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2006.09.25
Le Prix de l'Arc de Triomphe 2006【Preview-4】
■Age
過去84回及び過去20年間の優勝馬の年齢は次のようになる(カッコ内が過去20年間)。
3歳:52勝(14勝)
4歳:24勝(4勝)
5歳:7勝(2勝)
6歳:0勝(0勝)
7歳:1勝(0勝)
「Arcは3歳馬のレース」であることが過去の記録を見れば明らかである。逆に言えば、4、5歳時に3歳馬との斤量差を跳ね返して勝利を収めるような馬はとてつもなく強い、と評価してしまって良いのではないだろうか。
■Mare&Filly
過去84回の歴史の中で、牝馬ながら世界に覇を唱えた馬が15頭(16勝)存在する。
Pearl Cap(1931)
Samos(1935)
Corrida(1936、1937)
Nikellora(1945)
Coronation(1949)
La Sorellina(1953)
San San(1972)
Allez France(1974)
Ivanjica(1976)
Three Troikas(1979)
Detroit(1980)
Gold River(1981)
Akiyda(1982)
All Along(1983)
Urban Sea(1993)
牝馬は各年齢でセックスアローワンスが1.5キロ与えられているが、牝馬ながら凱旋門賞を制することがいかに偉業であるかということを物語っているかのような記録である。ジャパンカップにも来日したUrban Sea(8着)以降、牝馬の優勝例は途絶えている。それ以降の各年の牝馬の最先着馬は次のようになっている。
昨年のShawandaこそ6着だったが、牝馬が出走していた年なら、5着以内に最低でも1頭(2000年は3着も牝馬のVolvoreta)は入ると考えた方が良さそうだ。現地で馬券を買う計画のある方は一考を。特に3歳牝馬は54.5キロとかなりの恵量であるため、直前のヴェルメイユ賞を勝ってきた馬(今年はMandesha)には注意を払う必要があるだろう。
■Parent&Child
過去84回で凱旋門賞親仔制覇という偉業を達成した親仔は次の8組である。
Biribi(1926)→Le Pacha(1941)
Djebel(1942)→Coronation(1949)
Ribot(1955、1956)→Molvedo(1961)
Ribot(1955、1956)→Prince Royal(1964)
Sea-Bird(1965)→Allez France(1974)
Rainbow Quest(1985)→Saumarez(1990)
Detroit(1980)→Carnegie(1994)
Montjeu(1999)→Hurricane Run(2005)
上記のうち、Detroit→Carnegieの親仔は凱旋門賞史上唯一の母仔制覇である。「名馬は名繁殖馬ならず」とはよく言われるが、上記の馬たちにはそれが当てはまらない。まさに“世界最強の親仔”である。
■Country
過去84回の優勝馬の調教国は次のようになっている。
・フランス:61勝
・イギリス:11勝
1920Comrade、1923Parth、1948Migoli、1971Mill Reef、1973Rheingold、1985Rainbow Quest、1986Dancing Brave、1989Carroll House、1995Lammtarra、2001Sakhee、2002Marienbard
・イタリア:6勝
1929Ortello、1933Crapom、1955、1956Ribot,1961Molvedo、1988Tony Bin
・アイルランド:5勝
1958Ballymoss、1969Levmoss、1977、1978Alleged、2000Sinndar
・ドイツ:1勝
1975Star Appeal
過去の優勝馬の全ては欧州で調教されており、なおかつその大半がフランス調教馬である。Arcはフランス競馬の威信である。これを他国の調教馬に持って行かれることは、とてつもない屈辱となるのだろう。いかなる手段、時には日本的な感覚からすれば「汚い」手を使ってでも勝利を目指す。それが欧州の競馬である。今年もFabre調教師サイドから「ラビット投入」が予想されている。日本の勝負事に対する“美的感覚”なるものはここでは全く通用しない。それは肝に銘じておく必要があるだろう。欧州調教馬以外の馬のこれまでのベストリザルトは1977年のBalmerino(ニュージーランド)と、そして1999年の我らがEl Condor Pasa(日本)が記録した「2着」である。異国(ここではフランス以外という意味)、特に欧州以外の調教馬にとってはArcの頂は果てなく険しい。
過去84回及び過去20年間の優勝馬の年齢は次のようになる(カッコ内が過去20年間)。
3歳:52勝(14勝)
4歳:24勝(4勝)
5歳:7勝(2勝)
6歳:0勝(0勝)
7歳:1勝(0勝)
「Arcは3歳馬のレース」であることが過去の記録を見れば明らかである。逆に言えば、4、5歳時に3歳馬との斤量差を跳ね返して勝利を収めるような馬はとてつもなく強い、と評価してしまって良いのではないだろうか。
■Mare&Filly
過去84回の歴史の中で、牝馬ながら世界に覇を唱えた馬が15頭(16勝)存在する。
Pearl Cap(1931)
Samos(1935)
Corrida(1936、1937)
Nikellora(1945)
Coronation(1949)
