5月28日(水)、浦和競馬場で行われる第12回さきたま杯(Jpn3)

春のマイル路線は先日のかしわ記念をもって一段落。このレースはこの後、夏にかけて行われる短距離交流戦線の開始を告げるものである。

ここ数年、ダート短距離路線はリミットレスビッド、メイショウバトラー、アグネスジェダイがほぼどのレースにも出走し、着順を微妙に変えながら推移している。ここで彼らの着順をおさらいしてみると次のようになる(2頭以上が顔を揃えたレースを全て抜粋)。

2006年1月根岸S:リミットレスビッド1着、アグネスジェダイ13着
2006年7月プロキオンS:メイショウバトラー1着、リミットレスビッド6着
2006年10月東京盃:リミットレスビッド1着、アグネスジェダイ7着
2006年11月JBCマイル:メイショウバトラー2着リミットレスビッド3着、アグネスジェダイ7着
2006年12月兵庫GT:リミットレスビッド1着、メイショウバトラー5着
2007年1月ガーネットS:リミットレスビッド2着、アグネスジェダイ9着
2007年2月フェブラリーS:リミットレスビッド8着、メイショウバトラー10着
2007年3月黒船賞:リミットレスビッド1着、メイショウバトラー5着
2007年5月かきつばた記念:メイショウバトラー1着リミットレスビッド3着
2007年5月さきたま杯:メイショウバトラー1着アグネスジェダイ3着、リミットレスビッド5着
2007年8月クラスターC:メイショウバトラー1着アグネスジェダイ2着
2007年10月東京盃:リミットレスビッド1着メイショウバトラー2着、アグネスジェダイ4着
2007年11月JBCスプリント:アグネスジェダイ3着、リミットレスビッド4着、メイショウバトラー8着
2007年12月兵庫GT:リミットレスビッド1着メイショウバトラー3着、アグネスジェダイ5着
2008年2月根岸S:メイショウバトラー6着、リミットレスビッド13着
2008年5月かきつばた記念:リミットレスビッド2着メイショウバトラー3着、アグネスジェダイ5着

リミットレスビッドとメイショウバトラーのどちらかが優勝するケースが非常に多く、アグネスジェダイが最先着したのは昨年のJBCスプリントのみ。3頭が揃った際、誰かが馬券の対象になるのもずっと続いている。

先日のかきつばた記念からコンゴウリキシオーが新たな“仲間”としてこの路線に加わってきた。これまで芝で築いて来た実績にモノを言わせてまずは上々の船出となったが、今度も同じ競馬が出来るかどうか。


コアレスタイム(船橋)はかきつばた記念10着。昨秋は東京盃、JBCスプリントで好走し、衰えのないところを見せていたが、さすがにここ3走は年齢を感じさせる内容となっている。好調の御大騎乗で復調なるか。

リミットレスビッド(栗東)はかきつばた記念2着。今年に入ってからもフェブラリーS14番人気5着など衰えのないところを見せている。さすがに着順の振幅が大きくなってきた感はあるが、このあたりのメンバーならまだまだ。

ケイエスゴーウェイ(高知)はかしわ記念6着。地元・高知でも重賞制覇を果たすなど交流のペースにも慣れ、掲示板近辺までならいつでも来れる実力を兼ね備えてきた。ここも相手はきついが、地元の水野が騎乗するのはプラス。

キングスゾーン(愛知)は地元の期待を集めたかきつばた記念4着。少々ズブくなっているようで現状ではもしかしたら1,400が短い可能性はある。浦和は水が合っているようでさきたま杯、浦和記念とも出れば好走の記録を残してきた。今年も大物食いなるか。

ウルフボーイ(川崎)はJRAからの転入初戦。準OPでも展開が嵌れば好走することもあり、今後の南関での活躍が楽しみだが、殿一気の脚質がいかにも不安。

ビッググラス(大井)はかつて根岸Sを制した大物だが、大井に転じてからは掲示板にも乗らない大敗続き。中央時より劣化したのは確実でここは様子見が妥当か。

コンゴウリキシオー(栗東)はダート転向初戦のかきつばた記念を快勝。芝のマイルを32秒台で走る絶対的なスピード能力があるため、ダートさえこなせるようなら今後もこの路線で活躍が望めよう。反動がなければ。

フジノウェーブ(大井)はかしわ記念4着。直線では勝ったボンネビルレコードとともに一瞬勝ったかと思わせたほどの伸びを見せ、Jpn1ホースの貫禄を十分に見せてくれた。ここは距離短縮で前進を期待したいが、59キロの斤量が当面の敵となる。

マルカカイゼル(浦和)は冨田厩舎の名物OP馬だが、さすがにここは距離が短い。殿一気でバテた馬を何頭交わせるかだが、その前に追走している自分がバテる可能性が高く。

メイショウバトラー(栗東)はかきつばた記念3着。牝馬同士では敵なしの彼女だが、牡馬相手では1着と3着を繰り返している印象。暖かくなるにつれて調子を上げてくる夏女。また、彼女の季節がここから始まるか。

プライドキム(船橋)は東京シティ盃2番人気9着以来の競馬。南関転入以来、初めて大きく崩れたが着差は0.6秒差で巻き返せる範囲内。左回りに替わって上積みがあれば。

アグネスジェダイ(栗東)はかきつばた記念5着。暮れの兵庫GT以来の競馬だったため、上積みがあれば馬券対象には。
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