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2006.09.16
Le Prix de l'Arc de Triomphe 2006【Preview-2】
■Legend
Derby Stakes、“King George”そしてPrix de l'Arc de Triompheを同一年に全て制した馬を我が国では“欧州3冠馬”と呼ぶことがあるが、これを達成したのは歴史上、1971年のMill Reefと1995年のLammtarraしかいない。
“King George”とPrix de l'Arc de Triompheの両方を同一年に制した馬は、上記2頭に加え、1956年Ribot、1958年Ballymoss、1986年Dancing Braveの3頭が達成している。“キングジョージ”は今年で56回の歴史を刻み、凱旋門賞は今年で85回目を迎える。長い両レースの歴史の中で、同一年に両レースを制した馬がわずか5頭しかいないという事実が、この両レースの格の高さ、頂の高さを物語っているようである。よって、同一年にこの両レースを制するような馬は文句なしに歴史的超名馬と呼んで良いだろう。
Prix de l'Arc de Triompheを連覇した馬は過去84回の歴史上、5頭存在する。
Ksar(1921-1922)
Corrida(1936-1937)
Tantieme(1950-1951)
Ribot(1955-1956)
Alleged(1977-1978)
昨年の優勝馬であり、かつ今年の“キングジョージ”の覇者であるHurricane Runは今年の出走予定馬中、「同一年“キングジョージ”、凱旋門賞制覇」、「凱旋門賞連覇」を記録する資格を持った唯一の馬であり、いずれも史上6頭目の偉業達成の期待がかかる。ちなみに彼の父Montjeuは1999年の凱旋門賞、2000年の“キングジョージ”を制し、同様に史上6頭目の偉業を目指したが、Sinndarから7馬身離された4着と完敗している。
■Challengers
日本調教馬は過去に6頭が凱旋門賞に挑戦している。
※1969年のスピードシンボリだが、以前は「10着」というリザルトが公式記録とされていたが、実は正確な着順は不明とのことである。
※1986年のシリウスシンボリは欧州長期遠征中に出走したもの。
過去に凱旋門賞に挑戦した日本調教馬の中で、これまで最高の結果を残したのは1999年のエルコンドルパサー。彼はこの年、春からフランスに渡り、そのまま現地に滞在してステップレースを使い(イスパーン賞(2着)→サンクルー大賞(1着)→フォワ賞(1着))、凱旋門賞に出走した。図抜けた能力を持ち合わせていた彼であるが、彼をもってしても「欧州調教馬」となることでようやく辿り着いた2着という結果。ステップレースを使わず、しかも休み明けで本番に臨むディープインパクトの運命は如何に。
■Pedigree
過去20年間の優勝馬の血統は次のとおり。
日本ではすっかり傍流になってしまったNorthern Dancer系だが、欧州ではまだまだ健在で、過去20年間の凱旋門賞覇者のうち、半数以上の11頭がNorthern Dancer系の競走馬である。日本とは逆に零細血統に属するHalo系のディープインパクトがこの“ノーザンダンサー天国”に一矢を報いることが出来るかどうか。
Derby Stakes、“King George”そしてPrix de l'Arc de Triompheを同一年に全て制した馬を我が国では“欧州3冠馬”と呼ぶことがあるが、これを達成したのは歴史上、1971年のMill Reefと1995年のLammtarraしかいない。
“King George”とPrix de l'Arc de Triompheの両方を同一年に制した馬は、上記2頭に加え、1956年Ribot、1958年Ballymoss、1986年Dancing Braveの3頭が達成している。“キングジョージ”は今年で56回の歴史を刻み、凱旋門賞は今年で85回目を迎える。長い両レースの歴史の中で、同一年に両レースを制した馬がわずか5頭しかいないという事実が、この両レースの格の高さ、頂の高さを物語っているようである。よって、同一年にこの両レースを制するような馬は文句なしに歴史的超名馬と呼んで良いだろう。
Prix de l'Arc de Triompheを連覇した馬は過去84回の歴史上、5頭存在する。
Ksar(1921-1922)
Corrida(1936-1937)
Tantieme(1950-1951)
Ribot(1955-1956)
Alleged(1977-1978)
昨年の優勝馬であり、かつ今年の“キングジョージ”の覇者であるHurricane Runは今年の出走予定馬中、「同一年“キングジョージ”、凱旋門賞制覇」、「凱旋門賞連覇」を記録する資格を持った唯一の馬であり、いずれも史上6頭目の偉業達成の期待がかかる。ちなみに彼の父Montjeuは1999年の凱旋門賞、2000年の“キングジョージ”を制し、同様に史上6頭目の偉業を目指したが、Sinndarから7馬身離された4着と完敗している。
■Challengers
日本調教馬は過去に6頭が凱旋門賞に挑戦している。
年 | 馬名 | 騎手 | 調教師 | 着順 |
|---|---|---|---|---|
| 1969 | スピードシンボリ(Speed Symboli) | 野平祐二 | 野平省三 | 着外 |
| 1972 | メジロムサシ(Mejiro Musashi) | 野平祐二 | 大久保末吉 | 18着 |
