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【人気薄好走馬】
過去11回、単勝10番人気以下の3着以内好走馬は次のとおり。

2000年2着ドラールアラビアン(13番人気、複勝1,370円)
2000年3着ザフォリア(15番人気、複勝2,330円)

基本的に「帝王」の名の通り、ダートの帝王たちが目一杯の競馬をする舞台であり、超人気薄が介入する機会は多くないと考えた方が良い。

前記2頭の激走については前記事で書いたので割愛。

【上半期他G1との関連性】
帝王賞前に行われるダートG1、Jpn1は川崎記念、フェブラリーS、かしわ記念の3レース。これらのレースの勝ち馬の帝王賞成績は次のとおり。なお、かしわ記念は2005年からG1(のちJpn1)に昇格。

川崎記念(3-0-0-2)
1998年アブクマポーロ、2005年タイムパラドックス、2006年アジュディミツオーが優勝。最低がインテリパワー、リージェントブラフの4着と出て来ればまずまず信頼に値するが、今年の優勝馬フィールドルージュ不在。

フェブラリーS(2-1-1-3)
勝ったのは1999年メイセイオペラ、2004年アドマイヤドン。カネヒキリ2着、サンライズバッカス3着と力を見せているが、ゴールドアリュール11着(喉鳴りだが)など大敗する馬も目立つ。今年は王者ヴァーミリアンが休養に入ってしまい不在。

かしわ記念(2-4-1-2)
優勝は1998年アブクマポーロ、2006年アジュディミツオー。2着にサプライズパワー、ナイキアディライト、ストロングブラッド、ブルーコンコルド。3着にバトルライン。G2、G3時代からかしわ記念ステップの優勝馬は好走例が多く、現在、かしわ記念の勝ち馬は4年連続で帝王賞連対中。ボンネビルレコードの好走条件は揃った?

【前年東京大賞典上位馬の帝王賞成績】
大井競馬場が誇る2大レース帝王賞、東京大賞典。前者に3歳馬が出走出来ないというだけで、施行条件は大井ダ2,000で共通している。前年の東京大賞典5着以内馬が翌年の帝王賞に出走してきた場合の成績は次のようになっている(データは東京大賞典が大井ダ2,000に変更された1998年の翌年(1999年)の帝王賞から)。

1998年東京大賞典
1着アブクマポーロ→不出走
2着メイセイオペラ→1着
3着コンサートボーイ→不出走
4着エムアイブラン→10着
5着グルメフロンティア→不出走

1999年東京大賞典
1着ワールドクリーク→不出走
2着ファストフレンド→1着
3着マキバスナイパー→7着
4着ゴールドヘッド→9着
5着ザフォリア→3着

2000年東京大賞典
1着ファストフレンド→11着
2着レギュラーメンバー→不出走
3着アローセプテンバー→不出走
4着オペラハット→不出走
5着イナリコンコルド→13着

2001年東京大賞典
1着トーホウエンペラー→5着
2着リージェントブラフ→4着
3着トーシンブリザード→8着
4着ドラールアラビアン→10着
5着ムガムチュウ→不出走

2002年東京大賞典
1着ゴールドアリュール→11着
2着ビワシンセイキ→2着
3着リージェントブラフ→3着
4着ネームヴァリュー→1着
5着ベルモントアクター→4着

2003年東京大賞典
1着スターキングマン→6着
2着コアレスハンター→取消
3着ビワシンセイキ→不出走
4着デンゲキヒーロー→不出走
5着アオバコリン→不出走

2004年東京大賞典
1着アジュディミツオー→不出走
2着ユートピア→4着
3着クーリンガー→5着
4着タイムパラドックス→1着
5着トーシンブリザード→8着

2005年東京大賞典
1着アジュディミツオー→1着
2着シーキングザダイヤ→不出走
3着タイムパラドックス→4着
4着ベラージオ→不出走
5着ユートピア→不出走

2006年東京大賞典
1着ブルーコンコルド→2着
2着クーリンガー→不出走
3着シーキングザダイヤ→5着
4着カフェオリンポス→不出走
5着アジュディミツオー→不出走

2007年東京大賞典
1着ヴァーミリアン→不出走
2着フリオーソ→?
3着メイショウトウコン→不出走
4着ルースリンド→?
5着ブルーコンコルド→不出走

1着馬(1-1-0-4)
東京大賞典→翌年の帝王賞をどちらも勝ったのはアジュディミツオーのみ。どちらも連対したのも昨年のブルーコンコルドが加わるのみ。翌年の帝王賞で人気になってどこにもいなくなるというケースが多発だが、今年はヴァーミリアン不在。

2着馬(2-1-0-2)
最低がリージェントブラフ、ユートピアの4着となかなか良い。フリオーソには好都合なデータ。

3着馬(0-0-1-5)
翌年の帝王賞でも好走したのはリージェントブラフだけ。昨年の東京大賞典3着だったメイショウトウコンは春以降大きく調子を崩してここは不出走。

4着馬(2-0-0-3)
前年の東京大賞典4着から2頭の優勝馬が誕生。大きく負けるケースもあるが、一発に賭けてみるのも一興か。

5着馬(0-0-1-3)
好走したのはザフォリアのみ。昨年の東京大賞典5着ブルーコンコルドは一足早く休養に入った。

ダートのトップホースは「突如下降線に入る」馬が結構な数、見受けられる。1度調子を崩すとなかなか戻らないばかりか、そのまま引退ロードへ直行してしまう馬もいる。この落ちるタイミングをしっかりと捉えることが出来ればおいしい馬券にありつけそうだが、そのタイミングが分かりにくいことこの上ない。近年ではゴールドアリュールが結果として引退レースとなった帝王賞でいきなり崩れたが、その前走はアンタレスS圧勝だった。

前年の大賞典からわずか半年の期間しか経過していないが、帝王賞では前年大賞典の結果は参考程度に捉えた方が良いのかも知れない。
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