ハナをすんなり切れればしぶとい末脚が再び見られそうだ。
ユキチャン(美浦)は関東オークス圧勝で白毛馬の重賞初制覇を達成し、歴史に名を残すこととなった。今度は牡馬、しかも怪物サクセスブロッケンが相手に含まれており、楽な戦いになりそうにはないが、関東オークスの勝ち時計は非常に優秀なもの。もう一発あっても驚けない。
スマートファルコン(栗東)は美浦から栗東への転厩初戦で皐月賞殿負け以来の競馬となる。芝でもOP勝ちがあるようになかなかの素質を持っているが、血統(父ゴールドアリュール)からベストは3戦2勝のダートか。ただ、時計をいくつか詰めなければここは厳しい力関係となる。
【他地区所属馬】
一昨年、オウシュウクラウンが激走したように他地区勢を全く無視してしまうのは考え物。ダービーWeek経由で各地の強豪が揃った。一時、話題を集めたフサイチサガントスの名前も見える。
ノゾミカイザー(愛知)は東海ダービー2着から臨んだ前走の対古馬戦で完敗。父ユートカイザーは11年前の東京ダービー2着と大井に縁の深いSS直仔。苦しい戦いになることは必至だが、父が競走生活を送った舞台で激走あるか。
バンバンバンク(兵庫)は兵庫ダービー馬。2歳時から安定した力を見せているが、ここでの力関係は前々走の兵庫チャンピオンシップ2.2秒差5着が示すとおり。厳しい戦いになりそう。
ヒシウォーシイ(愛知)は東海ダービー馬。大混戦のゴール前をグイっと伸びて栄冠をモノにした。愛知転厩以来、全く底を見せていない活躍だが、JRA時は逆にまるで競馬にならなかった馬。愛知の水が合ったとは言え、全国レベルの戦いではどうか。
フサイチサガントス(佐賀)は栄城賞1番人気2着。JRAの芝レースでも健闘しているように潜在的なスピードは優秀なものがあるセレクトセール出身馬。ただ、距離は現状短い方が良さそう。
モエレハナオー(岩手)はダイヤモンドC2着など今年の岩手3歳牡馬のトップランナーの1頭。成績が示すように相手なりの馬だが、ここはその相手が格段に強力になる。
【南関所属馬】
空前のハイレベルとされた昨年に比べれば、物足りなさが残る今年の南関3歳牡馬路線。東京ダービー馬ドリームスカイがどこまで大物食いが出来るかと言った評価。
ギャンブルオンミー(船橋)は東京ダービー13着と完敗。前々走の東京湾カップがなかなか強い競馬だったため、穴人気になっていたが、どうやらピークはそのレースだったようだ。中間どこまで立て直されているか。
コラボスフィーダ(船橋)は東京ダービー3着。年明け以来、歯がゆい競馬が続いていたがようやく能力の片鱗を見せてくれた。ノゾミカイザーの項でも見たように、彼の父は11年前の東京ダービー2着馬ユートカイザー。父は中央馬相手でも一歩も引かなかった実力馬。仔に少しでもその能力が伝わってくれれば。
ディアヤマト(大井)は東京ダービー殿負け。父が短距離志向のテイエムサンデー。そろそろ血統から来る距離適性に収束してきそうな予感。メンバー中、4頭しかいないダートG優勝馬の1頭だが、ここは厳しい戦いが予想される。
ドリームスカイ(川崎)は東京ダービー10番人気1着。戸崎圭太の連覇、JRAとのコラボイベント付きだったとは言え、こちらも「スカイ」。出来すぎた話だったが、馬が充実してきていたことも見逃せない。JDD史上、対JRA馬で真っ向勝負を挑めるのは東京ダービー馬と相場は決まっている。今年は特に強力なメンバーだが、意地を見せたい。
モエレラッキー(大井)は東京ダービー9番人気2着。京浜盃以降、一連の重賞でいい走りを見せていたが、東京湾Cの1敗で人気が急落していたもの。道営時代から堅実に着をまとめてくる馬で掲示板を外したのが前出の京浜盃のみ。気がつけばそこにいるタイプか。
ジェイラッカー(大井)は東京ダービー15着。JRAからの転厩初戦だった前々走は鮮やかだったが、距離延長で脆さが出た。ここは更に相手が強力。JRAで2勝をマークしたが、いずれもスプリント戦でのもの。距離に不安大。
芝のG1・Jpn1シリーズは日曜の宝塚記念で上半期は終了。ダートのG1・Jpn1路線を締め括るのが今年から3歳限定戦としては唯一のJpn1競走となったこのレースだ。
ダービーGPというレースがなくなってしまったことについては色々な意見があるだろうし、私も複雑な思いはあるが、秋競馬は古馬と3歳馬の激突というのが1つの大きな柱であることに異論はあるまい。JDDが設立されて以来、位置づけが微妙になっていたダービーGPはその歴史的役割を終えたのだと考えるのがここは妥当な所だろう。
今年のJRA3歳クラシック路線。芝路線はこの時点で判断するのはどうかと思うが、昨年に負けず劣らずの低レベルというのが一連のレースを見た感想。ただ、ダート路線は豊作と見て良く、米遠征を果たしたカジノドライヴ、ユニコーンSを圧勝したユビキタス不在もそのユビキタスを子供扱いにした経験があるサクセスブロッケンに加え、父クロフネの血が騒ぎ始めたユキチャンがこのレースには参戦予定。過去9回、なかなか健闘している地方勢は今年ばかりは頼みの綱の南関勢がレベルが低く、厳しい戦いが予想される。
【JRA所属馬】