La Sorellina(1953)
San San(1972)
Allez France(1974)
Ivanjica(1976)
Three Troikas(1979)
Detroit(1980)
Gold River(1981)
Akiyda(1982)
All Along(1983)
Urban Sea(1993)
牝馬は各年齢でセックスアローワンスが1.5キロ与えられているが、牝馬ながら凱旋門賞を制することがいかに偉業であるかということを物語っているかのような記録である。ジャパンカップにも来日したUrban Sea(8着)以降、牝馬の優勝例は途絶えている。それ以降の各年の牝馬の最先着馬は次のようになっている。
年 | 馬名(年齢) | 着順 | 主な勝鞍 |
|---|---|---|---|
| 1994 | Bright Moon(4) | 5着 | Prix de Pomone(G2) |
| 1995 | Pure Grain(3) | 5着 | Irish Oaks(G1)、Yorkshire Oaks(G1) |
| 1996 | Luna Wells(3) | 5着 | Prix Saint-Alary(G1) |
| 1997 | Borgia(3) | 3着 | Deutsches Derby(G1)、Grosser Preis von Baden(G1) |
| 1998 | Leggera(3) | 2着 | Prix Vermeille(G1) |
| 1999 | Leggera(4) | 4着 | Prix Vermeille(G1) |
| 2000 | Egyptband(3) | 2着 | Prix de Diane(G1) |
| 2001 | Aquarelliste(3) | 2着 | Prix de Diane(G1)、Prix Vermeille(G1) |
| 2002 | Islington(3) | 5着 | Nassau Stakes(G1)、Yorkshire Oaks(G1) |
| 2003 | 出走なし | - | - |
| 2004 | Ouija Board(3) | 3着 | Oaks Stakes(G1)、Irish Oaks(G1) |
| 2005 | Shawanda(3) | 6着 | Irish Oaks(G1)、Prix Vermeille(G1) |
昨年のShawandaこそ6着だったが、牝馬が出走していた年なら、5着以内に最低でも1頭(2000年は3着も牝馬のVolvoreta)は入ると考えた方が良さそうだ。現地で馬券を買う計画のある方は一考を。特に3歳牝馬は54.5キロとかなりの恵量であるため、直前のヴェルメイユ賞を勝ってきた馬(今年はMandesha)には注意を払う必要があるだろう。
■Parent&Child
過去84回で凱旋門賞親仔制覇という偉業を達成した親仔は次の8組である。
Biribi(1926)→Le Pacha(1941)
Djebel(1942)→Coronation(1949)
Ribot(1955、1956)→Molvedo(1961)
Ribot(1955、1956)→Prince Royal(1964)
Sea-Bird(1965)→Allez France(1974)
Rainbow Quest(1985)→Saumarez(1990)
Detroit(1980)→Carnegie(1994)
Montjeu(1999)→Hurricane Run(2005)
上記のうち、Detroit→Carnegieの親仔は凱旋門賞史上唯一の母仔制覇である。「名馬は名繁殖馬ならず」とはよく言われるが、上記の馬たちにはそれが当てはまらない。まさに“世界最強の親仔”である。
■Country
過去84回の優勝馬の調教国は次のようになっている。
・フランス:61勝
・イギリス:11勝
1920Comrade、1923Parth、1948Migoli、1971Mill Reef、1973Rheingold、1985Rainbow Quest、1986Dancing Brave、1989Carroll House、1995Lammtarra、2001Sakhee、2002Marienbard
・イタリア:6勝
1929Ortello、1933Crapom、1955、1956Ribot,1961Molvedo、1988Tony Bin
・アイルランド:5勝
1958Ballymoss、1969Levmoss、1977、1978Alleged、2000Sinndar
・ドイツ:1勝
1975Star Appeal
過去の優勝馬の全ては欧州で調教されており、なおかつその大半がフランス調教馬である。Arcはフランス競馬の威信である。これを他国の調教馬に持って行かれることは、とてつもない屈辱となるのだろう。いかなる手段、時には日本的な感覚からすれば「汚い」手を使ってでも勝利を目指す。それが欧州の競馬である。今年もFabre調教師サイドから「ラビット投入」が予想されている。日本の勝負事に対する“美的感覚”なるものはここでは全く通用しない。それは肝に銘じておく必要があるだろう。欧州調教馬以外の馬のこれまでのベストリザルトは1977年のBalmerino(ニュージーランド)と、そして1999年の我らがEl Condor Pasa(日本)が記録した「2着」である。異国(ここではフランス以外という意味)、特に欧州以外の調教馬にとってはArcの頂は果てなく険しい。
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