6月18日(水)、川崎競馬場で行われる第44回関東オークス(Jpn2)

混戦かつ低レベルに推移した南関東牝馬クラシック3冠路線の最終戦。方やJRA勢は傑出した馬こそいないものの、白毛馬のユキチャンの登録があり、レース自体は大いに盛り上がりそうだ。


【JRA所属馬】
カレイジャスミン(美浦)はオークス15着。一連の牝馬クラシックプレップでそれなりの存在感を示してきた馬。ダートは初も父はダート寄りSSのタヤスツヨシ。変わり身があるか。

プロヴィナージュ(美浦)はデビュー以来、一貫してダート路線を歩み、前走は500万下を圧巻の勝利。少々間隔は空いたが、ここは単勝に一番近い存在か。

マダムルコント(美浦)はJRAに転じて芝の重賞を2回使われたがいずれも大敗。本質的にダート向きであることは否めないところ。南関東1冠目の桜花賞では1番人気(8着)に支持された昨年の南関2歳牝馬女王。輝きを取り戻したい。

ユキチャン(美浦)はオークストライアル7着でオークス出走こそならなかったが、兄ホワイトベッセル同様、過去の白毛馬よりも競走能力の高さは感じる馬。父クロフネならダート替わりは歓迎のはず。白毛馬の初重賞制覇なるか。

【他地区所属馬】
オグリオトメ(笠松)は既に23戦を消化している“ベテラン”。重賞は過去に2度挑戦していずれも大敗。まして交流では出走するだけか。

スズランコマンダー(笠松)は笠松転入2戦目でようやく2勝目をゲット。南関東時代も一線級とは言えない成績では敷居が高い。

プリンセスアイリ(笠松)は地元でも一線級とは言えない成績。まして交流では追走で脱落しそうだ。

タケショウクィーン(高知)は牝馬ながら黒潮皐月賞を制した。当時、鞍上にいた濱田達也騎手は初勝利が重賞制覇という快挙を成し遂げた。前走は牡馬相手でしかもアウェーの栄城賞に果敢に挑戦。さすがにここでは勝ち負けどうこうのレベルではないが。

【南関所属馬】
ブライズメイト(船橋)は東京プリンセス賞で1冠奪取。東京2歳優駿牝馬2着の実力をようやく見せてくれた。ただし、勝ち時計はレース設立以来、下から数えた方が早い非常に平凡なもの。JRA勢とのレベル差が鍵。

ハタノギャラン(船橋)は桜花賞4着、東京プリンセス賞2着と今年の南関牝馬戦線のトップランナーの1頭。前走、ゴール前の伸びは際立っていた。南関牝馬戦線のレベルが非常に低いため、こちらもレベル差が鍵。

インカローズ(大井)はプリンセス賞2番人気6着。準重賞は勝てても重賞となると勝ち切れない。前走負かされた相手の他、JRA勢が加わっては伏兵の域を出ない。

トミノプラネット(川崎)はプリンセス賞13番人気3着。桜花賞5着ながら人気面では全く盲点になっていた結果の激走だった。道営時代から安定した走りを見せ、地元牝馬相手なら大崩れはないが、ここは交流。プラスアルファが必要となる。

ブルーザミント(川崎)は桜花賞3着もプリンセス賞15着と大敗。すんなりハナでなければ非常に脆い。交流でこのような弱点を抱えているようでは。

マサノミネルバ(船橋)が待望の南関転厩初戦を迎える。昨秋はJpn3エーデルワイス賞を制するなど大活躍を見せた。ここはそれ以来の競馬で常識的には厳しいが、実力を見せるか。
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