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2006
08/27
Sun.
タケシバオーの名が・・・
1969年と言えば、私は生まれておらず、タケシバオーの話は文献などで触れたに過ぎないが、これだけ長い間更新されなかったレコードタイムというのも珍しく、彼が当時としてはいかに規格外の化け物だったか分かるというものである。
タケシバオーは父チャイナロック(Hyperion系)、母タカツナミ(その父ヤシママンナ(Blandford系))という血統で1965年生まれ。
現役時代は東京の三井末太郎厩舎に所属。1967年の朝日杯3歳S(当時)を優勝し、関東の3歳チャンピオンになりクラシック戦線でも主役を務めるものと思われたが、皐月賞がマーチス、東京優駿がタニノハローモアの2着に破れ、秋の菊花賞はワシントンDCインターナショナルに出走したため、出走できず結局クラシック無冠に終わった。前出のレコードタイムは5歳時(旧年齢表記)の1969年に叩き出したものであり、60キロの斤量を背負ってのものだった。他にも彼の怪物ぶりを証明する事例は数多く、天皇賞・春、スプリンターズS(彼が勝った年だけ英国フェア開催記念という名称で施行)の両方を勝つ万能ぶりを見せた上に、オープン特別のジュライSを勝った時の斤量は実に65キロであり、距離、馬場、斤量などまるで関係ない真の怪物ぶりを発揮し続けた。ちなみに彼の主戦騎手を務めていたのは、古山良司元調教師である。5歳時にワシントンDCインターナショナルに2年連続で挑戦したが最下位に敗れ、それがラストランとなっている。通算29戦16勝。
種牡馬としては6年連続重賞勝ちの珍記録を持つドウカンヤシマ、南関東3冠を制したハツシバオーがおり、ブルードメアサイヤーとしては平成元年の皐月賞馬ドクタースパートの血統表に彼の名を見つけることが出来る。平成4年、タフな同馬らしく26歳で大往生した。平成16年に顕彰馬に選出されている(一部のベテラン競馬記者が強硬にプッシュしたようだが)。
タケシバオー・・・近年の名馬を物差しにすればクロフネ、アグネスデジタル、エルコンドルパサーあたりを二回りくらいスケールアップしたような感じだろうか。30有余年の月日が流れてもまだ話題に上ること自体、彼が不世出の化け物だったことを如実に物語るものだろう。
さて、次にあるのはJRAの芝、ダート別のレコードタイム表だが、
芝
ダート
上記のうち一番破りにくいのはどれかというのをこのニュースを機会に考えてみた(現在施行されていない条件は除く)。
芝から見ると、ローカルの競馬場でしか施行されない条件もあり、なかなか難しいが、実はエアダブリンがステイヤーズSで叩き出した3,600mの3分41秒6という時計が一番破りにくいのではないかと思っている。この時計ははっきり言って異常に速い。
ダートの方は、やっぱりクロフネが武蔵野Sで叩き出した1,600mの1分33秒3だろうか。これは今回のタケシバオーのレコードのように誰にも破られずに不朽のレコードであって欲しい、という個人的な願望もある。それほど彼の走りは衝撃的だった。
皆さんはどれが一番破りにくいレコードだと思いますか?
Posted on 23:44 [edit]
category: News-Domestic
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2006
08/28
Mon.
01:09
うまなりの世界 #- | URL | edit
triompheさん、こんばんは。
能力より馬場の高速化の影響が高い印象ですし、
破りにくいレコードというと、やはりダートレースやレース数の少ない長距離戦になるんでしょうね。
小倉は流行の都市型集中豪雨ですか?
TVで見てビックリの不良馬場、今期お世話になっているサンライズ・和田の名前が残るのは嬉しいですが、金鯱賞でスズカのレコードがタップに破られた時、やっぱり寂しかったなぁと思い出しました。
>ベタですが
トップロードやバルク、
ディープの名前はずっと残って欲しいなと思いますね。
2006
08/28
Mon.
01:23
triomphe #- | URL | edit
彼の現役時代を知っているファンにとっては寂しいでしょうね
うまなりの世界さん、こんばんは。
小倉は先週のリベンジをしようと思って予想は完了していたのですが、馬場があっという間に悪化したので最終以外はケンを決め込みました。
元祖怪物タケシバオーもそうですが、自分の好きな競走馬のレコードタイムは残って欲しいような気もします。昨年のJCでアルカセットが従来のレコードタイムを破った時、別に前のレコードはオグリが作った訳ではないのですが、少し寂しい気分になったものです。あのレースが私の競馬ファンとしての原点だと今でも思っているからでしょうね。
2006
08/28
Mon.
12:13
くれは #- | URL | edit
「記録は破られるためにある」
とは、よく言ったものだと思いました。
日本馬のレベルが上がってきているのはもちろんですが、
”うまなりの世界”さんがおっしゃっているように
コース状態が日々変化しているのが
大きな要因だと思います。
レコードが破られる回数が増えるのは嬉しいやら残念やらですが、
ケガをする馬だけは増えてほしくないものです。
2006
08/28
Mon.
13:33
triomphe #- | URL | edit
前から思っているのですが
くれはさん、こんにちは。
前から思っているのですが、日本の競馬場にも一つくらい物凄く時計のかかる欧州型の競馬場が出来ないかなと思っています。馬場状態だけで判断すれば函館が一番近いような感じですけど、マイル1分40秒くらいかかる競馬場が一つくらい欲しいですね。そうしないとうわべだけのスピードだけではない真の強者は育たないような気がしています。
馬場の整備、特に芝コースの整備は非常に難しいみたいですが(日本人は芝を育てるのが下手ですからね)、JRAには今後も安全で競走馬にやさしい馬場造成を心がけてもらいたいものだと思っています。
2006
08/29
Tue.
23:18
sanrentan123 #aEmTB4nk | URL | edit
triompheさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。サンライズキングの日本レコードの件、今ではレコードタイム=異常に速い馬場という感覚ができてしまったので、強さとか凄さを感じにくくなっています。自分の考えは強い馬はいつでも速いタイムを出せる、ですので、レコードは言うほど価値はないような気もします。ただ、今回のサンライズキングやクロフネは自分でレースを作って記録したレコードですから、それは評価してあげないといけないですよね。
2006
08/30
Wed.
01:54
triomphe #- | URL | edit
sanrentan123さん、こんばんは。
新潟とか京都の軽い馬場だと条件馬でもレコード出しますもんね。安易に速い馬場は最近JRAも作らなくなりましたが・・・(以前はG1になると高速馬場になっていた印象が)。
安全な馬場作りをJRAには強く希望します。
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