ダービーにも駒を進めた怪物サクセスブロッケン、ドバイ帰りの2歳チャンプ・イイデケンシン、白毛馬の重賞初制覇を達成した話題のユキチャン、ダート3連勝中のナンヨーリバーなどタレントが揃った。今年のレベルなら上位独占もあり得る。
イイデケンシン(栗東)は昨年の2歳ダートチャンピオン。ここはドバイ遠征以来の競馬で仕上がりが鍵だが、素軽い先行力は地方の馬場向き。昨年の全日本2歳優駿ではディラクエ、レインボーペガサスを問題にしなかった。
サクセスブロッケン(栗東)はダービー18着。ダート4戦4勝からの挑戦は実らなかったが、今後の糧となれば良いと言ったところか。少々リズムが狂ったが、ここは仕切り直しの一戦。ダートでの強さは半端ではなく、今後はじっくりダート路線を歩んでいけば必ずや頂点を目指せる1頭だろう。端午Sの時計は偉大なる先達ゴールドアリュール、カネヒキリにこそ及ばないものの、かなりの好時計。まともなら圧勝まである。
ナンヨーリバー(美浦)はダートに路線を転換してから4戦3勝。血統的に人気になりづらく、2走前の伏竜Sは9番人気に過ぎなかったが、後にユニコーンSを圧勝するユビキタスを全く問題にしていない。ここも人気はサクセスブロッケン、ユキチャンらが上に行きそうだが、ハナをすんなり切れればしぶとい末脚が再び見られそうだ。
ユキチャン(美浦)は関東オークス圧勝で白毛馬の重賞初制覇を達成し、歴史に名を残すこととなった。今度は牡馬、しかも怪物サクセスブロッケンが相手に含まれており、楽な戦いになりそうにはないが、関東オークスの勝ち時計は非常に優秀なもの。もう一発あっても驚けない。
スマートファルコン(栗東)は美浦から栗東への転厩初戦で皐月賞殿負け以来の競馬となる。芝でもOP勝ちがあるようになかなかの素質を持っているが、血統(父ゴールドアリュール)からベストは3戦2勝のダートか。ただ、時計をいくつか詰めなければここは厳しい力関係となる。
【他地区所属馬】
一昨年、オウシュウクラウンが激走したように他地区勢を全く無視してしまうのは考え物。ダービーWeek経由で各地の強豪が揃った。一時、話題を集めたフサイチサガントスの名前も見える。
ノゾミカイザー(愛知)は東海ダービー2着から臨んだ前走の対古馬戦で完敗。父ユートカイザーは11年前の東京ダービー2着と大井に縁の深いSS直仔。苦しい戦いになることは必至だが、父が競走生活を送った舞台で激走あるか。
バンバンバンク(兵庫)は兵庫ダービー馬。2歳時から安定した力を見せているが、ここでの力関係は前々走の兵庫チャンピオンシップ2.2秒差5着が示すとおり。厳しい戦いになりそう。
ヒシウォーシイ(愛知)は東海ダービー馬。大混戦のゴール前をグイっと伸びて栄冠をモノにした。愛知転厩以来、全く底を見せていない活躍だが、JRA時は逆にまるで競馬にならなかった馬。愛知の水が合ったとは言え、全国レベルの戦いではどうか。
フサイチサガントス(佐賀)は栄城賞1番人気2着。JRAの芝レースでも健闘しているように潜在的なスピードは優秀なものがあるセレクトセール出身馬。ただ、距離は現状短い方が良さそう。
モエレハナオー(岩手)はダイヤモンドC2着など今年の岩手3歳牡馬のトップランナーの1頭。成績が示すように相手なりの馬だが、ここはその相手が格段に強力になる。
【南関所属馬】
空前のハイレベルとされた昨年に比べれば、物足りなさが残る今年の南関3歳牡馬路線。東京ダービー馬ドリームスカイがどこまで大物食いが出来るかと言った評価。
ギャンブルオンミー(船橋)は東京ダービー13着と完敗。前々走の東京湾カップがなかなか強い競馬だったため、穴人気になっていたが、どうやらピークはそのレースだったようだ。中間どこまで立て直されているか。
コラボスフィーダ(船橋)は東京ダービー3着。年明け以来、歯がゆい競馬が続いていたがようやく能力の片鱗を見せてくれた。ノゾミカイザーの項でも見たように、彼の父は11年前の東京ダービー2着馬ユートカイザー。父は中央馬相手でも一歩も引かなかった実力馬。仔に少しでもその能力が伝わってくれれば。
ディアヤマト(大井)は東京ダービー殿負け。父が短距離志向のテイエムサンデー。そろそろ血統から来る距離適性に収束してきそうな予感。メンバー中、4頭しかいないダートG優勝馬の1頭だが、ここは厳しい戦いが予想される。
ドリームスカイ(川崎)は東京ダービー10番人気1着。戸崎圭太の連覇、JRAとのコラボイベント付きだったとは言え、こちらも「スカイ」。出来すぎた話だったが、馬が充実してきていたことも見逃せない。JDD史上、対JRA馬で真っ向勝負を挑めるのは東京ダービー馬と相場は決まっている。今年は特に強力なメンバーだが、意地を見せたい。
モエレラッキー(大井)は東京ダービー9番人気2着。京浜盃以降、一連の重賞でいい走りを見せていたが、東京湾Cの1敗で人気が急落していたもの。道営時代から堅実に着をまとめてくる馬で掲示板を外したのが前出の京浜盃のみ。気がつけばそこにいるタイプか。
ジェイラッカー(大井)は東京ダービー15着。JRAからの転厩初戦だった前々走は鮮やかだったが、距離延長で脆さが出た。ここは更に相手が強力。JRAで2勝をマークしたが、いずれもスプリント戦でのもの。距離に不安大。
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