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6月25日(水)、大井競馬場で行われる第31回帝王賞(Jpn1)

JRAの優先出走順位で物議を醸すことも多い交流Jpn1だが、今回のJRA所属馬は、昨年暮れの東京大賞典に出走していた馬は今回1頭も出走しておらず、フレッシュなメンバー構成。交流Jpn1で最も議論の対象になる他地区所属馬も交流実績が既にあるもしくは地方交流戦で実績のある馬だけとなった。迎え撃つ地元・南関東勢も新星含め交流Gで実績を積んで来た馬が含まれており、ヴァーミリアン、ブルーコンコルドらJRAのG1・Jpn1ホース不在も馬券的にも悩ましい出走メンバーになりそうだ。

中央、地方、海外含め年間で私が最も楽しみにしているレースの一つがこの帝王賞なのだが、今年はL-Wingのチケットを早々に押さえたものの、出張が入ってしまいライヴ観戦は叶わず(生で見ないのは何年ぶりだろうか・・・)、出張先の札幌のホテルで観戦することになりそうだ。残念。

【JRA所属馬】
ヴァーミリアン、ブルーコンコルド、サンライズバッカス、メイショウトウコンら実績馬不在。その分、フレッシュなメンバー構成となった。

スウィフトカレント(栗東)はここが初ダート。厩舎が厩舎だけに芝で頭打ち→ダート転向は予定の行動か(昨年来、交流Gに登録し続けてきていた)。秋天2着の実績は認めても初ダートでは大幅な割引が必要。人気に見合った着順になれるかどうか。著しく人気がない際のヒモという評価で十分な印象だが、武豊騎乗予定。

ボンネビルレコード(美浦)はかしわ記念でブルーコンコルド、ワイルドワンダーを子供扱いにし、Jpn1通算2勝目。ここは連覇の期待がかかる。的場文男との相性は抜群で、鞍上が的場である限り、Jpn1でさえ常に好勝負する可能性が高いという評価で良いだろう。実は帝王賞史上、連覇を達成した馬はただの1頭もいない(チャンピオンスターが最初の優勝から2年空けて不死鳥の如く蘇って2勝目を上げた事例はある)。史上初の勲章をものにするか。

ヤマトマリオン(栗東)は前走の東海Sで驚きの優勝。実にフローラSから2年が経過していた久しぶりの勝利。前走も相手は揃っていたが、今回もかなりのメンバーでここが試金石となりそうだが、東海Sが現在の開催時期となってから牝馬が制した事例はわずかに1例。それが帝王賞馬ファストフレンドだったということから一概に軽視するのもどうか。

ワンダースピード(栗東)は東海S4着。前走こそ人気を裏切ったが、昨春くらいからジワジワ実力をつけて近走の走りは安定している。小牧太が主戦騎手のせいか人気よりも着順が上回るケースが多いおいしい馬。Jpn1制覇の絶好の好機。

オフィサー(栗東)は近走イマイチ。ここが1,400のレースなら重い印がつくかもしれないが、ここは2,000。距離適性範囲外。

【他地区所属馬】
Jpn1でははっきりと勝負になりそうにない馬が多い他地区所属馬だが、今年出走を予定している3頭は既に実績十分。上位食い込みは大いに警戒したい。

アルドラゴン(兵庫)は東海S7着。古巣JRA参戦でも大きくは崩れなかった。兵庫転厩後、全くの横綱相撲が続いているが積極的に外にも打って出ている姿勢は好感が持てる。4走前の名古屋大賞典ではメイショウトウコンと接戦。さすがにここは相手が強くなったが、安定した先行力は魅力。

チャンストウライ(兵庫)はアンタレスS5着。今春は芝への挑戦もあったが、やはり走り慣れたダートなら十分全国区の実力馬だ。昨年の帝王賞は鋭く差を詰めて4着。2,000は佐賀記念レコード勝ちで適性十分。今年のメンバーならあっと言わせてもおかしくない。アルドラゴンとともに秋の地元JBCを大いに盛り上げたい。

マルヨフェニックス(笠松)は今年順調さを欠いている。大井コースでは黒潮盃勝ちがあるようにコース適性十分。順調に使われていれば惑星の資格は十分にあったが、仕上がり次第か。メンバー強化。

【南関東所属馬】
若き王者フリオーソだけでも十分だが、新星コウエイノホシ、実力馬ルースリンドを揃えるベストメンバー。帝王賞のタイトルはJRA、他地区には渡さない。

コウエイノホシ(川崎)は大井記念で重賞初制覇。JRA所属時、準OPでもそこそこ素質を見せていた馬で、それが南関転厩で一気に花が開いた印象だ。ここは一線級相手でいよいよ真価が問われるが、ここを勝つようならまさに“公営の星”と呼べる存在になろう。注目。

ショーターザトッシ(大井)は少しずつ調子を上げているようだが、過去の戦績から交流Gで通用する根拠に乏しい。追走に苦しみそうだ。

フリオーソ(船橋)はダイオライト記念1着から中間一頓挫があり、かしわ記念を回避。ここはぶっつけとなる。そのダイオライト記念が圧巻でボンネビルレコード、サカラートらを全くの子供扱いにして見せ、改めて地元南関で走る限り連対を外すことはないと思わせる高性能ぶりを披露した。昨秋からの一連のJpn1路線で目の上のタンコブだったヴァーミリアン不在の今回は実力を見せ付けたいところ。仕上がっていれば負けられない一戦か。

マズルブラスト(船橋)は隅田川OPで1年ぶりの勝利。気性面に弱点があり、レースを放り投げて大敗することもあるが、持っている能力はさすがに社台ファーム生産馬だけあってそれなりのものは持っている。ただ、過去の交流実績が示すように自分のペースを乱されるとあっさりと土俵を割る脆さも有している。

ルースリンド(船橋)は大井記念2着。新星コウエイノホシにあっさりとタイトルを渡してしまったが、当時は背負っている斤量に差があった。昨秋のJBCクラシック、東京大賞典の内容から持っている実力は十分に交流G級。上位争い。

ウルフボーイ(川崎)は京成盃GM4着。JRAからの転厩2戦目でとりあえず光明が見えた感じのレース内容。ただ、前走よりもここは相手が格段に厳しくなり、苦戦は免れそうもない。
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