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5月14日(水)、大井競馬場で行われる第53回大井記念(S2)

来月の頂上決戦・帝王賞につながる南関オープン馬のプレップレース。

一昔前は東京大賞典が2,800や3,000で行われていた時代があったが、競馬界全体の流れには逆らえず、距離の短縮化が進み、2,000超の重賞としては大井ではこのレースと秋の東京記念(2,400)を残すのみとなった。「スローでグルグル回って最後に仕掛けてるだけぢゃねぇか」との心ない声もあるが、長距離戦は騎手の腕の巧拙がモロに出る舞台であり、個人的には特に気合を入れて馬券を買うレースの一つが長距離戦。大逃げのような極端な戦略が見られるのも長距離戦ならではだ。


コウエイノホシ(川崎)はJRA準OPからの転入。JRA所属末期も決して力不足だった訳ではなく、そのまま準OPで使われていればそのうちOPも望めた素材。年齢的にも下降線での転入ではないのは前走の準重賞の圧勝を見れば明らか。ここを勝てば一気に帝王賞の惑星となるが。

マズルブラスト(船橋)は南関きっての長距離砲で昨年のこのレース覇者。交流Gでは自分のペースでレースを進めることが出来ず、大敗が目立つが地元の長距離戦ならほぼ上位争い必至の馬。ここは休養明けだが、仕上がり次第ではいきなりも。

ナイキコランダム(船橋)は房の国OP1番人気2着。当時は突如復活を遂げたノムラリュウオーにしてやられたが、レース内容はまずまず。重賞で相手が上がってどこまで出来るか。

ルースリンド(船橋)は金盃楽勝から一息入った。昨秋はJBC、浦和記念、東京大賞典で全て掲示板を確保。地元でやる限り、交流Gでも目が離せない南関を代表する強豪へと成長を遂げた。帝王賞へ向けて負けられないところ。

ウエノマルクン(大井)はマイルGP11着。長距離では気がつけば上位に食い込んでいるという馬で、初重賞制覇となった昨年の東京記念の末脚は見事だった。ヒモに一考。

シーサーハーン(大井)はブリリアントC3着でようやく復調気配。レベルには問題があるとは言え、昨秋の東京記念4着とまずまずの長距離適性があるようだ。終いの切れる馬で3着穴なら。

レッドドラゴン(大井)は前走が日経賞10着。JRAの芝レースへの挑戦だったので度外視出来る内容。地元戦では勝ち切れないもどかしさはあるものの、昨年のクラシックから一貫して大崩れがない。長距離戦への適性はレース振りから高そうな印象。

ショーターザトッシ(大井)はマイルGP5着でようやく復調気配。終い一手の脚質で展開次第だが、重賞ハンター町田J騎乗は面白い。ヒモ穴候補。

トップサバトン(大井)はかしわ記念で攻めのレースを見せたが実らず、7着も高知のケイエスゴーウェイに先着を許した。昨年のダービー以来、足踏みが続くが突破口を見出したいところ。御大騎乗で新味が出るか。

ジークヴァルト(川崎)は自己条件なら追込みが決まることがあるとは言え、ここまでメンバーがきつくなると自分の競馬が出来るかどうか。格下。

コーワキング(大井)は勝ち切れないものの、準重賞では上位を争う性能の持ち主。ただ、ここでの力関係は4走前の金盃(11着)か。

セイワクリスタル(大井)はJRAから再転入初戦。中距離までこなしているが、ベストはマイル前後か。休み明けでもあり狙い辛い。

サンキョウチャイナ(大井)は近走は重賞どころか準重賞でも苦戦気味。昨年のこのレース時は好調だったが6着完敗。今年は昨年ほどの勢いなく。

チェレブラーレ(大井)は南関転入後、崩れたのが羽田盃と東京ダービーのみで非常に堅実。中距離以下なら南関重賞レベルには十分到達している。ポイントは父がブラックホークであるということ。地方では長距離戦を現実にこなしているブラックホーク産駒も存在するが、やはり気になるところ。
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