| 1986 | シリウスシンボリ(Sirius Symboli) | フィリッペロン | 二本柳俊夫 | 14着
|
| 1999 | エルコンドルパサー(El Condor Pasa) | 蛯名正義 | 二ノ宮敬宇 | 2着 |
| 2002 | マンハッタンカフェ(Manhattan Cafe) | 蛯名正義 | 小島太 | 13着 |
| 2004 | タップダンスシチー(Tap Dance City) | 佐藤哲三 | 佐々木晶三 | 17着 |
※1969年のスピードシンボリだが、以前は「10着」というリザルトが公式記録とされていたが、実は正確な着順は不明とのことである。
※1986年のシリウスシンボリは欧州長期遠征中に出走したもの。
過去に凱旋門賞に挑戦した日本調教馬の中で、これまで最高の結果を残したのは1999年のエルコンドルパサー。彼はこの年、春からフランスに渡り、そのまま現地に滞在してステップレースを使い(イスパーン賞(2着)→サンクルー大賞(1着)→フォワ賞(1着))、凱旋門賞に出走した。図抜けた能力を持ち合わせていた彼であるが、彼をもってしても「欧州調教馬」となることでようやく辿り着いた2着という結果。ステップレースを使わず、しかも休み明けで本番に臨むディープインパクトの運命は如何に。
■Pedigree
過去20年間の優勝馬の血統は次のとおり。
Annee | Cheval | Pere | Grand-Pere Maternel |
|---|---|---|---|
| 1986 | Dancing Brave | Lyphard(Lyphard) | Drone(Sir Gaylord) |
| 1987 | Trempolino | Sharpen Up(Native Dancer) | Viceregal(Northern Dancer) |
| 1988 | Tony Bin | Kampala(Zeddaan) | Hornbeam(Hyperion) |
| 1989 | Carroll House | Lord Gayle(Sir Gaylord) | Silver Shark(Man o'War) |
| 1990 | Saumarez | Rainbow Quest(Blushing Groom) | Welsh Pageant(Owen Tudor) |
| 1991 | Suave Dancer | Green Dancer(Nijinsky) | Alleged(Ribot) |
| 1992 | Subotica | Pampabird(Red God) | Busted(Blandford) |
| 1993 | Urban Sea | Miswaki(Mr.Prospector) | Lombard(Teddy) |
| 1994 | Carnegie | Sadler's Wells(Sadler's Wells) | Riverman(Never Bend) |
| 1995 | Lammtarra | Nijinsky(Nijinsky) | Blushing Groom(Blushing Groom) |
| 1996 | Helissio | Fairy King(Northern Dancer) | Slewpy(Seattle Slew) |
| 1997 | Peintre Celebre | Nureyev(Nureyev) | Alydar(Raise a Native) |
| 1998 | Sagamix | Linamix(Lyphard) | Sagace(Klairon) |
| 1999 | Montjeu | Sadler's Wells(Sadler's Wells) | Top Ville(Dante) |
| 2000 | Sinndar | Grand Lodge(Danzig) | Lashkari(Mill Reef) |
| 2001 | Sakhee | Bahri(Riverman) | Sadler's Wells(Sadler's Wells) |
| 2002 | Marienbard | Caerleon(Nijinsky) | Darshaan(Mill Reef) |
| 2003 | Dalakhani | Darshaan(Mill Reef) | Miswaki(Mr.Prospector) |
| 2004 | Bago | Nashwan(Blushing Groom) | Nureyev(Nureyev) |
| 2005 | Hurricane Run | Montjeu(Sadler's Wells) | Surumu(Hampton) |
日本ではすっかり傍流になってしまったNorthern Dancer系だが、欧州ではまだまだ健在で、過去20年間の凱旋門賞覇者のうち、半数以上の11頭がNorthern Dancer系の競走馬である。日本とは逆に零細血統に属するHalo系のディープインパクトがこの“ノーザンダンサー天国”に一矢を報いることが出来るかどうか。
ウマコ
こんにちは。
凱旋門とキングジョージを同一年に制覇した馬は、私でも聞いたことがあるほどの名馬ばかりだったのですね。
勉強になります!
凱旋門とキングジョージを同一年に制覇した馬は、私でも聞いたことがあるほどの名馬ばかりだったのですね。
勉強になります!
2006/09/18 Mon 15:12 URL [ Edit ]
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