6月29日(日)、阪神競馬場で行われる第49回宝塚記念

春シーズンのJRAのG1、Jpn1競走の総決算となるが、今年は春天、安田優勝馬がともにここを回避したため、史上最高のメンバーと言われた昨年と比べて寂しいメンバーになりそうだ。それでも春天で復活気配を見せたメイショウサムソン始め、まずまずのメンバーが揃った。


アサカディフィートは金鯱賞10着。主に活躍するのが秋から冬場であり、暑くなってくるとパフォーマンスが落ちる傾向にある。G1競走挑戦はこれが生涯3度目とフレッシュだが・・・。最初に宝塚に挑戦したのは実に5年前だ。

アサクサキングスは春天3着。今年になってから大崩れしないのはさすが菊花賞馬だが、突き抜けるだけの脚は見せることが出来ていない。距離面ではこれくらいが本質的には向いていそうで前進あるか。

アドマイヤオーラはドバイ帰りの前走金鯱賞が1番人気を裏切る6着。叩かれてどこまで上積みがあるか。2,200は京都記念で素晴らしい末脚を見せた得意距離。

アドマイヤフジは春天5着。今年の中山金杯でこれまでよりも早めに展開する新境地を見せたが、その後はそこそこの競馬が続いている。昨年は直線勝負に徹して4着入線。距離は向いている。

アルナスラインは目黒記念2着。ホクトスルタンの軽快な逃げ脚を捕まえることが出来なかったが、自身、本当に力をつけていることを証明するレースぶりだった。昨年来、実に安定したレースぶりで能力的にはアサクサキングスとは遜色なし。初の古馬G1だが一気に戴冠なるか。

インティライミは金鯱賞7着。昨秋、朝日CC→京都大賞典と連勝した頃の出来にはまだないようだ。昨年のこのレースは7着。「ディープインパクトの2着」が主な戦績になりそうな気配。

エアシェイディは安田記念4着。休み明けだったが、後方からよく差を詰めてきていた。マイルが主な活躍の舞台だがAJCCを制しているように2,200は守備範囲内。近走崩れておらず、人気薄になるようなら。

エイシンデピュティは近走安定しており、力をつけた所を十分に見せている。今年の春の一つのトレンドだったフレンチデピュティ。春の締め括りもフレンチか。

カワカミプリンセスは長期休養明けだった金鯱賞を3着と好発進。昨年の宝塚記念では4角先頭の積極策を見せ、ウオッカをねじ伏せた。調子を取り戻していれば牡馬G1級とも互角に戦える素質馬。

カンパニーは安田記念を回避したのがどう影響するか。横山典弘に乗り替わって以来、先行して押し切る新境地を切り開いた。一昨年の宝塚記念はディープインパクトの5着。力が足りない訳はないし、距離適性も十分。

サクラメガワンダーは金鯱賞4着。最近はOP特別が主な活躍の舞台となっているが、重賞でもそこそこ上位に来る力は持っている。親仔2代制覇達成はそれほど甘くないが、今年の出走馬中、その資格があるのは彼だけだ。

ドリームパスポートは春天9着。昨秋のJCで復帰して以来、休みなく使われ上積みが薄そうだ。それまでほとんど着外のなかった馬が6走連続で馬券の対象になっていない。

フォルテベリーニは目黒記念4着。血統の字面以上に距離は長い方が良いようで、特にゆっくり流れる2,400から2,500くらいがベストか。力をつけていることは認めるが、G1級という雰囲気は感じない。

メイショウサムソンは春天2着で復調気配。昨年のこのレースでは後方から徐々に進出し、アドマイヤムーンには屈したものの、非常に内容の濃い2着だった。例年通りだと秋シーズンはパフォーマンスを落とすため、ここは取りこぼしなく行きたいところ。

ロックドゥカンブは目黒記念3着。大崩れなく着順をまとめてくるのはさすがだが、最後伸び切れなかったのは休み明けの分か。海外遠征を控えて国内でいい競馬を見せておきたいところ。
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